JPH09324983A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH09324983A JPH09324983A JP14258396A JP14258396A JPH09324983A JP H09324983 A JPH09324983 A JP H09324983A JP 14258396 A JP14258396 A JP 14258396A JP 14258396 A JP14258396 A JP 14258396A JP H09324983 A JPH09324983 A JP H09324983A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power module
- side plate
- refrigerator
- heat
- inverter device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D29/00—Arrangement or mounting of control or safety devices
- F25D29/005—Mounting of control devices
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】インバータ装置内の発熱量の多いパワーモジュ
ール素子の放熱を、特に放熱器を付けずに行なうこと
で、安価でかつ収納スペースの小さいインバータ装置を
持つ冷蔵庫を提供する。 【解決手段】インバータ装置7内のパワーモジュール素
子8を、冷蔵庫の箱体を構成する金属板に熱伝達するよ
うに取り付ける。
ール素子の放熱を、特に放熱器を付けずに行なうこと
で、安価でかつ収納スペースの小さいインバータ装置を
持つ冷蔵庫を提供する。 【解決手段】インバータ装置7内のパワーモジュール素
子8を、冷蔵庫の箱体を構成する金属板に熱伝達するよ
うに取り付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の冷蔵庫の構造を図3、図
4を用いて説明する。図4で、1、2、3はそれぞれ、
冷蔵庫の箱体を構成する天板、側板、背板である。天板
1、側板2、および背板3は、冷蔵庫箱体の強度を保つ
ために通常、金属板から成っている。4は冷蔵庫の機械
室で、機械室4には圧縮機5、電気品収納ケース16が
設置されるようになっている。次に図3の機械室詳細図
で説明する。電気品収納ケース16には圧縮機5を速度
制御可能に駆動するためのインバータ装置17が収納さ
れている。インバータ装置17は多くの電子部品で構成
されているが、12はそれら電子部品を載せる基板で、
電子部品は通常、基板12にはんだ付けされている。8
はその一つであるパワーモジュール素子で、圧縮機駆動
用モータ(図示せず)への電流をオンオフさせるスイッ
チング素子が数個集まったものである。すなわち、イン
バータ制御は、パワーモジュール素子8を介して圧縮機
5の駆動用モータに電流を供給し実現される訳である。
パワーモジュール素子8は、一般に内部消費電力が大き
く、信頼性を向上させるには熱を外部に発散しなければ
ならないので放熱器9が接触して取付けられており、放
熱器9を経由してパワーモジュール素子8の発生した熱
は外気へ伝達している。尚、放熱器9は多数のフィン9
aを持つことで表面積を大きくして、主に電子部品と外
気との熱抵抗を小さくする部品である。
4を用いて説明する。図4で、1、2、3はそれぞれ、
冷蔵庫の箱体を構成する天板、側板、背板である。天板
1、側板2、および背板3は、冷蔵庫箱体の強度を保つ
ために通常、金属板から成っている。4は冷蔵庫の機械
室で、機械室4には圧縮機5、電気品収納ケース16が
設置されるようになっている。次に図3の機械室詳細図
で説明する。電気品収納ケース16には圧縮機5を速度
制御可能に駆動するためのインバータ装置17が収納さ
れている。インバータ装置17は多くの電子部品で構成
されているが、12はそれら電子部品を載せる基板で、
電子部品は通常、基板12にはんだ付けされている。8
はその一つであるパワーモジュール素子で、圧縮機駆動
用モータ(図示せず)への電流をオンオフさせるスイッ
チング素子が数個集まったものである。すなわち、イン
バータ制御は、パワーモジュール素子8を介して圧縮機
5の駆動用モータに電流を供給し実現される訳である。
パワーモジュール素子8は、一般に内部消費電力が大き
く、信頼性を向上させるには熱を外部に発散しなければ
ならないので放熱器9が接触して取付けられており、放
熱器9を経由してパワーモジュール素子8の発生した熱
は外気へ伝達している。尚、放熱器9は多数のフィン9
aを持つことで表面積を大きくして、主に電子部品と外
気との熱抵抗を小さくする部品である。
【0003】また、放熱面積をさらにかせぐために、放
熱器9を天板1、側板2、あるいは背板3に伝熱的に取
付けて、放熱効果を高めている例もある。
熱器9を天板1、側板2、あるいは背板3に伝熱的に取
付けて、放熱効果を高めている例もある。
【0004】この種の構造に関するものとしては、実開
昭62−93682号公報が挙げられる。
昭62−93682号公報が挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、パワーモ
ジュール素子と外気との間に放熱器を経由し熱伝達させ
ることで、内部消費電力が大きいパワーモジュール素子
の放熱を行なっている。この際、放熱器はその熱抵抗を
小さくする必要があることから表面積を大きくする必要
があり、放熱器の形状も必然的に大きくなる。したがっ
て、放熱器自体が高価となり、インバータ装置全体の原
価高につながるという欠点があった。
ジュール素子と外気との間に放熱器を経由し熱伝達させ
ることで、内部消費電力が大きいパワーモジュール素子
の放熱を行なっている。この際、放熱器はその熱抵抗を
小さくする必要があることから表面積を大きくする必要
があり、放熱器の形状も必然的に大きくなる。したがっ
て、放熱器自体が高価となり、インバータ装置全体の原
価高につながるという欠点があった。
【0006】また、放熱器の形状が大きいのでインバー
タ装置全体も当然大きくなり、インバータ装置を収納す
る電気品収納ケースの占有スペースも大きくなる。した
がって、電気品収納ケースの設置場所となっている機械
室もそれに合わせて大きくなり、その分、食品貯蔵室の
容量が減り冷蔵庫の内容積効率が小さくなってしまうと
いう欠点があった。
タ装置全体も当然大きくなり、インバータ装置を収納す
る電気品収納ケースの占有スペースも大きくなる。した
がって、電気品収納ケースの設置場所となっている機械
室もそれに合わせて大きくなり、その分、食品貯蔵室の
容量が減り冷蔵庫の内容積効率が小さくなってしまうと
いう欠点があった。
【0007】本発明の目的は、安価でかつ収納スペース
の小さいインバータ装置を持つ冷蔵庫を提供することに
ある。
の小さいインバータ装置を持つ冷蔵庫を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】目的を達成するために、
インバータ装置内のパワーモジュール素子を、冷蔵庫の
箱体を構成する金属板に熱伝達するように取り付けたも
のである。
インバータ装置内のパワーモジュール素子を、冷蔵庫の
箱体を構成する金属板に熱伝達するように取り付けたも
のである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図
1、図2を用いて説明する。図2は本発明の一実施例で
ある冷蔵庫の背面斜視図で、次に図1の本発明の一実施
例である冷蔵庫の機械室詳細図で説明する。電気品収納
ケース6には圧縮機5を速度制御可能に駆動するための
インバータ装置7が収納されている。インバータ装置7
は多くの電子部品で構成されているが、10はそれら電
子部品を載せる基板で、電子部品は通常、基板10には
んだ付けされている。8はそれら電子部品の一つである
パワーモジュール素子で、圧縮機駆動用モータ(図示せ
ず)への電流をオンオフさせるスイッチング素子が数個
集まったものである。すなわちインバータ制御は、パワ
ーモジュール素子8を介して圧縮機5の駆動用モータに
電流を供給し実現される訳である。尚、パワーモジュー
ル素子8は、一般に内部消費電力が大きく、信頼性を向
上させるには熱を外部に発散しなければならないもので
ある。ここで、パワーモジュール素子8はその片側表面
を側板2に面接触する位置にくるように基板10にはん
だ付けされている。パワーモジュール素子8と側板2と
の接触をより確かにする方法としては、例えば、図1に
示すようにねじ11を用いてパワーモジュール素子8と
側板2を固定すればよい。
1、図2を用いて説明する。図2は本発明の一実施例で
ある冷蔵庫の背面斜視図で、次に図1の本発明の一実施
例である冷蔵庫の機械室詳細図で説明する。電気品収納
ケース6には圧縮機5を速度制御可能に駆動するための
インバータ装置7が収納されている。インバータ装置7
は多くの電子部品で構成されているが、10はそれら電
子部品を載せる基板で、電子部品は通常、基板10には
んだ付けされている。8はそれら電子部品の一つである
パワーモジュール素子で、圧縮機駆動用モータ(図示せ
ず)への電流をオンオフさせるスイッチング素子が数個
集まったものである。すなわちインバータ制御は、パワ
ーモジュール素子8を介して圧縮機5の駆動用モータに
電流を供給し実現される訳である。尚、パワーモジュー
ル素子8は、一般に内部消費電力が大きく、信頼性を向
上させるには熱を外部に発散しなければならないもので
ある。ここで、パワーモジュール素子8はその片側表面
を側板2に面接触する位置にくるように基板10にはん
だ付けされている。パワーモジュール素子8と側板2と
の接触をより確かにする方法としては、例えば、図1に
示すようにねじ11を用いてパワーモジュール素子8と
側板2を固定すればよい。
【0010】この構成で、パワーモジュール素子8と側
板2は伝熱的に接触しているので、圧縮機5の運転中に
パワーモジュール素子8内部に発生した熱量は側板2に
充分熱伝達する。また側板2は縦約1700mm横約50
0mm属板で、表面積が大きく熱伝導率も大きいものであ
る。さらに側板2は、冷蔵庫使用時は外気に触れてい
る。よって、側板2は放熱器としての役目を果たし、パ
ワーモジュール素子8内部に発生した熱量を外気へ伝達
することができる。したがって、従来必要であった放熱
器を除去できるので、インバータ装置7は部品点数が減
り原価低減になる。
板2は伝熱的に接触しているので、圧縮機5の運転中に
パワーモジュール素子8内部に発生した熱量は側板2に
充分熱伝達する。また側板2は縦約1700mm横約50
0mm属板で、表面積が大きく熱伝導率も大きいものであ
る。さらに側板2は、冷蔵庫使用時は外気に触れてい
る。よって、側板2は放熱器としての役目を果たし、パ
ワーモジュール素子8内部に発生した熱量を外気へ伝達
することができる。したがって、従来必要であった放熱
器を除去できるので、インバータ装置7は部品点数が減
り原価低減になる。
【0011】また、形状の大きかった放熱器が不要にな
ることで、インバータ装置7全体も小さくなり、インバ
ータ装置7を収納する電気品収納ケース6の占有スペー
スも小さくなる。したがって、電気品収納ケース6の設
置場所となっている機械室4もそれに合わせて小さくな
り、その分、食品貯蔵室の容量が減り冷蔵庫の内容積効
率を大きくすることができる。
ることで、インバータ装置7全体も小さくなり、インバ
ータ装置7を収納する電気品収納ケース6の占有スペー
スも小さくなる。したがって、電気品収納ケース6の設
置場所となっている機械室4もそれに合わせて小さくな
り、その分、食品貯蔵室の容量が減り冷蔵庫の内容積効
率を大きくすることができる。
【0012】尚、上述した実施例はパワーモジュール素
子8を側板2に接触させ熱伝達させた場合であるが、側
板2の代わりに天板1、または背板3を利用してもよ
い。
子8を側板2に接触させ熱伝達させた場合であるが、側
板2の代わりに天板1、または背板3を利用してもよ
い。
【0013】また、パワーモジュール素子8に限らず、
発熱量の多い電子部品であれば何でも側板2に取付ける
ことで、同様の効果が得られる。
発熱量の多い電子部品であれば何でも側板2に取付ける
ことで、同様の効果が得られる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、従来必要であった放熱器を除
去できるので、安価でかつ収納スペースの小さいインバ
ータ装置を持つ冷蔵庫を提供できる。
去できるので、安価でかつ収納スペースの小さいインバ
ータ装置を持つ冷蔵庫を提供できる。
【図1】本発明の一実施例を示す要部の説明図。
【図2】本発明の一実施例を示す冷蔵庫背面の斜視図。
【図3】従来の構造を備えた要部の説明図。
【図4】従来の構造を備えた冷蔵庫背面の斜視図。
1…天板、 2…側板、 3…背板、 4…機械室、 5…圧縮機、 6…電気品収納ケース、 7…インバータ装置、 8…パワーモジュール素子、 9…放熱器、 9a…フィン、 10…基板、 11…ねじ、 12…基板、 16…電気品収納ケース、 17…インバータ装置。
Claims (2)
- 【請求項1】圧縮機、蒸発器を含む冷凍サイクルを有
し、前記圧縮機駆動用モータをインバータ装置により速
度制御可能に運転するようにした冷蔵庫において、前記
インバータ装置内の電子部品を、前記冷蔵庫の箱体を構
成する金属板に熱伝達するように取り付けたこと特徴と
する冷蔵庫。 - 【請求項2】インバータ制御を行なう際、前記圧縮機駆
動用モータへの電流をオンオフさせるスイッチング素子
の集合体であるパワーモジュール素子を、前記冷蔵庫の
箱体を構成する前記金属板に熱伝達するように取り付け
た請求項1に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14258396A JPH09324983A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14258396A JPH09324983A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09324983A true JPH09324983A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15318692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14258396A Pending JPH09324983A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09324983A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7159411B2 (en) | 2003-05-09 | 2007-01-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Refrigerator |
KR100804957B1 (ko) * | 2007-04-19 | 2008-02-20 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 냉장고 압축기용 인버터의 케이스 |
KR100804956B1 (ko) * | 2007-04-19 | 2008-02-20 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 냉장고 압축기용 인버터의 방열 케이스 |
JP2008039232A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
-
1996
- 1996-06-05 JP JP14258396A patent/JPH09324983A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7159411B2 (en) | 2003-05-09 | 2007-01-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Refrigerator |
JP2008039232A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
JP4587398B2 (ja) * | 2006-08-03 | 2010-11-24 | シャープ株式会社 | 冷蔵庫 |
KR100804957B1 (ko) * | 2007-04-19 | 2008-02-20 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 냉장고 압축기용 인버터의 케이스 |
KR100804956B1 (ko) * | 2007-04-19 | 2008-02-20 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 냉장고 압축기용 인버터의 방열 케이스 |
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