JPH0741912U - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH0741912U
JPH0741912U JP6776493U JP6776493U JPH0741912U JP H0741912 U JPH0741912 U JP H0741912U JP 6776493 U JP6776493 U JP 6776493U JP 6776493 U JP6776493 U JP 6776493U JP H0741912 U JPH0741912 U JP H0741912U
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JP
Japan
Prior art keywords
fixed contact
switch device
sheet
contact portion
dome
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Application number
JP6776493U
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Inventor
聖滋 田中
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押圧操作ストロークの大きいドーム状可動接
点スイッチ装置を提供する。 【構成】 可撓性固定接点シート2に形成される一対の
固定接点211 および212 より成る固定接点部21お
よび固定接点同志を橋絡するドーム状可動接点3を有す
るスイッチ装置において、固定接点部21の下部に空所
1 を形成したスイッチ装置。上述のスイッチ装置にお
いて、空所81 の水平方向の面積は固定接点部21の面
積より大であるスイッチ装置。上述のスイッチ装置にお
いて、固定接点部21はメンブレンスイッチの固定接点
部であるスイッチ装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、スイッチ装置に関し、特に、固定接点部下部に空所を形成したス イッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来例を図4ないし図6を参照して説明する。 図4は薄型のスイッチ装置が組み込まれたキーボードの分解斜視図、図5は図 4の一部の断面図である。図4および図5において、1は薄型のスイッチ装置の 基板、2は固定接点が形成される固定接点シート、3はドーム状可動接点、4は スペーサ、5はキートップシート、6はキートップ支持シート、7はキーボード のケースの一部を構成するトップシートである。
【0003】 ここで、基板1は、トップシート7と共にスイッチ装置全体の機械的強度を担 保するものであり、両者は合成樹脂その他の剛体により構成される。この基板1 とトップシート7とにより形成される空間内に上述の固定接点シート2、ドーム 状可動接点3、スペーサ4、キートップシート5、およびキートップ支持シート 6を収容保持している。
【0004】 固定接点シート2は合成樹脂の如き可撓性絶縁性材料より成るシートとするこ とができる。このシート2に印刷配線技術を適用して図6に示されるが如き固定 接点部を形成する。図6における21はこの固定接点部を示す。固定接点部21 は内側固定接点211 および外側固定接点212 より成る。この内側固定接点2 11 は固定接点シート2に穿設したスルーホールを介してこのシートの下面に導 出される。
【0005】 基板1と固定接点シート2との間には、必要に応じて、固定接点シート2を保 護する例えば合成樹脂より成るカバーフィルム8を介在させる場合もある。 ドーム状可動接点3は弾性に富む導電材料である例えばリン青銅、導電性ゴム の如き材料より成る極く薄いシートを使用してドーム状に形成される。このドー ム状可動接点3は、極く小さく、高さの低いものであり、例えば下端部の直径は 5mm、ドームの高さは0. 5mmにも満たない極く小さく、低いものである。 ドーム状可動接点3はこれを構成する材料の材質、シートの厚さ、ドームの突出 の程度その他のファクタを適宜に設定し、或は接点を構成するシートの一部に薄 肉部を形成することにより、ドーム状可動接点の頂部を押圧した場合、頂部は変 形して下向きに反転し、自動的に復帰する様に設定される。
【0006】 スペーサ4は合成樹脂の如き絶縁性材料より成り、その厚さはドーム状可動接 点3の高さの程度のものとする。スペーサ4における固定接点シート2の固定接 点部21が形成されるところは開孔41 とされる。この開孔41 には固定接点部 21が露出すると共に、ドーム状可動接点3が収容されている。この場合、ドー ム状可動接点3の下端部は固定接点部21の外側固定接点212 に載置され、接 触している。
【0007】 キートップ支持シート6は可撓性のある絶縁性材料である例えば合成樹脂より 成り、固定接点シート2の固定接点部21が形成されるところに対応して開孔6 1 が穿設されている。 キートップシート5は可撓性のある絶縁性材料である例えば合成樹脂或は合成 ゴムのシートより成り、固定接点シート2の固定接点部21が形成されるところ に対応して接点操作するキートップ51 が上部に突出形成されると共に、下部に はドーム状可動接点3を駆動する駆動部52が突出形成されている。
【0008】 上述したトップシート7にはキートップシート5のキートップ51 に対応して これを外部に突出せしめる開孔71 が穿設されている。 以上はスイッチ装置を構成する各部材であるが、これら図4に示される各部材 を順次に積み重ねて一体化し、キーボードのケースに組み込むことにより図5に 示されるが如きキーボードが構成される。
【0009】 ここで、キートップ51 を上から押圧操作すると、キートップシート5および キートップ支持シート6は変形することができるので、キートップ51 の駆動部 52 を介してドーム状可動接点3が押圧操作されるに到る。ドーム状可動接点3 は、押圧操作されると、下向きに変形反転してその一部が内側固定接点211 に 接触する。ドーム状可動接点3の下端部は、上述した通り固定接点部21の外側 固定接点212 に載置されてこれに接触しているので、その一部が内側固定接点 211 に接触することにより外側固定接点212 と内側固定接点211 との間は 橋絡され、固定接点部21は導通する。キートップ51 の押圧操作を解除すると 、ドーム状可動接点3は元の状態に復帰する。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
以上の通りのスイッチ装置は、その構成部材である固定接点シート2、スペー サ4、キートップシート5、キートップ支持シート6、およびトップシート7の 何れをも極く薄く構成する薄型のスイッチ装置であり、ドーム状可動接点3の高 さは上述した通り極く小さいものである。この薄型のスイッチ装置のキートップ 51を押圧操作する際のストロークはドーム状可動接点3の高さのみにより決定 する。即ち、基板1はトップシート7と共にスイッチ装置全体の機械的強度を担 保する剛体であるから、キートップ51 を押圧操作しても、基板1自体は変形す ることはないので基板1と固定接点シート2が下向きに変形することはなく、結 局、押圧操作ストロークはドーム状可動接点3の高さの変形量のみとなる。ドー ム状可動接点3の高さの変形量は極く小さく、従って、押圧操作ストロークは極 く小さいということになる。押圧操作するストロークが極く小さいと、操作者本 人は実際に押圧操作をしても押圧操作感覚は小さいので、結局、薄型のスイッチ 装置のキートップの押圧操作は不確実なものとなる。
【0011】 この考案は、上述の通りの問題を解消した比較的ストロークの長いスイッチ装 置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
可撓性固定接点シート2に形成される一対の固定接点211 および212 より 成る固定接点部21および固定接点同志を橋絡するドーム状可動接点3を有する スイッチ装置において、固定接点部21の下部に空所81 を形成したスイッチ装 置を構成した。
【0013】 そして、上述のスイッチ装置において、空所81 の水平方向の面積は固定接点 部21の面積より大であるスイッチ装置を構成した。 また、上述のスイッチ装置において、固定接点部21はメンブレンスイッチの 固定接点部であるスイッチ装置をも構成した。
【0014】
【実施例】
この考案の実施例を図1および図2を参照して説明する。この考案のスイッチ 装置は、図4ないし図6により図示説明される従来例とその主要部を共通にして いる。従って、共通する部材については共通する参照数字を使用している。 この考案のスイッチ装置の第1の実施例を説明する。図1および図2において 、基板1と可撓性固定接点シート2との間には空所形成用スペーサ8を介在させ ている。この空所形成用スペーサ8は、これを合成樹脂より成るスペーサ材料か ら打ち抜き加工する時、その固定接点部21に対応するところをスペーサ4の開 孔41 と同程度の大きさだけ開孔81 を打ち抜き加工しておく。
【0015】 この考案のスイッチ装置の第2の実施例を説明する。図1および図2において 、基板1と可撓性固定接点シート2との間に可撓性固定接点シート2を保護する カバーフィルムを介在させる場合がある。上述の如く、内側固定接点211 を可 撓性固定接点シート2を貫通するスルーホールを介してこのシートの下面に導出 した様な場合に、これをカバーフィルムにより保護する。このカバーフィルムを 第1の実施例における空所形成用スペーサ8の代わりに使用する。このカバーフ ィルム8について、可撓性固定接点シート2の固定接点部21に対応するところ を削除する。合成樹脂より成るフィルム材料からスイッチ装置としてのカバーフ ィルム8を打ち抜き加工する時、その固定接点部21に対応するところをスペー サ4の開孔41 と同程度の大きさだけ開孔81 を打ち抜き加工しておく。
【0016】 第3の実施例について説明すると、可撓性の固定接点シート2と基板1とを結 合するに両面接着シートにより相互接合する場合がある。この場合は、この両面 接着シートを第1の実施例における空所形成用スペーサ8の代わりに使用する。 この両面接着シート8の固定接点部21に対応するところをスペーサ4の開孔4 1 と同程度の大きさだけ開孔81 を打ち抜き加工しておく。
【0017】 以上の通り、固定接点部21の下層であるカバーフィルム、両面接着シート、 或はストローク延伸用スペーサ8の固定接点部21に対応するところをスペーサ 4の開孔41 と同程度の大きさに打ち抜き加工することにより、打ち抜かれた面 積×厚さの空所、即ち開孔81 を可撓性固定接点シート2の固定接点部21の下 部に形成することができる。
【0018】 ここで、キートップ51 を押圧操作することによりドーム状可動接点3を下向 きに駆動すると、固定接点部21は可撓性のある固定接点シート2に形成されて いるところから特にこのシートの内側固定接点211 の近傍はドーム状可動接点 3を介して下向きに変形して空所である開孔81 内に押し下げられる。即ち、キ ートップ51 を押圧操作した場合、ドーム状可動接点3は変形して内側固定接点 211 に接触し、両者は接触した状態のまま更に変形を増加しながら空所内に進 入することができ、その増加した変形量分だけ押圧操作ストロークは従来例と比 較して延伸したことになる。
【0019】 以上、図1および図2を参照してこの考案を薄型のスイッチ装置に適用した例 について説明したが、この考案は図3に示されるメンブレンスイッチについても これを適用することができる。図3についても、上述の各図と共通する部材につ いては共通する参照数字を使用している。なお、9はメンブレンスイッチの保護 シートである。ここで、キートップ51 により押圧操作されるスイッチを図3に 示されるメンブレンスイッチに置換する。メンブレンスイッチの固定接点部の下 部に空所を形成するのである。
【0020】 更に、上述の各実施例において、空所の水平方向の面積を固定接点部21の面 積より大とすることができる。空所形成用スペーサ8の固定接点部21に対応す るところである開孔81 を、スペーサ4の開孔41 より更に大きく打ち抜き加工 し、可撓性の固定接点シート2の内の固定接点部21の支えとなる領域をより少 なくする。
【0021】 この様にすることにより、キートップ51 を押圧操作した場合、ドーム状可動 接点3は変形して固定接点部21に接触したまま固定接点部21自体も全体とし て下方に変形することができる。この固定接点部21全体が下方に変形する変形 量も押圧操作ストロークの一部としてその延伸に貢献している。この押圧操作ス トロークの延伸分と上述のドーム状可動接点3自体の押圧操作ストロークの延伸 分とを加えたものが、結局、この考案のスイッチ装置の押圧操作ストロークの延 伸分ということになる。
【0022】
【考案の効果】
以上の通りであって、この考案のドーム状可動接点を有するスイッチ装置は、 固定接点部の下部に空所を形成することにより、ドーム状可動接点自体の変形量 は増加し、これに固定接点部全体の変形量も付加されて、全体として押圧操作ス トロークはドーム状可動接点を有するスイッチ装置の従来例と比較して増大する こととなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を説明する分解斜視図。
【図2】この考案の実施例を説明する断面図。
【図3】この考案の実施例を説明するメンブレンスイッ
チ図。
【図4】薄型のスイッチ装置が組み込まれたキーボード
の分解斜視図。
【図5】図4の一部の断面図。
【図6】固定接点部を示す図。
【符号の説明】
2 可撓性固定接点シート 21 固定接点部 211 内側固定接点 212 外側固定接点 3 ドーム状可動接点 81 空所

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性固定接点シートに形成される一対
    の固定接点より成る固定接点部および固定接点同志を橋
    絡するドーム状可動接点を有するスイッチ装置におい
    て、固定接点部の下部に空所を形成したことを特徴とす
    るスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されるスイッチ装置にお
    いて、空所の水平方向の面積は固定接点部の面積より大
    であることを特徴とするスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2の何れかに記載
    されるスイッチ装置において、固定接点部はメンブレン
    スイッチの固定接点部であることを特徴とするスイッチ
    装置。
JP6776493U 1993-12-20 1993-12-20 スイッチ装置 Pending JPH0741912U (ja)

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JP6776493U JPH0741912U (ja) 1993-12-20 1993-12-20 スイッチ装置

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JP6776493U JPH0741912U (ja) 1993-12-20 1993-12-20 スイッチ装置

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JPH0741912U true JPH0741912U (ja) 1995-07-21

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JP6776493U Pending JPH0741912U (ja) 1993-12-20 1993-12-20 スイッチ装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0574266A (ja) * 1991-09-10 1993-03-26 Fujikura Ltd クリツクアクシヨンスイツチユニツト
JPH05225853A (ja) * 1992-02-07 1993-09-03 Fujikura Ltd 照光スイッチユニット

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980303