JP2580203B2 - 粉粒体供給装置 - Google Patents

粉粒体供給装置

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JP2580203B2 JP62263484A JP26348487A JP2580203B2 JP 2580203 B2 JP2580203 B2 JP 2580203B2 JP 62263484 A JP62263484 A JP 62263484A JP 26348487 A JP26348487 A JP 26348487A JP 2580203 B2 JP2580203 B2 JP 2580203B2
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義則 加仲
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、薬品、染料等の粉粒体の供給量を精度良く
制御しつつ高速供給できる粉粒体供給装置に関するもの
である。
従来の技術 従来の粉粒体供給装置(A)は、その排出口に、ロー
タリーフィーダ又はスクリューフィーダを単体で設けて
いた。この一例として、スクリューフィーダを用いるも
の(特開昭61−18642)を、第9図に示し説明する。
図において、(1)は貯蔵槽で、流動性が高い粉粒体
のフラッシング(噴流状態)を防止するため、その下部
を3室(1a)(1b)(1c)に分け、各室の間に粉粒体経
路(2)(3)を上下に重ならないように設けている。
そして、第1室(1a)には開口(4)を有する笠状の荷
重支持体(5)、第2室(1b)には搬送翼(6)を設
け、第3室(1c)にはスクリューフィーダ(7)を取付
けている。
このような粉粒体供給装置(A)における供給流量調
整は、例えば駆動モータ(8)として使用するインダク
ションモータの極数切り換え等により、その回転数を粗
供給、微供給の2段に制御することにより行っている。
発明が解決しようとする問題点 上記駆動モータ(8)の回転数制御による流量切換え
の比率は、2:1〜3:1が限度であった。このため、定量供
給のため微調整しようとしても、精密な制御が出来なか
った。
なお、モータをインバータで回転数制御することも考
えられるが、微速回転させたとしても、排出の制御量
は、ロータリーフィーダの隣接する回転翼で囲まれた一
供給単位又はスクリューフィーダの排出口の大きさに対
応した量よりも小さくできない。
従って、従来は、計量精度を高めるため供給量を小さ
くするか、又は高速供給するため精度を低くするかの、
いずれかを選択をしなければならなかった。
問題点を解決するための手段 本発明が、供給精度と高速供給の要求を共に満足させ
るために提供する粒体供給装置は、 粉粒体の貯蔵槽と、 上部に、前記貯蔵槽の内部空間との仕切りとなり、一
部に粉粒体を通過させる開口を形成した隔壁を設け、下
部に、第1排出孔及び第2排出孔を形成した底板を設け
るとともに、前記貯蔵槽内に突出して粉粒体を水平方向
に攪拌する上羽根と、上記開口を通って隔壁と底板の間
に流下した粉粒体を上記第1及び第2の排出孔に向け水
平方向に搬送する下羽根を、上記隔壁を挟んで同軸に結
合させて設け、上記貯蔵槽の下方に該貯蔵槽を載せるよ
うに配置された縦型ロータリーフィーダと、 前記第1排出口から排出される粉粒体を搬送する微供
給用のスクリューフィーダと、 前記第2排出口から排出される粉粒体と、上記微供給
用のスクリューフィーダの排出口から排出される粉粒体
を合流させて排出する総合排出口とを具備し、 前記底板の第2排出孔を、上記隔壁の開口と上下に重
ならない位置に設けたことを特徴とする。
また、上記粉粒体供給装置の縦型スクリューフィーダ
と微供給用のスクリューフィーダの駆動は、各々、独立
した回転数制御型電動機により行なうことができる。
作用 上記構成において、粗供給は排出能力が大きい縦型ロ
ータリーフィーダから総合排出口に向けて行われ、微供
給は比較的小径のスクリューフィーダから総合排出口に
向けて行われる。さらに、両フィーダの回転駆動部は、
別個の回転数制御電動機で最適状態に制御される。これ
によって、粗供給と微供給の比率を実用上十分な10:1以
上に上げ、精密な応答制限を供給速度を向上しつつ可能
とする。
実施例 本発明を、第1図〜第8図に示す一実施例について説
明する。
本発明の粉粒体供給装置(B)の全体構成を示す第1
図において、(10)は粉粒体の貯蔵槽で、円筒状の上部
ケース(10a)と下部ケース(10b)を上下方向に重ねて
形成してある。
(11)は上記貯蔵槽(10)の下部開口に連結された縦
型ロータリーフィーダで、第2図及び第3図に示すよう
に、半円形の開口(12a)を有する隔壁(12)を挟んで
同軸に結合した放射状の上羽根(13)及び下羽根(14)
を有している。ここで、隔壁(12)は下部ケース(10
b)と、円筒状のフィーダケース(11a)との間に挟まれ
て固定され、貯蔵槽内の粉粒体の圧密が下羽根(14)に
大きな負荷をかけない圧力調整板として機能する。上羽
根(13)は、貯蔵槽内に突出して粉粒体を水平方向に攪
拌するもので、例えば、第4図及び第5図に示すよう
に、上方に笠状に突出した中心部(13a)から4枚の撹
拌翼を放射状に延ばしたものである。下羽根(14)は、
円筒状のフィーダケース(11a)内に収容され、例え
ば、第6図及び第7図に示すように中心部から8枚の搬
送翼を放射状に延ばしたものである。
(15)は、縦形ロータリーフィーダ(11)の底板(11
b)に設けた第1排出口であり、(16)は、この底板(1
1b)に上記開口(12a)と位置をずらして設けた粗供給
用の第2排出口である。このように位置をずらすのは、
フラッシングを防止するためであり、第1、第2の排出
口(15)(16)をともに、開口(12b)と位置がずれる
ようにしてもよく、この場合、隔壁(12)の取付け角度
を変更するか、或いは開口(12a)を小さくする。
(17)は上記第1排出口(15)に連結された微供給用
のスクリューフィーダで、第8図に示すように、スクリ
ュートラフ(17a)内にスクリュー(17b)を回転自在に
収容している。
(18)は縦形ロータリーフィーダ(11)を駆動する第
1の回転数制御型電動機で、笠歯車(18a)を介して、
上記上羽根(13)及び下羽根(14)を一体的に回転させ
る(19)はスクリューフィーダ(11)を駆動する第2の
回転数制御型電動機で、ベルト掛けされたプーリ(19
a)を介して、スクリューフィーダ(17)を回転させ
る。ここで、第1及び第2の回転数制御型電動機(18)
(19)には、例えばDCモータ或いはインバータモータ等
を使用する。このように、電動機を2個設けたのは制御
の容易化と低コスト化を図るためである。一つの電動機
で駆動すると、伝達機構が複雑になり制御が困難になる
と同時にコスト高となるのである。
(20)は総合排出口で、縦型ロータリーフィーダの第
2排出口(16)と、スクリューフィーダの排出口(17
c)とが、ここで合流する。この総合排出口(20)に
は、ゲート板(21)が開閉自在に設けてある。
次に、上記粉粒体供給装置(B)の動作を説明する。
供給開始時には、第1及び第2の回転数制御型電動機
(18)(19)を両方共回転させる。この粗供給の状態で
は、縦型ロータリーフィーダの第2排出口(16)からは
大量に、スクリューフィーダ(17)から少量の粉粒体が
排出され、ゲート板(21)が開放状態の総合排出口(2
0)を通って高速供給される。排出量が、例えば90%に
達すると、第2の回転数制御型電動機(19)だけを回転
させスクリューフィーダ(17)のみを運転する。そし
て、残り10%を微供給し、被供給側に設けた計量機で目
標値に達したことが検出されれば回転を止め、ゲート板
(21)を閉じる。
なお、粗供給と微供給の供給速度比は、第1及び第2
の回転数制御型電動機(18)(19)の回転数を任意に設
定することにより、決定される。この回転数は、供給中
に変化させることができ高精度な制御が可能となる。
以上の動作説明は、バッチ方式の計量制御の場合であ
ったが、連続供給する場合は供給流量を計ってフィード
バックし、第1及び第2の回転数制御型電動機(18)
(19)を夫々速度制御して供給流量を高精度に制御でき
る。
発明の効果 本発明は、縦型ロータリーフィーダとスクリューフィ
ーダとを組み合わせて、粗供給と微供給を分担させ、か
つ夫々の供給速度を可変できるようにしたから、供給能
力と精度の両面で性能向上を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の粉粒体供給装置の一実施例を示す正面
図、第2図は第1図の要部を拡大して示す断面図、第3
図は、第2図のA−A線に沿う断面図である。 第4図及び第5図は上羽根を示し、第4図は平面図、第
5図は正面図である。 第6図及び第7図は下羽根を示し、第6図は平面図、第
7図は第6図のB−B線に沿う断面図である。第8図は
スクリューフィーダを示す断面図である。 第9図は従来の粉粒体供給装置を示す断面図である。 (B)……粉粒体供給装置、 (10)……粉粒体の貯蔵槽、 (11)……縦型ロータリーフィーダ、 (12)……隔壁、(12a)……開口、 (13)……上羽根、(14)……下羽根、 (15)……第1排出口、(16)……第2排出口、 (17)……スクリューフィーダ、 (18)……第1の回転数制御型電動機、 (19)……第2の回転数制御型電動機、 (20)……総合排出口。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉粒体の貯蔵槽と、 上部に、前記貯蔵槽の内部空間との仕切りとなり、一部
    に粉粒体を通過させる開口を形成した隔壁を設け、下部
    に、第1排出孔及び第2排出孔を形成した底板を設ける
    とともに、前記貯蔵槽内に突出して粉粒体を水平方向に
    攪拌する上羽根と、上記開口を通って隔壁と底板の間に
    流下した粉粒体を上記第1及び第2の排出孔に向け水平
    方向に搬送する下羽根を、上記隔壁を挟んで同軸に結合
    させて設け、上記貯蔵槽の下方に該貯蔵槽を載せるよう
    に配置された縦型ロータリーフィーダと、 前記第1排出口から排出される粉粒体を搬送する微供給
    用のスクリューフィーダと、 前記第2排出口から排出される粉粒体と、上記微供給用
    のスクリューフィーダの排出口から排出される粉粒体を
    合流させて排出する総合排出口とを具備し、 前記底板の第2排出孔を、上記隔壁の開口と上下に重な
    らない位置に設けたことを特徴とする粉粒体供給装置。
  2. 【請求項2】縦型スクリューフィーダと微供給用のスク
    リューフィーダを、各々、独立した回転数制御型電動機
    により駆動することを特徴とする請求項1記載の粉粒体
    供給装置。
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JPH01110430A JPH01110430A (ja) 1989-04-27
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JP2955208B2 (ja) * 1995-06-13 1999-10-04 北越工業株式会社 粉粒体の定量送り出し装置
JP6924485B2 (ja) * 2017-11-22 2021-08-25 株式会社タカゾノ 粉粒体供給装置

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