JP2578185Y2 - 化粧板 - Google Patents

化粧板

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Publication number
JP2578185Y2
JP2578185Y2 JP1992045695U JP4569592U JP2578185Y2 JP 2578185 Y2 JP2578185 Y2 JP 2578185Y2 JP 1992045695 U JP1992045695 U JP 1992045695U JP 4569592 U JP4569592 U JP 4569592U JP 2578185 Y2 JP2578185 Y2 JP 2578185Y2
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JP
Japan
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plate
adhesive
substrate
coating film
colored coating
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JP1992045695U
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English (en)
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JPH0593830U (ja
Inventor
剛 大石
Original Assignee
株式会社ノダ
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Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はツキ板貼りされた化粧板
に関する。
【０００２】
【従来技術およびその問題点】化粧板用基材にツキ板を
貼着する接着剤中に着色剤を混入した着色接着剤を用い
てツキ板を貼着する化粧板は既に提案されている。（特
公昭４７−２９２９３、特公昭６０−４８３３４）
【０００３】しかしこれらの提案においては導ツキ板が
用いられているため、表裏に連通した導管溝、また割れ
部分を通して着色接着剤が滲み出しツキ板表面を汚染し
てしまう。
【０００４】更に着色接着剤で導管溝、割れ部分が埋め
られ平滑面となるため、ツキ板と同色かまたは類似色に
着色された場合、導管溝、割れ部分において陰影が表現
されず、平滑的となり、優れた意匠感が得られない。
【０００５】また逆にツキ板と異なる色に着色された場
合、ツキ板と導管溝、割れ部分とのコントラストがつき
すぎてしまい木質感、自然感を欠如するものとなるとい
う問題点を残している。
【０００６】
【技術的手段】基板１の表面に接着剤を介してツキ板２
が貼着されてなる化粧板において、基板１の表面に予じ
め貼り合わせるツキ板２と同色かまたは類似色に着色塗
膜３が形成されるとともに、透明あるいは半透明接着剤
Ｃを介してツキ板２が基板１に貼着された化粧板。
【０００７】
【作用】基板１表面にツキ板２の色調と適合する着色塗
膜３が形成され、かつツキ板２は透明あるいは半透明接
着剤Ｃで基板１に貼着されるので、ツキ板２の導管溝、
割れ部分において接着剤Ｃが埋められても、ツキ板２表
面は汚染されたように見えない。
【０００８】
【実施例】合板、繊維板、木削片板、無機質板等の基板
１の表面に必要に応じて目止処理、シーラー処理、サン
ディング処理を施した後、アクリル系、ウレタン系、メ
ラミン系等の合成樹脂塗料をロールコーター、フローコ
ーター等の塗装装置を用いて塗布後、乾燥をし着色塗膜
３を形成する。
【０００９】着色塗膜３の色調はツキ板２の色調と適合
させるが、貼り合わせるツキ板２と同色かまたは類似色
にする。
【００１０】着色塗膜３の形成された基板１の表面にロ
ールコーター、スプレッダー等の塗布装置を用いて接着
剤Ｃを塗布する。
【００１１】接着剤Ｃは酢酸ビニル系、エポキシ系、ウ
レタン系、フェノール系、ユリア系等の合成樹脂接着剤
であり、透明あるいは半透明の接着剤また硬化すること
によって透明あるいは半透明となる接着剤を用いる。
【００１２】接着剤Ｃの塗布された基板１上にツキ板２
を載置し貼着する。
【００１３】ツキ板２の貼着は、ラッピング、ラミネー
ト、プレス貼り等によって行なわれる。
【００１４】着色塗膜３にかえて、着色目止による目止
処理を施した後ツキ板２を貼着してもよい。得られた化
粧板はそのツキ板２表面に着色塗膜、仕上げ塗装等の仕
上げ処理を施す。
【００１５】
【作用効果】基板１表面にツキ板２の色調と適合する着
色塗膜３が形成されるため、化粧板として安定した色合
が表現できる。また接着剤Ｃが透明あるいは半透明であ
るため、導管溝、割れ部分において接着剤Ｃで埋められ
ても着色塗膜３が表面から見え、その陰影が表現され立
体的、深みのある表面となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本考案化粧板の要部断面図、
【符号の説明】
１：基板、２：ツキ板、３：着色塗膜、Ｃ：接着剤。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 基板１の表面に接着剤を介してツキ板２
    が貼着されてなる化粧板において、基板１の表面に予じ
    め貼り合わせるツキ板２と同色かまたは類似色に着色塗
    膜３が形成されるとともに、透明あるいは半透明接着剤
    Ｃを介してツキ板２が基板１に貼着されたことを特徴と
    する化粧板。
JP1992045695U 1992-05-22 1992-05-22 化粧板 Expired - Lifetime JP2578185Y2 (ja)

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JPH0593830U JPH0593830U (ja) 1993-12-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4884109U (ja) * 1972-01-08 1973-10-13
JPS5715245U (ja) * 1980-06-30 1982-01-26
JPS5855243A (ja) * 1981-09-29 1983-04-01 松下電工株式会社 樹脂含浸人工化粧単板貼り化粧板

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JPH0593830U (ja) 1993-12-21

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