JP2580090B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2580090B2 JP3322427A JP32242791A JP2580090B2 JP 2580090 B2 JP2580090 B2 JP 2580090B2 JP 3322427 A JP3322427 A JP 3322427A JP 32242791 A JP32242791 A JP 32242791A JP 2580090 B2 JP2580090 B2 JP 2580090B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Bモード表示と2Dド
プラモード(以下、2Dモードともいう)表示とを行う
ことのできる超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】Bモードとは、超音波プローブの超音波
送受波面より被検体に向けて超音波ビームを送受波し、
これを一方向にスキャンして被検体断面像を収集するモ
ードである。
【0003】一方、2Dモードとは、超音波送受波面よ
り被検体に向けて超音波ビームを送受波し、各走査線毎
に複数回ビームを送受波して一方向にスキャンし、2
元の血流情報を得るモードである。
【0004】なお、Bモード収集のための超音波ビーム
は、高分解能のBモード像を得るために、7.5MHZ
又は10MHZ程度の高周波を用いるとよい。一方、2
Dモードデータ収集のための超音波ビームは、高流速の
測定を可能とするために、3.5MHZ程度の低周波を
用いるとよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の超音
波プローブでは上記のBモード、2Dモードのデータ収
集を行なおうとすれば、Bモードと2Dモードとで超音
波の送受信方向を同一とせざるを得なかった。従って、
Bモード像とカラー血流イメージング像との表示範囲が
一致してしまい、カラー血流イメージング像の周囲のB
モード像を観察することができず、カラー血流イメージ
ング像の位置を特定することに困難が生じる場合があ
り、診断に支障をきたすという欠点があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みて成されたもので
あり、カラー血流イメージング像の周囲のBモード像を
も観察することのできる超音波診断装置の提供を目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、超音波探触子より超音波を送受信して断層
像情報を得るためのBモード走査及び2次元血流像情報
を得るための2Dドプラモード走査をリニアスキャン方
式にて行い、得られた該画像情報を表示に供する超音波
診断装置において、前記Bモード走査における超音波送
受信方向と前記2Dドプラモード走査における超音波送
受信方向とを独立して設定し得る設定手段を備えたこと
を特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、Bモード走査による超音波送
受信方向と2Dドプラモードによる超音波送受信方向と
を独立して設定できるので、2次元血流像の周囲の断層
像を観察することが可能となり、2次元カラー血流像の
位置を特定することが容易になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本実施例装置のブロック図、図2は2D
モードデータ処理部のブロック図、図3は2周波超音波
探触子の概略断面図である。
【0010】本実施例では、Bモード表示と2Dモード
とを同時に行うために、高周波、低周波の超音波を照射
することのできる超音波探触子を使用している。このた
めに本実施例では、本出願人が特願昭60−18074
号で提案した2種類の超音波を同時に送受信できる2周
波超音波探触子1を使用している。
【0011】この2周波超音波探触子1は、図3に示す
構造を有している。図、21は厚み共振周波数が2f
0 である圧電セラミックで、この周波数2f0 での波長
の略1/2に相当する長さの厚さ(例えばλ/4・・・
但し、λは共振周波数f0 における波長)を有する。2
2は該圧電セラミック21の背面に電極25aを挟んで
形成した高インピーダンス背面バッキング層としての背
面負荷セラミックで、前記圧電セラミックと略同等の厚
さ(例えばλ/4)を有する。23は該背面セミック
22の背面に形成した低音響インピーダンスの音響吸収
体で、ゴム型材料により作られている。24は前記圧電
セラミック21の媒質側表面に電極25bを挟んで形成
したエポキシ型材料による音響整合体で、その厚さは、
前記周波数2f0 での略1/4に相当する長さ(例えば
λ/8)に予め設定してある。26a、26bは前記電
極25a、25bからのリード線で、この超音波探触子
1が該リード線を介して電気的に駆動されるように構成
する。
【0012】しかしてこのような構成の超音波探触子1
では、λ/2の合成厚を持つ圧電セラミック21と背面
負荷セラミック22との合成層が、2f0 に共振周波数
をもつプローブ(探触子)として働き、λ/8の厚みを
もつ音響整合体24がf0 に共振周波数をもつプローブ
として働くのである。そして、本実施例の駆動法として
は、高分子圧電体等の駆動法として従来から知られてい
る1/4波長駆動法と同じ駆動法を用いる。
【0013】ここで、本実施例の超音波探触子1に関す
る送受信効率の性能曲線を示すと図4(A)のようにな
る。図からも分かるように、3.7MHZと7.8MH
Zとにそれぞれの中心を有する2つの周波数が、いずれ
も効率よく送受信されていることが読み取れる。
【0014】上記2周波超音波探触子1は、図1に示す
ように高圧スイッチ2によって送信時、受信時それぞれ
に使用される振動子群が選択されるようになっている。
また、上記高圧スイッチ2は送信制御回路3、受信制御
回路7及びCPU12によって制御されている。
【0015】前記送信制御回路3は、送信遅延コントロ
ーラ4、送信遅延回路5及びパルサ6から構成されてい
る。前記送信遅延コントローラ4は、前記CPU12か
らの制御信号に基づき、送信ビームのステアリング、送
信フォーカス、偏向条件等を設定するコントロール信号
を前記送信遅延回路5に出力し、この送信遅延回路5の
出力によって前記パルサ6より高圧パルスを発して前記
高圧スイッチ2の送信制御を行うようになっている。
【0016】一方、前記受信制御回路7は、プリアンプ
8、受信遅延コントローラ9、受信遅延回路10及び加
11から構成されている。そして、前記高圧スイッ
チ2を介して入力される受信エコーをプリアンプ8で増
幅し、前記CPU12の制御に基づき前記受信遅延コン
トローラ9で設定された受信ビームのステアリング、受
信フォーカス、偏向等を前記受信遅延回路10で施し、
この後加算器11で同時駆動振動子群からの受信エコー
を加算して出力するようになっている。
【0017】尚、前述した超音波ビームの送受信位置及
び送受信方向は、コントロールパネル13を操作するこ
とにより設定されるようになっている。
【0018】前記受信制御回路7の後段には、この受信
制御回路7の出力のうちの高周波成分あるいは低周波成
分を通過させることができるフィルタ手段の一例である
バンドパスフィルタ14が設けられている。このため
に、このバンドパスフィルタ14は図4(B)に示すよ
うに2種類の中心周波数を持つバンドパスフィルタ特性
F1、F2を有している。そして、このバンドパスフィ
ルタ14は、前記CPU12の制御によって各モード毎
に前記中心周波数が切り換えられるようになっていて、
Bモード像データを通過させる場合には前記フィルタ特
性F2が選択され、2Dモードデータを通過させる場合
には前記フィルタ特性F1が選択されるようになってい
る。
【0019】このバンドパスフィルタ14の後段には、
ドプラ信号処理部15、2Dモードデータ処理部50及
びメインアンプ16が設けられている。前記ドプラ信号
処理部15には、通常のドプラモード(任意点での血流
の測定)の際に収集されたドプラ信号が、前記バンドパ
スフィルタ14においてフィルタ特性F1が施された後
に入力され、このドプラ信号を周波数分析するものであ
る。
【0020】前記アンプ16には、Bモードの際に収集
されたBモードが、前記バンドパスフィルタ14におい
てフィルタ特性F2が施された後に入力され、このBモ
ードデータを増幅するものである。
【0021】また、前記2Dモードデータ処理部50に
は、2Dモードの際に収集されたデータが、前記バンド
パスフィルタ14においてフィルタ特性F1が施された
後に入力され、血流速、分散、パワーを求めるものであ
る。この2Dモードデータ処理部50は、図2に示すよ
うに、位相検波器51、A/Dコンバータ52、ディジ
タルフィルタ53、相関部54、演算部55から構成さ
れている。
【0022】尚、バンドパスフィルタ14を通過した信
号を、前記ドプラ信号処理部15、2Dモードデータ処
理部50、メインアンプ16のいずれに入力させるかの
切り換えは前記CPU12によって制御される。
【0023】上記ドプラ信号処理部15、2Dモードデ
ータ処理部50、メインアンプ16からの出力は、DS
C(ディジタル・スキャン・コンバータ)17、カラー
セッサ18、D/Aコンバータ19を介してカラー
TV20に表示されるようになっている。尚、上記ドプ
ラ信号処理部15、2Dモードデータ処理部50、メイ
ンアンプ16、DSC17、カラープロセッサ18、D
/Aコンバータ19及びカラーTV20は、前記バンド
パスフィルタ14を介して入力された信号を処理して表
示動作を行うための表示手段30を構成している。ま
た、ドプラモードの際のドプラビームを示す方向及びサ
ンプリング位置表示は、CPU12からの信号に基づき
オーバーレイ56を経由して前記カラーTV20に表示
される。
【0024】以上のように構成された装置の作用につい
て説明する。本実施例では、少なくともBモード像表示
のための高周波の超音波及びドプラ測定のための低周波
の超音波を送受信することのできる超音波探触子1を使
用しているが、この超音波探触子を図3に示す構造のも
のとすることにより、従来の1/4波長駆動法における
2f0 での送受信効率の劣化現象を改善しながら、中心
周波数f0 、2f0 の2種の超音波を送受信することが
できる。
【0025】即ち、従来の1/4波長駆動法では、1/
4波長モードでの動作周波数f0 で圧電体と音響媒質と
の整合をとっていたために2f0 での送受信効率が良く
なかった現象に着目し、本実施例では音響整合体24の
厚さを2f0 の周波数での波長の略1/4の長さに相当
する厚さに設定することにより、従来欠点を解消し得た
のである。即ち、2f0 とf0 との2つの周波数領域で
の送受信効率を高めることができたのである。このよう
な2周波超音波探触子1を用いてBモード像データとド
プラ測定データ(2Dモードまたはドプラモード)との
収集を行なうことができる。
【0026】本実施例では、図5に示すように、配列さ
れた振動子群を有するリニア電子走査型超音波プローブ
1の送受波面1Aから被検体41に対してBモード走査
ビームB1及び2Dモード走査ビームB2の送受信を行
い、Bモード像データと2Dモード像データの収集を行
なっている。
【0027】<Bモード> Bモード像データの収集に
ついては従来と同様であり、スキャン方式はリニアスキ
ャンである。先ず、CPU12から送信遅延コントロー
ラー4へフォーカス条件が与えられ、この送信遅延コン
トローラ4は送信遅延回路5にフォーカス条件の実現の
ための設定を行う。そして、パルサ6は、送信遅延回路
5の制御に従ってパルスを発生する。
【0028】高圧スイッチ2は、CPU12での設定に
従いリニアスキャンを行うべくパルサ6からのパルスを
いずれの振動子に加えるかの切り換えを行う。この結
果、前記2周波超音波探触子1は、上記パルスによって
励起され、超音波を生体に送信し、生体からの反射エコ
ーをこの同一の2周波超音波探触子1で受信する。
【0029】本実施例では、図5の如く、Bモード走査
ビームは探触子1の送受波面1Aに対して垂直方向にビ
ームB1が送受信される。そして、この信号は高圧スイ
ッチ2を通りプリアンプ8で増幅され、受信遅延回路1
0に送られる。ここでは、送信時と同様にCPU12、
受信遅延コントローラ9経由で受信時のフォーカスが設
定され、加算器11に出力される。この加算器11の出
力は、CPU12の制御に基づきバンドパスフィルタ1
4でフィルタ特性F2が施され、高周波成分のみがDS
C17に出力される。
【0030】<2Dモード> 2Dモードの際には、B
モードとは異なり、周波数分析を行うために同一部を複
数回スキャンする(図6参照)。例えば、同一部を16
回スキャンするものとすると、図7に示すRATE1〜
16は、図6に示すビーム1方向に16回スキャンを行
い、次のRATE17〜32は、ビーム2方向に16回
スキャンするようにして、各ビーム方向について16回
の超音波送受波を行いながらスキャンする。
【0031】本実施例では、図5に示すように、Bモー
ド走査のビームB1方向に対して斜めに独立な方向に2
Dモード走査のビームB2をリニアスキャンしているの
で、CPU12からのフォーカス条件に加え、ビームを
斜めに送信すべく(偏向)送信遅延条件を送信制御回路
3の送信遅延コントローラ4に与える。
【0032】前記送信遅延コントローラ4は、上記のフ
ォーカス条件、偏向条件を実現するための設定を送信遅
延回路5に対して行う。パルサ6は、前記送信遅延回路
5の制御に基づき上記条件に従ってパルスを発生する。
そして、高圧スイッチ2は、CPU12の設定に従い、
Bモードのビーム方向に対して独立に偏向したビームの
スキャンを行うべく、前記パルスをいずれの振動子に加
えるかの切り換えを行う。
【0033】2周波超音波探触子1は、上記パルス信号
によって励起され、超音波を生体に向けて送信し、か
つ、生体からの反射エコーを受信する。この信号は高圧
スイッチ2を通りプリアンプ8で増幅され、受信遅延回
路10に出力される。ここでは、送信時と同様に、CP
U12、受信遅延コントローラ9を経由して受信時のフ
ォーカス条件、偏向条件の設定が行われ、加算器11に
出力される。
【0034】加算器11の出力は、CPU12の制御に
従いバンドパスフィルタ14でフィルタ特性F1が施さ
れ、低域成分のみが2Dモードデータ処理部50に出力
される。
【0035】ここでは、位相検波器51、A/Dコンバ
ータ52での処理後、クラック成分を除去するディジタ
ルフィルタ53を通り、相関部54に送られる。そし
て、相関部54で相関を求めた後、血流速度、分散、パ
ワーを求める演算部55へ出力され、その出力がDSC
17へ入力される。
【0036】<ドプラモード> 通常のFFTドプラに
ついては従来方式と同様であるので、ここでは詳述しな
いが、収集されたドプラ信号はバントパスフィルタ14
でフィルタ特性F1が施されて低周波成分のみがドプラ
信号処理部15に出力され、ここで所定位置のエコーの
周波数分析が行われ、DSC17に出力されることにな
る。
【0037】DSC17では、R(赤)、G(緑)、B
(青)用としての3つのフレームメモリを有し、Bモー
ド像、FFTドプラ像のように白で表示したい場合は、
全てのメモリに同じデータを記憶する。2Dドプラ時に
は、カラー表示が必要であるが、2次元血流イメージン
グ像の表現方法としては一般に図8に示す方法が取られ
ている。即ち、0点ラインを基準にして横軸方向には色
相の広がり(分散)を表し、縦軸方向には血流の速度を
上方に順流を下方に逆流をとってこれを輝度の変化で表
し、血流の方向を色相の変化でしている。従って、上
記のようなカラー表示が行なえるように前記3つのメモ
リにデータ記憶を行い、その後、カラープロセッサ1
8、D/Aコンバータ19を介してカラーTV20上に
表示すればよい。
【0038】このように、本実施例にあっては一の超音
波探触子1を用いて2周波の超音波を効率よく送受信す
ることができ、しかも、得られたデータのうち2Dモー
ドデータ及びドプラ信号は低域成分のみを使用し、Bモ
ード像データは高域成分のみを使用するようにフィルタ
を施しているため、ドプラ測定ではS/Nがよく、か
つ、検出し得る最高流速が大きくなり、しかも、高分解
濃のBモード像を得ることができる。また、図3に示す
構造の超音波探触子を使用することにより、構造的に複
雑でないため信頼性が高く、メインテナンスも容易とな
り、探触子の小型化が維持できるため診断時の操作性も
向上する。
【0039】また、2Dドプラモード走査の超音波ビー
ムがBモード走査のビームに対して独立な方向へ送受波
されるので、2次元カラー血流イメージング像の周囲の
Bモード像を観察することが可能となり、2次元カラー
血流イメージング像の位置を特定することが容易になる
ので、診断能の向上が図れる。
【0040】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可
能である。例えば、超音波探触子としては、図3に示す
ものが送受信を効率よく行なえる点で優れているが、こ
のような構造の探触子に限定されず、少なくともBモー
ド像表示のための超音波、及び2Dドプラモード走査の
ための超音波を送受信することのできる他の種々の構造
の探触子を採用することができる。また、例えば3種以
上の中心周波数をもつ超音波を送受波できるものであっ
てもよいし、図9に示すように低域から高域に亘って平
滑な周波数特性を有する超音波を送受波するものであっ
てもよい。さらに、フィルタ手段としては、中心周波数
を切り換え可能なバンドパスフィルタに限らず、低域通
過フィルタと高域通過フィルタとを選択的に使用するも
のであってもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば一の
超音波探触子によりBモード、2Dドプラモードのデー
タ収集を行い、しかも2Dドプラモード走査の超音波ビ
ームはBモード走査のビームに対して独立な方向へ送受
波されるので、2次元カラー血流イメージング像の周囲
のBモード像を観察することが可能となり、2次元カラ
ー血流イメージング像の位置を特定することが容易にな
るので、診断能の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波診断装置のブロック図。
【図2】2Dドプラモードデータ処理部のブロック図。
【図3】2周波超音波探触子の概略断面図
【図4】(A)は図3の探触子の送受信効率の性能曲線
を示す特性図、(B)はバンドパスフィルタのフィルタ
特性を示す特性図。
【図5】本実施例装置でのBモード走査、2Dドプラモ
ード走査の各超音波ビームの送受信方向を示した図。
【図6】2Dドプラモードでの超音波送受信を説明する
概略説明図。
【図7】図6の送受信を行うためのRATEを示す説明
図。
【図8】本実施例装置での血流イメージングの一表示例
を示す概略説明図。
【図9】超音波探触子の超音波周波数特性の他の例を示
す特性図。
【符号の説明】
1 超音波探触子 1A 送受波面 送信制御回路 7 受信制御回路 12 CPU 30 表示手段 41 被検体 B1 Bモード走査ビーム B2 2Dモード走査ビーム

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波探触子より超音波を送受信して断
    層像情報を得るためのBモード走査及び2次元血流像情
    報を得るための2Dドプラモード走査をリニアスキャン
    方式にて行い、得られた該画像情報を表示に供する超音
    波診断装置において、 前記Bモード走査における超音波送受信方向と前記2D
    ドプラモード走査における超音波送受信方向とを独立し
    て設定し得る設定手段を備えたことを特徴とする超音波
    診断装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、前記Bモード走査の際
    には前記超音波探触子の超音波送受波面と垂直方向に、
    前記2Dドプラモードの際には前記Bモード走査の際の
    方向とは異なる方向に各超音波送受信方向を設定し得る
    ことを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 超音波送受信方向を操作設定するための
    操作手段を備え、前記設定手段は前記操作手段にて操作
    設定された方向に基づき前記各モードにおける超音波送
    受信方向を設定することを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 前記2次元血流情報はカラー表示される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか1項
    記載の超音波診断装置。
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