JP2578868B2 - 送風制御装置 - Google Patents

送風制御装置

Info

Publication number
JP2578868B2
JP2578868B2 JP63004243A JP424388A JP2578868B2 JP 2578868 B2 JP2578868 B2 JP 2578868B2 JP 63004243 A JP63004243 A JP 63004243A JP 424388 A JP424388 A JP 424388A JP 2578868 B2 JP2578868 B2 JP 2578868B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper
temperature
main
opens
static pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63004243A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01181033A (ja
Inventor
史夫 宮島
康 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP63004243A priority Critical patent/JP2578868B2/ja
Publication of JPH01181033A publication Critical patent/JPH01181033A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2578868B2 publication Critical patent/JP2578868B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ダクト式空気調和機等の可変風量システム
の送風制御装置に関するものである。
従来の技術 従来のダクト式空気調和機の可変風量システムの制御
装置について図面を参照しながら説明する。
第3図は従来の可変風量システムの制御装置概要図で
ある。
1は通風ダクトであり、2はダクト内の風路を開閉す
るダンパ、3はダンパを駆動させるモータである。4は
室内温度を検出する室温センサ、5は室内温度を設定す
る温度設定器、6は室温センサと温度設定器の温度差を
検出し、その温度差に応じてモータに駆動信号を出力す
る制御装置である。
ここで制御装置6は、温度差を検出した直後、モータ
3に駆動信号を出力し、ダンパ2がモータ駆動により直
ちに開閉し風量を可変する。
発明が解決しようとする問題点 ところが、このような可変風量システムの制御装置に
おいては、冷房時、ダクト内の温度が室温より異常に高
い場合、運転開始時温風が出て室温が一時上昇する。ま
た暖房時においては、逆にダクト内温度が室温より低い
場合、運転開始時冷風が出て室温が一時低くなり、冷房
・暖房とも、不快感を覚え、かつ設定温度に到達する
迄、時間を多く要するという問題がある。このため、従
来は、ダンパを全閉とせず、若干ダンパを開いて風を洩
らしていたが、この場合には、運転の停止中及び風量供
給が不要の時においても、冷風及び温度が洩れて不快感
を覚えたり、不経済な運転を行っているという問題があ
った。
本発明は、上記問題点に鑑み、適切な冷風・温風を適
量供給することにより、快適空調を実現できる可変風量
システムの制御装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の送風制御装置は、
主風路を構成する第1の通風ダクトと、前記主風路を開
閉する主ダンパと、前記主ダンパより上流側で前記主風
路から分岐した副風路を構成する第2の通風ダクトと、
前記副風路を開閉する副ダンパと、前記主ダンパより上
流側で前記第1の通風ダクト内の温度を検出する温度セ
ンサと、前記主ダンパより上流側で前記第1の通風ダク
ト内の静圧を検出する静圧センサと、前記温度センサの
検出温度により前記主ダンパを開閉するとともに前記静
圧センサの検出静圧により前記副ダンパを開閉する制御
装置とから構成され、前記制御装置は、空気調和機の運
転開始後前記温度センサの検出温度が所定値に達するま
で主ダンパを開かず、前記温度センサの検出温度が所定
値に達して前記主ダンパが開き前記静圧センサの検出静
圧が所定値以下に下降するまで前記副ダンパを閉じない
よう制御するのである。
作用 本発明の送風制御装置は、上記した構成により、主風
路を開閉する主ダンパを閉状態、副風路を開閉する副ダ
ンパを開状態にして空気調和機の運転を開始し、主ダン
パより上流側の第1の通風ダクト内の温度が所定値に達
すると主ダンパが開き、主ダンパが開くことにより主ダ
ンパより上流側の第1の通風ダクト内の静圧が所定値以
下に下降すると副ダンパを閉じるため、運転開始後早く
所定温度に到達し、充分に温度調節された風のみを室内
に流すことができる。また、主ダンパより上流側の第1
の通風ダクト内の温度が所定値に達するまで副風路から
風を逃すことにより主ダンパより上流側の第1の通風ダ
クト内の静圧が異常に上昇することを防ぎ、副風路から
風を逃がす必要がなくなったときは副風路を閉じて充分
に温度調節された風が室外に流出することを防ぐことが
できる。よって、室内に適切な冷風・温風を適量供給で
きることとなる。
実施例 以下、本発明の一実施例の可変風量システムの送風制
御装置について、図面を参照しながら説明する。
第1図は、本発明の一実施例における可変風量システ
ムの送風制御装置の概略図である。
第1図において、10は主風路を構成する通風ダクトA
である。11は主風路を開閉する主ダンパである。12は主
ダンパ11より上流側で主風路から分岐した副風路を構成
する通風ダクトBである。13は副風路を開閉する副ダン
パである。14は主ダンパ11を駆動するモータA、15は副
ダンパ13を駆動するモータBである。
16は主ダンパ11より上流側で通風ダクトA内の温度を
検出する温度センサである。17は主ダンパ11より上流側
で通風ダクトA内の静圧を検出する静圧センサである。
18は温度センサ16の検出温度により主ダンパ11を開閉す
るとともに静圧センサ17の検出静圧により副ダンパ13を
開閉する制御装置である。
以上のように構成された可変風量システムの送風制御
装置について、以下第1図及び第2図を用いてその動作
を説明する。
まず、第2図は本発明の具体例の動作を示すフローチ
ャート図であり、そのフローに従って説明する。
まず冷房運転開始時、温度センサの温度が25℃を超え
ている場合、副ダンパは全開で、主風路の主ダンパは全
閉状態にあり、温度センサが25℃以下になれば、主ダン
パが開き(開制御)、そして静圧センサの静圧が20mmH2
O以下になれば副風路の副ダンパが全閉となり、主ダン
パでの風量可変システム制御を行う。なお暖房運転時に
おいては、第2図のフローの温度センサの温度25℃以下
を25℃以上とすることで、以下冷房運転時と同様の制御
フローとなり、主ダンパでの風量可変システム制御がで
きる。
以上のように本実施例によれば、主風路を開閉する主
ダンパ11を閉状態、副風路を開閉する副ダンパ13を開状
態にして空気調和機の運転を開始し、主ダンパ11より上
流側の通風ダクトA内の温度が所定値に達すると主ダン
パ11が開き、主ダンパ11が開くことにより主ダンパ11よ
り上流側の通風ダクトA内の静圧が所定値以下に下降す
ると副ダンパ13を閉じるため、運転開始後早く所定温度
に到達し、充分に温度調節された風のみを室内に流すこ
とができる。また、主ダンパ11より上流側の通風ダクト
A内の温度が所定値に達するまで副風路から風を逃すこ
とにより主ダンパ11より上流側の通風ダクトA内の静圧
が異常に上昇することを防ぎ、副風路から風を逃がす必
要がなくなったときは副風路を閉じて充分に温度調節さ
れた風が室外に流出することを防ぐことができる。よっ
て、室内に適切な冷風・温風を適量供給でき、快適空調
の実現できる可変風量システムが得られる。
発明の効果 以上のように本発明は、主風路を開閉する主ダンパよ
り上流側で主風路から分岐した副風路と、副風路を開閉
する副ダンパと、主ダンパより上流側で主風路を構成す
る第1の通風ダクト内の温度を検出する温度センサと、
主ダンパより上流側で第1の通風ダクト内の静圧を検出
する静圧センサと、空気調和機の運転開始後温度センサ
の検出温度が所定値に達するまで主ダンパを開かず、温
度センサの検出温度が所定値に達して主ダンパが開き静
圧センサの検出静圧が所定値以下に下降するまで副ダン
パを閉じないよう制御する制御装置とを設けたことによ
り、運転開始後早く所定温度に到達し、充分に温度調節
された風のみを室内に流すことができるため、室内に適
切な冷風・温風を適量供給でき、快適空調が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における可変風量システム送
風装置の概要図、第2図は本発明の具体例の動作を示す
フローチャート、第3図は従来の可変風量システム送風
装置の概要図である。 11……主ダンパ、13……副ダンパ、16……温度センサ、
17……静圧センサ、18……制御装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主風路を構成する第1の通風ダクトと、前
    記主風路を開閉する主ダンパと、前記主ダンパより上流
    側で前記主風路から分岐した副風路を構成する第2の通
    風ダクトと、前記副風路を開閉する副ダンパと、前記主
    ダンパより上流側で前記第1の通風ダクト内の温度を検
    出する温度センサと、前記主ダンパより上流側で前記第
    1の通風ダクト内の静圧を検出する静圧センサと、前記
    温度センサの検出温度により前記主ダンパを開閉すると
    ともに前記静圧センサの検出静圧により前記副ダンパを
    開閉する制御装置とから構成され、前記制御装置は、空
    気調和機の運転開始後前記温度センサの検出温度が所定
    値に達するまで主ダンパを開かず、前記温度センサの検
    出温度が所定値に達して前記主ダンパが開き前記静圧セ
    ンサの検出静圧が所定値以下に下降するまで前記副ダン
    パを閉じないよう制御する送風制御装置。
JP63004243A 1988-01-12 1988-01-12 送風制御装置 Expired - Fee Related JP2578868B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63004243A JP2578868B2 (ja) 1988-01-12 1988-01-12 送風制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63004243A JP2578868B2 (ja) 1988-01-12 1988-01-12 送風制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01181033A JPH01181033A (ja) 1989-07-19
JP2578868B2 true JP2578868B2 (ja) 1997-02-05

Family

ID=11579106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63004243A Expired - Fee Related JP2578868B2 (ja) 1988-01-12 1988-01-12 送風制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2578868B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01181033A (ja) 1989-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62299421A (ja) 車輛用空気調和装置
JPS6021887B2 (ja) 車両用空調制御装置
JPH06457B2 (ja) 空気調和装置の温度制御方法
JPH01229713A (ja) 車両用空気調和制御装置
JP2019111964A (ja) 車両用空調装置
JP2578868B2 (ja) 送風制御装置
JPS5919849B2 (ja) 車輛用自動空調装置
JP3928247B2 (ja) 車両用シート空調装置
JPH01234747A (ja) 送風制御装置
JPS6114962B2 (ja)
JP2816386B2 (ja) 車両用空調装置の圧縮機作動制御装置
JP2548291B2 (ja) 可変風量調整装置
JPS58221714A (ja) 自動車用空調装置
JPS61215111A (ja) 車両用空気調和装置
JP2511911B2 (ja) 車輌用空調装置
JPS58221715A (ja) 自動車用空調装置
JPH08183320A (ja) 車両用空気調和装置
JPH01247925A (ja) 放熱器の運転制御方法
JP3139017B2 (ja) 車両用空気調和制御装置
JPS6210166Y2 (ja)
JPS61129313A (ja) 車両用空気調和装置
JPH05278433A (ja) 車両用空調装置
JPS61129314A (ja) 車両用空気調和装置
JPS57201713A (en) Air conditioning device for vehicle
JPS5613215A (en) Air conditioning control device for car

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees