JP2580692Y2 - 自動給水装置用制御装置 - Google Patents
自動給水装置用制御装置Info
- Publication number
- JP2580692Y2 JP2580692Y2 JP1992056452U JP5645292U JP2580692Y2 JP 2580692 Y2 JP2580692 Y2 JP 2580692Y2 JP 1992056452 U JP1992056452 U JP 1992056452U JP 5645292 U JP5645292 U JP 5645292U JP 2580692 Y2 JP2580692 Y2 JP 2580692Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- water supply
- control device
- automatic water
- radiator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、半導体スイッチを有す
る自動給水装置用制御装置に関する。
る自動給水装置用制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2台のポンプを交互または交互・並列運
転する従来の自動給水装置用制御装置においては、図2
(A)、(B)に例示するように2組の半導体スイッチ
a,bが、筐体cの裏面に配置された放熱器dに取付け
られていた。また、筐体aの内部には、半導体スイッチ
a,bの前側に設けられたプリント基板eの他に、漏電
遮断機f、電源変圧器g、端子台h,iなどが配設され
ていた。
転する従来の自動給水装置用制御装置においては、図2
(A)、(B)に例示するように2組の半導体スイッチ
a,bが、筐体cの裏面に配置された放熱器dに取付け
られていた。また、筐体aの内部には、半導体スイッチ
a,bの前側に設けられたプリント基板eの他に、漏電
遮断機f、電源変圧器g、端子台h,iなどが配設され
ていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来例においては
プリント基板eが邪魔になるので、半導体スイッチa,
b故障時における修理・交換等の保守作業が煩わしく、
これを改善しようとすれば筐体aが大型になってしま
う。また、半導体スイッチa,bを取付ける際には熱伝
導性を改善するため放熱器dとの間にシリコングリース
を塗布する必要もあるので、一方aまたはbだけの交換
を使用者に委ねたのでは信頼性が損なわれる恐れがあ
り、さりとて一方だけの故障の場合に両方a,bを放熱
器dと共に新品と交換するのでは価格的に不合理の謗り
を免れない。
プリント基板eが邪魔になるので、半導体スイッチa,
b故障時における修理・交換等の保守作業が煩わしく、
これを改善しようとすれば筐体aが大型になってしま
う。また、半導体スイッチa,bを取付ける際には熱伝
導性を改善するため放熱器dとの間にシリコングリース
を塗布する必要もあるので、一方aまたはbだけの交換
を使用者に委ねたのでは信頼性が損なわれる恐れがあ
り、さりとて一方だけの故障の場合に両方a,bを放熱
器dと共に新品と交換するのでは価格的に不合理の謗り
を免れない。
【0004】本考案は上述のような問題点を改善するた
めになされたもので、半導体スイッチの故障時における
処置が信頼性を損なわずに容易に行うことができ、かつ
筐体の小型化が可能な自動給水装置用制御装置を提供す
ることを目的とする。
めになされたもので、半導体スイッチの故障時における
処置が信頼性を損なわずに容易に行うことができ、かつ
筐体の小型化が可能な自動給水装置用制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、両側部に開口
を有した筐体を採用し、この筐体の両側部外側に、開口
を塞いで該筐体の両側壁を構成するよう、2つの放熱器
を外部より取り外し可能に取り付け、筐体の各開口から
筐体内部に臨む各放熱器の部分に、個別に半導体スイッ
チを支持させて筐体内に収容させ、半導体スイッチを、
筐体から取り外される放熱器と一緒に筐体内から該筐体
側部の開口を通じて外部へ引き出されるようにしたこと
にある。
を有した筐体を採用し、この筐体の両側部外側に、開口
を塞いで該筐体の両側壁を構成するよう、2つの放熱器
を外部より取り外し可能に取り付け、筐体の各開口から
筐体内部に臨む各放熱器の部分に、個別に半導体スイッ
チを支持させて筐体内に収容させ、半導体スイッチを、
筐体から取り外される放熱器と一緒に筐体内から該筐体
側部の開口を通じて外部へ引き出されるようにしたこと
にある。
【0006】
【作用】半導体スイッチの修理・交換等の保守作業を行
うときは、対象となる半導体スイッチを支持してある放
熱器を筐体から取り外して、対象となる半導体スイッチ
が放熱器と一緒に筐体内部から外部へ引き出す。そし
て、処置を終えた半導体スイッチを逆の作業で取り付け
れば、容易に保守が行われる。
うときは、対象となる半導体スイッチを支持してある放
熱器を筐体から取り外して、対象となる半導体スイッチ
が放熱器と一緒に筐体内部から外部へ引き出す。そし
て、処置を終えた半導体スイッチを逆の作業で取り付け
れば、容易に保守が行われる。
【0007】
【実施例】以下、本考案につき図1に示す一実施例を参
照しながら説明する。図1において、自動給水装置用制
御装置の筐体1は本体2および蓋体3を備えている。本
体2の両側部は開口していて、この開口を塞ぐようにそ
れぞれ放熱器4,5がねじ6等を介して着脱自在に取り
付けられている。このねじ止めにより、各放熱器4,5
が外部から取り外せるようにしてある。そして、取り付
けられた放熱器4,5が本体2の両側壁をなしている。
なお、放熱器4、5は外側に突出する放熱用フィン等を
有して熱伝導性に優れた適宜材料(例えばアルミニュウ
ム合金等)から形成されている。
照しながら説明する。図1において、自動給水装置用制
御装置の筐体1は本体2および蓋体3を備えている。本
体2の両側部は開口していて、この開口を塞ぐようにそ
れぞれ放熱器4,5がねじ6等を介して着脱自在に取り
付けられている。このねじ止めにより、各放熱器4,5
が外部から取り外せるようにしてある。そして、取り付
けられた放熱器4,5が本体2の両側壁をなしている。
なお、放熱器4、5は外側に突出する放熱用フィン等を
有して熱伝導性に優れた適宜材料(例えばアルミニュウ
ム合金等)から形成されている。
【0008】また、自動給水装置の2台のポンプ(図示
略)を個別に発停制御する2組の半導体スイッチ7,8
は、本体2の各開口から筐体内部に臨む各放熱器4、5
の部分に個別に支持され、筐体1内に収容してある。こ
の支持により、筐体1から放熱器4,5を取り外すと、
半導体スイッチ7、8が一緒に筐体1内から該筐体側部
の開口を通じて外部へ引き出されるようにしてある。な
お、筐体1にはその他の各種制御手段およびその補助手
段等が設けられているが、それらに関する説明は省略す
る。
略)を個別に発停制御する2組の半導体スイッチ7,8
は、本体2の各開口から筐体内部に臨む各放熱器4、5
の部分に個別に支持され、筐体1内に収容してある。こ
の支持により、筐体1から放熱器4,5を取り外すと、
半導体スイッチ7、8が一緒に筐体1内から該筐体側部
の開口を通じて外部へ引き出されるようにしてある。な
お、筐体1にはその他の各種制御手段およびその補助手
段等が設けられているが、それらに関する説明は省略す
る。
【0009】次に上記実施例の作用を説明する。自動給
水装置が正常な給水作用をなしている場合には、給水
量、したがってポンプ運転電流の多少に応じて半導体ス
イッチ7,8の温度も変動するが、発生熱量の大部分は
放熱器4,5を介して、その他は輻射および空気の対流
などにより外部に放散される。この場合、放熱器4,5
は半導体スイッチ7,8ごとに独立しているので、相互
間における熱交換は殆ど筐体1の内部空気に依存するの
みである。したがって、上記従来例におけるように2組
の半導体スイッチa,bを1つの放熱器dで支持する場
合と比較すれば、放熱器4,5の熱抵抗は従来例の50
%未満でよく、放熱器4,5を本体2の両側部に配し内
部空間の効率的活用を図ったことと相俟って、重量およ
びコストをそれぞれ低減できるとともに筐体1の小形化
が可能になる。
水装置が正常な給水作用をなしている場合には、給水
量、したがってポンプ運転電流の多少に応じて半導体ス
イッチ7,8の温度も変動するが、発生熱量の大部分は
放熱器4,5を介して、その他は輻射および空気の対流
などにより外部に放散される。この場合、放熱器4,5
は半導体スイッチ7,8ごとに独立しているので、相互
間における熱交換は殆ど筐体1の内部空気に依存するの
みである。したがって、上記従来例におけるように2組
の半導体スイッチa,bを1つの放熱器dで支持する場
合と比較すれば、放熱器4,5の熱抵抗は従来例の50
%未満でよく、放熱器4,5を本体2の両側部に配し内
部空間の効率的活用を図ったことと相俟って、重量およ
びコストをそれぞれ低減できるとともに筐体1の小形化
が可能になる。
【0010】また、半導体スイッチ7,8はねじ等6を
取外すことにより放熱器4,5と共に本体2から引出す
ことができ、さらに接続導線を外せば両者一体のままで
自由に移動することができる。したがって、故障時にお
ける半導体スイッチ7,8の修理ないしは新品との交換
などが極めて容易であり、放熱器4,5と半導体スイッ
チ7,8との間にシリコングリースを塗布する作業を使
用者側に委ねる必要もないから、煩わしさや信頼性に対
する危惧も払拭される。なお、本考案は上記実施例のみ
に限定されるものではなく、本考案の要旨とするところ
の範囲内で種々の変更ないし応用が可能である。
取外すことにより放熱器4,5と共に本体2から引出す
ことができ、さらに接続導線を外せば両者一体のままで
自由に移動することができる。したがって、故障時にお
ける半導体スイッチ7,8の修理ないしは新品との交換
などが極めて容易であり、放熱器4,5と半導体スイッ
チ7,8との間にシリコングリースを塗布する作業を使
用者側に委ねる必要もないから、煩わしさや信頼性に対
する危惧も払拭される。なお、本考案は上記実施例のみ
に限定されるものではなく、本考案の要旨とするところ
の範囲内で種々の変更ないし応用が可能である。
【0011】
【考案の効果】以上、説明したように本考案によれば、
筐体両側に個別に取り付けた放熱器を外部から取り外し
さえすれば、筐体内に収められていた半導体スイッチが
筐体内部から引き出されるので、半導体スイッチの故障
時における処置が信頼性の低下を伴うことなく容易に行
うことができる。しかも、外部に露出する放熱器によ
り、高い放熱効果がもたらせられるので、筐体の大型化
をもたらすようなことのない自動給水装置用制御装置を
提供することができる。
筐体両側に個別に取り付けた放熱器を外部から取り外し
さえすれば、筐体内に収められていた半導体スイッチが
筐体内部から引き出されるので、半導体スイッチの故障
時における処置が信頼性の低下を伴うことなく容易に行
うことができる。しかも、外部に露出する放熱器によ
り、高い放熱効果がもたらせられるので、筐体の大型化
をもたらすようなことのない自動給水装置用制御装置を
提供することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す切欠上面図。
【図2】(A)および(B)は従来例を示す切欠正面図
および切欠側面図。
および切欠側面図。
1…筐体、4,5…放熱器、7,8…半導体スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】 2台のポンプを個別に発停制御する2組
の半導体スイッチが設けられた筐体を有する自動給水装
置用制御装置において、前記筐体が両側部に開口を有して構成され、 この筐体の両側部外側に、前記開口を塞いで該筐体の両
側壁を構成するよう、2つの放熱器を外部より取り外し
可能に取り付け、 前記筐体の各開口から筐体内部に臨む前記各放熱器の部
分に、個別に前記半導体スイッチが支持されて前記筐体
内に収容されてなり 、前記半導体スイッチが前記筐体から取り外される放熱器
と一緒に前記筐体内から該筐体側部の開口を通じて外部
へ引き出されるように構成される ことを特徴とする自動
給水装置用制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992056452U JP2580692Y2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 自動給水装置用制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992056452U JP2580692Y2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 自動給水装置用制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0618692U JPH0618692U (ja) | 1994-03-11 |
JP2580692Y2 true JP2580692Y2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=13027502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992056452U Expired - Fee Related JP2580692Y2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 自動給水装置用制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580692Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5531378A (en) * | 1978-08-28 | 1980-03-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Color adjusting device |
JPS6127186Y2 (ja) * | 1981-05-28 | 1986-08-13 | ||
JPS62166690U (ja) * | 1986-04-11 | 1987-10-22 | ||
JPH04112601A (ja) * | 1990-08-31 | 1992-04-14 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | 電気車制御装置の冷却方法 |
-
1992
- 1992-08-11 JP JP1992056452U patent/JP2580692Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0618692U (ja) | 1994-03-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4063888B2 (ja) | 上流周波数変換器を備える電気モータ | |
JP2007211695A (ja) | 給水装置 | |
JP2580692Y2 (ja) | 自動給水装置用制御装置 | |
US5315477A (en) | Thermally efficient compact circuit breaker support and enclosure | |
JP3182681B2 (ja) | ペルチェ素子温水器 | |
WO2019107358A1 (ja) | 密閉型電子装置 | |
JP2000283504A (ja) | 空気調和機の室外機 | |
JPH01208626A (ja) | 空気調和機 | |
JPH10173371A (ja) | 電子機器の筐体構造 | |
JP2000252661A (ja) | ソリッドステートリレー及びそのソケット | |
JPH078086B2 (ja) | 配電盤の母線支持装置 | |
JP2006019711A (ja) | 電気接続箱 | |
KR100255175B1 (ko) | 전기자동차의 냉각장치 | |
CN213906067U (zh) | 一种用于余热发电垃圾焚烧炉的电气控制柜 | |
JP2003172555A (ja) | 除湿装置 | |
JPH0744912Y2 (ja) | 水回路を具備する器具の電装部品取付け構造 | |
JP3499339B2 (ja) | 制御盤 | |
JP2888009B2 (ja) | 湯沸器 | |
JPH09324983A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP4024099B2 (ja) | 系統連系発電装置 | |
JP4783272B2 (ja) | 半導体パッケージ | |
CN109906023A (zh) | 一种组合式电力调整器 | |
JPH05196301A (ja) | 電気加熱湯沸器 | |
EP1508003A1 (en) | Control arrangement for heating devices | |
JP2518106B2 (ja) | 装置収納筐体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |