JP2577827Y2 - 空調設備 - Google Patents
空調設備Info
- Publication number
- JP2577827Y2 JP2577827Y2 JP1991033965U JP3396591U JP2577827Y2 JP 2577827 Y2 JP2577827 Y2 JP 2577827Y2 JP 1991033965 U JP1991033965 U JP 1991033965U JP 3396591 U JP3396591 U JP 3396591U JP 2577827 Y2 JP2577827 Y2 JP 2577827Y2
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- JP
- Japan
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- duct
- air
- return air
- damper
- room
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、室内空調用に利用さ
れる空調設備に関する。
れる空調設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空調設備では、用いられ
るダンパが、ダンパケーシングの内部に回動軸を軸支す
るとともに、この回動軸に羽根を取り付け、この回動軸
を駆動手段により回動させて羽根の向きを切り替えて、
ダクト内を連通可、連通不可とする構成とされている。
また従来の空調設備では、たとえばビルの空調ダクトに
ダンパを連設する場合、夏季用および冬季用にそれぞれ
給気用および還気用の独立したダンパを設けるようにし
ている。
るダンパが、ダンパケーシングの内部に回動軸を軸支す
るとともに、この回動軸に羽根を取り付け、この回動軸
を駆動手段により回動させて羽根の向きを切り替えて、
ダクト内を連通可、連通不可とする構成とされている。
また従来の空調設備では、たとえばビルの空調ダクトに
ダンパを連設する場合、夏季用および冬季用にそれぞれ
給気用および還気用の独立したダンパを設けるようにし
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の空調設備では、ダンパの羽根は一枚の平板から構
成され、即ち羽根の軸方向に対する水平断面形状が回動
軸の軸中心を通る直線とされているため、たとえば羽根
をダクト方向に対し45度傾けて風の向きを直角方向ダ
クトに切り替える場合には、ダンパケーシング内の流路
断面積がダクトの管路断面積に比べて狭くなってしまう
ため(互いに直交するダクトの各口径が等しい場合に
は、ダンパケーシング1内において流路断面積がダクト
の管路断面積の約70%になる)、管路効率が低下する
問題があった。さらには、従来の空調設備では、上記し
たように、ビルの空調ダクトにダンパを連設する場合に
は、夏季用、冬季用に別に給気用、還気用のダンパを別
個に設ける必要があり、このため配管設備が複雑化し、
配管施工およびその後のメンテナンスに負担がかかり、
この点で改良の余地が残されていた。また、エレベータ
ホール等の空調の要求がそれ程大きくない室に対する冷
暖房やペリメータ部分の冷暖房では、空調ダクトの空気
流路を切り換えることが、前者にとっては必要に応じ、
後者にとっては必ず求められる。
従来の空調設備では、ダンパの羽根は一枚の平板から構
成され、即ち羽根の軸方向に対する水平断面形状が回動
軸の軸中心を通る直線とされているため、たとえば羽根
をダクト方向に対し45度傾けて風の向きを直角方向ダ
クトに切り替える場合には、ダンパケーシング内の流路
断面積がダクトの管路断面積に比べて狭くなってしまう
ため(互いに直交するダクトの各口径が等しい場合に
は、ダンパケーシング1内において流路断面積がダクト
の管路断面積の約70%になる)、管路効率が低下する
問題があった。さらには、従来の空調設備では、上記し
たように、ビルの空調ダクトにダンパを連設する場合に
は、夏季用、冬季用に別に給気用、還気用のダンパを別
個に設ける必要があり、このため配管設備が複雑化し、
配管施工およびその後のメンテナンスに負担がかかり、
この点で改良の余地が残されていた。また、エレベータ
ホール等の空調の要求がそれ程大きくない室に対する冷
暖房やペリメータ部分の冷暖房では、空調ダクトの空気
流路を切り換えることが、前者にとっては必要に応じ、
後者にとっては必ず求められる。
【0004】この考案は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、管路効率の低下を可能な限り防止し、また配管施
工の簡易なダンパを備えた空調設備を提供することを目
的としている。
ので、管路効率の低下を可能な限り防止し、また配管施
工の簡易なダンパを備えた空調設備を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記課題を解
決するために以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載の空調設備では、空調機とダクトとダンパとから
なり複数室を同一系統の給気ダクトにて温調する空調設
備であって、前記空調機に一端を接続するとともに前記
複数室に連通する給気ダクトおよび還気ダクトと、前記
複数室のうち少なくとも一室に一端を接続するとともに
他の少なくとも一室に他端を接続した給還気ダクトと、
前記給気ダクトと前記還気ダクトとをT字形に連結し前
記少なくとも一室における両ダクトの他端を一つにする
第1のT字管と、前記給還気ダクトと前記還気ダクトと
をT字形に連結し前記他の少なくとも一室における両ダ
クトの他端を一つにする第2のT字管とを備え、前記第
1のT字管および前記第2のT字管は、流路切り換え可
能なダンパをそれぞれ備え、前記第1のT字管は、前記
少なくとも一室における給気ダクトおよび還気ダクトの
他端を給気口または還気口として作用させるべく給気ダ
クトおよび還気ダクトの流路を前記ダンパによって切り
換えるように設定され、前記第2のT字管は、前記他の
少なくとも一室における還気ダクトの前記少なくとも一
室への給気と遮断とを前記ダンパによって切り換え得る
ように設定されてなり、前記ダンパは、羽根の軸方向に
対する垂直断面形状が円弧あるいは円弧状に近似する形
状とされていることを特徴とする。また、請求項2記載
の空調設備では、空調機とダクトとダンパとからなり複
数室を温調する空調設備であって、前記複数室に一端を
接続するとともに他端は前記空調機に戻る還気ダクト
と、前記複数室のうち少なくとも一室における還気ダク
トの途中に配され還気ダクトの一端側を2つに分岐し前
記少なくとも一室の2つの上部吸込口に接続する第1の
T字管と、前記複数室のうち他の少なくとも一 室におけ
る還気ダクトの途中に配され還気ダクトの一端側を2つ
に分岐し他の少なくとも一室の吸込口と前記少なくとも
一室の吸込口に接続する第2のT字管とを備え、前記第
1のT字管および前記第2のT字管は、流路切り換え可
能なダンパをそれぞれ備え、前記2つの上部吸込口は、
少なくとも一室の窓際上部と中央寄り上部とに配され、
前記第1のT字管は、前記少なくとも一室における還気
ダクトの一端を前記2つの上部吸込口のいずれかに接続
させるために還気ダクトの流路を前記ダンパによって切
り換えるように設定され、前記第2のT字管は、前記他
の少なくとも一室における還気ダクトの前記少なくとも
一室からの還気と遮断とを前記ダンパによって切り換え
得るように設定されてなり、前記ダンパは、羽根の軸方
向に対する垂直断面形状が円弧あるいは円弧状に近似す
る形状とされていることを特徴とする。さらに、請求項
3記載の空調設備では、請求項2記載の空調設備におい
て、前記空調機に、還気を送気する送風機を備え、前記
第2のT字管は、前記送風機に直接連結され、前記少な
くとも一室からの還気と遮断とを切り換え得るようにし
たことを特徴とする。また、請求項4記載の空調設備で
は、空調機とダクトとダンパとからなり建物の窓際にお
いて天井部および床近くに同一系統の還気ダクトを配し
て温調する空調設備であって、前記建物の一室に一端を
接続するとともに他端は空調機に戻る還気ダクトと、前
記一室における還気ダクトの途中に配され還気ダクトの
一端側を2つに分岐し前記一室の2つの吸込口に接続す
るT字管とを備え、前記T字管は、流路切り換え可能な
ダンパを備え、前記2つの吸込口は、前記一室の窓際に
おける天井部と床近くとに配され、前記T字管は、前記
一室における還気ダクトの一端を前記2つの吸込口のい
ずれかに接続させるために還気ダクトの流路を前記ダン
パによって切り換えるように設定されてなり、前記ダン
パは、羽根の軸方向に対する垂直断面形状が円弧あるい
は円弧状に近似する形状とされていること特徴とする。
決するために以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載の空調設備では、空調機とダクトとダンパとから
なり複数室を同一系統の給気ダクトにて温調する空調設
備であって、前記空調機に一端を接続するとともに前記
複数室に連通する給気ダクトおよび還気ダクトと、前記
複数室のうち少なくとも一室に一端を接続するとともに
他の少なくとも一室に他端を接続した給還気ダクトと、
前記給気ダクトと前記還気ダクトとをT字形に連結し前
記少なくとも一室における両ダクトの他端を一つにする
第1のT字管と、前記給還気ダクトと前記還気ダクトと
をT字形に連結し前記他の少なくとも一室における両ダ
クトの他端を一つにする第2のT字管とを備え、前記第
1のT字管および前記第2のT字管は、流路切り換え可
能なダンパをそれぞれ備え、前記第1のT字管は、前記
少なくとも一室における給気ダクトおよび還気ダクトの
他端を給気口または還気口として作用させるべく給気ダ
クトおよび還気ダクトの流路を前記ダンパによって切り
換えるように設定され、前記第2のT字管は、前記他の
少なくとも一室における還気ダクトの前記少なくとも一
室への給気と遮断とを前記ダンパによって切り換え得る
ように設定されてなり、前記ダンパは、羽根の軸方向に
対する垂直断面形状が円弧あるいは円弧状に近似する形
状とされていることを特徴とする。また、請求項2記載
の空調設備では、空調機とダクトとダンパとからなり複
数室を温調する空調設備であって、前記複数室に一端を
接続するとともに他端は前記空調機に戻る還気ダクト
と、前記複数室のうち少なくとも一室における還気ダク
トの途中に配され還気ダクトの一端側を2つに分岐し前
記少なくとも一室の2つの上部吸込口に接続する第1の
T字管と、前記複数室のうち他の少なくとも一 室におけ
る還気ダクトの途中に配され還気ダクトの一端側を2つ
に分岐し他の少なくとも一室の吸込口と前記少なくとも
一室の吸込口に接続する第2のT字管とを備え、前記第
1のT字管および前記第2のT字管は、流路切り換え可
能なダンパをそれぞれ備え、前記2つの上部吸込口は、
少なくとも一室の窓際上部と中央寄り上部とに配され、
前記第1のT字管は、前記少なくとも一室における還気
ダクトの一端を前記2つの上部吸込口のいずれかに接続
させるために還気ダクトの流路を前記ダンパによって切
り換えるように設定され、前記第2のT字管は、前記他
の少なくとも一室における還気ダクトの前記少なくとも
一室からの還気と遮断とを前記ダンパによって切り換え
得るように設定されてなり、前記ダンパは、羽根の軸方
向に対する垂直断面形状が円弧あるいは円弧状に近似す
る形状とされていることを特徴とする。さらに、請求項
3記載の空調設備では、請求項2記載の空調設備におい
て、前記空調機に、還気を送気する送風機を備え、前記
第2のT字管は、前記送風機に直接連結され、前記少な
くとも一室からの還気と遮断とを切り換え得るようにし
たことを特徴とする。また、請求項4記載の空調設備で
は、空調機とダクトとダンパとからなり建物の窓際にお
いて天井部および床近くに同一系統の還気ダクトを配し
て温調する空調設備であって、前記建物の一室に一端を
接続するとともに他端は空調機に戻る還気ダクトと、前
記一室における還気ダクトの途中に配され還気ダクトの
一端側を2つに分岐し前記一室の2つの吸込口に接続す
るT字管とを備え、前記T字管は、流路切り換え可能な
ダンパを備え、前記2つの吸込口は、前記一室の窓際に
おける天井部と床近くとに配され、前記T字管は、前記
一室における還気ダクトの一端を前記2つの吸込口のい
ずれかに接続させるために還気ダクトの流路を前記ダン
パによって切り換えるように設定されてなり、前記ダン
パは、羽根の軸方向に対する垂直断面形状が円弧あるい
は円弧状に近似する形状とされていること特徴とする。
【0006】
【作用】これら考案の空調設備によれば、各T字管のダ
ンパを、ダンパケーシングの内部の中心位置に取り付け
られた回動軸に支持された羽根に関し、当該羽根の軸方
向に対する水平断面形状をダンパの口径を略曲率半径と
する円弧または円弧に近似する形状とすることにより、
ダンパケーシング内の流路断面積をダンパ内の管路断面
積の100%あるいは100%に近似する値に設定する
ことができる。これによりダクト内を通過する風を、ダ
ンパケーシング内において乱流を発生させることなく、
かつ流体エネルギー損失を最小にして、円滑に直角方向
ダクトに送ることができ、管路効率の低下を有効に防止
できる。
ンパを、ダンパケーシングの内部の中心位置に取り付け
られた回動軸に支持された羽根に関し、当該羽根の軸方
向に対する水平断面形状をダンパの口径を略曲率半径と
する円弧または円弧に近似する形状とすることにより、
ダンパケーシング内の流路断面積をダンパ内の管路断面
積の100%あるいは100%に近似する値に設定する
ことができる。これによりダクト内を通過する風を、ダ
ンパケーシング内において乱流を発生させることなく、
かつ流体エネルギー損失を最小にして、円滑に直角方向
ダクトに送ることができ、管路効率の低下を有効に防止
できる。
【0007】
【実施例】以下、この考案の実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0008】図1ないし図3はこの考案の第1実施例に
おける空調設備に採用されるダンパを示すもので、符号
1がダンパである。ダンパ1は、図1に示すように、一
方向ダクトA、Bと他方向ダクトCとをT字形に連結す
る部分に設けられる角筒状のダンパケーシング2と、こ
のダンパケーシング2の内部の中心に回動自在に取り付
けられた回動軸3と、この回動軸3に軸支され、一方向
ダクトA、Bのいずれか一方と他方向ダクトCとを連通
可能に切り替える羽根4と、回動軸3を介して羽根4の
向きを切り替える駆動手段5とから構成されている。
おける空調設備に採用されるダンパを示すもので、符号
1がダンパである。ダンパ1は、図1に示すように、一
方向ダクトA、Bと他方向ダクトCとをT字形に連結す
る部分に設けられる角筒状のダンパケーシング2と、こ
のダンパケーシング2の内部の中心に回動自在に取り付
けられた回動軸3と、この回動軸3に軸支され、一方向
ダクトA、Bのいずれか一方と他方向ダクトCとを連通
可能に切り替える羽根4と、回動軸3を介して羽根4の
向きを切り替える駆動手段5とから構成されている。
【0009】前記ダンパケーシング2は、一方向ダクト
A、Bに接続する各端部にダクト開口用の開口部2a が
それぞれ設けられ、他方向ダクトCに接続する端部にダ
クト開口用の開口部2b が設けられた形状とされてい
る。このダンパケーシング2の対向する側板部2c には
同一軸線上に図示しない軸受が設けられ、この軸受に前
記回動軸3の両端が支持され、この回動軸3の一端は側
板部2c を挿通し、この回動軸3の突出する一端には回
動軸3を所定角度回転駆動するモータ(駆動手段)5が直
結されている。
A、Bに接続する各端部にダクト開口用の開口部2a が
それぞれ設けられ、他方向ダクトCに接続する端部にダ
クト開口用の開口部2b が設けられた形状とされてい
る。このダンパケーシング2の対向する側板部2c には
同一軸線上に図示しない軸受が設けられ、この軸受に前
記回動軸3の両端が支持され、この回動軸3の一端は側
板部2c を挿通し、この回動軸3の突出する一端には回
動軸3を所定角度回転駆動するモータ(駆動手段)5が直
結されている。
【0010】また、回動軸3にはダンパケーシング2の
両側板部2c の内面との間に図示しないカラーを介して
前記羽根4が溶接等の手段により固定されている。この
羽根4は、本願考案の空調設備におけるダンパの特徴を
なすもので、羽根4の軸方向に対する垂直断面形状が、
ダクト口径Rを略曲率半径とする円弧に近似する形状に
設定されている。本実施例では、羽根4は平面視して円
弧に近似するように複数の平板を溶接接合した背板部6
と、この背板部6を上下から挾むように取り付けられた
補強板部7、7とからなり、上下の補強板部7、7には
回動軸3を挿通させる孔7a がそれぞれ設けられてい
る。また、羽根4の背板部6は中央孔6aを通してボル
ト8により回動軸3と一体に連結されており、これによ
り羽根4は中央と両端部において回動軸3に対し3点支
持されている。
両側板部2c の内面との間に図示しないカラーを介して
前記羽根4が溶接等の手段により固定されている。この
羽根4は、本願考案の空調設備におけるダンパの特徴を
なすもので、羽根4の軸方向に対する垂直断面形状が、
ダクト口径Rを略曲率半径とする円弧に近似する形状に
設定されている。本実施例では、羽根4は平面視して円
弧に近似するように複数の平板を溶接接合した背板部6
と、この背板部6を上下から挾むように取り付けられた
補強板部7、7とからなり、上下の補強板部7、7には
回動軸3を挿通させる孔7a がそれぞれ設けられてい
る。また、羽根4の背板部6は中央孔6aを通してボル
ト8により回動軸3と一体に連結されており、これによ
り羽根4は中央と両端部において回動軸3に対し3点支
持されている。
【0011】上記構成のダンパによれば、モータ5の駆
動により回動軸3に軸支された羽根4を一方向に回動さ
せると、図1に示すように、羽根4の両端が回動軸3中
心を通る対角線上の一方向ダクトA、Bの各開口部2a
縁部に当接し(実線部分)、一方向ダクトA側と他方向ダ
クトC側の各開口部2a、2bが最大開口となり、一方向
ダクトB側の開口部2a が最大閉状態となる。これによ
り、一方向ダクトAおよび他方向ダクトCが互いに連通
可能となる。この時羽根4は一方向ダクトA、他方向ダ
クトC間の曲がり部を構成することになる。
動により回動軸3に軸支された羽根4を一方向に回動さ
せると、図1に示すように、羽根4の両端が回動軸3中
心を通る対角線上の一方向ダクトA、Bの各開口部2a
縁部に当接し(実線部分)、一方向ダクトA側と他方向ダ
クトC側の各開口部2a、2bが最大開口となり、一方向
ダクトB側の開口部2a が最大閉状態となる。これによ
り、一方向ダクトAおよび他方向ダクトCが互いに連通
可能となる。この時羽根4は一方向ダクトA、他方向ダ
クトC間の曲がり部を構成することになる。
【0012】同様に、羽根4を他方向に回動させると、
羽根4の両端が回動軸3中心を通るもう一つの対角線上
の一方向ダクトA、Bの各開口部2a 縁部に当接し(点
線部分)、一方向ダクトB側と他方向ダクトC側の各開
口部2a、2bが最大開口となり、一方向ダクトA側の開
口部2a が最大閉状態となる。これにより、一方向ダク
トBおよび他方向ダクトCが互いに連通可能となる。こ
の時羽根4は一方向ダクトB、他方向ダクトC間の曲が
り部を構成することになる。
羽根4の両端が回動軸3中心を通るもう一つの対角線上
の一方向ダクトA、Bの各開口部2a 縁部に当接し(点
線部分)、一方向ダクトB側と他方向ダクトC側の各開
口部2a、2bが最大開口となり、一方向ダクトA側の開
口部2a が最大閉状態となる。これにより、一方向ダク
トBおよび他方向ダクトCが互いに連通可能となる。こ
の時羽根4は一方向ダクトB、他方向ダクトC間の曲が
り部を構成することになる。
【0013】本実施例の空調設備によれば、ダンパ1
を、羽根4の軸方向に対する水平断面形状をダクト口径
Rを略曲率半径とする円弧または円弧に近似する形状と
したので、ダンパケーシング2内の流路断面積をダンパ
1内の管路断面積の100%あるいは100%に近似す
る値に設定することができる。これによりダクトAまた
はダクトBを通過する風を、ダンパケーシング2内にお
いて乱流を発生させることなく、かつ流体エネルギー損
失を最小にして、円滑に直角方向のダクトCに送るこ
と、あるいはその逆を行うことができ、管路効率の低下
を有効に防止できる。
を、羽根4の軸方向に対する水平断面形状をダクト口径
Rを略曲率半径とする円弧または円弧に近似する形状と
したので、ダンパケーシング2内の流路断面積をダンパ
1内の管路断面積の100%あるいは100%に近似す
る値に設定することができる。これによりダクトAまた
はダクトBを通過する風を、ダンパケーシング2内にお
いて乱流を発生させることなく、かつ流体エネルギー損
失を最小にして、円滑に直角方向のダクトCに送るこ
と、あるいはその逆を行うことができ、管路効率の低下
を有効に防止できる。
【0014】図4はインテリジェントビルにおける第1
実施例としての空調設備の配管構造を示している。図4
に示すように、空調機10の出口に一端を接続した給気
ダクト11の他端は、エレベーターホール等空間(複数
室のうち少なくとも一室)12の吹出口14、一般オフ
ィス空間(複数室のうち他の少なくとも一室)13の各
吹出口14にそれぞれ分岐して延び、空調機10の入口
に一端を接続した還気ダクト15の他端はエレベーター
ホール等空間12、一般オフィス空間13の各吸込口1
6に分岐して延びている。またエレベーターホール等空
間12と一般オフィス空間13とは天井の給還気ダクト
17により結ばれている。かかる配管構造のうち、給気
ダクト11と還気ダクト15とをT字形に連結する部分
(第1のT字管)、給還気ダクト17と還気ダクト15
とをT字形に連結する部分(第2のT字管)に、ダンパ
1が設置され、これらT形連結部によって、エレベータ
ーホール等空間12における給気ダクト11と還気ダク
ト15との他端を一つにするとともに、一般オフィス空
間13における給還気ダクト17と還気ダクト15との
他端を一つにしている。
実施例としての空調設備の配管構造を示している。図4
に示すように、空調機10の出口に一端を接続した給気
ダクト11の他端は、エレベーターホール等空間(複数
室のうち少なくとも一室)12の吹出口14、一般オフ
ィス空間(複数室のうち他の少なくとも一室)13の各
吹出口14にそれぞれ分岐して延び、空調機10の入口
に一端を接続した還気ダクト15の他端はエレベーター
ホール等空間12、一般オフィス空間13の各吸込口1
6に分岐して延びている。またエレベーターホール等空
間12と一般オフィス空間13とは天井の給還気ダクト
17により結ばれている。かかる配管構造のうち、給気
ダクト11と還気ダクト15とをT字形に連結する部分
(第1のT字管)、給還気ダクト17と還気ダクト15
とをT字形に連結する部分(第2のT字管)に、ダンパ
1が設置され、これらT形連結部によって、エレベータ
ーホール等空間12における給気ダクト11と還気ダク
ト15との他端を一つにするとともに、一般オフィス空
間13における給還気ダクト17と還気ダクト15との
他端を一つにしている。
【0015】本配管構造においては、夏季に空調機10
を冷房運転する場合には、各ダンパ1を夏季用に切り替
えることにより、冷気が実線矢印で示すように給気ダク
ト11を通ってエレベーターホール等空間12、一般オ
フィス空間13へ各吹出口14から供給され、各冷気は
還気として吸込口16から給還気ダクト17や還気ダク
ト15を通って空調機10等に戻る。また、冬季に空調
機10を暖房運転する場合には、上記の各ダンパ1を冬
季用に切り替えることにより、暖気が点線矢印で示すよ
うに給気ダクト11を通って一旦一般オフィス空間13
にのみ供給され、そこから給還気ダクト17を通してエ
レベーターホール等空間12にも供給され、この暖気は
還気として還気ダクト15を通って空調機10等に戻
る。
を冷房運転する場合には、各ダンパ1を夏季用に切り替
えることにより、冷気が実線矢印で示すように給気ダク
ト11を通ってエレベーターホール等空間12、一般オ
フィス空間13へ各吹出口14から供給され、各冷気は
還気として吸込口16から給還気ダクト17や還気ダク
ト15を通って空調機10等に戻る。また、冬季に空調
機10を暖房運転する場合には、上記の各ダンパ1を冬
季用に切り替えることにより、暖気が点線矢印で示すよ
うに給気ダクト11を通って一旦一般オフィス空間13
にのみ供給され、そこから給還気ダクト17を通してエ
レベーターホール等空間12にも供給され、この暖気は
還気として還気ダクト15を通って空調機10等に戻
る。
【0016】このような配管構造によれば、従来、上記
ダンパ1を設置したダクトの各T形連結部において、一
方のT形連結部の下流の給気ダクト11側に夏開冬閉用
のダンパ、上流の還気ダクト15側に夏閉冬開用のダン
パを設置し、他方のT形連結部の下流の給還気ダクト1
7側に夏閉冬開用のダンパ、上流の還気ダクト15側に
夏開冬閉用のダンパを設置し、従来4台のダンパを設置
する必要があったものを、本考案では2台のダンパ1に
より同一の機能を奏することができるようになった。し
たがって、配管施工上でもメンテナンス時でもダンパの
数が半分に減ることで、作業の省略化を図れるようにな
った。
ダンパ1を設置したダクトの各T形連結部において、一
方のT形連結部の下流の給気ダクト11側に夏開冬閉用
のダンパ、上流の還気ダクト15側に夏閉冬開用のダン
パを設置し、他方のT形連結部の下流の給還気ダクト1
7側に夏閉冬開用のダンパ、上流の還気ダクト15側に
夏開冬閉用のダンパを設置し、従来4台のダンパを設置
する必要があったものを、本考案では2台のダンパ1に
より同一の機能を奏することができるようになった。し
たがって、配管施工上でもメンテナンス時でもダンパの
数が半分に減ることで、作業の省略化を図れるようにな
った。
【0017】図5は、第2実施例としての空調設備の上
階(少なくとも一室)30と下階(他の少なくとも一
室)31の各窓際における還気管路を示している。図5
に示すように、上階30において、送風機32に一端が
接続された還気ダクト15の他端は夏季用と中間期用に
分岐してそれぞれ窓際と中央寄りの各吸込口(上部吸込
口)16に延び、この分岐部(第1のT字管)に本考案
のダンパ1が設置され、このダンパ1で夏季用、中間期
用に還気管路を切り替えるようになっている。また、上
階30の冬季用の還気管路は下階31の還気管路を利用
しており、下階31においては、送風機32の後端に一
端が接続された還気ダクト15の他端は夏季用と中間期
用に分岐部で分岐し、夏季用の還気ダクト15はさらに
上階30の冬季用に分岐部(第2のT字管)で分岐して
延び、各分岐部に本考案のダンパ1が設置されている。
そして、各ダンパ1、1で下階31の夏季用、中間期
用、上階30の冬季用に還気管路を切り替えるようにな
っている。
階(少なくとも一室)30と下階(他の少なくとも一
室)31の各窓際における還気管路を示している。図5
に示すように、上階30において、送風機32に一端が
接続された還気ダクト15の他端は夏季用と中間期用に
分岐してそれぞれ窓際と中央寄りの各吸込口(上部吸込
口)16に延び、この分岐部(第1のT字管)に本考案
のダンパ1が設置され、このダンパ1で夏季用、中間期
用に還気管路を切り替えるようになっている。また、上
階30の冬季用の還気管路は下階31の還気管路を利用
しており、下階31においては、送風機32の後端に一
端が接続された還気ダクト15の他端は夏季用と中間期
用に分岐部で分岐し、夏季用の還気ダクト15はさらに
上階30の冬季用に分岐部(第2のT字管)で分岐して
延び、各分岐部に本考案のダンパ1が設置されている。
そして、各ダンパ1、1で下階31の夏季用、中間期
用、上階30の冬季用に還気管路を切り替えるようにな
っている。
【0018】図6においては、第3実施例としての空調
設備を示したものであり、図5で示した中間期用の還気
ダクトが省略されており、上階30からの冬季の暖気あ
るいは下階31からの冷気が分岐部(第2のT字管)の
ダンパ1を介して直接送風機32に吸い込まれるように
なっている。
設備を示したものであり、図5で示した中間期用の還気
ダクトが省略されており、上階30からの冬季の暖気あ
るいは下階31からの冷気が分岐部(第2のT字管)の
ダンパ1を介して直接送風機32に吸い込まれるように
なっている。
【0019】図7は、第4実施例としての空調設備を示
したものであり、夏季と冬季の各還気管路を同一階に設
けた例であって、送風機32の後端に一端が接続された
還気ダクト15の他端は天井で分岐部(T字管)によっ
て分岐されて、一方は夏季用として窓際における天井部
の上部吸込口16に接続され、他方は一旦下階に延びて
から冬季用として窓際における床近くの下部吸込口16
に接続されている。そして、分岐部に本考案のダンパ1
が設置され、夏季用の還気管路と冬季用の還気管路を切
り替えるようになっている。
したものであり、夏季と冬季の各還気管路を同一階に設
けた例であって、送風機32の後端に一端が接続された
還気ダクト15の他端は天井で分岐部(T字管)によっ
て分岐されて、一方は夏季用として窓際における天井部
の上部吸込口16に接続され、他方は一旦下階に延びて
から冬季用として窓際における床近くの下部吸込口16
に接続されている。そして、分岐部に本考案のダンパ1
が設置され、夏季用の還気管路と冬季用の還気管路を切
り替えるようになっている。
【0020】以上の図5から図7で示した各実施例にお
いても、従来の空調設備に比較してダンパの数を半分に
減らすことができ、配管施工上あるいはメンテナンス上
でも作業が簡単になる利点がある。
いても、従来の空調設備に比較してダンパの数を半分に
減らすことができ、配管施工上あるいはメンテナンス上
でも作業が簡単になる利点がある。
【0021】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案の空
調設備は、ダンパが、羽根の断面形状が円弧あるいは円
弧状に近似する形状とされていることから、ダンパケー
シング内の流路断面積をダンパ内の管路断面積の100
%あるいは100%に近似する値に設定することがで
き、これによりダクト内を通過する風を、ダンパケーシ
ング内において乱流を発生させることなく、かつ流体エ
ネルギー損失を最小にして、円滑に直角方向ダクトに送
ることができ、管路効率の低下を有効に防止できる。さ
らに、T字形に連結する部分から左右の一方向ダクトに
別個にダンパを設ける場合に比較してその機能を維持し
つつダンパの数を半分に減らすことができる効果を奏す
る。また、上記ダンパによるダクトの切り換えによっ
て、効率的に空気流路を切り換えることが可能となり、
室の熱の再利用を図ることができる。
調設備は、ダンパが、羽根の断面形状が円弧あるいは円
弧状に近似する形状とされていることから、ダンパケー
シング内の流路断面積をダンパ内の管路断面積の100
%あるいは100%に近似する値に設定することがで
き、これによりダクト内を通過する風を、ダンパケーシ
ング内において乱流を発生させることなく、かつ流体エ
ネルギー損失を最小にして、円滑に直角方向ダクトに送
ることができ、管路効率の低下を有効に防止できる。さ
らに、T字形に連結する部分から左右の一方向ダクトに
別個にダンパを設ける場合に比較してその機能を維持し
つつダンパの数を半分に減らすことができる効果を奏す
る。また、上記ダンパによるダクトの切り換えによっ
て、効率的に空気流路を切り換えることが可能となり、
室の熱の再利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の空調設備の第1実施例におけるダンパ
を示す水平断面図である。
を示す水平断面図である。
【図2】同ダンパの側面図である。
【図3】同ダンパの羽根の斜視図である。
【図4】インテリジェントビルにおける本考案の空調設
備の第1実施例を示す概略配管図である。
備の第1実施例を示す概略配管図である。
【図5】本考案の空調設備の第2実施例を示す上階、下
階の各窓際における一部配管図である。
階の各窓際における一部配管図である。
【図6】本考案の空調設備の第3実施例を示す下階の窓
際における一部配管図である。
際における一部配管図である。
【図7】本考案の空調設備の第4実施例を示す同一階に
おける窓際の一部配管図である。
おける窓際の一部配管図である。
1 ダンパ 2 ダンパケーシング 3 回動軸 4 羽根 5 モータ(駆動手段)10 空調機 11 給気ダクト 12 エレベーターホール等空間(少なくとも一室) 13 一般オフィス空間(他の少なくとも一室) 14 吹出口 15 還気ダクト 16 吸込口 17 給還気ダクト 30 上階(少なくとも一室) 31 下階(他の少なくとも一室) 32 送風機 A 一方向ダクト B 一方向ダクト C 他方向ダクト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 清水 広幸 東京都港区芝5丁目37番8号 日恵機材 株式会社内 (72)考案者 白鳥 公三 千葉県千葉市桜木町307−30 (72)考案者 小檜山 勝雄 千葉県千葉市花見川6−4−204 (56)参考文献 特開 昭63−306336(JP,A) 特開 平3−31623(JP,A) 実開 昭57−25934(JP,U) 実開 昭63−104935(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 13/10 F24F 7/10 101
Claims (4)
- 【請求項1】 空調機とダクトとダンパとからなり複数
室を同一系統の給気ダクトにて温調する空調設備であっ
て、前記空調機に一端を接続するとともに前記複数室に連通
する給気ダクトおよび還気ダクトと、 前記複数室のうち少なくとも一室に一端を接続するとと
もに他の少なくとも一室に他端を接続した給還気ダクト
と、 前記給気ダクトと前記還気ダクトとをT字形に連結し前
記少なくとも一室における両ダクトの他端を一つにする
第1のT字管と、 前記給還気ダクトと前記還気ダクトとをT字形に連結し
前記他の少なくとも一室における両ダクトの他端を一つ
にする第2のT字管とを備え、 前記第1の T字管および前記第2のT字管は、流路切り
換え可能なダンパをそれぞれ備え、 前記第1の T字管は、前記少なくとも一室における給気
ダクトおよび還気ダクトの他端を給気口または還気口と
して作用させるべく給気ダクトおよび還気ダクトの流路
を前記ダンパによって切り換えるように設定され、前記第2の T字管は、前記他の少なくとも一室における
還気ダクトの前記少なくとも一室への給気と遮断とを前
記ダンパによって切り換え得るように設定されてなり、 前記ダンパは、羽根の軸方向に対する垂直断面形状が円
弧あるいは円弧状に近似する形状とされていることを特
徴とする空調設備。 - 【請求項2】 空調機とダクトとダンパとからなり複数
室を温調する空調設備であって、 前記複数室に一端を接続するとともに他端は前記空調機
に戻る還気ダクトと、 前記複数室のうち少なくとも一室における還気ダクトの
途中に配され還気ダクトの一端側を2つに分岐し前記少
なくとも一室の2つの上部吸込口に接続する第1のT字
管と、 前記複数室のうち他の少なくとも一室における還気ダク
トの途中に配され還気ダクトの一端側を2つに分岐し他
の少なくとも一室の吸込口と前記少なくとも一室の吸込
口に接続する第2のT字管とを備え、 前記第1のT字管および前記第2のT字管は、流路切り
換え可能なダンパをそれぞれ備え、 前記2つの上部吸込口は、少なくとも一室の窓際上部と
中央寄り上部とに配され、 前記第1のT字管は、前記少なくとも一室における還気
ダクトの一端を前記2つの上部吸込口のいずれかに接続
させるために還気ダクトの流路を前記ダンパによって切
り換えるように設定され 、前記第2のT字管は、前記他の少なくとも一室における
還気ダクトの前記少なくとも一室からの還気と遮断とを
前記ダンパによって切り換え得るように設定されてな
り、 前記ダンパは、羽根の軸方向に対する垂直断面形状が円
弧あるいは円弧状に近似する形状とされている ことを特
徴とする空調設備。 - 【請求項3】 請求項2記載の空調設備において、前記空調機に、還気を送気する送風機を備え、 前記第2のT字管は、前記送風機に直接連結され、前記
少なくとも一室からの還気と遮断とを切り換え得るよう
にしたことを特徴とする空調設備。 - 【請求項4】 空調機とダクトとダンパとからなり建物
の窓際において天井部および床近くに同一系統の還気ダ
クトを配して温調する空調設備であって、前記建物の一室に一端を接続するとともに他端は空調機
に戻る還気ダクトと、 前記一室における還気ダクトの途
中に配され還気ダクトの一端側を2つに分岐し前記一室
の2つの吸込口に接続するT字管とを備え、 前記T字管は、流路切り換え可能なダンパを備え、 前記2つの吸込口は、前記一室の窓際における天井部と
床近くとに配され、 前記T字管は、前記一室における還気ダクトの一端を前
記2つの吸込口のいずれかに接続させるために還気ダク
トの流路を前記ダンパによって切り換えるように設定さ
れてなり、 前記ダンパは、羽根の軸方向に対する垂直断面形状が円
弧あるいは円弧状に近似する形状とされている ことを特
徴とする空調設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991033965U JP2577827Y2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 空調設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991033965U JP2577827Y2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 空調設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04120559U JPH04120559U (ja) | 1992-10-28 |
JP2577827Y2 true JP2577827Y2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=31916500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991033965U Expired - Lifetime JP2577827Y2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 空調設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577827Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101634168B1 (ko) * | 2014-12-09 | 2016-06-28 | (주)태성이엠씨 | 선택형 댐퍼 유닛 및 이를 이용한 바이패스 공조시스템 |
KR20180051141A (ko) * | 2016-11-08 | 2018-05-16 | 엘지전자 주식회사 | 전열교환기 |
KR20230061817A (ko) * | 2021-10-29 | 2023-05-09 | 주식회사 조은바람 | 양방향 댐퍼 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5725934U (ja) * | 1980-07-18 | 1982-02-10 | ||
JPS63104935U (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-07 |
-
1991
- 1991-04-15 JP JP1991033965U patent/JP2577827Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101634168B1 (ko) * | 2014-12-09 | 2016-06-28 | (주)태성이엠씨 | 선택형 댐퍼 유닛 및 이를 이용한 바이패스 공조시스템 |
KR20180051141A (ko) * | 2016-11-08 | 2018-05-16 | 엘지전자 주식회사 | 전열교환기 |
KR20230061817A (ko) * | 2021-10-29 | 2023-05-09 | 주식회사 조은바람 | 양방향 댐퍼 |
KR102654246B1 (ko) * | 2021-10-29 | 2024-04-04 | 주식회사 조은바람 | 양방향 댐퍼 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04120559U (ja) | 1992-10-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980407 |