JP2577996Y2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2577996Y2
JP2577996Y2 JP1992055683U JP5568392U JP2577996Y2 JP 2577996 Y2 JP2577996 Y2 JP 2577996Y2 JP 1992055683 U JP1992055683 U JP 1992055683U JP 5568392 U JP5568392 U JP 5568392U JP 2577996 Y2 JP2577996 Y2 JP 2577996Y2
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正文 斉藤
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本考案はインクジェット記録装置
に関し、特にインク供給源から供給されるインクを記録
ヘッドのインク室に補給するインク供給部を改良したイ
ンクジェット記録装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来インクジェット記録装置は、コンピ
ュータの出力プリンタ、ワードプロセッサまたはファク
シミリ等の記録装置として用いられており、騒音が少な
く、高速記録が可能で、現像・定着が不用であるなどの
特徴を有している。 【0003】かかるインクジェット記録装置において改
良された高性能のものとして、例えば特公昭54-35936号
公報に記載されるオンデマンド型インクジェット記録装
置がある。このオンデマンド型インクジェット記録装置
は必要な時だけ電気信号に応答して圧力室の容積変化に
よりインクを噴射する型式のものであるため、不用イン
クを回収するシステムが不用であり、そのためインクの
消費量が少なくてすみ、装置自体も小型軽量低価格とす
ることができるなどの特徴がある。 【0004】さらには一つの記録ヘッドに多数のチャン
ネルを実装できるため高解像力や高速印字性能を得るこ
とができ、さらにはカラー化が容易であるなどの特徴を
有しており近時活用されるに至った。 【0005】しかしながら、かかる高性能のインクジェ
ット記録装置においても、なお改良すべき問題点があ
る。 【0006】以下公知のオンデマンド型インクジェット
記録装置を例として図6および図7に基いてその構成と
問題点を説明する。図6A,図6Bはインクジェット記
録ヘッドおよびインク供給系の模式的概略図で、それぞ
れ断面図および平面図を示す。 【0007】これらの図において、1は複数のノズル、
2は該ノズルに連通する複数の圧力室、3は該圧力室2
にインクを分配供給する共通インク室をそれぞれ示して
いる。4はへッド基板でへツド側板5と密着接合される
が前記ノズル1、圧力室2及び共通インク室3を形成す
るため溝が基板4の内面に形成されている。6は圧電変
換素子であり、基板4の圧力室2に対応する外表面に接
着固定され、かつ電子パルス発生器Eに接続されてい
る。この圧電変換素子6は前記発生器Eから電気信号を
受けたとき圧力室2の内方に急激に撓み、前記圧力室2
を瞬時押圧して、押圧された圧力室2に対応する前記ノ
ズル1からインクを小滴状に噴射させる。また共通イン
ク室3に対応する前記側板5の部分は開口されており、
該開口部には例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポ
リ塩化ビニリデン等から成る可撓膜7が接着され、前記
インク室3の壁面の一部を形成するようにしている。こ
の可撓膜7は前記圧電変換素子6の作用によりインクが
噴射されたとき、圧力室2の変形によるインクの戻り圧
力を吸収できるように構成されている。即ち、このよう
なマルチノズル形式の記録ヘッドにおいては、一つのチ
ャンネルの圧力室2から発生した圧力波が共通インク室
3を経由して別のチャンネルの圧力室に波及し、別のチ
ャンネルのインク滴の噴射飛翔特性を劣化させる、いわ
ゆるチャンネルインターラクションを生ずるが、前記可
撓膜7は共通インク室3と共に圧力波のエネルギーを吸
収緩和してチャンネルインターラクションを防止するも
のである。 【0008】しかしながら、この可撓膜7は0.02〜0.1m
m厚で極めて薄く剥れ易いこと、記録ヘッドの側板5が
セラミック製の場合等においてシランカップリング剤を
用いる等の特殊処理をしても尚かつ接着が不充分とな
り、インクの漏洩を伴うこと及び可撓膜7の交換が厄介
である等の諸問題があった。 【0009】次に、記録ヘッドの基板4にはインク導入
用パイプ状のインレット8が固着されるが、このインレ
ット8はインクタンク11、インクコネクタ10及びインク
チューブ9を介して供給されたインクLを共通インク室
3に導入するためのものである。 【0010】インレット8はステンレス鋼や黄銅などの
金属、又はアクリル樹脂等のプラスチック材等で形成さ
れたパイプ状をなすもので、記録へツドの基板4の共通
インク室3を形成する壁面の一部に設けられた開口に直
接嵌挿固定される。固定方法としては、圧入法、カシメ
法、接着法とがある。圧入法はインレット8を基板4の
開口に固目に圧入固定するものであるが、圧入精度を一
定にすることが困難で、固過ぎると圧入不完全になった
り基板破損を生じ、緩目であるとインレット8が脱落し
たりインク漏れを生ずる。カシメ法はインレット8を基
板4の開口に挿入後、インレット8の末端を加圧変形せ
しめて固定するものであるが、加圧時に基板4を破損す
る恐れがある。接着法は、インレット8を基板4の開口
に挿入する前又は後に、接触面に接着剤を塗布又は流入
せしめて固着するものであるが、接着剤は耐インク性が
良くなく、接着剤の成分がインク中に溶出したり、接着
剤がインクに冒されて接着強度を失なったりする。また
細心な接着作業は時間を要し、更に接着固化時間も必要
とする。また耐インク特性を有する接着剤では、加工に
手間がかかるとか、特殊な加工法を開発する要があるな
どの不都合がある。また、インレット8を基板4に取付
固定した後に、インクチューブ9を嵌挿するとき、イン
レット8に無理な力がかかって基板4を破損することが
ある。更にインクチューブ9の取付後にもインレット又
はチューブ9に無理な外力が加えられると基板4やチュ
ーブ9が破損する。 【0011】上記何れの固定法においても、インレット
8を基板4に固定する際に作業不良を生じるとこれと一
体をなす高価な記録ヘッドが廃棄不良となる。また、共
通インク室3のインレット8設置面の反対側の上面には
可撓膜7が別個に接着固定され、共通インク室3を閉止
している。よって共通インク3の上下面には可撓膜7と
インレット8をそれぞれに固定しなければならないから
作業も複雑で時間を要する。 【0012】なお、インクコネクタ10はインクチユーブ
9の途中に設けられ、記録ヘッド側のインクチューブと
インクタンク側のインクチューブとを着脱可能に接続す
るものであり、記録ヘッドやインクタンクの交換時等に
は該インクコネクタ10の部分で分離する。 【0013】図7はインクコネクタを記録ヘッドに設け
た例を示す部分断面図である。図において、4は前述し
た記録ヘッドの側板であり、20は記録ヘッドの圧力室2
に連通するように側板4に固着されたインクコネクタ40
の雌コンタクト部(レセプタクル)、30は雌コンタクト
部20に着脱可能に嵌含接続されたインクコネクタ40の雄
コンタクト部(プラグ)である。雌コンタクト部20は両
端が開口された筒状のケース21と、ケース21内の一方の
開口端と対向するように挿入配置され、インクを瀘過す
るためのフィルタ22と、フィルタ22を一方の開口端側に
押圧するようにしてケース21内に嵌装されたスリーブ23
と、スリーブ23の段付部に嵌合されたインクの漏れや空
気の侵入を防ぐためのゴム等よりなる隔壁(セプダム)
24と、これらケース21内に配置されたフィルタ22と、ス
リーブ23及び隔壁24を一方の開口端側に押圧して一体化
するようにケース21内の他方の開口端側に配置されたス
ペーサ25等から構成されている。 【0014】一方、雄コンタクト部30は、雌コンタクト
部20のケース21に嵌合する有底筒状のケース31と、ケー
ス31の底部を貫通するように配置され、インクを供給す
るための針状管32をケース31に固定するするようにケー
ス31内の底部に設けられた保持体33等から構成されてい
る。そして、雌コンタクト部20はケース21の一方の開口
端が記録へッドのインク流路に連通するようにして記録
へッドに固着され、雄コンタクト部30は雌コンタクト部
20に着脱可能に嵌合接続される。雌コンタクト部20に雄
コンタクト部30が接続されると針状管32が破線で示すよ
うに隔壁24を貫通して記録ヘッドにインクを供給するこ
とができ、雄コンタクト部30を雌コンタクト部20から取
り外すと針状管32による隔壁24の貫通穴は、その弾力性
で塞がれてインクの漏れや空気の侵入を防ぐことができ
る。 【0015】しかしながら、コネクタ40をこのような構
成にした場合、雌コンタクト部20と雄コンタクト部30と
の着脱の度毎に、雌コンタクト部20に無理な力が加わ
り、ケース21の付根部分である基板4との固定部に変形
又は損傷を生ぜしめる。またケース21と基板4との固定
部分は、前記インレット8と基板4との固定法と同様に
種々の欠点を有する。更に上記インクコネクタ40を記録
ヘッドに直接固定する構造では、コネクタ40が大形であ
るからへッド周辺に大きな空間を必要とする。特にカラ
ーインクジェット記録装置においては、一つの記録ヘッ
ドに複数のインク室を有し、且つ複数個の記録ヘッドを
併置する必要があるから、各色のインクを供給するイン
ク供給口として別々のインクコネクタをヘッド基体に取
り付ける必要から、ヘッド基体付近にスペースを確保す
ることが困難となる。 【0016】 【考案が解決しようとする問題点】従来のインクジェッ
ト記録装置においては、記録ヘッドの両側に、特にイン
ク室とインク供給手段が反対側に設けられており、構成
が複雑となり、組み立てにも問題があった。また、従来
の構成であると、カラー化等を目的とした記録ヘッドの
積層が困難であった。 【0017】本考案はインクジェット記録装置における
上記事情に鑑みて提案されたものであり、記録ヘッドの
組み立て時の困難さを解消し、かつ、特にカラーインク
ジェット記録装置において、記録ヘッドを大きくするこ
となく、記録ヘッドの積層を可能にし、多色インクの供
給を可能にすることを目的としたものである。 【0018】 【問題点を解決するための手段】本考案は前記問題点に
着目して改善することを目的としたものであり、この目
的を達成する本考案のインクジェット記録装置は、イン
ク供給源と、前記インク供給源からインクを供給するイ
ンク供給手段、共通インク室のための開口部、及び前記
インク供給手段からインクを供給するための開口部を有
する基板、前記基板とともにノズル、圧力室、前記共通
インク室を形成する側版、前記共通インク室のための開
口部を覆う板状の可撓性弾性部材、及び前記基板上に前
記各圧力室に対応して設けられた圧電変換素子を備え、
前記インク供給手段は前記インク供給源と前記可撓性弾
性部材とを連結すると共に、前記インク供給手段、前記
可撓性弾性部材、及び前記圧電変換素子が前記基板上の
同一面側に配置された記録ヘッド、とを有することを特
長とするものである。 【0019】 【作用】可撓性弾性部材、インク供給手段、圧電変換素
子が記録ヘッドに対して同一面側に配置されることにな
る。それに伴いカラー可などを目的とした記録ヘッドの
積層が可能となる。記録ヘッドの組み立ての困難さも解
消される。 【0020】 【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基いて具体的
に説明する。 【0021】図1は本考案の一実施例を説明するための
記録ヘッドとインク供給系の概略を示す斜視図、図2は
その断面図を示す。図3は記録へッドの平面図、図4は
該記録ヘッドの分解斜視図である。 【0022】これらの図において、記録へッド100の基
体は内部に複数のノズル101とこれに連通する複数の圧
力室102とこの圧力室102にインクを分配供給する共通イ
ンク室103の各凹部を形成する基板104と、該各凹部を覆
い前記基板104と密着接合された側板105とから構成され
ている。基板104の外側面には、前記圧力室102に対応し
た位置にこれと同数の圧電変換素子106が接着され、印
字信号に基いてパルス電圧を出力する電子パルス発生器
Eに電気的に接続されている。 【0023】前記基板104は共通インク室の部分におい
て開口部をなしている。107は該共通インク室103の開口
部を覆う板状の可撓性弾性部材で、ブタジエンゴム、イ
ソプレンゴム、ブチルゴム、シリコンゴム、アクリルゴ
ム等の弾性部材で特に使用されるインクとの化学的に安
全な材料を用いる。前記弾性部材107は、インク噴射時
における圧力室102の変形によるインクの戻り圧力波を
吸収し易くするため、容易に変形するよう、平板部の他
の領域より薄い板厚に形成された薄肉部107Cを有する
弾性部材である。この薄肉部107Cは、前述した可撓膜
の機能を果すべく圧力室102の容積変化に対応する圧力
波を適確に吸収できる弾性を有している。また上記弾性
を有する弾性部材107の平板部外縁は、前記記録へッド1
00の基板104ヘの密着固定の際に強固な緊締に耐えて密
着性を維持できるのに充分な厚さと弾性を必要とする。
このため周縁部の肉厚を他の部分より厚肉となし緊締時
に弾性変形し易くするとよい。また前記弾性部材107に
は、記録へッド100の基体に固定するため基板104と側板
105のネジ貫通穴100aに対応する位置に、4個のネジ貫
通穴107aが設けられている。 【0024】更に、この弾性部材107の下端付近には中
空円筒部107bが一体に形成され平板部表面より突出し
ている。 【0025】この中空円筒部107bの内径部にはインク
供給管(以下パイプと称す)108の一端が嵌挿・接続さ
れる。該パイプ108の他端にはインク供給用のチューブ1
09Aが接続され、このチューブ109Aの他端にはインク
コネクタ111が接続される。インクコネクタ111は雌コネ
クタ111Aと雄コネクタ111Bとから成り接続・分離自在
となっていて、このコネクタ111によつて、記録ヘッド1
00側とインクタンク112側とが分解可能となっている。
インクコネクタ111は例えば図8に示すような構造をな
す。インクコネクタ111の雄コネクタ111Bはインク供給
用のチューブ109Bを介してインクタンク112に接続して
いる。なお、パイプ108はステンレス鋼等の材料により
作られインクによる化学変化を受けないことが必須であ
る。 【0026】110は前記可撓性部材107を前記記録へッド
100の基体(基板104と側板105)に均一な圧力で密着固
定するための圧着部材で、前記弾性部材107のインク圧
力波吸収用の薄肉部107Cに対応する位置に開口110Cを
有する。 【0027】また、圧着部材110の下端付近には、前記
可撓性部材107の下端に突出する中空円筒部107bに嵌合
する開口110bが設けられていて、組立時に該中空円筒
部107bがこの開口110bから外方に突出する。更に、圧
着板110の外形付近には、前記ネジ貫通穴100a,107a
に対応する位置にネジ貫通穴110aを有する。この圧着
板110は記録ヘッド100およびインク供給経路内のインク
に直接接触することはないから、インクによって化学変
化を受けることのないステンレス鋼等の高価な材料を使
用する必要はない。即ち一般に使用される金属板または
硬質樹脂が使用可能である。 【0028】113は前記圧着部材110、弾性部材107、記
録へッド100の基体の各貫通穴110a,107a,100aを貫
通する4個のボルトであって、ナット114で緊締して、
これらの部材を圧着固定する。なお、ナット114の代り
に圧着板110とほぽ同形状をなし4個のネジ穴を設けた
1枚の金属板を用いてもよい。 【0029】図5は本考案による他の実施例を示す記録
ヘッドの断面図である。図において図1ないし図4にお
ける構造部品と同一のものについては同一符号を付して
ある。 【0030】記録ヘッドの基板104の共通インク室103は
開口状をなしていて、207は該開口部を覆って封止する
平板状の可撓性弾性部材である。該弾性部材207は前記
弾性部材107と同様な弾性材料で作られ、インク噴射時
の圧力波吸収用ダンパーとインク漏出防止用パッキンの
役割をなす。 【0031】210は上記弾性部材207を記録ヘッドの基板
104に均一な圧力で密着固定するための圧着部材で、前
記圧着板110とほぼ同様な平板形状をなす。該圧着部材2
10の一端には突起した中空円筒部210bが一体に形成さ
れていて、その内径部にはインク供給管(以下パイプと
称す)208の一方側が嵌挿・接続される。なお、該パイ
プ208は前記弾性部材207の一端に設けられた穴を貫通し
て、共通インク室103に達している。また該パイプ208の
他端はインクチューブ109に接続される。 【0032】圧着部材210は剛性を有する材料で作ら
れ、例えば金属材料や硬質プラスチック材で加工された
ものであるが、使用するインクに接することはないの
で、特に耐インク化学特性は不要で、一般に安価で加工
性の良い材料でよい。 【0033】また、圧着部材210には、弾性部材207のイ
ンク圧力波吸収用の薄肉部207cに対応する位置に開口2
10cを有する。 【0034】上記圧着部材210および弾性部材207には4
個のネジ貫通用穴がそれぞれ設けられていて、記録ヘッ
ドの基体(基板104、側板105)の貫通穴と一致してい
る。これら部材の各4個のネジ貫通用穴には4個のボル
ト113が貫挿され、4個のナット114によって緊締され、
各部材は圧着固定される。 【0035】なお、上記パイプ208を嵌着する圧着部材2
10を弾性部材で形成し、その外層に剛性板を積層し、記
録へッドの基体に密着固定するようにしてもよい。 【0036】 【考案の効果】以上の実施例に説明したように、本考案
のインクジェット記録装置によれば、記録ヘッドに対し
て同一の側に可撓性弾性部材、インク供給手段及び圧電
変換素子を配置することにより、記録ヘッドの構成およ
び組み立てを容易とした。また、カラー化などを目的と
した記録ヘッドの積層も可能とした。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案によるインクジェット記録装置のインク
供給系を示す斜視図 【図2】上記インク供給系の模式的断面図 【図3】記録へツドの平面図 【図4】記録へッドの分解斜視図 【図5】本考案の他の実施例による記録ヘッドの断面図 【図6】従来のインクジェット記録装置の断面図および
平面図 【図7】従来の他のインク供給部の断面図 【符号の説明】 3,103 共通インク室 4,104 基板 8 インレット 9,109 インクチユーブ 10,111 インクコネクタ 11,112 インクタンク(インク供給源) 107,207 可撓性弾性部材 107b,210b 中空円筒部 107c,207c 薄肉部 108,208 インク供給管(パイプ) 110,210 圧着部材 113:ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−179657(JP,A) 実開 昭61−45137(JP,U) 実公 平3−45815(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/175 B41J 2/045

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 1.インク供給源と、 前記インク供給源からインクを供給するインク供給手
    段、共通インク室のための開口部、及び前記インク供給
    手段からインクを供給するための開口部を有する基板、
    前記基板とともにノズル、圧力室、前記共通インク室を
    形成する側版、前記共通インク室のための開口部を覆う
    板状の可撓性弾性部材、及び前記基板上に前記各圧力室
    に対応して設けられた圧電変換素子を備え、前記インク
    供給手段は前記インク供給源と前記可撓性弾性部材とを
    連結すると共に、前記インク供給手段、前記可撓性弾性
    部材、及び前記圧電変換素子が前記基板上の同一面側に
    配置された記録ヘッド、とを有するインクジェット記録
    装置。
JP1992055683U 1992-08-07 1992-08-07 インクジェット記録装置 Expired - Lifetime JP2577996Y2 (ja)

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