JP2578408Y2 - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
- Publication number
- JP2578408Y2 JP2578408Y2 JP1992005472U JP547292U JP2578408Y2 JP 2578408 Y2 JP2578408 Y2 JP 2578408Y2 JP 1992005472 U JP1992005472 U JP 1992005472U JP 547292 U JP547292 U JP 547292U JP 2578408 Y2 JP2578408 Y2 JP 2578408Y2
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- JP
- Japan
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- cover
- claw
- jam
- heating roller
- pressure roller
- Prior art date
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば静電複写機やプリンタにおいて
は、用紙、フィルム等の記録媒体に付着させたトナー画
像を記録媒体に定着させるため、定着装置が用いられ
る。定着装置としては、加熱ローラとこれに対向する加
圧ローラとを備える、いわゆる、ヒートローラ式定着装
置が多用されている。
は、用紙、フィルム等の記録媒体に付着させたトナー画
像を記録媒体に定着させるため、定着装置が用いられ
る。定着装置としては、加熱ローラとこれに対向する加
圧ローラとを備える、いわゆる、ヒートローラ式定着装
置が多用されている。
【0003】この種の定着装置では、加熱ローラや加圧
ローラに記録媒体が巻付くことを防止するため、加熱ロ
ーラに接触する分離爪と加圧ローラに接触する分離爪と
が設けられる。これら分離爪は加熱ローラや加圧ローラ
に対して固定設置される場合と、加熱ローラや加圧ロー
ラに対して進退移動可能に設けられる場合とがある。
ローラに記録媒体が巻付くことを防止するため、加熱ロ
ーラに接触する分離爪と加圧ローラに接触する分離爪と
が設けられる。これら分離爪は加熱ローラや加圧ローラ
に対して固定設置される場合と、加熱ローラや加圧ロー
ラに対して進退移動可能に設けられる場合とがある。
【0004】また、分離爪を加熱ローラや加圧ローラに
対して固定設置される場合は、加熱ローラに対して加圧
ローラが固定設置される場合と、加熱ローラに対して加
圧ローラが進退移動出来る場合とに分類することができ
る。
対して固定設置される場合は、加熱ローラに対して加圧
ローラが固定設置される場合と、加熱ローラに対して加
圧ローラが進退移動出来る場合とに分類することができ
る。
【0005】分離爪を加熱ローラや加圧ローラに対して
変位可能に設ける場合、分離爪はジャム処理用カバーに
支持させるのが一般的であるが、分離爪をジャム処理用
カバーに回転ないし揺動可能に支持させ、例えばリンク
機構や歯車機構を介してジャム処理用カバーの開閉に連
動させて、ジャム処理用カバーを開くときにジャム処理
用カバー内に分離爪が収納されるように構成する場合
と、分離爪をジャム処理用カバーに固定支持させる場合
とに分類することができる。
変位可能に設ける場合、分離爪はジャム処理用カバーに
支持させるのが一般的であるが、分離爪をジャム処理用
カバーに回転ないし揺動可能に支持させ、例えばリンク
機構や歯車機構を介してジャム処理用カバーの開閉に連
動させて、ジャム処理用カバーを開くときにジャム処理
用カバー内に分離爪が収納されるように構成する場合
と、分離爪をジャム処理用カバーに固定支持させる場合
とに分類することができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】分離爪を加熱ローラや
加圧ローラに対して固定設置し、かつ、加熱ローラに対
して加圧ローラを固定設置する場合には、定着装置内で
発生したジャムの処理がやりにくく、特に、加熱ローラ
や加圧ローラに記録媒体が巻付いた場合にはその記録媒
体を除去できなくなることがある。
加圧ローラに対して固定設置し、かつ、加熱ローラに対
して加圧ローラを固定設置する場合には、定着装置内で
発生したジャムの処理がやりにくく、特に、加熱ローラ
や加圧ローラに記録媒体が巻付いた場合にはその記録媒
体を除去できなくなることがある。
【0007】また、分離爪を加熱ローラや加圧ローラに
対して固定設置し、加熱ローラに対して加圧ローラを変
位可能に設けた場合には、ジャム処理に際して加熱ロー
ラあるいは加圧ローラを移動する必要がある上、通常使
用時に加熱ローラと加圧ローラとの位置関係の精度を確
保することが困難になるので、加圧ローラの接触圧が接
触する位置によって不均一になり、記録媒体の斜行が発
生し易くなる。
対して固定設置し、加熱ローラに対して加圧ローラを変
位可能に設けた場合には、ジャム処理に際して加熱ロー
ラあるいは加圧ローラを移動する必要がある上、通常使
用時に加熱ローラと加圧ローラとの位置関係の精度を確
保することが困難になるので、加圧ローラの接触圧が接
触する位置によって不均一になり、記録媒体の斜行が発
生し易くなる。
【0008】また、分離爪をジャム処理用カバーに回転
ないし揺動可能に支持させ、ジャム処理用カバーを開く
ときに分離爪をジャム処理用カバー内に移動させる場合
には、構成が複雑になり、部品点数も多くなる。しか
も、この場合には、両分離爪を加熱ローラと加圧ローラ
との両方に接触しないように移動するようにしなければ
ならないので、記録媒体の搬送経路に関して対称位置に
両分離爪を配置できず、いずれか一方のローラに記録媒
体が巻付き易くなるおそれがある。
ないし揺動可能に支持させ、ジャム処理用カバーを開く
ときに分離爪をジャム処理用カバー内に移動させる場合
には、構成が複雑になり、部品点数も多くなる。しか
も、この場合には、両分離爪を加熱ローラと加圧ローラ
との両方に接触しないように移動するようにしなければ
ならないので、記録媒体の搬送経路に関して対称位置に
両分離爪を配置できず、いずれか一方のローラに記録媒
体が巻付き易くなるおそれがある。
【0009】分離爪をジャム処理用カバーに固定支持す
る場合には、ジャム処理用カバーを開いたときに分離爪
が露出するので、露出した分離爪に接触しないように注
意しながらジャム処理を行う必要がある。
る場合には、ジャム処理用カバーを開いたときに分離爪
が露出するので、露出した分離爪に接触しないように注
意しながらジャム処理を行う必要がある。
【0010】本考案の目的は、簡単な構成で、分離爪を
気にせずにジャム処理ができるようにした定着装置を提
供することにある。
気にせずにジャム処理ができるようにした定着装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案は、加熱ローラ
と、これに対向配置された加圧ローラと、加熱ローラ及
び加圧ローラの一側に配置され、ジャム処理時に開閉さ
れるジャム処理用カバーと、ジャム処理用カバーに固定
支持され、閉状態で加熱ローラに接触して加熱ローラか
ら記録媒体を分離させる分離爪と、ジャム処理用カバー
に固定支持され、閉状態で加圧ローラに接触して加圧ロ
ーラから記録媒体を分離させる分離爪とを備える定着装
置において、上記の目的を達成するため、次のような手
段を講じている。すなわち、ジャム処理用カバーに両分
離爪を爪先側から覆うカバー位置と両分離爪を露出させ
るアンカバー位置とにわたって移動可能に支持される爪
カバーと、爪カバーをアンカバー位置からカバー位置に
付勢するスプリングと、爪カバーのカバー位置方向への
移動をカバー位置で制限するストッパと、ジャム処理用
カバー開位置から閉位置に閉じる間に爪カバーを所定の
位置で受け止め、上記スプリングに抗してカバー位置か
らアンカバー位置に移動させる受部とを設けてなる。
と、これに対向配置された加圧ローラと、加熱ローラ及
び加圧ローラの一側に配置され、ジャム処理時に開閉さ
れるジャム処理用カバーと、ジャム処理用カバーに固定
支持され、閉状態で加熱ローラに接触して加熱ローラか
ら記録媒体を分離させる分離爪と、ジャム処理用カバー
に固定支持され、閉状態で加圧ローラに接触して加圧ロ
ーラから記録媒体を分離させる分離爪とを備える定着装
置において、上記の目的を達成するため、次のような手
段を講じている。すなわち、ジャム処理用カバーに両分
離爪を爪先側から覆うカバー位置と両分離爪を露出させ
るアンカバー位置とにわたって移動可能に支持される爪
カバーと、爪カバーをアンカバー位置からカバー位置に
付勢するスプリングと、爪カバーのカバー位置方向への
移動をカバー位置で制限するストッパと、ジャム処理用
カバー開位置から閉位置に閉じる間に爪カバーを所定の
位置で受け止め、上記スプリングに抗してカバー位置か
らアンカバー位置に移動させる受部とを設けてなる。
【0012】
【作用】本考案においては、爪カバー、スプリング及び
受部の3つの部品を付加するだけでジャム処理用カバー
を開くと両分離爪が爪カバーによって覆われ、ジャム処
理用カバーを閉じると両分離爪が露出され、加熱ローラ
や加圧ローラに接触して記録媒体の巻付きを防止する。
受部の3つの部品を付加するだけでジャム処理用カバー
を開くと両分離爪が爪カバーによって覆われ、ジャム処
理用カバーを閉じると両分離爪が露出され、加熱ローラ
や加圧ローラに接触して記録媒体の巻付きを防止する。
【0013】
【実施例】以下、本考案の一実施例に係る定着装置を図
1ないし図3に基づいて具体的に説明する。
1ないし図3に基づいて具体的に説明する。
【0014】図1は通常使用時における本考案の一実施
例の側面図であり、図2はジャム処理時における本考案
の一実施例の側面図である。
例の側面図であり、図2はジャム処理時における本考案
の一実施例の側面図である。
【0015】定着装置の加熱ローラ1とこれに対向させ
た加圧ローラ2は本体フレーム3に回転可能に支持さ
れ、これら一側にジャム処理時に開閉されるジャム処理
用カバーが支点4を中心に揺動可能に支持される。
た加圧ローラ2は本体フレーム3に回転可能に支持さ
れ、これら一側にジャム処理時に開閉されるジャム処理
用カバーが支点4を中心に揺動可能に支持される。
【0016】ジャム処理用カバーにはガイドホルダー5
が固定され、このガイドホルダー5に、ジャム処理用カ
バーが閉じられる閉状態で加熱ローラ1に接触して加熱
ローラ1から記録媒体を分離させる分離爪6と、加圧ロ
ーラ2に接触して加熱ローラ2から記録媒体を分離させ
る分離爪7とが固定支持される。
が固定され、このガイドホルダー5に、ジャム処理用カ
バーが閉じられる閉状態で加熱ローラ1に接触して加熱
ローラ1から記録媒体を分離させる分離爪6と、加圧ロ
ーラ2に接触して加熱ローラ2から記録媒体を分離させ
る分離爪7とが固定支持される。
【0017】また、上記ガイドホルダー5には、図1、
図2及び図3に示すように、爪カバー8が両分離爪6,
7を爪先側から覆うカバー位置(図2)と、両分離爪
6,7を露出させるアンカバー位置(図1及び図2)と
にわたって支点9の回りに揺動可能に支持され、この爪
カバー8をアンカバー位置からカバー位置に揺動する方
向に付勢するスプリング10が設けられる。また、上記
ガイドホルダー5には、爪カバー8の揺動をカバー位置
に制限するストッパ11が設けられる。
図2及び図3に示すように、爪カバー8が両分離爪6,
7を爪先側から覆うカバー位置(図2)と、両分離爪
6,7を露出させるアンカバー位置(図1及び図2)と
にわたって支点9の回りに揺動可能に支持され、この爪
カバー8をアンカバー位置からカバー位置に揺動する方
向に付勢するスプリング10が設けられる。また、上記
ガイドホルダー5には、爪カバー8の揺動をカバー位置
に制限するストッパ11が設けられる。
【0018】更に、上記本体フレーム3には、ジャム処
理用カバーをこれが開かれた開位置から閉位置に揺動さ
せて閉じる間に爪カバー8を所定の位置で受け止め、上
記スプリング9に抗してカバー位置からアンカバー位置
に移動させる受部12が設けられる。
理用カバーをこれが開かれた開位置から閉位置に揺動さ
せて閉じる間に爪カバー8を所定の位置で受け止め、上
記スプリング9に抗してカバー位置からアンカバー位置
に移動させる受部12が設けられる。
【0019】この定着装置において、ジャム処理カバー
が閉位置に位置する通常状態では、図1あるいは図3に
示すように、爪カバー8が受部12に受け止められてア
ンカバー位置に位置し、分離爪6が加熱ローラ1に、分
離爪7が加圧ローラ2にそれぞれ接触している。
が閉位置に位置する通常状態では、図1あるいは図3に
示すように、爪カバー8が受部12に受け止められてア
ンカバー位置に位置し、分離爪6が加熱ローラ1に、分
離爪7が加圧ローラ2にそれぞれ接触している。
【0020】ジャム処理のためにジャム処理用カバーを
開くと、両分離爪6,7が加熱ローラ1や加圧ローラ2
から引き離され、両分離爪6,7と加熱ローラ1及び過
失ローラ2との間に手を入れて定着装置内で詰まった用
紙、加熱ローラ1や加圧ローラ2に巻付いた用紙等を容
易に取り出すことができる。
開くと、両分離爪6,7が加熱ローラ1や加圧ローラ2
から引き離され、両分離爪6,7と加熱ローラ1及び過
失ローラ2との間に手を入れて定着装置内で詰まった用
紙、加熱ローラ1や加圧ローラ2に巻付いた用紙等を容
易に取り出すことができる。
【0021】また、ジャム処理用カバーを開くと、爪カ
バー8はジャム処理用カバーがある程度開かれるまでス
プリング10によって付勢されて受部12に受け止めら
れながらアンカバー位置からカバー位置に揺動する。そ
して、ジャム処理用カバーがある程度以上開かれると受
部12に代わってストッパ11に受け止められてカバー
位置に保持される。
バー8はジャム処理用カバーがある程度開かれるまでス
プリング10によって付勢されて受部12に受け止めら
れながらアンカバー位置からカバー位置に揺動する。そ
して、ジャム処理用カバーがある程度以上開かれると受
部12に代わってストッパ11に受け止められてカバー
位置に保持される。
【0022】このカバー位置では、両分離爪6,7が爪
先側から爪カバー8によって覆われるので、両分離爪
6,7の爪先に他物が接触してそれら爪先が傷ついた
り、両分離爪6,7の爪先が他物を傷つけたりするおそ
れがなくなる。
先側から爪カバー8によって覆われるので、両分離爪
6,7の爪先に他物が接触してそれら爪先が傷ついた
り、両分離爪6,7の爪先が他物を傷つけたりするおそ
れがなくなる。
【0023】したがって、作業者はジャム処理用カバー
を開くだけで、両分離爪6,7と他物との接触に対する
注意を払うことなくジャム処理作業ができるようにな
り、ジャム処理作業が一層容易になるとともに、その作
業性が高められる。
を開くだけで、両分離爪6,7と他物との接触に対する
注意を払うことなくジャム処理作業ができるようにな
り、ジャム処理作業が一層容易になるとともに、その作
業性が高められる。
【0024】ジャム処理後にジャム処理用カバーを開位
置から閉位置に戻すと、爪カバー8は受部12に受け止
められて自動的にカバー位置からアンカバー位置に揺動
されるので、作業者はジャム処理用カバーを閉じるだけ
でよく、作業が簡単であり、また、作業性が高い。
置から閉位置に戻すと、爪カバー8は受部12に受け止
められて自動的にカバー位置からアンカバー位置に揺動
されるので、作業者はジャム処理用カバーを閉じるだけ
でよく、作業が簡単であり、また、作業性が高い。
【0025】しかも、ジャム処理用カバーに分離爪6,
7、爪カバー8、スプリング10及びストッパ11を支
持させ、本体フレーム3に受部12を設けるだけであ
り、リンク機構や歯車機構を備えるものに比べて構成が
簡単であり、容易に、かつ、安価に実施することができ
る。
7、爪カバー8、スプリング10及びストッパ11を支
持させ、本体フレーム3に受部12を設けるだけであ
り、リンク機構や歯車機構を備えるものに比べて構成が
簡単であり、容易に、かつ、安価に実施することができ
る。
【0026】なお、上記の一実施例においては、爪カバ
ー8が支点9の回りに揺動するように構成してあるが、
爪カバー8は両分離爪6,7を爪先側から覆うカバー位
置と両分離爪6,7を開放するアンカバー位置とにわた
って移動するように構成してあればよく、例えばカバー
位置とアンカバー位置との間を直線往復移動するように
構成してもよい。
ー8が支点9の回りに揺動するように構成してあるが、
爪カバー8は両分離爪6,7を爪先側から覆うカバー位
置と両分離爪6,7を開放するアンカバー位置とにわた
って移動するように構成してあればよく、例えばカバー
位置とアンカバー位置との間を直線往復移動するように
構成してもよい。
【0027】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の定着装置
では、ジャム処理用カバーを開くと分離爪が加熱ローラ
や加圧ローラから引き離され、分離爪と加熱ローラや加
圧ローラとの間に手を差し込むことができるようにな
る。したがって、容易に定着装置内に詰まった用紙、加
熱ローラや加圧ローラに巻付いた用紙を除去することが
でき、ジャム処理が容易になる。
では、ジャム処理用カバーを開くと分離爪が加熱ローラ
や加圧ローラから引き離され、分離爪と加熱ローラや加
圧ローラとの間に手を差し込むことができるようにな
る。したがって、容易に定着装置内に詰まった用紙、加
熱ローラや加圧ローラに巻付いた用紙を除去することが
でき、ジャム処理が容易になる。
【0028】また、ジャム処理用カバーを開くと自動的
に分離爪が爪カバーによって爪先側から覆われるので、
分離爪を他物との接触から保護できるとともに、分離爪
への接触により他物が傷つくことを防止できる上、分離
爪と他物との接触に対する注意を払うことなくジャム処
理作業ができるようになり、ジャム処理作業が一層容易
になるとともに、その作業性が高められる。
に分離爪が爪カバーによって爪先側から覆われるので、
分離爪を他物との接触から保護できるとともに、分離爪
への接触により他物が傷つくことを防止できる上、分離
爪と他物との接触に対する注意を払うことなくジャム処
理作業ができるようになり、ジャム処理作業が一層容易
になるとともに、その作業性が高められる。
【0029】更に、ジャム処理後はジャム処理用カバー
を閉じるだけで分離爪が加熱ローラや加圧ローラに接触
する通常状態に復帰されるので、作業が簡単であり、ま
た、作業性が高くなる。
を閉じるだけで分離爪が加熱ローラや加圧ローラに接触
する通常状態に復帰されるので、作業が簡単であり、ま
た、作業性が高くなる。
【0030】しかも、ジャム処理カバーに分離爪、爪カ
バー、スプリング及びストッパを支持させ、本体フレー
ム等に支持される受部を設けるだけであるので、リンク
機構や歯車機構によって分離爪をジャム処理カバー内に
収納する従来例に比べて構成が簡単であり、容易に、か
つ、安価に実施することができる。
バー、スプリング及びストッパを支持させ、本体フレー
ム等に支持される受部を設けるだけであるので、リンク
機構や歯車機構によって分離爪をジャム処理カバー内に
収納する従来例に比べて構成が簡単であり、容易に、か
つ、安価に実施することができる。
【図1】通常使用時の本考案の側面図である。
【図2】ジャム処理時の本考案の側面図である。
【図3】本考案の爪カバーの動作図である。
1 加熱ローラ 2 加圧ローラ 6 分離爪 7 分離爪 8 爪カバー 10 スプリング 11 ストッパ 12 受部
Claims (1)
- 【請求項1】 加熱ローラと、これに対向配置された加
圧ローラと、加熱ローラ及び加圧ローラの一側に配置さ
れ、ジャム処理時に開閉されるジャム処理用カバーと、
ジャム処理用カバーに固定支持され、閉状態で加熱ロー
ラに接触して加熱ローラから記録媒体を分離させる分離
爪と、ジャム処理用カバーに固定支持され、閉状態で加
圧ローラに接触して加圧ローラから記録媒体を分離させ
る分離爪とを備える定着装置において、ジャム処理用カ
バーに両分離爪を爪先側から覆うカバー位置と両分離爪
を露出させるアンカバー位置とにわたって移動可能に支
持される爪カバーと、爪カバーをアンカバー位置からカ
バー位置に付勢するスプリングと、爪カバーのカバー位
置方向への移動をカバー位置で制限するストッパと、ジ
ャム処理用カバー開位置から閉位置に閉じる間に爪カバ
ーを所定の位置で受け止め、上記スプリングに抗してカ
バー位置からアンカバー位置に移動させる受部とを設け
たことを特徴とする定着装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992005472U JP2578408Y2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 定着装置 |
KR1019930000443A KR970004164B1 (ko) | 1992-01-16 | 1993-01-15 | 정착장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992005472U JP2578408Y2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 定着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0559476U JPH0559476U (ja) | 1993-08-06 |
JP2578408Y2 true JP2578408Y2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=11612190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992005472U Expired - Fee Related JP2578408Y2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 定着装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578408Y2 (ja) |
KR (1) | KR970004164B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4546131B2 (ja) * | 2004-04-12 | 2010-09-15 | 京セラミタ株式会社 | 定着装置および画像形成装置 |
KR100608022B1 (ko) * | 2005-01-03 | 2006-08-02 | 삼성전자주식회사 | 정착장치를 구비한 화상형성장치 |
US7505713B2 (en) | 2005-04-20 | 2009-03-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Rollers separating unit and image forming apparatus having the same |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6419975U (ja) * | 1987-07-23 | 1989-01-31 |
-
1992
- 1992-01-16 JP JP1992005472U patent/JP2578408Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-01-15 KR KR1019930000443A patent/KR970004164B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR970004164B1 (ko) | 1997-03-25 |
JPH0559476U (ja) | 1993-08-06 |
KR930016840A (ko) | 1993-08-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |