JPS63219966A - 回転軸周りのシ−ル装置 - Google Patents

回転軸周りのシ−ル装置

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Publication number
JPS63219966A
JPS63219966A JP62051123A JP5112387A JPS63219966A JP S63219966 A JPS63219966 A JP S63219966A JP 62051123 A JP62051123 A JP 62051123A JP 5112387 A JP5112387 A JP 5112387A JP S63219966 A JPS63219966 A JP S63219966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
face
seal
groove
seal plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62051123A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Hayashi
信之 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Okuma Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Okuma Industrial Co Ltd filed Critical Asahi Okuma Industrial Co Ltd
Priority to JP62051123A priority Critical patent/JPS63219966A/ja
Publication of JPS63219966A publication Critical patent/JPS63219966A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、エアーモータ等の回転軸とケーシングの間の
隙間を封止し、軸受等を損傷させる雰囲気の外気がケー
シング内に侵入したり、逆に、潤滑油ミストを含むケー
シング内の空気が外部へ漏出したりするのを阻止する回
転軸周りのシール装置に関する。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点例えば、
ベル型等の回転電極式静電塗装機では、回転電極を高速
駆動するのにエアーモータが使用されており、このエア
ーモータの出力軸の周りからケーシング内に溶剤を含ん
だ雰囲気の塗装ブース内の空気が侵入して潤滑油が切れ
ることにより軸受が焼付くのを防止するために、従来は
、出力軸とケーシングの間に、狭い屈曲した間隙を生じ
させて空気の流過抵抗を大きくしたラビリンスシールや
、出力軸の外周にその回転により外気の進入を阻止する
方向の気流を生じさせるねじ溝を形成したグルービーシ
ール等が設けられているが、これらのシールは、出力軸
の回転時にシール効果が高くなっていて、停止時にはそ
の効果が低いため、塗装機の停止時にエアー吹きを行な
って付着塗料を吹き飛ばす際に、塗料や溶剤を含んだ高
圧の空気が、これらのシールを通ってケーシング内に流
入し、軸受等を傷め易い欠点があった。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するための手段として、本発明の回
転軸周りのシール装置は、ケーシング内に回転自由に、
かつ、軸方向の移動不能に支持した回転軸の周りにおい
て前記ケーシングの内周面に環形の凹所を形成し、該凹
所内に、前記回転軸に内周部が固定され、外周部が、常
には、前記凹所の軸方向の端面から′ls間し5両側の
面に作用する圧力の差によりわん曲して前記端面に接触
する弾性材料からなる環形のシール板を配置した構成と
した。
発明の作用及び効果 本発明は上記構成になり、回転軸の停止中に、外気の圧
力がケーシング内より高くなったり、あるいは逆に、ケ
ーシング内の圧力が外気より高くなると、回転軸に内周
部を固定した環形のシール板が両側の面に作用する圧力
の差によって弾性変形によりわん曲して、その外周部が
ケーシングの凹所の軸方向の端面に接触することにより
1回転軸とケーシングの間の隙間が封止され、軸受等を
損傷させる外気がケーシング内に侵入したり、逆に、潤
滑油ミストを含むケーシング内の空気が外部へ漏出した
りするのが阻止され、軸受等が損傷するのを確実に防止
でき、また、シール板は常には外周部が凹所の端面から
離間しているがら、出力軸の回転中にシール板が凹所の
端面に接触することなく回転するとともに、この回転中
に外気またはケーシング内が高圧となっても、シール板
には遠心力により外周部が外側に拡がろうとする力が作
用してわん曲しにくくなっていることから、凹所の端面
に接触するのが回避され、回転中にシール板が凹所の端
面との接触抵抗による摩擦熱で焼損するのを防止し得る
効果がある。
実施例 以下1本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
第1図において、1は、本実施例を適用した回転電極式
静電塗装機であって、筒形のケーシング2の中心孔3内
に一方向に高速回転するエアーモータの出力軸5が嵌装
されて、その先端にベル形の回転電極6が取付けられ1
回転電極6の内周面に供給した塗料を遠心力及び静電吸
引力により先端縁から霧状にして放出するようになって
いる。
続いて、出力軸5の先端部とケーシング2の間のシール
構造を説明すると、ケーシング2の前端面に固定したシ
ールプレート8の前面に形成された環形の凹部9内に、
出力軸5に嵌着したシールリング10の背面に形成され
た環形の凸部11が小さい間隙をあけて嵌合されて、狭
い屈曲した間隙からなるラビリンスシール12が構成さ
れているとともに、出力軸5の雄ねじ14に螺着した雌
ねじ体15の外周に出力軸5の回転により前方へ進む方
向のねじ溝16が形成され、その外周にシールプレート
8の前面に固定したカバー17の開口が小さい間隙をあ
けて嵌まってグルービーシール18が構成されている。
そして、上記したカバー17の内側には、環形の溝20
が周設されているとともに、出力軸5の前記したシール
リング10の前面に1合成樹脂からなる薄い円板状のシ
ール板21が嵌められ、雌ねじ体15のねじ込みにより
、シールリング10をボールベアリング23の内輪に押
し付けて、シール板21の内周部をシールリング10と
雌ねじ体15の間で挟み付けることによって出力軸5に
固定され、このシール板21の外周部が、溝20の後面
側の端面から離間した状態で溝20内に臨んでいる。
本実施例はこのような構造になり、塗装機1が運転中で
出力軸5が回転している間は、ラビリンスシール12の
部分で、ケーシング2内に入り込む空気の流過抵抗が大
きくなっているとともに、グルービーシール18の部分
で、カバー17と雌ねじ体15の間隙を内側から外側へ
流れる気流が生じて、外気がカバー17内さらにはケー
シング2内に侵入するのが阻止され、この間、シール板
21は、その外周部が溝20の端面から離間した状態で
回転し、また、シール板21の前面に高圧が作用した場
合には、シール板21には遠心力により外周部が外側へ
拡がろうとする力が作用してわん曲しにくくなっていて
、溝20の端面に接触するのが回避され、接触抵抗によ
る摩擦熱で焼損するおそれがなく、一方、塗装機1を停
止して付着した塗料を吹き飛ばすためにエアー吹きを行
なった際、塗料や溶剤を含んだ高圧の空気がカバー17
と雌ねじ体15の間を通ってシール板21の前面に入り
込むと、背面側との圧力の差によって、第2図の実線に
示ように、シール板21の外周部が弾性変形により背面
側にわん曲して溝20の端面に接触し、これにより、回
転軸5の停止中においても外気がシール板21の背面側
に入り込むのが阻止されて、ボールベアリング23のグ
リースが塗料や溶剤で溶かされるのが阻止される。
なお、第1図に示すように、カバー17の外周のシール
板21の背面側に逃し孔25を透設しておけば、シール
板21の背面側が高圧となった場合にも圧を逃がし、シ
ール板21の前面側に外気が侵入したときに、シール板
21の外周部が確実にわん曲してシールすることが可能
となり、また、シール板21の前面側に同様の逃し孔2
6を透設しておけば、シール板21の前面に溜った塗料
や溶剤を排出することができる。
また、上記実施例では、シール板21により外気がケー
シング2内に侵入するのを防止する場合を例示したので
あるが、シール板21の外周部の前面側に、シール板2
1の前面との間に間隙を有する突壁を周設しておけば、
逆に、シール板21の背面が高圧となった場合に、シー
ル板21の外周部が前面側にわん曲してその突壁に接触
することにより、潤滑油ミストを含むケーシング2内の
空気が外部へ漏出するのを阻止することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を適用した回転電極式外!塗
装機の断面図、第2図は本実施例に係る出力軸のシール
構造の拡大断面図である。 2:ケーシング 5:出力軸 17:カバー20:溝 
21:シール板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ケーシング内に回転自由に、かつ、軸方向の移動不能に
    支持した回転軸の周りにおいて前記ケーシングの内周面
    に環形の凹所を形成し、該凹所内に、前記回転軸に内周
    部が固定され、外周部が、常には、前記凹所の軸方向の
    端面から離間し、両側の面に作用する圧力の差によりわ
    ん曲して前記端面に接触する弾性材料からなる環形のシ
    ール板を配置したことを特徴とする回転軸周りのシール
    装置
JP62051123A 1987-03-05 1987-03-05 回転軸周りのシ−ル装置 Pending JPS63219966A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62051123A JPS63219966A (ja) 1987-03-05 1987-03-05 回転軸周りのシ−ル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62051123A JPS63219966A (ja) 1987-03-05 1987-03-05 回転軸周りのシ−ル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63219966A true JPS63219966A (ja) 1988-09-13

Family

ID=12878027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62051123A Pending JPS63219966A (ja) 1987-03-05 1987-03-05 回転軸周りのシ−ル装置

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JP (1) JPS63219966A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002284021A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Showa Corp 電動パワーステアリング装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56165723A (en) * 1980-05-26 1981-12-19 Nissan Motor Co Ltd Turbo-charger shaft sealing unit

Patent Citations (1)

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