JP2578637Y2 - パネル体保持加熱装置 - Google Patents
パネル体保持加熱装置Info
- Publication number
- JP2578637Y2 JP2578637Y2 JP1992088285U JP8828592U JP2578637Y2 JP 2578637 Y2 JP2578637 Y2 JP 2578637Y2 JP 1992088285 U JP1992088285 U JP 1992088285U JP 8828592 U JP8828592 U JP 8828592U JP 2578637 Y2 JP2578637 Y2 JP 2578637Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel body
- pressurizing
- pair
- panel
- heating device
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、雨戸、ドア、間切り等
に使用されるパネル体の空間部に充填材を充填する際に
用いるパネル体保持加熱装置に関する。
に使用されるパネル体の空間部に充填材を充填する際に
用いるパネル体保持加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】雨戸としては特公昭60−39006号
公報に示すように、パネル体の空間部に発泡性の充填材
を注入し、そのパネル体を加熱して充填材を発泡させて
空間部に均一に充填した断熱、防音性に優れた雨戸が知
られている。
公報に示すように、パネル体の空間部に発泡性の充填材
を注入し、そのパネル体を加熱して充填材を発泡させて
空間部に均一に充填した断熱、防音性に優れた雨戸が知
られている。
【0003】前述のパネル体に充填材を注入して加熱す
る際に用いるパネル体保持加熱装置としては、例えば特
開昭53−122230号公報に示すものが知られてい
る。すなわち、昇降加圧台と受台に加圧熱盤をそれぞれ
取付け、この上下の加圧熱盤間に複数の加圧熱盤を昇降
加圧台とともに昇降自在に設けて、この各加圧熱盤間に
パネル体を挿入して加圧熱盤を下降することでパネル体
を挟持し、この状態でパネル体の注入孔より空間部に充
填材をノズルで注入するとともに加熱して発泡させて充
填する構成となっている。
る際に用いるパネル体保持加熱装置としては、例えば特
開昭53−122230号公報に示すものが知られてい
る。すなわち、昇降加圧台と受台に加圧熱盤をそれぞれ
取付け、この上下の加圧熱盤間に複数の加圧熱盤を昇降
加圧台とともに昇降自在に設けて、この各加圧熱盤間に
パネル体を挿入して加圧熱盤を下降することでパネル体
を挟持し、この状態でパネル体の注入孔より空間部に充
填材をノズルで注入するとともに加熱して発泡させて充
填する構成となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】かかるパネル体保持加
熱装置においては左右方向よりパネル体を挿入、取り出
しすると共に、前後方向よりノズルで充填材を注入する
ので、パネル体を加圧熱盤間に左右方向に位置決めして
保持することが困難となる。
熱装置においては左右方向よりパネル体を挿入、取り出
しすると共に、前後方向よりノズルで充填材を注入する
ので、パネル体を加圧熱盤間に左右方向に位置決めして
保持することが困難となる。
【0005】このために、パネル体の注入孔の位置が左
右方向に不揃いとなるので、充填材の注入を自動化する
ことができず作業者がノズルを手で持って注入してお
り、充填材の注入に時間がかかって生産性が悪くなるば
かりか、発泡状態が安定しないし、充填材の注入状態が
不均一となって品質が安定しない等の不具合を発生す
る。
右方向に不揃いとなるので、充填材の注入を自動化する
ことができず作業者がノズルを手で持って注入してお
り、充填材の注入に時間がかかって生産性が悪くなるば
かりか、発泡状態が安定しないし、充填材の注入状態が
不均一となって品質が安定しない等の不具合を発生す
る。
【0006】そこで、本考案は前述の課題を解決できる
ようにしたパネル体保持装置を提供することを目的とす
る。
ようにしたパネル体保持装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、フレーム本体
4の上下部に昇降台5と支持部7を設け、この昇降台5
と支持部7との間に複数の加圧加熱板8を上下方向に間
隔を置いて上下動可能に取付け、前記各加圧加熱板8の
下面8a左右両側部に、左右一対の位置決め片11,1
1をその対向端面11b,11bが下向きハの字状とな
った下向き姿勢と、その対向端面11b,11b自体が
垂直で、かつ相互に平行となった水平姿勢に亘って上下
揺動自在にそれぞれ設け、前記左右一対の位置決め片1
1,11が水平姿勢の時の対向端面間の寸法をパネル体
2の幅とほぼ同一としたことを特徴とするパネル体保持
加熱装置である。
4の上下部に昇降台5と支持部7を設け、この昇降台5
と支持部7との間に複数の加圧加熱板8を上下方向に間
隔を置いて上下動可能に取付け、前記各加圧加熱板8の
下面8a左右両側部に、左右一対の位置決め片11,1
1をその対向端面11b,11bが下向きハの字状とな
った下向き姿勢と、その対向端面11b,11b自体が
垂直で、かつ相互に平行となった水平姿勢に亘って上下
揺動自在にそれぞれ設け、前記左右一対の位置決め片1
1,11が水平姿勢の時の対向端面間の寸法をパネル体
2の幅とほぼ同一としたことを特徴とするパネル体保持
加熱装置である。
【0008】
【作 用】昇降台5を昇降して上下に隣接する加圧加
熱板8,8の間隔を小さくしてパネル体2を挟持した時
には一対の位置決め片11,11が水平姿勢となって対
向端面11b,11bがパネル体2の幅方向両端面に接
するから、パネル体2を幅方向、つまり左右方向に位置
決めでき、昇降台5を昇降して上下に隣接する加圧加熱
板8,8の間隔を大きくした時には一対の位置決め片1
1,11が下の加圧加熱板8の上面と離隔し、その下の
加圧加熱板8に沿ってパネル体2を左右方向に移動でき
る。
熱板8,8の間隔を小さくしてパネル体2を挟持した時
には一対の位置決め片11,11が水平姿勢となって対
向端面11b,11bがパネル体2の幅方向両端面に接
するから、パネル体2を幅方向、つまり左右方向に位置
決めでき、昇降台5を昇降して上下に隣接する加圧加熱
板8,8の間隔を大きくした時には一対の位置決め片1
1,11が下の加圧加熱板8の上面と離隔し、その下の
加圧加熱板8に沿ってパネル体2を左右方向に移動でき
る。
【0009】
【実 施 例】図1に示すように、パネル体保持加熱装
置1の左右方向一方側Aよりパネル体2がパネル体保持
加熱装置1内に図示しない手段によって挿入され、その
挿入されたパネル体2によりパネル体保持加熱装置1内
のパネル体2が押されて左右方向他側部Bに取出しさ
れ、前記パネル体保持加熱装置1の前後方向一側部Cに
注入機3が設けてある。
置1の左右方向一方側Aよりパネル体2がパネル体保持
加熱装置1内に図示しない手段によって挿入され、その
挿入されたパネル体2によりパネル体保持加熱装置1内
のパネル体2が押されて左右方向他側部Bに取出しさ
れ、前記パネル体保持加熱装置1の前後方向一側部Cに
注入機3が設けてある。
【0010】前記パネル体保持加熱装置1は図2と図3
に示すように、フレーム本体4の下部に昇降台5を昇降
シリンダ6で昇降自在に設けると共に、フレーム本体4
の上部に支持部7を取付け、この支持部7と昇降台5と
の間に複数の加圧加熱板8が上下動可能に設けられ、そ
の各加圧加熱板8の左右両端部には支持部9がそれぞれ
取付けてあると共に、フレーム本体4の左右両側部4
a,4aには受け部10がそれぞれ設けられ、この各支
持部9の長さは最上部から最下部に亘って順次短くなっ
ていると共に、受け部10は各支持部9の長さに対応し
た階段形状としてある。
に示すように、フレーム本体4の下部に昇降台5を昇降
シリンダ6で昇降自在に設けると共に、フレーム本体4
の上部に支持部7を取付け、この支持部7と昇降台5と
の間に複数の加圧加熱板8が上下動可能に設けられ、そ
の各加圧加熱板8の左右両端部には支持部9がそれぞれ
取付けてあると共に、フレーム本体4の左右両側部4
a,4aには受け部10がそれぞれ設けられ、この各支
持部9の長さは最上部から最下部に亘って順次短くなっ
ていると共に、受け部10は各支持部9の長さに対応し
た階段形状としてある。
【0011】これにより、昇降台5を最下降した時に各
支持部9が各受け部10にそれぞれ接して各加圧加熱板
8は上下方向に所定の寸法の間隔を置いて離隔し、昇降
台を上昇すると最下部の加圧加熱板8が上昇してパネル
体2を介して順次上方の加圧加熱板8が上昇してパネル
体2を挟持する。
支持部9が各受け部10にそれぞれ接して各加圧加熱板
8は上下方向に所定の寸法の間隔を置いて離隔し、昇降
台を上昇すると最下部の加圧加熱板8が上昇してパネル
体2を介して順次上方の加圧加熱板8が上昇してパネル
体2を挟持する。
【0012】図2に示すように、前記最下部の加圧加熱
板8以外の各加圧加熱板8の左右方向両側部に左右一対
の位置決め片11が上下揺動自在にそれぞれ取付けてあ
る。
板8以外の各加圧加熱板8の左右方向両側部に左右一対
の位置決め片11が上下揺動自在にそれぞれ取付けてあ
る。
【0013】次に位置決め片11の取付構造を図4と図
5に基づいて説明する。加圧加熱板8の下面8a左右両
端部に取付片12をその長孔12aよりボルト13で左
右方向に位置調節可能に取付け、その取付片12に位置
決め片11の一端部をピン14で上下揺動自在に支承
し、図4に示すように位置決め片11は自重で下方に揺
動して一端部の水平に対して傾斜した斜面11aが加圧
加熱板8の下面8aに当接して水平に対して下向き姿勢
となり、他端部が加圧加熱板8の下面8aと離隔して左
右の位置決め片11,11の対向端面11b,11bが
下向きハの字状となり、図5に示すように下方の加圧加
熱板8を上昇することで、その上面8bによって位置決
め片11が上方に揺動して水平姿勢となり、これによっ
て左右の位置決め片11,11の対向端面11b,11
bがほぼ平行で垂直となり、その対向端面11b,11
b間の寸法がパネル体2の幅と同一となってパネル体2
を左右方向に位置決めする。
5に基づいて説明する。加圧加熱板8の下面8a左右両
端部に取付片12をその長孔12aよりボルト13で左
右方向に位置調節可能に取付け、その取付片12に位置
決め片11の一端部をピン14で上下揺動自在に支承
し、図4に示すように位置決め片11は自重で下方に揺
動して一端部の水平に対して傾斜した斜面11aが加圧
加熱板8の下面8aに当接して水平に対して下向き姿勢
となり、他端部が加圧加熱板8の下面8aと離隔して左
右の位置決め片11,11の対向端面11b,11bが
下向きハの字状となり、図5に示すように下方の加圧加
熱板8を上昇することで、その上面8bによって位置決
め片11が上方に揺動して水平姿勢となり、これによっ
て左右の位置決め片11,11の対向端面11b,11
bがほぼ平行で垂直となり、その対向端面11b,11
b間の寸法がパネル体2の幅と同一となってパネル体2
を左右方向に位置決めする。
【0014】このようであるから、昇降台5を下降して
加圧加熱板8を上下に離隔した時、つまりパネル体挿
入、取出し時には図4に示すように位置決め片11がパ
ネル体2と干渉しないから、パネル体2を加圧加熱板8
の上面8bに沿って左右方向に移動でき、昇降台5を上
昇して上下の加圧加熱板8でパネル体2を挟持する時、
つまりパネル体2に充填材を注入する時には図5に示す
ようにパネル体2が左右の位置決め片11,11の対向
端面11b,11bで左右方向に位置決めされ、注入孔
15の左右方向位置が常に一定となる。
加圧加熱板8を上下に離隔した時、つまりパネル体挿
入、取出し時には図4に示すように位置決め片11がパ
ネル体2と干渉しないから、パネル体2を加圧加熱板8
の上面8bに沿って左右方向に移動でき、昇降台5を上
昇して上下の加圧加熱板8でパネル体2を挟持する時、
つまりパネル体2に充填材を注入する時には図5に示す
ようにパネル体2が左右の位置決め片11,11の対向
端面11b,11bで左右方向に位置決めされ、注入孔
15の左右方向位置が常に一定となる。
【0015】次に注入機3の詳細を図6ないし図9を参
照して説明する。図6に示すように、パネル体保持加熱
装置1のフレーム本体4を構成する左右一対の柱4b,
4bの上下部間に上横材20と下横材21が横架され、
この上下横材20,21間に左右一対の縦ガイドレール
22,22が取付けてあり、この左右一対の縦ガイドレ
ール22,22間に跨って下向コ字状の可動フレーム2
3がガイドローラ24によって上下動自在に支承され、
この可動フレーム23と上横材20に亘って昇降シリン
ダ25が連結されていると共に、その可動フレーム23
に左右一対のスプロット26が取付けてある。
照して説明する。図6に示すように、パネル体保持加熱
装置1のフレーム本体4を構成する左右一対の柱4b,
4bの上下部間に上横材20と下横材21が横架され、
この上下横材20,21間に左右一対の縦ガイドレール
22,22が取付けてあり、この左右一対の縦ガイドレ
ール22,22間に跨って下向コ字状の可動フレーム2
3がガイドローラ24によって上下動自在に支承され、
この可動フレーム23と上横材20に亘って昇降シリン
ダ25が連結されていると共に、その可動フレーム23
に左右一対のスプロット26が取付けてある。
【0016】前記左右一対の縦ガイドレール22のガイ
ド部22aには昇降体27が上下動自在に支承してあ
り、この昇降体27に連結したチェーン28が前記スプ
ロケット26を介して前記縦ガイドレール22の下部に
連結され、昇降シリンダ25で可動フレーム23を上下
動すると昇降体27が2倍のストローク上下動する。
ド部22aには昇降体27が上下動自在に支承してあ
り、この昇降体27に連結したチェーン28が前記スプ
ロケット26を介して前記縦ガイドレール22の下部に
連結され、昇降シリンダ25で可動フレーム23を上下
動すると昇降体27が2倍のストローク上下動する。
【0017】前記昇降体27の上部には前後一対の取付
フレーム29,29がガイドロッド30に沿って前後方
向に移動可能に取付けられ、この各取付フレーム29の
ガイド31に沿って前後一対の注入ヘッド32が左右移
動自在に支承してあり、その注入ヘッド32と取付フレ
ーム29に亘ってシリンダ33が連結され、前後注入ヘ
ッド32は注入ノズル34を備えている。
フレーム29,29がガイドロッド30に沿って前後方
向に移動可能に取付けられ、この各取付フレーム29の
ガイド31に沿って前後一対の注入ヘッド32が左右移
動自在に支承してあり、その注入ヘッド32と取付フレ
ーム29に亘ってシリンダ33が連結され、前後注入ヘ
ッド32は注入ノズル34を備えている。
【0018】次にパネル体2内に充填材を注入する動作
を説明する。前後一対の取付フレーム29,29を手動
で前後方向に移動して一対の注入ノズル34,34を図
7に示すパネル体2の一対の注入孔15に位置合せして
図示しないロック機構でロックする。昇降シリンダ25
を縮小して前述のように昇降体27とともに注入ヘッド
32を最上方位置まで上昇して一対の注入ノズル34を
一対の注入孔15に合致させる。
を説明する。前後一対の取付フレーム29,29を手動
で前後方向に移動して一対の注入ノズル34,34を図
7に示すパネル体2の一対の注入孔15に位置合せして
図示しないロック機構でロックする。昇降シリンダ25
を縮小して前述のように昇降体27とともに注入ヘッド
32を最上方位置まで上昇して一対の注入ノズル34を
一対の注入孔15に合致させる。
【0019】シリンダ33を伸長して注入ヘッド32を
前進して注入ノズル34を注入孔15に挿入する。これ
により、図8の仮想線で示す注入ノズル34に設けた釦
35が加圧加熱板8に当接して注入ノズル34の位置決
めと同時に注入ノズル挿入完了信号を出力し、その信号
によって注入ノズル34より充填材を噴射してパネル体
2内に注入する。
前進して注入ノズル34を注入孔15に挿入する。これ
により、図8の仮想線で示す注入ノズル34に設けた釦
35が加圧加熱板8に当接して注入ノズル34の位置決
めと同時に注入ノズル挿入完了信号を出力し、その信号
によって注入ノズル34より充填材を噴射してパネル体
2内に注入する。
【0020】注入終了後にシリンダ33を縮小して注入
ヘッド32を後退して注入ノズル34を注入孔15より
抜き出し、昇降シリンダ25を所定ストローク伸長して
昇降体27とともに注入ヘッド32を所定ストローク下
降して注入ノズル34を一段下のパネル体8の注入孔1
5に合致させる。以後前述と同様な動作を行なう。な
お、図示していないが加圧加熱板8の下面8aの周囲に
適宜間隔で雨戸等のパネル体の厚みを規制するための厚
み規制用ブロックが取付けてある。
ヘッド32を後退して注入ノズル34を注入孔15より
抜き出し、昇降シリンダ25を所定ストローク伸長して
昇降体27とともに注入ヘッド32を所定ストローク下
降して注入ノズル34を一段下のパネル体8の注入孔1
5に合致させる。以後前述と同様な動作を行なう。な
お、図示していないが加圧加熱板8の下面8aの周囲に
適宜間隔で雨戸等のパネル体の厚みを規制するための厚
み規制用ブロックが取付けてある。
【0021】
【考案の効果】昇降台5を昇降して上下に隣接する加圧
加熱板8,8の間隔を小さくしてパネル体2を挟持した
時には一対の位置決め片11,11が水平姿勢となって
対向端面11b,11bでパネル体2の幅方向両端面に
接するから、パネル体2を幅方向、つまり左右方向に位
置決めでき、昇降台5を昇降して上下に隣接する加圧加
熱板8,8の間隔を大きくした時には一対の位置決め片
11,11が下の加圧加熱板8の上面と離隔し、その下
の加圧加熱板8に沿ってパネル体2を左右方向に移動で
きる。したがって、左右方向からパネル体2を挿入、取
出しできるし、そのパネル体2を左右方向に位置弛めし
て保持できるから、そのパネル体2の注入孔15の左右
方向位置が常に一定となって注入ノズルを自動的に移動
して充填材をパネル体2内に注入することが可能とな
る。
加熱板8,8の間隔を小さくしてパネル体2を挟持した
時には一対の位置決め片11,11が水平姿勢となって
対向端面11b,11bでパネル体2の幅方向両端面に
接するから、パネル体2を幅方向、つまり左右方向に位
置決めでき、昇降台5を昇降して上下に隣接する加圧加
熱板8,8の間隔を大きくした時には一対の位置決め片
11,11が下の加圧加熱板8の上面と離隔し、その下
の加圧加熱板8に沿ってパネル体2を左右方向に移動で
きる。したがって、左右方向からパネル体2を挿入、取
出しできるし、そのパネル体2を左右方向に位置弛めし
て保持できるから、そのパネル体2の注入孔15の左右
方向位置が常に一定となって注入ノズルを自動的に移動
して充填材をパネル体2内に注入することが可能とな
る。
【図1】パネル体に充填材を注入する装置の概略平面図
である。
である。
【図2】パネル体保持加熱装置の前側から見た側面図で
ある。
ある。
【図3】パネル体保持加熱装置の左側から見た側面図で
ある。
ある。
【図4】位置決め片取付部の詳細説明図である。
【図5】パネル体を位置決めした状態の説明図である。
【図6】注入機の左側から見た側面図である。
【図7】注入機の右側から見た側面図である。
【図8】図6のD−D断面図である。
【図9】図6のE−E断面図である。
2…パネル体、4…フレーム本体、5…昇降台、7…支
持部、8…加圧加熱板、11…位置決め片、11b…対
向端面。
持部、8…加圧加熱板、11…位置決め片、11b…対
向端面。
Claims (1)
- 【請求項1】 フレーム本体4の上下部に昇降台5と支
持部7を設け、この昇降台5と支持部7との間に複数の
加圧加熱板8を上下方向に間隔を置いて上下動可能に取
付け、 前記各加圧加熱板8の下面8a左右両側部に、左右一対
の位置決め片11,11をその対向端面11b,11b
が下向きハの字状となった下向き姿勢と、その対向端面
11b,11b自体が垂直で、かつ相互に平行となった
水平姿勢に亘って上下揺動自在にそれぞれ設け、前記左
右一対の位置決め片11,11が水平姿勢の時の対向端
面間の寸法をパネル体2の幅とほぼ同一としたことを特
徴とするパネル体保持加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992088285U JP2578637Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | パネル体保持加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992088285U JP2578637Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | パネル体保持加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0650812U JPH0650812U (ja) | 1994-07-12 |
JP2578637Y2 true JP2578637Y2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=13938642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992088285U Expired - Lifetime JP2578637Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | パネル体保持加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578637Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP1992088285U patent/JP2578637Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0650812U (ja) | 1994-07-12 |
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