JP2000076183A - バス調停回路 - Google Patents

バス調停回路

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JP2000076183A
JP2000076183A JP10248455A JP24845598A JP2000076183A JP 2000076183 A JP2000076183 A JP 2000076183A JP 10248455 A JP10248455 A JP 10248455A JP 24845598 A JP24845598 A JP 24845598A JP 2000076183 A JP2000076183 A JP 2000076183A
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Japan
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circuit
logic circuit
request
bus arbitration
logic
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JP10248455A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamada
博 山田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の論理回路から同時にバス使用要求が発
生した場合でも、各論理回路の要求を順番に実行し、要
求が完全にアボートされることを防ぐことができるバス
調停回路を提供すること。 【解決手段】 アクセス権をどの論理回路に与えるかを
決定するステート選択回路5と、アクセス決定情報を格
納するステータスレジスタ6とを備え、複数の論理回路
からの同時要求に対しては、アクセス権を特定の論理回
路に連続して与えることなく、該アクセス権をどの論理
回路に与えるかを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のバス使用要
求に対して、所定の優先順位による調停を行うバス調停
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のバス調停回路は、複数の論理回路
から同時にバス使用要求が発生した場合には、所定の順
に設定されている優先順位に従ってアクセス権をどの論
理回路に与えるかを決定し、アクセス権を獲得すること
のできた論理回路が要求を完了してから、次の要求をし
ている論理回路にアクセス権が移行されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のバス調停回路では、優先順位の高い論理回路がバ
ス使用要求を出し続けている限り、その論理回路がバス
へのアクセス権を持ち続けるため、他の論理回路は、そ
の期間まったくバスへアクセスすることができず、アク
セス権が開放されるまで待たされることになるので、要
求からアクセスするまでの期間に制限がある論理回路
(例えば固定ウェイトアクセスマイコン)では要求がア
ボートされてしまい、再要求を行うという処理が必要と
なる。一般に再要求を行うという処理は、その論理回路
のシステムが無限ループに陥ることを回避するために回
数や、時間などで制限されており、この再要求の制限を
超えてアクセス権が獲得できなかった場合には、その要
求は処理されることなく完全にアボートされてしまうと
いう問題があった。
【0004】本発明は、上記のような従来の問題点を解
決するためになされたもので、各論理回路から同時にバ
ス使用要求が発生した場合でも、各論理回路の要求を順
番に実行し、要求が完全にアボートされることを防ぐこ
とができるバス調停回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
るバス調停回路は、複数の論理回路からバス使用要求信
号が入力され、所定の優先順位によるバス使用の調停を
行なうバス調停回路において、上記複数の論理回路から
のバス使用要求信号と、ステータスレジスタの出力とに
基づいて、アクセス権をどの論理回路に与えるかを動作
クロック毎に決定し、アクセス決定情報を上記ステータ
スレジスタに出力するステート選択回路と、上記アクセ
ス決定情報を格納するステータスレジスタとを備え、上
記ステート選択回路が、上記複数の論理回路からの同時
要求に対しては、アクセス権を特定の論理回路に連続し
て与えることなく、該アクセス権をどの論理回路に与え
るかを決定するものとしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1によるバ
ス調停回路を含む装置の構成を示すブロック図である。
本装置は、バス調停回路1、論理回路2、論理回路3、
及びバス4から構成される。論理回路2、及び論理回路
3は、それぞれバス4に接続されている。また、バス調
停回路1は、論理回路2、及び論理回路3に接続されて
おり、各論理回路からの要求信号が入力され、アクセス
権を与える論理回路にアクセス許可信号を出力する。
【0007】図2は、本発明の実施の形態1によるバス
調停回路1の内部ブロック図である。本実施の形態1に
よるバス調停回路1は、ステート選択回路5、及びステ
ータスレジスタ6から構成される。ステート選択回路5
は、要求信号20、要求信号30、クロック、及びステ
ータスレジスタ6からのアクセス決定情報である前処理
情報60が入力され、これらの入力信号に基づいて決定
されるアクセス決定情報を現処理情報61としてステー
タスレジスタ6に出力し、論理回路2にアクセス権を与
える場合にはアクセス許可信号21を論理回路2に、論
理回路3にアクセス権を与える場合にはアクセス許可信
号31を論理回路3に出力する。
【0008】図3は、本発明の実施の形態1によるバス
調停回路1の動作を説明するための状態遷移図である。
状態遷移図では、状態の移行は矢印の方向に行われ、矢
印の上側に状態移行の要因を記載し、下側には状態移行
時に行う処理を記載する。
【0009】図4は、本発明の実施の形態1によるバス
調停回路1の動作を説明するためのタイミングチャート
である。
【0010】図3、及び図4において、IDLE、AC
CESS1、及びACCESS2は、バス調停回路1の
処理状態を示している。IDLEは初期状態であり、A
CCESS1は、論理回路2がアクセス権を有する状態
であり、ACCESS2は、論理回路3がアクセス権を
有する状態である。また、図3において、20=Hは、
論理回路2が要求信号20を出力することを示し、21
=Hは、バス調停回路1がアクセス許可信号21を出力
することを示す。同様に、30=Hは、論理回路3が要
求信号30を出力することを示し、31=Hは、バス調
停回路1がアクセス許可信号31を出力することを示
す。また、20=Lは、論理回路2が要求信号20を出
力しないことを示し、21=Lは、バス調停回路1がア
クセス許可信号21を出力しないことを示す。同様に、
30=Lは、論理回路3が要求信号30を出力しないこ
とを示し、31=Lは、バス調停回路1がアクセス許可
信号31を出力しないことを示す。
【0011】以下に、本装置の動作について説明する。
なお、本実施の形態1では、論理回路2,3のうち論理
回路2を優先してバス使用の調停を行うものとする。
【0012】論理回路2,3からのバス使用要求には、
論理回路2,3の双方がともに要求しない場合、論理回
路2のみが要求する場合、論理回路3のみが要求する場
合、論理回路2,3の双方がともに要求する場合、の4
つの場合がある。
【0013】論理回路2,3の双方がともに要求しない
場合には、バス調停回路1の状態はIDLEのままで、
何も実行されない。
【0014】論理回路2のみが要求する場合には、バス
調停回路1の状態はIDLEからACCESS1へと移
行し、その移行の際に、バス調停回路1は論理回路2の
要求を受理して論理回路2にアクセス許可信号21を出
力する。また、他の論理回路からの要求信号はないの
で、論理回路2の要求がある限り、バス調停回路1の状
態はACCESS1に留まる。要求がなくなった時点
で、バス調停回路1の状態はIDLEへと移行し、アク
セス許可信号21は停止される。
【0015】論理回路3のみが要求する場合は、上記論
理回路2のみが要求する場合とは回路が置き換わっただ
けであり、その動作は同様に、バス調停回路1の状態は
IDLEからACCESS2へと移行し、その移行の際
に、バス調停回路1は論理回路3の要求を受理して論理
回路3にアクセス許可信号31を出力する。また、他の
論理回路からの要求信号はないので、論理回路3の要求
がある限り、バス調停回路1の状態はACCESS2に
留まる。要求がなくなった時点で、バス調停回路1の状
態はIDLEへと移行し、アクセス許可信号31は停止
される。
【0016】論理回路2,3の双方がともに要求する場
合には、所定の優先順位にしたがって要求が実行され
る。本実施の形態1では論理回路2を優先するので、バ
ス調停回路1の状態はIDLEからまずACCESS1
へと移行し、バス調停回路1は論理回路2の要求を受理
して論理回路2にアクセス許可信号21を出力する。そ
の後、ACCESS1という状態はアクセス権が論理回
路2にある、すなわち先に論理回路2の要求は実行され
たということであるから、論理回路3の要求を実行する
ために状態をACCESS2へと移行する。その際にバ
ス調停回路1は、論理回路2のアクセス許可信号21を
停止し、論理回路3に対してアクセス許可信号31を出
力する。また、ACCESS2という状態はアクセス権
が論理回路3にある、すなわち先に論理回路3の要求は
実行されたということであり、論理回路3より優先順位
の低い論理回路の要求はないが高い論理回路(論理回路
2)からの要求がある場合には、バス調停回路1は、そ
のうち最も優先順位の高い要求を実行する状態であるA
CCESS1へと移行して、アクセス許可信号31を停
止し、アクセス許可信号21を出力する。
【0017】また、バス調停回路1の状態がACCES
S1である場合において、新たに論理回路3の要求が発
生した場合には、直前に論理回路2の要求が実行されて
いるので、論理回路2の要求がある場合でも論理回路3
の要求を実行するためにACCESS2へ移行する。同
様に、ACCESS2の状態において、新たに論理回路
2の要求が発生した場合には、ACCESS1へと移行
する。
【0018】以上のように、本実施の形態1におけるバ
ス調停回路によれば、各論理回路から同時に要求が発生
した場合においても、アクセス権を特定の論理回路に連
続して与えることなく、どの論理回路にアクセス権を与
えるかを決定するようにしたので、各論理回路の要求は
順番に実行されることになり、要求が完全にアボートさ
れることを防ぐことができる。
【0019】なお、本実施の形態1では、論理回路が2
つの場合について説明したが、3つ以上の場合について
も同様に動作し、上述の実施の形態1と同様の効果を得
ることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によるバス調停回路によれば、ア
クセス権をどの論理回路に与えるかを決定するステート
選択回路と、アクセス決定情報を格納するステータスレ
ジスタとを備え、複数の論理回路からのバス使用要求の
状態に応じてアクセス権を動作クロック毎に切り替え、
複数の論理回路からの同時要求に対してはアクセス権を
特定の論理回路に連続して与えることなく、どの論理回
路にアクセス権を与えるかを決定するようにしたので、
各論理回路の要求を逐次実行することになり、要求が完
全にアボートされることを防ぐことができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるバス調停回路を含
む装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1によるバス調停回路の内
部構成を示す内部ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1によるバス調停回路の動
作を説明するための状態遷移図である。
【図4】本発明の実施の形態1によるバス調停回路の動
作を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 バス調停回路 2 論理回路 20 要求信号 21 アクセス許可信号 3 論理回路 30 要求信号 31 アクセス許可信号 4 バス 5 ステート選択回路 6 ステータスレジスタ 60 前処理情報 61 現処理情報

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の論理回路からバス使用要求信号が
    入力され、所定の優先順位によるバス使用の調停を行な
    うバス調停回路において、 上記複数の論理回路からのバス使用要求信号と、ステー
    タスレジスタの出力とに基づいて、アクセス権をどの論
    理回路に与えるかを動作クロック毎に決定し、アクセス
    決定情報を上記ステータスレジスタに出力するステート
    選択回路と、 上記アクセス決定情報を格納するステータスレジスタと
    を備え、 上記ステート選択回路は、上記複数の論理回路からの同
    時要求に対しては、アクセス権を特定の論理回路に連続
    して与えることなく、該アクセス権をどの論理回路に与
    えるかを決定するものであることを特徴とするバス調停
    回路。
JP10248455A 1998-09-02 1998-09-02 バス調停回路 Pending JP2000076183A (ja)

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