JP2578774Y2 - キィースイッチ - Google Patents

キィースイッチ

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JP2578774Y2
JP2578774Y2 JP1993035784U JP3578493U JP2578774Y2 JP 2578774 Y2 JP2578774 Y2 JP 2578774Y2 JP 1993035784 U JP1993035784 U JP 1993035784U JP 3578493 U JP3578493 U JP 3578493U JP 2578774 Y2 JP2578774 Y2 JP 2578774Y2
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勝敏 土山
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】
【従来の技術】本出願人は実願平5−30881:名称
「キィートップの支持構造及びキィースイッチ」により
図7に示すような構造のキィースイッチを提案した、こ
の考案は先に提案したキィースイッチの構造を改良し、
使い勝手のよいキィースイッチを提案しようとするもの
である。
【0003】先に提案したキィースイッチは平板状のキ
ィートップ1が可撓性を持つ透明フィルムシート2に貼
付けられる。透明フィルムシート2はスペーサとしても
作用する導光板3の上面に積層されている。スペーサ兼
導光板3にはキィートップ1の形状より大きい面積を持
つ孔3Aが形成されており、キィートップ1はこの孔3
Aの上部に配置される。透明フィルムシート2の裏側に
はキィートップ1のほぼ中央に突起1Aを形成する。突
起1Aは例えば光硬化性樹脂材によって形成される。突
起1Aはエンボスシート4に形成したドーム状体4Aの
頂点と対向し、キィートップ1を押下操作することによ
り、ドーム状体4Aを押下し、その変形量が所定値を越
えた時点でドーム状体4Aが下向に凸となる向に反転
し、この反転力によって下側に設けたメンブレンスイッ
チSWをオンの状態に操作する。
【0004】尚、メンブレンスイッチSWを構成するメ
ンブレンシート5の下面にプリント配線板6を配置す
る。このプリント配線板6に発光ダイオードのような光
源7を実装し、光源7をスペーサ兼導光板3に形成した
凹穴3Bに係合させ、光源7の光をスペーサ兼導光板3
に入射し、この光を透明フィルムシート2を通じて透明
板が形成されているキィートップ1に導びき、キィート
ップ1を照明し、透明フィルムシート2の表面に印刷し
た機能表示部を照明し、キィートップ1に与えられた機
能を表示する。
【0005】8は装置のケースを示す。装置のケース8
にはキィートップ1を露出させるための窓8Aが形成さ
れ、この窓8Aを通じてキィートップ1を外部に突出さ
せ、押圧操作できるように構成される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】先に提案したキィース
イッチではエンボスシート4には単にドーム状体4Aが
形成されるだけの構造とした。このため、図8に示すよ
うに、キィートップ1の端部を押下操作した場合にキィ
ートップ1が倒れるだけでメンブレンスイッチSWがオ
ンに至らない状態が生じる不都合がある。
【0007】つまりキィートップ1が倒れて操作された
場合は、キィートップ1に与えられる荷重Pが、図9に
示すように、ドーム状体4Aが下向に反転するに充分な
荷重P1 に達しているにも係わらず、キィートップ1か
らドーム状体4Aの中央に押下力Fが伝達されないか
ら、ドーム状体4Aが反転しない状態で止まってしまう
ものと考えられる。
【0008】この考案の目的はこのような不都合が生じ
ない構造のキィースイッチを提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案ではキィートッ
プにより、エンボスシートに形成したドーム状体を押下
操作し、ドーム状体の向が反転してメンブレンスイッチ
をオンの状態に操作する構造のキィースイッチにおい
て、エンボスシートに形成されるドーム状体の周囲に設
けられ、キィートップの周縁と係合する小突起を設けた
構造としたものである。
【0010】この考案の構造によれば、仮にキィートッ
プの端に押下力が与えられてもキィートップの周縁が小
突起と係合する。この結果、キィートップは大きく倒れ
ることがなく、ほぼ水平状態を保って押下操作される。
この結果、キィートップの端に押下力を与えたにも係わ
らず小突起からの反力によってキィートップの中央に押
下力が集中し、エンボスシートのドーム状体に押下力を
与えることができ、正規のスイッチ操作を行なうことが
できる。
【0011】
【実施例】図1にこの考案の一実施例を示す。図と対応
する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する
が、この考案においてはエンボスシート4に形成するド
ーム状体4Aの周囲(キィートップ1の裏面と係合する
位置)に小突起4Bを形成する。この小突起4Bは図2
に示す例ではドーム状体4Aの周囲に4個形成した場合
を示すが、その数に制限はない。またドーム状の形状に
限らず図3に示すように線状に形成することもできる。
また、丸形キィートップの場合は図4に示すように小突
起4Bをリング状に形成することもできる。
【0012】小突起4Bの上部面の曲率を小さく採れ
ば、小突起4Bの強度を強くすることができる。小突起
4Bの強度を強く採ることにより、キィートップ1によ
って小突起4Bが押されても、小突起4Bがつぶれるこ
とがない。この結果、図5に示すように、キィートップ
1の端に押下力Pを与えても、小突起4Bがつぶれない
から、キィートップ1は傾くことなく押下され中央に設
けた突起1Aによってドーム状体4Aに押下力を与える
ことができる。図6にこの考案によるキィースイッチの
荷重Pと変位Sの特性を示す。図6は小突起4Bの存在
によって正常にメンブレンスイッチSWが操作された特
性を示す。図6に付したA点はメンブレンスイッチSW
がオンに操作されるポイントを示す。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれば
エンボスシート4に形成したドーム状体4Aの周りに小
突起4Bを設けたから、キィートップ1の端に押下力P
を与えてもキィートップ1は大きく倒れることなく、水
平を保って押下され、小突起4Bから受ける反力によっ
てキィートップ1の中央に設けた突起1Aに押下力を集
中させることができる。この結果、キィートップ1の端
に押下力Pを与えた場合でも、キィートップ1はドーム
状体4Aに押下力を確実に与えることができるから、メ
ンブレンスイッチSWを確実にオンの状態に操作するこ
とができる。
【0014】よって操作性がよく信頼性の高いキィース
イッチを提供することができる利点が得られる。またこ
の考案を先に提案したキィースイッチに適用した場合に
はキィートップ1を貼付けた透明フィルムシート2が孔
を持たない一体シートであることから、防水性及び防塵
性の高いキィーボーを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す断面図。
【図2】図1に示したこの考案の実施例を詳細に説明す
るための分解斜視図。
【図3】この考案の要部の他の例を示す分解斜視図。
【図4】この考案の変形実施例を示す分解斜視図。
【図5】この考案の作用効果を説明するための断面図。
【図6】この考案の作用効果を説明するためのグラフ。
【図7】先行技術を説明するための断面図。
【図8】先行技術の欠点を説明するための断面図。
【図9】先行技術の動作を説明するためのグラフ。
【符号の説明】
1 キィートップ 2 透明フィルムシート 3 スペーサ兼導光板 4 エンボスシート 4A ドーム状体 4B 小突起 5 メンブレンシート SW メンブレンスイッチ 6 プリント配線板 7 光源

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.キィートップに与えられる押下力を
    絶縁弾性材からなるエンボスシートに形成したドーム状
    体に与え、ドーム状体の形状を下向に凸の状態に反転さ
    せ、この反転によってエンボスシートの下側に設けたメ
    ンブレンスイッチをオンの状態に操作する構造のキィー
    スイッチにおいて、 B.上記ドーム状体の周囲に、小突起を設け、上記キィ
    ートップが傾斜姿勢で押下されても、上記キィートップ
    の裏側の周縁に小突起を係合させ、この小突起からの反
    力によってキィートップを水平姿勢に修正し、この水平
    姿勢により上記ドーム状を押下操作する構造としたキ
    ィースイッチ。
  2. 【請求項2】 スペーサに形成された孔の部分に可撓性
    を有するシートが差し渡され、このシートにキィートッ
    プが被着され、上記シートの可撓性によって上記キィー
    トップが上下方向に移動できるように構成した請求項1
    記載のキィースイッチ。
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JPWO2016181829A1 (ja) * 2015-05-09 2018-02-01 アルプス電気株式会社 プッシュスイッチ
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