JP2578218Y2 - ハンドル付容器 - Google Patents

ハンドル付容器

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JP2578218Y2
JP2578218Y2 JP1992054066U JP5406692U JP2578218Y2 JP 2578218 Y2 JP2578218 Y2 JP 2578218Y2 JP 1992054066 U JP1992054066 U JP 1992054066U JP 5406692 U JP5406692 U JP 5406692U JP 2578218 Y2 JP2578218 Y2 JP 2578218Y2
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JP
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locking
handle
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attached
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JP1992054066U
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Inventor
俊雄 織田島
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株式会社織田島器物製作所
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、魔法瓶のような金属容
器の上下にプラスチック製のハンドル付設体を付設し、
この上下のハンドル付設体にプラスチック製のハンドル
を金具やビスなどの金属製止着具を用いずに架設固定し
たハンドル付容器に係るものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】従来プ
ラスチック製の口部被嵌体とプラスチック製の底部被嵌
体との間にプラスチック製のハンドルを縦設した構造の
魔法瓶が多用されているが、この場合魔法瓶の口部被嵌
体とハンドルの上部の結合及び魔法瓶の底部被嵌体とハ
ンドルの下部の結合は金属製の金具やビスを採用してい
る。
【0003】かかるビス止着はネジ孔の成形若しくはナ
ットの埋設構造が必要となり、そのためプラスチック部
材に金属部材を付設しなければならず、その製作が厄介
である上ひび割れも生じ易く、且つ組立作業も手間取る
などコスト高になる欠点が多い。
【0004】本考案は、かかる欠点を解決したワンタッ
チ方式の組立を可能したハンドル付容器を提案するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本考
案の要旨を説明する。
【0006】容器aの上部1に付設した上部付設体2に
プラスチック製の上部雄係止体3を突設し、この上部雄
係止体3にハンドル4の上部に設けたプラスチック製の
上部雌係止体5を係合せしめ、容器aの下部1'に付設
した下部付設体8にプラスチック製の下部雄係止体7を
突設し、この下部雄係止体7にハンドル4の下部に設け
プラスチック製の下部雌係止体6を係合せしめてハン
ドル4を上部付設体2と下部付設体8との間に架設した
ハンドル付容器であって、上部雄係止体3と上部雌係止
体5との雌雄係止機構b及び下部雄係止体7と下部雌係
止体6との雌雄係止機構bとして、閉塞板10の左右に係
止壁11・11を突設し、この係止壁11・11の後縁と付設周
壁2'・8'との間に夫々挿入間隙12・12を形成し、係止
壁11・11の所定位置に係止窓13・13を設け、係止壁11・
11の後縁所定位置に抜止爪14・14を設け、一方、ハンド
ル4の上下に閉塞板10で閉塞され係止壁11・11が収納さ
れる受箱部15・15を設け、この受箱部15・15の側壁16・
16の内側所定位置に前記係止窓13・13に係合する抜止係
合爪17・17を設け、側壁16・16の後縁間の所定位置に前
記抜止爪14・14に係止する係合桟18・18を設けた構造の
雌雄係止機構b・bを採用したことを特徴とするハンド
ル付容器に係るものである。
【0007】
【作用】容器aの上部1に付設した上部付設体2の上部
雄係止体3にハンドル4の上部に設けた上部雌係止体5
を雌雄係止機構によりワンタッチ式に押圧係合せしめ
る。続いて容器aの下部1'に付設した下部付設体8の
下部係止体にハンドル4の下部に設けた下部係止
を雌雄係止機構により係合せしめて上部付設体2
と下部付設体8とにハンドル4を架設固定する。
【0008】上部付設体2のプラスチック製の上部雄係
止体3とハンドル4のプラスチック製の上部雌係止体5
及び下部付設体8のプラスチック製の下部雄係止体7と
ハンドル4のプラスチック製の下部雌係止体6と、夫
々の閉塞板10・10により夫々の受箱部15・15が閉塞さ
れ、同時に抜止係合爪17・17が係止窓13・13に係合し、
更に係合桟18・18が抜止爪14・14に係合する二段式の抜
止係合作用によりワンタッチで、確実に且つ強固に連結
固定される。
【0009】
【実施例】図面は本考案の好適な実施例を示すもので、
魔法瓶のような金属製容器aの上部(口部)1に被嵌し
たプラスチック製の上部付設体2(図面の場合はリング
状の上部付設体2を被嵌した場合を図示している)の一
側にプラスチック成形により上部雄係止体3を突設す
る。
【0010】この上部雄係止体3にハンドル4の上部に
設けたプラスチック製の上部雌係止体5を押圧係合せし
めて上部雄係止体3にハンドル4を垂設状態に固定し、
このハンドル4の下部にプラスチック製の下部雌係止体
6を設け、このプラスチック製の下部雌係止体6が押圧
係合されるプラスチック形成した下部雄係止体7を金属
製容器aの下部(底部)1'に被嵌したプラスチック製
の下部付設体8(受皿状の下部付設体8を被嵌した場合
を図示している)をプラスチック成形により突設し、こ
の下部雌係止体6と下部雄係止体7に押圧係合せしめて
ハンドル4をプラスチック製の下部付設体8に固定す
る。
【0011】このハンドル4に連結固定された上部付設
体2とプラスチック製の下部付設体8とで金属製容器a
の上下を一体的に保持せしめたハンドル付容器を図示し
ている。
【0012】以上の上部雄係止体3と部雌係止体
の係合構成並びに下部雄係止体7と下部雌係止体6との
係合構成はその雌雄の関係が全く反対に構成しても同様
である。
【0013】次に図示した雌雄係止機構bについて詳述
する。プラスチック成形のため複雑な構造も容易に型成
形し得る。
【0014】閉塞板10の左右に係止壁11・11を突設し、
この係止壁11・11の後縁と付設周壁2'・8'との間に夫
々挿入間隙12・12を形成し、係止壁11・11の所定位置に
係止窓13・13を設け、係止壁11・11の後縁所定位置に抜
止爪14・14を設け、ハンドル4の上下に閉塞板10で閉塞
され係止壁11・11が収納される受箱部15・15を設け、こ
の受箱部15・15の側壁16・16の内側所定位置に前記係止
窓13・13に係合する抜止係合爪17・17を設け、側壁16・
16の後縁間の所定位置に前記抜止爪14・14に係止する係
合桟18・18を設けた雌雄係止機構b・bを採用した場合
を図示している。
【0015】図中符号19はコップを兼ねたキャップ、20
は螺着部、21は把手、22は成形用逃げ窓を兼ねた紐通し
孔である。
【0016】
【考案の効果】本考案は上述のように、容器の上部に付
設した上部付設体に雌雄係止機構によりハンドルの上部
を結合し、容器の下部に付設した下部付設体に同様にハ
ンドルの下部を同じく雌雄係止機構により結合してハン
ドルを縦架設状態に固定するものであるから従来のよう
に止着金具や止着ビスを使用しなくとも良いことにな
り、ワンタッチの押し込み係合方式で確固にハンドルを
上部付設体と下部付設体との間に架設できる組み立て容
易なハンドル付容器となる。
【0017】また、雌雄係合機構を採用して上部付設体
と下部付設体とにハンドルを縦設する場合には係止壁の
係止窓と側壁内側の抜止係止爪とによる係合と、側壁後
縁の抜止爪と係止桟とによる係合との二段構えの係合方
式となり、それだけハンドルを確実強固に上部付設体と
下部付設体とに一体的に止着固定できる秀れたハンドル
付容器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の斜視図である。
【図2】上部付設体部分の分解斜視図である。
【図3】下部付設体部分の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 上部 1' 下部 2 上部付設体 2' 付設周壁 3 上部雄係止体 4 ハンドル 5 上部雌係止体 6 下部雌係止体 7 下部雄係止体 8 下部付設体 8' 付設周壁 10 閉塞板 11 係止壁 12 挿入間隙 13 係止窓 14 抜止爪 15 受箱部 16 側壁 17 抜止係合爪 18 係合桟 a 容器 b 雌雄係止機構

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器aの上部1に付設した上部付設体2
    にプラスチック製の上部雄係止体3を突設し、この上部
    雄係止体3にハンドル4の上部に設けたプラスチック製
    の上部雌係止体5を係合せしめ、容器aの下部1'に付
    設した下部付設体8にプラスチック製の下部雄係止体7
    を突設し、この下部雄係止体7にハンドル4の下部に
    けたプラスチック製の下部雌係止体6を係合せしめてハ
    ンドル4を上部付設体2と下部付設体8との間に架設
    たハンドル付容器であって、上部雄係止体3と上部雌係
    止体5との雌雄係止機構b及び下部雄係止体7と下部雌
    係止体6との雌雄係止機構bとして、閉塞板10の左右に
    係止壁11・11を突設し、この係止壁11・11の後縁と付設
    周壁2'・8'との間に夫々挿入間隙12・12を形成し、係
    止壁11・11の所定位置に係止窓13・13を設け、係止壁11
    ・11の後縁所定位置に抜止爪14・14を設け、一方、ハン
    ドル4の上下に閉塞板10で閉塞され係止壁11・11が収納
    される受箱部15・15を設け、この受箱部15・15の側壁16
    ・16の内側所定位置に前記係止窓13・13に係合する抜止
    係合爪17・17を設け、側壁16・16の後縁間の所定位置に
    前記抜止爪14・14に係止する係合桟18・18を設けた構造
    の雌雄係止機構b・bを採用したことを特徴とするハン
    ドル付容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3093440U (ja) * 2002-10-16 2003-05-09 長野木田工業株式会社 ヤマブシタケ入り即席汁食品

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