JP2579096Y2 - 部品搬送装置 - Google Patents
部品搬送装置Info
- Publication number
- JP2579096Y2 JP2579096Y2 JP1992059471U JP5947192U JP2579096Y2 JP 2579096 Y2 JP2579096 Y2 JP 2579096Y2 JP 1992059471 U JP1992059471 U JP 1992059471U JP 5947192 U JP5947192 U JP 5947192U JP 2579096 Y2 JP2579096 Y2 JP 2579096Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- positioning
- component
- main member
- sub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
- Feeding Of Workpieces (AREA)
- Special Conveying (AREA)
- Control Of Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、組立部品や加工部品
等の各種部品を搬送する部品搬送装置に関する。詳しく
は、直線搬送手段上に複数のキャリアを順に並べて備
え、それらのキャリア上にそれぞれ部品を乗せ、直線搬
送手段を駆動してキャリアを移動し、部品を搬送する部
品搬送装置に関する。
等の各種部品を搬送する部品搬送装置に関する。詳しく
は、直線搬送手段上に複数のキャリアを順に並べて備
え、それらのキャリア上にそれぞれ部品を乗せ、直線搬
送手段を駆動してキャリアを移動し、部品を搬送する部
品搬送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の部品搬送装置では、部品
を乗せるキャリアを金属または樹脂でそれぞれ一体で形
成していた。
を乗せるキャリアを金属または樹脂でそれぞれ一体で形
成していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】そのため、従来の部品
搬送装置には、それぞれ以下のような問題があった。 キャリアを金属で一体形成する場合は、加工が複雑で
コストが高くなるし、重量が重くて高速化できない。 キャリアを樹脂で一体成形する場合は、位置決め精度
の確保が難しい。
搬送装置には、それぞれ以下のような問題があった。 キャリアを金属で一体形成する場合は、加工が複雑で
コストが高くなるし、重量が重くて高速化できない。 キャリアを樹脂で一体成形する場合は、位置決め精度
の確保が難しい。
【０００４】そこで、この考案の目的は、キャリアを用
いて部品を搬送する部品搬送装置において、軽量でしか
も精度を出しやすいキャリアを安価に提供することにあ
る。
いて部品を搬送する部品搬送装置において、軽量でしか
も精度を出しやすいキャリアを安価に提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項１に記載
のものは、たとえば、以下の図示実施例に示すとおり、
搬送ベルト１４・１４のような直線搬送手段上に複数の
キャリア１７を順に並べて備え、それらのキャリア１７
上にそれぞれ組立部品や加工部品等の部品２０を乗せ、
前記直線搬送手段を駆動して前記キャリア１７を移動
し、部品２０を搬送する部品搬送装置において、主部材
１８として金属またはガラス入り樹脂を用い、副部材１
９として樹脂を用い、前記主部材１８を部品を乗せる板
状として前記副部材１９中にインサートし、前記キャリ
ア１７を成形でつくってなることを特徴とする。
のものは、たとえば、以下の図示実施例に示すとおり、
搬送ベルト１４・１４のような直線搬送手段上に複数の
キャリア１７を順に並べて備え、それらのキャリア１７
上にそれぞれ組立部品や加工部品等の部品２０を乗せ、
前記直線搬送手段を駆動して前記キャリア１７を移動
し、部品２０を搬送する部品搬送装置において、主部材
１８として金属またはガラス入り樹脂を用い、副部材１
９として樹脂を用い、前記主部材１８を部品を乗せる板
状として前記副部材１９中にインサートし、前記キャリ
ア１７を成形でつくってなることを特徴とする。
【０００６】請求項２に記載のものは、たとえば、以下
の図示実施例に示すとおり、前記キャリア１７の位置決
め孔１８ｂに位置決めピン１３を挿入して前記キャリア
１７を位置決めする請求項１に記載の部品搬送装置にお
いて、前記主部材１８を前記副部材１９よりも突出し、
その突出部分１８ａに前記位置決め孔１８ｂを設けてな
ることを特徴とする。
の図示実施例に示すとおり、前記キャリア１７の位置決
め孔１８ｂに位置決めピン１３を挿入して前記キャリア
１７を位置決めする請求項１に記載の部品搬送装置にお
いて、前記主部材１８を前記副部材１９よりも突出し、
その突出部分１８ａに前記位置決め孔１８ｂを設けてな
ることを特徴とする。
【０００７】
【作用】そして、請求項１に記載のものでは、直線搬送
手段上に複数のキャリア１７を順に並べて備え、それら
のキャリア１７の主部材１８上にそれぞれ部品２０を乗
せ、直線搬送手段を駆動してキャリア１７を移動し、部
品２０を搬送する。
手段上に複数のキャリア１７を順に並べて備え、それら
のキャリア１７の主部材１８上にそれぞれ部品２０を乗
せ、直線搬送手段を駆動してキャリア１７を移動し、部
品２０を搬送する。
【０００８】請求項２に記載のものでは、キャリア１７
を移動するとき、副部材１９の外側において主部材１８
の位置決め孔１８ｂに位置決めピン１３を挿入してキャ
リア１７を位置決めする。
を移動するとき、副部材１９の外側において主部材１８
の位置決め孔１８ｂに位置決めピン１３を挿入してキャ
リア１７を位置決めする。
【０００９】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この考案の一実施
例につき説明する。図１は、この考案の一実施例である
部品搬送装置の斜視図であり、図２は、図１におけるＡ
−Ａ線の縦断面図である。
例につき説明する。図１は、この考案の一実施例である
部品搬送装置の斜視図であり、図２は、図１におけるＡ
−Ａ線の縦断面図である。
【００１０】図中符号１０は、ベース部である。ベース
部１０には、直線状の搬送溝１１を設ける。搬送溝１１
には、両側上部に段部１１ａを有し、図１中矢印Ｂの長
さ方向に後記するキャリア１２の位置決め部１０ａを適
宜間隔で設ける。その位置決め部１０ａには、図３に示
すように、ピン孔１５を設け、そこに位置決めピン１３
を出没自在に設ける。
部１０には、直線状の搬送溝１１を設ける。搬送溝１１
には、両側上部に段部１１ａを有し、図１中矢印Ｂの長
さ方向に後記するキャリア１２の位置決め部１０ａを適
宜間隔で設ける。その位置決め部１０ａには、図３に示
すように、ピン孔１５を設け、そこに位置決めピン１３
を出没自在に設ける。
【００１１】また、図１に示すように、搬送溝１１の底
には、両側に２本の搬送ベルト１４・１４を平行に配置
し、図示しないプーリ間にそれぞれ巻きかけてなる。
には、両側に２本の搬送ベルト１４・１４を平行に配置
し、図示しないプーリ間にそれぞれ巻きかけてなる。
【００１２】その搬送ベルト１４・１４上には、キャリ
ア１７を乗せてなる。そのキャリア１７は、主部材１８
とそれをインサートする副部材１９とで成形によりつく
ってなる。主部材１８は、金属・ガラス入り樹脂を用い
て板状に形成する。主部材１８の中央には、部品２０を
位置決めする図示しないセット孔を設ける。主部材１８
の左右両側には、副部材１９より外側に突出して突出部
分１８ａを設け、その突出部分１８ａにキャリア１７の
位置決め孔１８ｂを設けてなる。
ア１７を乗せてなる。そのキャリア１７は、主部材１８
とそれをインサートする副部材１９とで成形によりつく
ってなる。主部材１８は、金属・ガラス入り樹脂を用い
て板状に形成する。主部材１８の中央には、部品２０を
位置決めする図示しないセット孔を設ける。主部材１８
の左右両側には、副部材１９より外側に突出して突出部
分１８ａを設け、その突出部分１８ａにキャリア１７の
位置決め孔１８ｂを設けてなる。
【００１３】一方、副部材１９は、樹脂を用い、上部１
９ａを主部材１８の上側に形成するとともに、下部１９
ｂを主部材１８の下側に形成する。上部１９ａは、主部
材１８上面に網目状に設け、下部１９ｂは、主部材１８
の下面外周に枠状に設ける。
９ａを主部材１８の上側に形成するとともに、下部１９
ｂを主部材１８の下側に形成する。上部１９ａは、主部
材１８上面に網目状に設け、下部１９ｂは、主部材１８
の下面外周に枠状に設ける。
【００１４】しかして、上述したキャリア１７には、主
部材１８上の中央に部品２０を乗せ、図示しないセット
孔にはめこんで位置決めする。そして、プーリを駆動し
て搬送ベルト１４・１４を矢印Ｂ方向へ回転駆動してキ
ャリア１７を位置決め部１０ａへと移動する。そのと
き、前記副部材１９の上部１９ａで部品２０の落下を防
止し、また、搬送溝１１と直角な方向へキャリア１７が
動くことを下部１９ｂで規制する。その後、図３に示す
ように、位置決め部１０ａで位置決めピン１３に位置決
め孔１８ｂを合わせてキャリア１７を停止する。そし
て、位置決めピン１３を突き上げて図４に示すように、
ピン先端１３ａを位置決め孔１８ｂに挿入し、キャリア
１７を持ち上げて正確に位置決めする。
部材１８上の中央に部品２０を乗せ、図示しないセット
孔にはめこんで位置決めする。そして、プーリを駆動し
て搬送ベルト１４・１４を矢印Ｂ方向へ回転駆動してキ
ャリア１７を位置決め部１０ａへと移動する。そのと
き、前記副部材１９の上部１９ａで部品２０の落下を防
止し、また、搬送溝１１と直角な方向へキャリア１７が
動くことを下部１９ｂで規制する。その後、図３に示す
ように、位置決め部１０ａで位置決めピン１３に位置決
め孔１８ｂを合わせてキャリア１７を停止する。そし
て、位置決めピン１３を突き上げて図４に示すように、
ピン先端１３ａを位置決め孔１８ｂに挿入し、キャリア
１７を持ち上げて正確に位置決めする。
【００１５】そうして、部品２０に他のものを組み付け
たり、加工を施したり、部品２０を測定したりする。そ
れらの作業終了後、位置決めピン１３を下げてキャリア
１７を図３に示す状態に戻し、再びプーリを駆動して搬
送ベルト１４・１４を回転駆動し、その位置決め部に次
のキャリアを搬送する。そして、上述したと同様な手順
を繰り返す。
たり、加工を施したり、部品２０を測定したりする。そ
れらの作業終了後、位置決めピン１３を下げてキャリア
１７を図３に示す状態に戻し、再びプーリを駆動して搬
送ベルト１４・１４を回転駆動し、その位置決め部に次
のキャリアを搬送する。そして、上述したと同様な手順
を繰り返す。
【００１６】なお、上述した実施例では、主部材１８の
図示しないセット孔に部品２０をはめこんで位置決めす
る構成とした。しかし、図５に示すように、主部材１８
にセットピン１８ｃを立て、そのセットピン１８ｃで部
品２０を位置決めする構成としてもよい。
図示しないセット孔に部品２０をはめこんで位置決めす
る構成とした。しかし、図５に示すように、主部材１８
にセットピン１８ｃを立て、そのセットピン１８ｃで部
品２０を位置決めする構成としてもよい。
【００１７】
【考案の効果】したがって、この考案によれば、以下の
効果を得ることができる。 部品を乗せる板状の主部材を金属またはガラス入り樹
脂でつくるので、コストアップとなることなくキャリア
の高精度を確保することができる。 副部材を樹脂でつくるので、キャリア全体の重量を軽
くすることができ、高速搬送が可能となる。 複雑な形状加工を副部材で成形するので、加工を容易
とし、コストダウンを図ることができる。
効果を得ることができる。 部品を乗せる板状の主部材を金属またはガラス入り樹
脂でつくるので、コストアップとなることなくキャリア
の高精度を確保することができる。 副部材を樹脂でつくるので、キャリア全体の重量を軽
くすることができ、高速搬送が可能となる。 複雑な形状加工を副部材で成形するので、加工を容易
とし、コストダウンを図ることができる。
【００１８】請求項２に記載のものによれば、副部材の
外側において位置決めピンを主部材の位置決め孔に挿入
してキャリアを位置決めするので、位置決めピンのスト
ロークを短くすることができ、キャリアに対する位置決
め時間を最小限にすることができる。
外側において位置決めピンを主部材の位置決め孔に挿入
してキャリアを位置決めするので、位置決めピンのスト
ロークを短くすることができ、キャリアに対する位置決
め時間を最小限にすることができる。
【図１】この考案の一実施例である部品搬送装置の斜視
図である。
図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線の断面図である。
【図３】その部品搬送装置の位置決め部における断面図
である。
である。
【図４】その位置決め部において、キャリアを位置決め
ピンで押し上げて位置決めしている状態図である。
ピンで押し上げて位置決めしている状態図である。
【図５】そのキャリアの他の例を示す断面図である。
１３ 位置決めピン １４ 搬送ベルト １７ キャリア １８ 主部材 １８ａ 突出部分 １８ｂ キャリアの位置決め孔 １９ 副部材 ２０ 部品
Claims (2)
- 【請求項１】 直線搬送手段上に複数のキャリアを順に
並べて備え、それらのキャリア上にそれぞれ部品を乗
せ、前記直線搬送手段を駆動して前記キャリアを移動
し、部品を搬送する部品搬送装置において、主部材とし
て金属またはガラス入り樹脂を用い、副部材として樹脂
を用い、前記主部材を部品を乗せる板状として前記副部
材中にインサートし、前記キャリアを成形でつくってな
る、部品搬送装置。 - 【請求項２】 前記キャリアの位置決め孔に位置決めピ
ンを挿入して前記キャリアを位置決めする請求項１に記
載の部品搬送装置において、前記主部材を前記副部材よ
りも突出し、その突出部分に前記位置決め孔を設けてな
る、部品搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992059471U JP2579096Y2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 部品搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992059471U JP2579096Y2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 部品搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0616321U JPH0616321U (ja) | 1994-03-01 |
| JP2579096Y2 true JP2579096Y2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=13114261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992059471U Expired - Lifetime JP2579096Y2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 部品搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2579096Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109733853B (zh) * | 2019-02-21 | 2024-04-02 | 苏州市安派精密电子有限公司 | 一种子母钢带式送料线结构 |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP1992059471U patent/JP2579096Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0616321U (ja) | 1994-03-01 |
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