JP2580593Y2 - 基板研磨装置 - Google Patents

基板研磨装置

Info

Publication number
JP2580593Y2
JP2580593Y2 JP5078591U JP5078591U JP2580593Y2 JP 2580593 Y2 JP2580593 Y2 JP 2580593Y2 JP 5078591 U JP5078591 U JP 5078591U JP 5078591 U JP5078591 U JP 5078591U JP 2580593 Y2 JP2580593 Y2 JP 2580593Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
polishing
pigment
substrate table
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5078591U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04135701U (ja
Inventor
宏仁 佐合
勝彦 工藤
和志 川上
伊佐男 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Tazmo Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Tazmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd, Tazmo Co Ltd filed Critical Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Priority to JP5078591U priority Critical patent/JP2580593Y2/ja
Publication of JPH04135701U publication Critical patent/JPH04135701U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2580593Y2 publication Critical patent/JP2580593Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は基板研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス基板にフォトレジスト法にて光の
3原色たる赤、緑、青の膜を形成して、カラーフィルタ
を製造する技術がある。
【0003】図4(a)〜(d)は従来のカラーフィル
タの製造方法を示す図であり、清浄な基板100の上に
先ず赤色顔料101が塗布され、(図4(a))、フォト
マスキング法により必要部分のみ赤色顔料101が残さ
れる(図4(b))。
【0004】次に、緑色顔料102が塗され(図4
(c))、同様に必要部分のみ緑色顔料102が残される
(図4(d))。図示せぬが、更に青色顔料が塗られる如
くして、基板100上に3原色が塗り分けられる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】図5は図4(b)の拡
大図であり、赤色顔料101は余分箇所は除去される
が、図5に破線で示す通り、いくらかは残ったままとな
る。
【0006】この残余顔料101aの上に次の緑色顔料
102が塗されると、緑色に赤色が微量ではあるが、
重なることになり、具合が悪い。更に、青色顔料は残余
赤色顔料及び残余緑色顔料に重ねられることになり、益
々具合が悪いので、残余顔料を強制除去する必要があ
る。また、顔料を除去する時に研磨部材を使用して研磨
し、洗浄時に基板を回転させることが考えられるが、基
板を載置する基板テーブルの大きさを基板程度にする
と、基板テーブルを高速回転させるモータに負荷がかか
る。
【0007】
【課題を解決する手段】上記不具合点を解消すべく本考
案は、研磨部材で基板上の残余顔料を強制除去すること
を主眼に、ベースに回転自在に支承された回転筒と、こ
の回転筒内側にに上から差し込まれ基板を吸着保持する
ものであって回転筒と接離可能とされた基板テーブル
と、前記回転筒の外側に一体的に取り付けられるプレー
トと、このプレートに回転テーブルに載置された基板の
オーバーハングした部分を支持すべく前記プレートにそ
の上端が基板テーブルの上面と同一のレベルとなるよう
に設けられた基板支持ピン群と、基板の上面を磨く研磨
部材からなる基板研磨装置を提供するものである。
【0008】
【作用】研磨部材を基板上に作用する際に、基板は基板
テーブルのみならず、複数の支持ピンで均等に支持され
る。これにより、基板のオーバーハング部分は研磨部材
の押圧力により折れ曲がることなく研磨される。更に、
オーバーハング部分を基板支持ピンで支持することによ
り、例えば、基板テーブルの大きさを基板の半分の径、
面積を1/4にえることができる。このように基板に
対し、何ら悪影響を及ぼすことなく、基板上に残余顔料
を取り除き研磨することができる。
【0009】
【実施例】本考案の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本考案に係る基板研磨装置の断面図、図2は同平
面図である。
【0010】基板研磨装置1は、ベース2に回転自在に
支承されている回転筒3と、この回転筒4に上から差し
込まれ、回転筒の歯3aに噛合可能な歯4aを備え、基
板100を吸着保持する基板テーブル4と、前記回転筒
3の上部フランジ3bから張設されたプレート5に立設
された複数の基板支持ピン6…と、研磨部材としての研
磨ローラ7とからなる。
【0011】前記基板テーブル4は一定ストロークで昇
降し、図1は下限状態を示すので、上昇した場合には歯
3aと基板テーブルの歯4aが分離し、回転筒3と縁切
りされる。
【0012】前記基板支持ピン6…は先尖りピンであ
り、それらの頂点は下限位置における基板テーブル4の
上面レベルと同一レベルに設置されている。そして、図
2に示すように、基板支持ピン6…は基板テーブル4を
囲む如くに40個程度配置されている。
【0013】又、図中、8は基板100の払い出しピン
であり、90゜間隔で4箇所又は120°間隔で3箇所
設けられている。9はブレーキシリンダであり、ブレー
キ片10を適宜回転筒3の下部のV溝3cに進退せしめ
る。11は純水噴射ノズルである。このノズル11にて
基板裏面に水を供給し、遠心力で水を基板100の裏面
に沿って外側に移動せしめ基板エッジ部に廻り込んだ顔
料を除去する。
【0014】以上の構成からなる基板研磨装置の作用を
次に述べる。図3(a)〜(c)は作用図であり、図3
(a)において上限位置の基板テーブル4に吸着保持さ
れたところの基板100に、従来の技術の項で述べたの
と同様に赤色顔料が塗布され、フォトマスキング法にて
所定箇所以外の顔料はほとんど除去される。この際、基
板テーブル4及び回転筒3が回転せぬようにブレーキシ
リンダ9が進動している。
【0015】次に、基板テーブル4は下限位置まで下降
される。基板100は基板テーブル4のみならず、多数
の基板支持ピン6…で均等に支承される。そして、純水
を掛けながらスポンジローラ等の研磨ローラ7で基板1
00の上面を研磨することにより、基板100上の残余
顔料を除去する(図3(b))。
【0016】研磨ローラ7等を外し(図3(c))、ブ
レーキ片10を後退し、基板テーブル4及び回転筒3と
ともに基板100を回転して水切り及び乾燥を為す。ま
た、研磨ローラ7等を外し、ブレーキ片10をV溝3c
に後退せしめて基板テーブル4を上昇させ、回転筒3と
縁切りして基板100を高速回転して、水切り及び乾燥
を行ってもよい。
【0017】図3(a)に戻って次の緑色顔料の塗布を
開始する。
【0018】このように本実施例では、残余顔料を研磨
ローラ7で取り除くことを特徴とし、基板100が基板
テーブル4からオーバーハングした部分は基板支持ピン
群6…で受けているので、基板100は研磨ローラの押
力に十分に耐えることができ、有害なたわみや歪みや折
れ曲がりを生じない。即ち基板支持ピン6…を採用する
ことで、基板テーブル4は基板100の半分の径、1/
4の面積とすることが可能であり、基板テーブルを高速
回転させる場合にもモータに負荷がかからなくて済む。
【0019】尚、前記研磨部材7はスポンジローラの
他、スポンジのブロックでも差し支えない。
【0020】
【考案の効果】以上に述べた通り本考案は、基板の下面
を基板テーブルと複数の基板支持ピンで均等に支承させ
たので、基板のオーバーハング部が折れ曲がることがな
い。基板は研磨部材で十分に残余顔料を除去することが
でき、基板テーブルの面積を例えば1/4にすることで
基板テーブルの重量を抑えるので、高速回転時にもモー
タ等に負荷がかからない。
【0021】従って、カラーフィルタのフォトレジスト
スト工程において、顔料の重なりを無くすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る基板研磨装置の断面図
【図2】本考案に係る基板研磨装置の平面図
【図3】本考案に係る基板研磨装置の作用図
【図4】従来のカラーフィルタの製造方法を示す図
【図5】図4(b)の拡大図
【符号の説明】
1…基板研磨装置、2…ベース、3…回転筒、4…基板
テーブル、6…基板支持ピン、7…研磨部材、100…
基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 川上 和志 岡山県小田郡矢掛町東三成2397−1 (72)考案者 橋本 伊佐男 岡山県井原市大江町1648−3 審査官 森川 元嗣 (56)参考文献 特開 平1−206303(JP,A) 特開 平2−12103(JP,A) 特開 平2−287305(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B24B 41/06 G02B 5/20 101

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに回転自在に支承された回転筒
    と、この回転筒内側にに上から差し込まれ基板を吸着保
    持するものであって回転筒と接離可能とされた基板テー
    ブルと、前記回転筒の外側に一体的に取り付けられるプ
    レートと、このプレートに回転テーブルに載置された基
    板のオーバーハングした部分を支持すべく前記プレート
    にその上端が基板テーブルの上面と同一のレベルとなる
    ように設けられた基板支持ピン群と、基板の上面を磨く
    研磨部材とからなる基板研磨装置。
JP5078591U 1991-06-05 1991-06-05 基板研磨装置 Expired - Lifetime JP2580593Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5078591U JP2580593Y2 (ja) 1991-06-05 1991-06-05 基板研磨装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5078591U JP2580593Y2 (ja) 1991-06-05 1991-06-05 基板研磨装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04135701U JPH04135701U (ja) 1992-12-17
JP2580593Y2 true JP2580593Y2 (ja) 1998-09-10

Family

ID=31928050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5078591U Expired - Lifetime JP2580593Y2 (ja) 1991-06-05 1991-06-05 基板研磨装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2580593Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6101378B2 (ja) * 2011-03-25 2017-03-22 株式会社荏原製作所 研磨装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04135701U (ja) 1992-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5857898A (en) Method of and apparatus for dressing polishing cloth
JPS6053675B2 (ja) スピンコ−テイング方法
KR20060059827A (ko) 도포장치, 도포방법 및 피막형성장치
JP3611404B2 (ja) ポリッシング装置
JP2580593Y2 (ja) 基板研磨装置
DE10012150B4 (de) Drehwaschvorrichtung für Halbleiterscheiben
JP3912920B2 (ja) 現像装置
KR100283835B1 (ko) 레지스트도포장치및레지스트도포방법
JP2530243B2 (ja) ユニット移動式現像方法及びユニット移動式現像装置
JPH10244455A (ja) ガラス基板平滑化装置
EP0383356B1 (en) Method and apparatus for forming a coating of a viscous liquid on an object
JPH09260322A (ja) 洗浄装置
JP3109093B2 (ja) 陰極線管の製造方法及びその製造装置
US1908075A (en) Ornamentation
JP3583552B2 (ja) 処理装置及び処理方法
JP2793554B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPS6017321Y2 (ja) スクリ−ン印刷機における付着ペ−スト除去装置
JPH0713211Y2 (ja) スピンチャック洗浄機能付きレジスト塗布装置
KR100214541B1 (ko) 반도체 스테퍼장비의 웨이퍼 척 클리닝장치
KR200153782Y1 (ko) 패널의 연부 세정장치
JPS6218294Y2 (ja)
JP2510038B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPS6138181Y2 (ja)
JPH05177967A (ja) 印刷マスクのクリーニング方法
JPH05259051A (ja) 半導体基板のスピンコーティング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980616