JP2579480B2 - 異常検出装置 - Google Patents

異常検出装置

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JP2579480B2 JP62104117A JP10411787A JP2579480B2 JP 2579480 B2 JP2579480 B2 JP 2579480B2 JP 62104117 A JP62104117 A JP 62104117A JP 10411787 A JP10411787 A JP 10411787A JP 2579480 B2 JP2579480 B2 JP 2579480B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は異常検出装置に係り、特に立入り制限区域へ
の人員の侵入を監視し、その監視結果に連動してプラン
ト等の制御を行うに好適な異常検出装置に関する。
〔従来の技術〕
火力プラントの省力化等の要請により、設備監視の自
動化要求が強まっている。そのため重要機器(例えば燃
料供給装置、バーナ部、主要バルブ等)を監視テレビカ
メラを用いてモニタテレビ上に集中的に監視する方法が
広く用いられる様になっている。
又、近年テレビカメラからの画像を画像処理して異常
の有無判定に使用するケースがFA分野からの波及として
増加する傾向にある。
第4図は従来の異常検出装置の構成を示す構成図であ
る。
監視区域に対し、所定角度の視野7の範囲をテレビカ
メラ1で撮影し、この撮影によって得られた画像情報を
画像処理装置3に入力し、該装置3によって画像の輝度
変化、形状変化等を演算し、予め設定した基準変化量と
の大小関係から異常の有無を判定し、その結果を出力す
る構成がとられている。
このような構成において、例えばテレビカメラ視野7
内に、その異常操作によってプラントの異常動作を招く
ようなバルブが配設されている場合、視野7内にパトロ
ール員が立入ると、テレビカメラ1より出力される画像
情報中の輝度および形状が大きく変化する。この変化が
基準変化量を越えるときに、異常有りと判定し、異常有
無判定信号SJを出力する。
例えば、パトロール員が白系の服装である場合、この
パトロール員が視野7内に入ると、2値化処理画像内の
白色部の面積が増え、この白色部の面積変化が設定値を
越えるときに「異常有り」が判定される。この判定結果
に基づいてアラームを発生させ、或いは判定の制御が行
われる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような異常検出装置は、カメラの画像情報内の
輝度変化、形状変化等が或るレベル以上の変化であれば
一義的に異常有りを判定してしまうため、完全自動化に
障害があった。
例えば、パトロール員がテレビカメラによる監視領域
に立ち入る際には、予め異常検出装置を手動でオフライ
ンにする(異常有判定結果を出力させない様にする)等
の処置を必要とし、現場に異常検出装置手動操作盤を設
置する必要が生じ、自動化を阻害していた。又監視領域
はプラントの主要機器が設置されている領域であり、機
器のメンテナンスの面からの人の立ち入りの頻度は高
く、上述の様に手動によるオフライン化およびオンライ
ン化を実施していては自動化とは逆にパトロール業務が
煩雑になると云う問題点があった。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、
パトロール員等の監視流域への入、出にともなうオフラ
イン化およびオンライン化を自動的に行えるようにし、
パトロール業務等が円滑に行えるようにした異常検出装
置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、監視対象体を
撮影するテレビカメラの出力画像の変化に基づいて監視
領域内の異常を判定し、異常有無判定信号を出力する異
常検出装置において、前記監視領域への人員の立入りを
検知する侵入検知用センサと、該センサによる検知出力
回数に基づいて前記異常有無判定信号の出力可否を制御
する制御手段とを設けたことを特徴とするものである。
〔作用〕
カメラ視野の側方を侵入検知領域とするセンサは、視
野領域への人員の侵入および退去を検知する。この検知
出力の発生回数は、パトロール員等の監視領域における
通過、滞在の判定に用いられ、その判定内容に従って画
像処理装置で得られた異常有無判定信号の出力の可否を
判定する。したがってパトロール員等の通過が自動的に
検知され、異常有無判定信号のパトロール員の手動によ
るオフライン化操作が不要になる。
〔発明の実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の第1実施例を示す構成図である。テ
レビカメラ1の視野7に隣接した範囲を侵入検知領域8
a、8bとする侵入検知用センサ2a、2bがテレビカメラ1
に併設されている。
テレビカメラ1には、その画像出力信号に基づいて異
常検知処理を行う前出した画像処理装置3が接続され、
この画像処理装置3に制御装置4が接続されている。制
御装置4には異常有無判定結果信号Sjのほか、侵入検知
用センサ2a、2bの各々よりのパルス出力信号が印加され
る。
制御装置4は、侵入検知用センサ2a、2bの各々のパル
ス出力信号をカウントし、このカウント結果に基づいて
異常有無判定結果の出力端子9に対する送出の可否を判
定する。
なお、画像処理装置3による異常有無判定は、画像の
平均化取り込みののち2値化処理し、これと基準2値化
画像との排他的論理和を演算し、この画像の白色部の面
積比から異常の有無を判定する。
テレビカメラ1の監視対象である監視対象機器6は、
例えば主要バルブであり、この主要バルブを操作するた
めにパトロール員5が通行する通路に向けて、侵入検知
用センサ2a、2bが配設され、視野7の両側に侵入検知領
域8a、8bが形成されている。
次に、以上の構成における動作を説明する。
パトロール員5が侵入検知用センサ2aから発射されて
いる赤外光ビームで形成されている侵入検知領域8aを通
過すると、光ビームの反射光が侵入検知用センサ2aの受
光部に入射され、制御装置4にパルス信号を送出する。
制御装置4は、このパルス信号を初回パルスとしてカウ
ントし、画像処理装置3からの異常有無判定結果信号を
異常有無判定出力端9へ送出することを中断する。この
状態は、パトロール員5が次の侵入検知領域8bに入るま
で継続される。次にパトロール員5が侵入検知用センサ
2bの侵入検知領域8bを通過して、監視領域外に出る際に
も同様に侵入検知用センサ2bの受光部からパルス信号が
制御装置4に送出される。制御装置4ではこのパルス信
号を次回パルスとしてカウントし、異常有無判定結果信
号を異常有無判定出力端9へ送出再開し、同時にパルス
カウント数を0にセットする。
以上は、一人のパトロール員5が監視領域を通過した
場合であるが、パトロール員が複数の場合もある。この
場合には、初回パルス(一個目のパルス)で端子9への
送出を中断し、第4パルス(4個目のパルス)で送出再
開となるように制御装置4で調整する。また、パトロー
ル員の移動挙動は必ずしも一様ではないので、例えばパ
トロール員が1名の場合には、初回パルス受信後一定時
間(例えば60秒)経過しても次回(第2)パルスを受信
できない時に自動的に送出再開とするように制御装置4
を調整しておくと、例えば監視領域に立ち入った後パト
ロール員が事故に遇って動けなくなった等の異常の検知
が可能になる。
第2図は以上説明した各処理を制御装置4に備えたマ
イクロコンピュータで実行する例を示すフローチャート
である。
先ず、1個目のパルスが侵入検知用センサ2a、又は2b
から出力されたか否かを判定する(ステツプ11)。この
パルス発生をもって監視領域(視野7範囲)にパロロー
ル員5が侵入したことを判定し、端子9に対する以上有
無判定信号SJの送出を停止する。(ステツプ12)。
次に、1個目のパルスが受信されてから一定時間(例
えば60秒)が経過したか否かを判定(ステツプ13)す
る。この待ち時間(WAITタイプ)が経過しないうちに次
のパルスが受信されたか否かを判定する(ステツプ1
4)。この2個目のパルスは、侵入したパトロール員5
が素通りしたとき、或いは侵入後に逆戻りしたときに発
生する。
ステツプ14で2個目のパルスの受信が判定されると、
監視領域からパトロール員5が脱出したものとみなし、
以上有無判定信号SJの端子9への送出を許可する。(ス
テツプ15)とともに、パルスカウンタを0にする(ステ
ツプ16)。こののち、処理はステツプ11に戻り、以後の
処理を再度実行する。
一方、ステツプ13でWAITタイムが経過しても、2個目
のパルスが受信されない場合、監視領域内で事故処理、
復旧作業等を行うために止まってるものとみなし、異常
有無判定信号SJを端子9へ送出する(ステツプ15)。
前記実施例によれば、光式の侵入検知用センサを使用
しているため、床に設置した圧力式侵入検知用センサの
様に通電による危険性がなく、又応答速度が速いので、
侵入検知用センサとテレビカメラ間の距離を短くするこ
とができ(約1m)、テレビカメラによる監視領域近傍で
の作業等に対して、異常有無判定機能の阻害防止になる
利点がある。
第3図は本発明の他の実施例を示し、侵入検知用セン
サ2a、2bをテレビカメラ1の両側部(或いはテレビカメ
ラ1と共に移動可能な部材)に装着し、これらをテレビ
カメラ移動用レール10に移動可能に載置し、移動できる
ようにしたものである。
このような構成により、監視領域に合わせてテレビカ
メラ1を移動できるため、監視領域の設定を最適に行う
ことができ、異常有無判定の鮮度を向上させることがで
きる。
なお、上記のいずれの実施例も、侵入検知センサとし
て光式を用いたが、超音波式センサを用いることもでき
る。このようにすることにより、光式に比べて侵入検知
領域を広くとることができ、侵入検知用センサの設置高
さの余裕度を大きくすることができる。また、センサ
は、他に圧力式、熱線式等種々のものを用いることがで
きる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、監視領域へのパトロー
ル員等の侵入を事前に検知し、異常有無判定信号を出力
しないようにしたため、異常検出の信頼性を向上させる
ことができるとともに、パトロール員等による手動での
異常検出のオフライン化操作を不要にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は本発
明の処理例を示すフローチャート、第3図は本発明の他
の実施例を示す斜視図、第4図は従来の異常検出装置の
構成を示す構成図である。 1……テレビカメラ、2a,2b……侵入検知用センサ、3
……画像処理装置、4……制御装置。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】監視対象体を撮影するテレビカメラの出力
    画像の変化に基づいて監視領域内の異常を判定し、異常
    有無信号を出力する異常検出装置において、前記監視領
    域への人員の立入りを検知する侵入検知用センサと、該
    センサによる検知出力回数に基づいて前記異常有無判定
    信号の出力可否を制御する制御手段とを設けたことを特
    徴とする異常検出装置。
  2. 【請求項2】前記センサを前記監視領域における人員通
    行路の両端部の各々を侵入検知領域とするように配設し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の異
    常検出装置。
  3. 【請求項3】前記テレビカメラと前記センサとを一体化
    し、移動可能に設置することを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項記載の異常検出装置。
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