JP2579209Y2 - ノブの位置表示照明機構 - Google Patents
ノブの位置表示照明機構Info
- Publication number
- JP2579209Y2 JP2579209Y2 JP1992072940U JP7294092U JP2579209Y2 JP 2579209 Y2 JP2579209 Y2 JP 2579209Y2 JP 1992072940 U JP1992072940 U JP 1992072940U JP 7294092 U JP7294092 U JP 7294092U JP 2579209 Y2 JP2579209 Y2 JP 2579209Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light guide
- knob
- position display
- light source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、車載用機器操作部の
ノブの位置を表示する表示照明機構に関する。
ノブの位置を表示する表示照明機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ノブの位置表示装置として、図７
乃至図９に示す構造で、ノブ１に配された位置表示部２
を発光すべく伝える導光体５は、その端部に円錐形状の
凹部１１を形成して、光源３の照射を前記円錐形状の凹
部１１で受光して導光体５を経て位置表示部２を発光さ
せていた。
乃至図９に示す構造で、ノブ１に配された位置表示部２
を発光すべく伝える導光体５は、その端部に円錐形状の
凹部１１を形成して、光源３の照射を前記円錐形状の凹
部１１で受光して導光体５を経て位置表示部２を発光さ
せていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この導光体５
に配された円錐形状の凹部１１は、あらゆる角度から光
を受光しやすいようにしてあるため、光源３と導光体５
の遠近による照射の変化量に応じた量しか受光できな
い。したがって、導光体５が光源３に近い時は、受光量
は増大するが、導光体５が光源３より遠ざかると受光量
が減少し、輝度が変化するという問題点があった。
に配された円錐形状の凹部１１は、あらゆる角度から光
を受光しやすいようにしてあるため、光源３と導光体５
の遠近による照射の変化量に応じた量しか受光できな
い。したがって、導光体５が光源３に近い時は、受光量
は増大するが、導光体５が光源３より遠ざかると受光量
が減少し、輝度が変化するという問題点があった。
【０００４】このために、この考案は、位置表示部へ発
光する導光体が光源より遠ざかってもまた、近づいても
位置表示部の輝度を変化させずに一定になるようにする
ノブの位置表示照明機構を提供することにある。
光する導光体が光源より遠ざかってもまた、近づいても
位置表示部の輝度を変化させずに一定になるようにする
ノブの位置表示照明機構を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】しかして、この考案のノ
ブの位置表示照明機構は、車載用機器操作部の操作パネ
ルに配され、機器の設定状態を回転させて変更すると共
に、操作パネル内に設けられた光源よりの照射を受光し
て位置表示部に発光すべく伝える導光体を有するノブに
おいて、前記導光体を矩形状に形成すると共に、端に一
面から対向する面へ抜けるＶ字型の切り欠き部を設け、
前記ノブの回転に伴って導光体が回転されるにつれて受
光量が変化することにある。
ブの位置表示照明機構は、車載用機器操作部の操作パネ
ルに配され、機器の設定状態を回転させて変更すると共
に、操作パネル内に設けられた光源よりの照射を受光し
て位置表示部に発光すべく伝える導光体を有するノブに
おいて、前記導光体を矩形状に形成すると共に、端に一
面から対向する面へ抜けるＶ字型の切り欠き部を設け、
前記ノブの回転に伴って導光体が回転されるにつれて受
光量が変化することにある。
【０００６】
【作用】したがって、この考案においては、導光体の端
に設けられたＶ字型の切り欠き部で、光源から近い場合
には、受光量が少なく、遠い場合には、受光量を多くし
て、位置表示部の輝度を変化させずに一定に保つことが
でき、上記課題が達成できるものである。
に設けられたＶ字型の切り欠き部で、光源から近い場合
には、受光量が少なく、遠い場合には、受光量を多くし
て、位置表示部の輝度を変化させずに一定に保つことが
でき、上記課題が達成できるものである。
【０００７】
【実施例】以下、この考案の実施例について図面により
説明する。
説明する。
【０００８】図１乃至図６に示されるように、操作パネ
ル（図示しない）に配され、車載用機器の設定を変更す
るノブ１は、略円筒状に形成されている。また、ノブ１
の表部１ａには端部の所定の位置に位置表示部２が設け
られている。
ル（図示しない）に配され、車載用機器の設定を変更す
るノブ１は、略円筒状に形成されている。また、ノブ１
の表部１ａには端部の所定の位置に位置表示部２が設け
られている。
【０００９】また、操作パネル内には、ノブ１の近傍の
所定の位置に光源３が設けられており、夜間等において
点灯されるものである。
所定の位置に光源３が設けられており、夜間等において
点灯されるものである。
【００１０】ノブ１の裏部１ｂは、機器のスイッチ側か
ら延びる操作軸７を嵌入する凹嵌合部４が設けられてい
る。これにより、ノブ１を回転すれば機器の設定状態を
変更することができるものである。
ら延びる操作軸７を嵌入する凹嵌合部４が設けられてい
る。これにより、ノブ１を回転すれば機器の設定状態を
変更することができるものである。
【００１１】さらにこの裏部１ｂには、前記位置表示部
２に光源３よりの照明を導くための導光体５が設けられ
ている。この導光体５は、略直方体をしており、端に一
面から対向する面へ抜けるＶ字型の切り欠き部６が設け
られている。
２に光源３よりの照明を導くための導光体５が設けられ
ている。この導光体５は、略直方体をしており、端に一
面から対向する面へ抜けるＶ字型の切り欠き部６が設け
られている。
【００１２】この切り欠き部６は、光源３に一番近い
（照射量が一番多い）ところにある時は、照射光の一部
が該導光体５に入らないように、切り欠き部６のカット
空間が光源３に対峙しており、この切り欠き部６により
光源３からの照射光が図示のように通り抜けて、受光量
が抑えられる。そして、光源３から遠ざかるにつれて、
切り欠き部６が斜めに傾き、受光面積が増加して徐々に
通り抜ける量が減少し、もって受光量が増加する。略９
０度ほど回転すると、図５，図６のような状態となり、
通り抜け量は完全になくなる。
（照射量が一番多い）ところにある時は、照射光の一部
が該導光体５に入らないように、切り欠き部６のカット
空間が光源３に対峙しており、この切り欠き部６により
光源３からの照射光が図示のように通り抜けて、受光量
が抑えられる。そして、光源３から遠ざかるにつれて、
切り欠き部６が斜めに傾き、受光面積が増加して徐々に
通り抜ける量が減少し、もって受光量が増加する。略９
０度ほど回転すると、図５，図６のような状態となり、
通り抜け量は完全になくなる。
【００１３】この結果、前述の如く、導光体５が光源３
に一番近いときには、最多光量の照射を受けるが、光源
３の照射がＶ字型の切り欠き部６を通り抜けるために導
光体５より導光されて位置表示部２を照射する光量は所
定量減少されることになる。
に一番近いときには、最多光量の照射を受けるが、光源
３の照射がＶ字型の切り欠き部６を通り抜けるために導
光体５より導光されて位置表示部２を照射する光量は所
定量減少されることになる。
【００１４】次に、ノブ１の回転によって、導光体５が
光源３より近い所から遠へ移行する場合、受光量は、減
って暗くなる方向へ移行することになる。その減る受光
量を補うために、導光体５の照射受光面積を増やすこと
で暗くなることを防いでいる。
光源３より近い所から遠へ移行する場合、受光量は、減
って暗くなる方向へ移行することになる。その減る受光
量を補うために、導光体５の照射受光面積を増やすこと
で暗くなることを防いでいる。
【００１５】即ち、ノブ１の回転と一緒に動く導光体５
は、受光面積「小」から受光面積「大」になるように形
状変化していくのである。そのことにより、導光体５
は、受光量の増減を受光面積の大小へと変換できうるた
めに、受光量を常に一定に保つことができ、位置表示部
２に均一輝度の照明ができるのである。
は、受光面積「小」から受光面積「大」になるように形
状変化していくのである。そのことにより、導光体５
は、受光量の増減を受光面積の大小へと変換できうるた
めに、受光量を常に一定に保つことができ、位置表示部
２に均一輝度の照明ができるのである。
【００１６】なお、例えば導光体５が光源３より遠から
近へ変化する場合、前述の逆となる。即ち受光量は、増
えて明るくなる方へ移行することになる。その増える受
光量を減少させるために、導光体５の照射受光面積を減
らすことで明るくなることを防いでいる。
近へ変化する場合、前述の逆となる。即ち受光量は、増
えて明るくなる方へ移行することになる。その増える受
光量を減少させるために、導光体５の照射受光面積を減
らすことで明るくなることを防いでいる。
【００１７】
【考案の効果】以上、説明したように、この考案におい
ては、ノブに設けられた導光体の端に一面から対向する
面へ抜けるＶ字型の切り欠き部を設けたため、位置表示
部を発光すべく伝える導光体が、光源より遠ざかっても
また、近づいても、受光量の増減を受光面積の大小へと
変換できうるために、位置表示部の輝度を変化させずに
一定に保つことができる。
ては、ノブに設けられた導光体の端に一面から対向する
面へ抜けるＶ字型の切り欠き部を設けたため、位置表示
部を発光すべく伝える導光体が、光源より遠ざかっても
また、近づいても、受光量の増減を受光面積の大小へと
変換できうるために、位置表示部の輝度を変化させずに
一定に保つことができる。
【図１】この考案に係わる実施例のノブの表部の斜視図
である。
である。
【図２】この考案に係わる実施例のノブの裏部の斜視図
である。
である。
【図３】この考案に係わる実施例の導光体が光源に最接
近した時の裏部の正面図である。
近した時の裏部の正面図である。
【図４】この考案に係わる実施例のノブの図３Ａ−Ａ’
線の断面図である。
線の断面図である。
【図５】この考案に係わる実施例の導光体が光源に最接
近した時から略９０度移動した時の裏部の正面図であ
る。
近した時から略９０度移動した時の裏部の正面図であ
る。
【図６】この考案に係わる実施例のノブの図５Ｂ−Ｂ’
線の断面図である。
線の断面図である。
【図７】従来例を示したノブの裏部の斜視図である。
【図８】従来例を示したノブの図７Ｅ−Ｅ’線の断面図
である。
である。
【図９】従来例を示した図７のノブが略９０度移動した
時の図７Ｅ−Ｅ’線の断面図である。
時の図７Ｅ−Ｅ’線の断面図である。
１ ノブ ２ 位置表示部 ３ 光源 ５ 導光体 ６ 切り欠き部
Claims (1)
- 【請求項１】 車載用機器操作部の操作パネルに配さ
れ、機器の設定状態を回転させて変更すると共に、操作
パネル内に設けられた光源よりの照射を受光して位置表
示部に発光すべく伝える導光体を有するノブにおいて、前記導光体を矩形状に形成すると共に、端に一面から対
向する面へ抜けるＶ字型の切り欠き部を設け、前記ノブ
の回転に伴って導光体が回転されるにつれて受光量が変
化する ことを特徴とするノブの位置表示照明機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992072940U JP2579209Y2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | ノブの位置表示照明機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992072940U JP2579209Y2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | ノブの位置表示照明機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0630796U JPH0630796U (ja) | 1994-04-22 |
| JP2579209Y2 true JP2579209Y2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=13503879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992072940U Expired - Lifetime JP2579209Y2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | ノブの位置表示照明機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2579209Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5826396Y2 (ja) * | 1977-08-23 | 1983-06-07 | 株式会社小糸製作所 | コントロ−ルパネル用表示装置 |
| JPS55112209U (ja) * | 1979-01-31 | 1980-08-07 | ||
| JPS58167496U (ja) * | 1982-05-01 | 1983-11-08 | アルパイン株式会社 | 表示装置 |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP1992072940U patent/JP2579209Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0630796U (ja) | 1994-04-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4959759A (en) | Automotive instrument display having a thickfilm electroluminescent lightpipe pointer | |
| US6302552B1 (en) | Illuminated pointer with tubular shaft | |
| US4872415A (en) | Meter for a vehicle | |
| JP2575616Y2 (ja) | 車両用計器の指針装置 | |
| US20050162843A1 (en) | Tip to tail to center pointer | |
| US5261349A (en) | Indicator device for vehicle | |
| JPH04118624U (ja) | 自動車用計器の照明装置 | |
| US4770499A (en) | Illuminated liquid crystal display apparatus with bent, indicia-bearing light guide | |
| JP2579209Y2 (ja) | ノブの位置表示照明機構 | |
| US5556187A (en) | Vehicular display device | |
| JPH05150237A (ja) | 面照明装置 | |
| JPH087083B2 (ja) | ２針式計器の夜間照明構造 | |
| JP2001125001A (ja) | 手術用顕微鏡のための照明装置 | |
| JPH0740174Y2 (ja) | 計器の照明装置 | |
| JPH076485Y2 (ja) | 計器指針の照明装置 | |
| JP2579872Y2 (ja) | 車両用計器の指針 | |
| JPH0355986Y2 (ja) | ||
| JPS6227450Y2 (ja) | ||
| JPH0247061Y2 (ja) | ||
| JPH0239276Y2 (ja) | ||
| JP2862059B2 (ja) | 照明装置 | |
| JPH11211511A (ja) | 表示板照明装置 | |
| JPH04123025U (ja) | 操作部照光装置 | |
| JPH0125455Y2 (ja) | ||
| JPH081515Y2 (ja) | 操作ボタン付表示装置 |