JP2579081B2 - 禁止時間付競合調停方式 - Google Patents

禁止時間付競合調停方式

Info

Publication number
JP2579081B2
JP2579081B2 JP20452691A JP20452691A JP2579081B2 JP 2579081 B2 JP2579081 B2 JP 2579081B2 JP 20452691 A JP20452691 A JP 20452691A JP 20452691 A JP20452691 A JP 20452691A JP 2579081 B2 JP2579081 B2 JP 2579081B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
signal
processing request
time
prohibition time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP20452691A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0546540A (ja
Inventor
貴教 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP20452691A priority Critical patent/JP2579081B2/ja
Publication of JPH0546540A publication Critical patent/JPH0546540A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2579081B2 publication Critical patent/JP2579081B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bus Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、最優先の処理要求を処
理する禁止時間付競合調停方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の処理要求を制御する回路
は、同時に処理要求が複数発生した場合、それぞれの要
求に対して優先順位を決めて処理を行ったり、あるいは
優先順位を順次変化させて処理を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、例えば図3
の(イ)の回路構成のもとで、図3の(ロ)に示すよう
な処理を行った場合、定期的に発生する処理要求信号R
Aが不定期的な処理要求信号RQ Bの処理が終了
していないうちに発生した場合、最優先の処理要求信号
RQ A(ここでは処理要求A2)の処理を行えないと
いう問題があった。以下図3の回路および動作を説明す
る。
【0004】図3の(イ)において、処理要求信号RQ
A、RQ Bは処理を要求する信号であり、処理実行
中信号A CYC、B CYCは処理要求信号RQ
A、RQ Bの処理を実行中の信号であり、リセット信
号−RST CYC、−RST CYCはリセ
ットする信号を表わす。
【0005】この図3の(イ)の回路によれば、処理要
求信号RQ Aあるいは処理要求信号RQ Bのうちの
速く処理要求したものの処理を開始して処理が終了する
まで、次の処理を受け付けない。
【0006】図3の(ロ)において、処理要求信号RQ
Aは最優先の処理要求であって、定期的に発生する処
理であり、処理時間tAを要するものである。処理要求
信号RQ Bは不定期に発生する処理であり、処理時間
tBを要するものである。
【0007】今、図示タイミングで、最優先の定期的な
処理要求信号RQ AがA1、A2、A3・・・という
ように発生し、不定期な処理要求信号RQ BがB1とし
て発生する。第1番目に発生した定期的なA1を図3の
(イ)の処理要求信号RQ Aとして受け付けて処理時間
tAを要して処理を行い、第2番目に発生した不定期の
B1を図3の(イ)の処理要求信号RQ Bとして受け
付けて処理時間tBを要して処理を行う。しかし、この
第2番目のRQ Bの処理を終了した時点では、既に最優
先のA2が発生しており、この最優先のA2を処理し得
ないという問題がある。
【0008】本発明は、最優先に処理する処理要求の前
後に要求禁止時間tNBを設定し、他の処理要求をこの
時間帯で受け付けないようにし、定期的な最優先の処理
要求を確実に処理することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、処理実行
中信号発生回路1は、処理要求を受け付けて処理実行中
信号を送出するものである。
【0010】禁止時間発生回路2は、最優先の定期的な
処理要求をもとに禁止時間21を発生し、他の処理実行
中信号発生回路1が処理要求を受付けることを禁止する
ものである。
【0011】
【作用】本発明は、図1に示すように、処理実行中信号
発生回路1が最優先の定期的な処理要求を受け付けて処
理実行中信号を送出したことに対応して、禁止時間発生
回路2がこの定期的な処理要求があった時間を基点に所
定時間前から所定時間後の禁止時間21を発生して他の
処理実行中信号発生回路1に通知し、この他の処理実行
中信号発生回路1がこの禁止時間21の間、他の処理要
求の受付を禁止するようにしている。
【0012】従って、最優先に処理する処理要求の前後
に禁止時間tNBを設定し、他の処理要求をこの時間帯
で受け付けないようにすることにより、定期的な最優先
の処理要求を待ちなく、確実に最優先に処理することが
可能となる。
【0013】
【実施例】次に、図1および図2を用いて本発明の実施
例の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0014】図1において、処理実行中信号発生回路1
は、処理要求に対応して設け、処理要求信号を排他的に
受け付けて処理実行中信号(例えばA CYC)を発生
する回路である。この処理実行中信号発生回路1は、禁
止時間発生回路2から禁止時間21の信号の通知を受け
たときは、処理要求信号の受付を禁止するようにしてい
る。
【0015】禁止時間発生回路2は、最優先の定期的な
処理要求を確実に受け付けられるように禁止時間21を
発生し、他の処理実行中信号発生回路1が処理要求を受
付けることを禁止するものである。この禁止時間21
は、定期的な処理要求を受け付けた時間を基点に、他の
処理要求(例えばRQ B)が処理を行うに必要な時間
tBだけ前の時間から、当該優先的に処理を行う処理要
求(例えばRQ A)が処理を行うに必要な時間tA経
過までの時間である。
【0016】処理要求信号は、処理を要求する信号であ
る。ここでは、RQ Aが最優先の定期的な処理要求で
あって、RQ Bが不定期的な処理要求である。処理実
行中信号は、処理要求を受け付け、処理を実行中の信号
である。A CYCが処理要求信号RQ A、B CY
Cが処理要求信号RQ Bに対応するものである。
【0017】リセット信号は、処理要求を受け付けて処
理を開始し、処理が終了したときに、処理実行中信号を
リセットするための信号である。次に、図1の(ロ)を
用いて、図1の(イ)の構成の動作を説明する。ここ
で、処理要求信号RQ Aが最優先の定期的な処理要求
信号であり、処理要求信号RQ Bが非定期的な処理要
求信号である。また、処理要求信号RQ Aに対する処
理要求信号RQ Bの禁止時間21を図示tNBとす
る。
【0018】(1) 処理要求信号RQ A(最優先の
定期的な信号)の第1番目のA1を、図1の処理実行中
信号発生回路(A)1が受け付け、処理実行中信号A
CYCを出力し、図示外の処理部が処理を開始する。所
定クロック数経過(例えば3クロック経過)後にリセッ
ト信号を処理実行中信号発生回路(A)1に入力し、処
理実行中信号A CYCをリセットする。これにより、
処理要求信号RQ Aの第1番目のA1の処理を終了す
る。
【0019】(2) 続いて処理要求信号RQ B(非
定期的な信号)を、ここでは禁止時間tNBを経過後し
ていたので図1の処理実行中信号発生回路(B)1が受
け付け、処理実行中信号B CYCを出力し、図示外の
処理部が処理を開始する。所定クロック数経過(例えば
3クロック経過)後にリセット信号を処理実行中信号発
生回路(B)1に入力し、処理実行中信号B CYCを
リセットする。これにより、処理要求信号RQ Bの第
1番目のB1の処理を終了する。
【0020】(3) この(2)の処理を開始する際
に、処理要求信号RQ Bが禁止信号tNB内であった
場合、即ち最優先の定期的な処理要求RQ Aの前にt
B(処理要求信号RQ Bが処理を実行するために必要
な時間)だけの時間内から処理要求RQ Aの後にtA
(処理要求信号RQ Aが処理を実行するために必要な
時間)内のときは、当該処理要求信号RQ Bの処理開
始を禁止し、この禁止時間21が経過した後に実行開始
する。
【0021】以上のように、禁止時間21として、最優
先の定期的な処理要求信号(ここではRQ A)の前に
時間tBから後に時間tAを定め、この禁止時間21内
のときに他の処理要求(ここではRQ B)の受付を禁
止することにより、最優先の定期的に処理要求を確実に
受け付けて処理を行うことが可能となる。
【0022】図2は、本発明の1実施例構成・動作説明
図を示す。ここで、RQ Aは、最優先の定期的な処理
要求信号である。RQ Bは、非定期的な処理要求信号
である。
【0023】A CYCはRQ Aの処理実行中信号で
ある。B CYCはRQ Bの処理実行中信号である。
−RST CYCはA CYCのリセット信号であ
る。
【0024】−RST CYCはB CYCのリセ
ット信号である。禁止時間信号は、RQ Aが入力する
時間帯について他の処理要求信号、ここではRQ Bの
受け付けを禁止する信号である。
【0025】プログラマブルカウンタ22は、禁止
信号を生成するプログラマブルなカウンタである。禁止
時間信号は、最優先の定期的なRQ Aが入力された時
間を基点に、この基点から前に他の処理要求であるRQ
Bの処理に必要な時間tBから、この基点の後に当該
RQ Aの処理に必要な時間tAまでの時間帯である。
【0026】D−FF(1)は、RQ−Aをクロックに
同期して取込んで“1”のA CYCを出力し、処理終
了時に通知されたリセット信号−RST CYCで
リセットしてA CYCを“0”にするものである。
【0027】D−FF(2)は、RQ−Bをクロックに
同期して取込んで“1”のB CYCを出力し、処理終
了時に通知されたリセット信号−RST CYCで
リセットしてB CYCを“0”にするものである。
【0028】次に、図2の(ロ)のタイムチャートを用
いて図2の(イ)の回路の動作を説明する。 は、最優先の定期的な処理要求信号RQ Aが入力
(発生)発生する。
【0029】は、で処理要求信号RQ Aが入力し
たことに対応して、図2の(イ)のD−FF(1)がこ
れを取り込み、“1”の処理実行中信号A CYCを出力
し、図示外の処理部が処理を開始する。
【0030】は、図示外の処理部から処理が次のクロ
ックで終了するので、リセットするためのリセット信号
−RST CYCをインバータを介して図2の
(イ)のD−FF(1)に入力する。
【0031】は、でリセット信号−RST
YCが入力されたことに対応して、次のクロックで処理
実行中信号A CYCを“0”にし、RQ Aに対する
一連の処理を終了する。
【0032】は、非同期の処理要求信号RQ Bが
の同じ時間に入力されたが、禁止時間であったため、待
たされ、処理要求信号RQ Aの処理が終了した時点の
当該のときに、図2の(イ)のD−FF(2)が処理
実行中信号B CYCを“1”にする。
【0033】は、図示外の処理部から処理が次のクロ
ックで終了するので、リセットするためのリセット信号
−RST CYCをインバータを介して図2の
(イ)のD−FF(2)に入力する。
【0034】は、でリセット信号−RST
YCが入力されたことに対応して、次のクロックで処理
実行中信号B CYCを“0”にし、RQ Bに対する
一連の処理を終了する。
【0035】以下同様に、’、’、’、’、
’、’、’の順序で次の処理要求を受け付けて処
理を行う。ここで、図2の(イ)のプログラマブルカウ
ンタ22に最優先の定期的な処理要求(ここではRQ
A)以外の処理要求(ここではRQ B)が処理を行う
に必要な時間tBを設定することにより、任意の処理要
求に対応する禁止時間21を生成し、最優先の定期的な
処理要求を確実に受け付けて処理を行うことが可能とな
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
最優先に処理する処理要求の前後に禁止時間tNBを設
定し、他の処理要求をこの時間帯で受け付けないように
する構成を採用しているため、定期的な最優先の処理要
求を待ちなく、確実に最優先に処理することができる。
これにより、 (1) 従来方式では定期的に処理要求を発生し、しか
もその要求を最優先に処理を実行するような制御ができ
なかったが、本発明により、その制御を行うことが可能
となった。
【0037】(2) また、プログラマブルカウンタ2
2を用いることにより、多種多用な処理時間を要する処
理要求に対しても容易に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の1実施例構成・動作説明図である。
【図3】従来技術の説明図である。
【符号の説明】 1:処理実行中信号発生回路 2:禁止時間発生回路 21:禁止時間 22:プログラマブルカウンタ tNB:禁止時間 tA:処理要求RQ Aの実行に要する時間 tB:処理要求RQ Bの実行に要する時間

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最優先の処理要求を処理する禁止時間付
    競合調停方式において、 処理要求を受け付けて処理実行中信号を送出する処理実
    行中信号発生回路(1)を、受け付ける処理要求の数だ
    け設けると共に、 最優先の処理要求をもとに禁止時間(21)を発生し、
    他の処理実行中信号発生回路(1)が処理要求を受付け
    ることを禁止する禁止時間発生回路(2)とを備え、 最優先の定期的な処理要求を上記処理実行中信号発生回
    路(1)が受け付けて処理実行中信号を送出すると共
    に、禁止時間発生回路(2)がこの定期的な処理要求が
    あった時間を基点に所定時間前から所定時間後の禁止時
    間(21)を発生して他の処理実行中信号発生回路
    (1)が他の処理要求の受付を禁止するように構成した
    ことを特徴とする禁止時間付競合調停方式。
JP20452691A 1991-08-15 1991-08-15 禁止時間付競合調停方式 Expired - Lifetime JP2579081B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20452691A JP2579081B2 (ja) 1991-08-15 1991-08-15 禁止時間付競合調停方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20452691A JP2579081B2 (ja) 1991-08-15 1991-08-15 禁止時間付競合調停方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0546540A JPH0546540A (ja) 1993-02-26
JP2579081B2 true JP2579081B2 (ja) 1997-02-05

Family

ID=16491997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20452691A Expired - Lifetime JP2579081B2 (ja) 1991-08-15 1991-08-15 禁止時間付競合調停方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2579081B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4549458B2 (ja) * 1999-04-14 2010-09-22 株式会社沖データ Dma転送装置
US6701397B1 (en) 2000-03-21 2004-03-02 International Business Machines Corporation Pre-arbitration request limiter for an integrated multi-master bus system
JP2006209707A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Omron Corp 通信制御方法および制御装置
JP5565204B2 (ja) 2010-08-23 2014-08-06 株式会社リコー データ転送装置、データ転送方法およびプログラム、ならびに、画像形成装置
JP6098161B2 (ja) * 2012-12-27 2017-03-22 株式会社デンソー 制御システム
JP6861591B2 (ja) * 2017-07-13 2021-04-21 日立Astemo株式会社 車両制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0546540A (ja) 1993-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2579081B2 (ja) 禁止時間付競合調停方式
GB2074764A (en) Multiprocessor computer system
US3999170A (en) Multiple access interconnect system
US7162557B2 (en) Competition arbitration system
JPH08297581A (ja) リアルタイム・オペレーティングシステムにおける割り込み管理方式
JPS5836381B2 (ja) 共用メモリ制御装置
JP2972491B2 (ja) バス制御機構及び計算機システム
JP2626510B2 (ja) 調停装置
JP2538874B2 (ja) 共通バス調停方式
JPS6229819B2 (ja)
JPS6019819B2 (ja) バス使用権制御方式
JPS6217255B2 (ja)
JP2616151B2 (ja) メモリリフレッシュ回路
JP4170506B2 (ja) 調停回路および方法
JP2973734B2 (ja) 競合制御回路
KR0178720B1 (ko) 공유메모리 제어장치
JP4206627B2 (ja) 調停回路
JPH07210503A (ja) バス競合調停方法
JPH06208543A (ja) マルチcpuシステムにおけるバス調停方法
KR920000480B1 (ko) 인터럽트 버스의 중재 방법
JPH05143364A (ja) 割込制御装置
JP2000076183A (ja) バス調停回路
JPH0850567A (ja) データ転送装置
JPH04282744A (ja) マルチプロセッサ制御装置
JPH04168558A (ja) バス・アービトレーション回路