JP2577464Y2 - ホースクリップ - Google Patents

ホースクリップ

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JP2577464Y2
JP2577464Y2 JP1992091682U JP9168292U JP2577464Y2 JP 2577464 Y2 JP2577464 Y2 JP 2577464Y2 JP 1992091682 U JP1992091682 U JP 1992091682U JP 9168292 U JP9168292 U JP 9168292U JP 2577464 Y2 JP2577464 Y2 JP 2577464Y2
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Japan
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knob
clip
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JP1992091682U
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JPH0651682U (ja
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峰雄 武藤
奨 中野
弘二 中浜
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Togo Seisakusho Corp
Original Assignee
Togo Seisakusho Corp
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Publication date
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Priority to GB9514689A priority patent/GB2289310B/en
Priority to GB9307189A priority patent/GB2266120B/en
Priority to DE4311734A priority patent/DE4311734C2/de
Priority to US08/044,774 priority patent/US5414905A/en
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば自動車における
各種配管用ゴム製ホースを接続用パイプに接続する際の
ホースの抜け止め及びシールを目的として使用するホー
スクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のホースクリップには、例
えば図6に示されるものがある。図6中、(a)はホー
スクリップの仮止め状態の斜視図、(b)は仮止め解除
の操作説明図である。図6において、ホースクリップ
は、帯板状ばね材によりほぼリング状に形成されかつそ
の自由状態への弾性変形によってゴム製ホース111を
接続用パイプ110に締着するクリップ本体101と、
その本体101の両端部に形成されかつ前記弾性変形に
よって相互に当接することでその本体101のリング径
を大きくした状態に仮止めする逆U字形の受け側つまみ
片102及び1本足形の当て側つまみ片103とを備え
ている。受け側つまみ片102の中央部には当て側つま
み片103の先端部が嵌まる受け部107が形成されて
いる。
【0003】前記ホースクリップは、仮止め状態のまま
で接続用パイプ110とホース111との接続部分に外
挿し、ここで図6(b)に示されるようにプライヤ11
2を使用して受け側つまみ片102を挟んで引き上げる
ことによって仮止めを解除すると、クリップ本体101
の自由状態への弾性変形によって同図に二点鎖線で示さ
れるようにホース111を接続用パイプ110に締着す
る。上記したホースクリップは、例えば実開昭64−2
9591号公報に開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来のホースクリップ
によると、受け側つまみ片102をクリップ本体101
の半径方向に引き上げることで仮止めを解除することか
ら、その引き上げが過剰な力で行われるとクリップ本体
101の異常変形を招くことになる。また、受け側つま
み片102の引き上げに大きな力が必要でありながら前
記クリップ本体101の異常変形に注意しなければなら
ず、その解除作業が煩わしいものとなっている。
【0005】そこで本考案は、前記した問題点を解決す
るためになされたものであり、その目的はクリップ本体
を異常変形させることなく仮止めの解除を簡単にするこ
とのできるホースクリップを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本考
案のホースクリップは、帯板状ばね材によりほぼリング
状に形成されかつその自由状態への弾性変形によってホ
ース等を接続用パイプに締着するクリップ本体と、その
本体の両端部に形成されかつ前記弾性変形によって相互
に当接することでその本体のリング径を大きくした状態
に仮止めする受け側つまみ片及び当て側つまみ片とを備
えるホースクリップであって、前記受け側つまみ片には
当て側つまみ片の先端部が嵌まる凹部が形成され、また
前記仮止め状態において当て側つまみ片の先端縁とこれ
に対向する受け側つまみ片の対向縁との間にはその両つ
まみ片を相反方向へ押動させるための仮止め解除用治具
の作用部を挿通可能な開口部が設けられている。
【0007】
【作用】前記手段によるホースクリップは、仮止め状態
のままで接続用パイプとホースとの接続部分に外挿し、
ここで開口部に仮止め解除用治具の作用部を挿通し、そ
の治具によって両つまみ片を相反方向へ押動させること
によって仮止めが解除されることにより、クリップ本体
の自由状態への弾性変形によってホースを接続用パイプ
に締着する。
【0008】
【実施例】本考案の一実施例を図面にしたがって説明す
る。図1はホースクリップの仮止め状態を示すもので、
(a)はホースクリップの側面図、(b)は斜視図、
(c)はつまみ片の当接部分の拡大斜視図、(d)は同
当接部分の正面図、(e)は(d)のA−A線断面図で
ある。図1(a)及び(b)において、ホースクリップ
は、所定のばね定数を有する帯板状ばね材によって形成
されたもので、ほぼリング状に形成されたクリップ本体
1と、その本体1の両端部に形成されかつ相互に当接す
る一対のつまみ片2,3を備えている。
【0009】一方のつまみ片2は逆U字形をなす受け側
つまみ片とされ、また他方のつまみ片3は1本足形をし
た当て側つまみ片3となっている。両つまみ片2,3
は、クリップ本体1の弾性変形によって相互に当接し、
その本体1をリング径を大きくした状態、例えば最大径
に近い状態に仮止めしている。
【0010】前記受け側つまみ片2に連続するクリップ
本体1の端部には、受け側つまみ片2の両脚部の間の空
間を含むスリット孔4が形成されている。前記当て側つ
まみ片3に連続するクリップ本体1の端部は、前記スリ
ット孔4の開口幅よりも小さい幅に形成されている。ま
た当て側つまみ片3の先端部はその幅方向に膨出されて
いる。前記クリップ本体1の中央部には、前記スリット
孔4及び小幅部分にそれぞれ隣接する貫通孔5が形成さ
れている。なおホースクリップの展開図が図3に示され
ている。
【0011】図1(c)及び(d)に示されるように、
受け側つまみ片2の中央ブリッジ部には、前記スリット
孔4に連続する切欠部6が打抜加工によって形成されて
いるとともに、その切欠部6の開放側の段付部分には当
て側つまみ片3の先端膨出部が嵌まる凹部7が鍛造加工
によって形成されている。なお図4に受け側つまみ片2
が示されており、図中(a)は斜視図、(b)は凹部7
の断面図である。
【0012】従って、受け側つまみ片2の凹部7に当て
側つまみ片3が嵌めた仮止め状態では、当て側つまみ片
3の先端縁とこれに対向する受け側つまみ片2のブリッ
ジ部の対向縁との間に前記切欠部6の凹側部分による開
口部8が形成される。
【0013】前記受け側つまみ片2の凹部7における受
け面7aは、図1(e)及び図4(b)に示されるよう
につまみ先端(図示上方)に向かって深くなる角度θの
斜面に形成されている。また当て側つまみ片3は、凹部
7の受け面7aに適正に当接するように受け側つまみ片
2に対し角度θをなすように曲げられている。
【0014】前記ホースクリップを使用する場合には、
まず仮止め状態のままで、図1(a)に二点鎖線で示さ
れる接続用パイプ10とゴム製ホース11との接続部分
に外挿しる。次に、図1(e)に二点鎖線で示されるよ
うに仮止め解除用治具として例えばドライバー12を使
用し、そのドライバー12の作用部、すなわち軸先部1
2aを開口部8に挿通する。そしてドライバー12をこ
じるように動かして(白抜き矢印参照)、両つまみ片
2,3を相反方向へ押動させる。なお仮止め解除用治具
としては、ドライバー12の他、単なる棒状材でもよ
く、いわゆるてこ作用をなすものであればよい。
【0015】すると、受け側つまみ片2の凹部7に対す
る当て側つまみ片3の先端部の係合が外れることによっ
て仮止めが解除される。このとき図1(e)に示される
ように、ドライバー12の軸先部12aの支点Aと作用
点Bが近い為に、非常に小さい力で仮止めの解除を行え
る。
【0016】またクリップ本体1は、前記仮止めの解除
と同時に自由状態へ弾性変形し、ホース11を接続用パ
イプ10に締着する。この状態が図2に示されている。
なお図2中、(a)はホースクリップの側面図、(b)
は斜視図、(c)はつまみ片の部分の拡大斜視図であ
る。また前記クリップ本体1の弾性変形時には、当て側
つまみ片側端部がスリット孔4内を移動する。
【0017】前記ホースクリップによれば、ドライバー
12によって両つまみ片2,3を相反方向へ押動させる
ことで仮止めが解除されるので、その解除に要する力は
従来のものより小さい力でよく、また仮止め解除に要す
る以上の過剰な力がクリップ本体1に加わらない。よっ
て仮止めの解除をクリップ本体1に異常変形を与えるこ
となく簡単に行うことができる。
【0018】また受け側つまみ片2の凹部7における受
け面7aを斜面に形成したため、その受け面7aに当接
する当て側つまみ片3はクリップ自体のばね力により図
1(e)の上方へ付勢され、そのつまみ片3の先端縁が
凹部7の当該段面に当たりその位置が規制される。この
ことから当て側つまみ片3の図1(e)の下方への移動
も防止される。従って、外部衝撃による仮止め解除を防
止することができる。
【0019】このことは、両つまみ片2,3のラップ量
(図1(e)中、L参照)を少なく設定することを可能
とし、これまた仮止め解除時の両つまみ片2,3の相対
移動量を少なくでき、よってクリップ本体1の異常変形
の防止に有効である。なお当て側つまみ片3の幅方向の
移動は、そのつまみ片3の先端側縁が凹部7の当該段面
に当たることで規制される。
【0020】なお、前記仮止め解除を防止する手段の変
更例として図5に説明図で示されるものも考えられる。
図5中、(a)はつまみ部の係合部の断面図、(b)は
受け側つまみ片の断面図、(c)は当て側つまみ片の断
面図である。この変更例では、受け側つまみ片2の凹部
7における受け面7aに山形状断面の突起9aが形成さ
れまた当て側つまみ片3に前記突起9aに係合する凹溝
9bが形成されている。前記突起9aと凹溝9bは、前
記と逆配置で形成、すなわち突起9aを当て側つまみ片
3に形成し、前記凹溝9b受け側つまみ片2の凹部7に
おける受け面7aに形成することもできる。
【0021】
【考案の効果】本考案によれば、仮止め解除用治具によ
って両つまみ片を相反方向へ押動させることで仮止めを
解除させるので、その解除に要する力は従来のものより
小さい力でよくまた仮止め解除に要する以上の過剰な力
がクリップ本体に加わらず、よって仮止めの解除をクリ
ップ本体に異常変形を与えることなく簡単に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホースクリップの仮止め状態を示す説明図であ
る。
【図2】ホースクリップのホース締着状態を示す説明図
である。
【図3】ホースクリップの展開図である。
【図4】受け側つまみ片を示す説明図である。
【図5】仮止め解除防止手段の変更例を示す説明図であ
る。
【図6】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 クリップ本体 2 受け側つまみ片 3 当て側つまみ片 7 凹部 8 開口部 10 接続用パイプ 11 ホース 12 ドライバー(仮止め解除用治具)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 33/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯板状ばね材によりほぼリング状に形成
    されかつその自由状態への弾性変形によってホース等を
    接続用パイプに締着するクリップ本体と、その本体の両
    端部に形成されかつ前記弾性変形によって相互に当接す
    ることでその本体のリング径を大きくした状態に仮止め
    する受け側つまみ片及び当て側つまみ片とを備えるホー
    スクリップであって、前記受け側つまみ片には当て側つ
    まみ片の先端部が嵌まる凹部が形成され、また前記仮止
    め状態において当て側つまみ片の先端縁とこれに対向す
    る受け側つまみ片の対向縁との間にはその両つまみ片を
    相反方向へ押動させるための仮止め解除用治具の作用部
    を挿通可能な開口部が設けられているホースクリップ。
JP1992091682U 1992-04-13 1992-12-16 ホースクリップ Expired - Lifetime JP2577464Y2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992091682U JP2577464Y2 (ja) 1992-12-16 1992-12-16 ホースクリップ
GB9514689A GB2289310B (en) 1992-04-13 1993-04-06 Hose clip
GB9307189A GB2266120B (en) 1992-04-13 1993-04-06 Hose clip
DE4311734A DE4311734C2 (de) 1992-04-13 1993-04-08 Schlauchklemme
US08/044,774 US5414905A (en) 1992-04-13 1993-04-12 Hose clip
US08/398,423 US5542155A (en) 1992-04-13 1995-03-01 Spread diameter locking mechanism for a spring biased hose clip

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JPH0651682U JPH0651682U (ja) 1994-07-15
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JP6368556B2 (ja) * 2014-06-24 2018-08-01 株式会社パイオラックス ホースクランプ

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