JP2577025B2 - パターン形成方法 - Google Patents

パターン形成方法

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JP2577025B2
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、サブミクロンレベル(0.5μmライン/ス
ペース程度)のフォトマスク作成に係わり、特に、電子
ビームによるパターン形成方法に関する。
〔従来の技術〕
ポジ型単層レジストを用いて電子ビーム描画により1
μm以下のレジストパターンを形成する方法において、
フォトマスクパターンの解像度を上げるには、従来より 電子ビームの加速電圧を上げる レジスト厚を薄くする マスク用薄膜の厚さを薄くする レジストを他のレジスト等より多層とする、又特殊な
ドライプロセス(方向性エッチング等)を使用する レジストの解像性の高いものを使用する レジストのコントラストを何らかの方法により上げる ビーム径そのものを小さくし、同時にドーズ量をあげ
る カブリ露光方法を採用する ゴースト露光方法を採用する 等が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の技術では、フォトマスク作
成方法として判断した場合、それぞれに問題点を有して
いる。すなわち、の方法では、基板へのダメージ、レ
ジストの感度上、の方法では、耐プロセス上に問題が
ある。の方法では、通常マスクの光学濃度が得られな
いという問題があり、の方法では、工程が増加すると
共に、歩留が悪く、特殊ドライプロセス(方向性エッチ
ング)が必要になる等の問題がある。また〜の方法
では、通常のフォトマスク(サブミクロンパターン以
外)用基板と同一の基板(レジスト付)が使用できず、
作業が煩雑になる等の問題もある。さらに、の方法で
は、感度、プロセス等に問題があり、通常のフォトマス
ク生産に問題がある。、の方法においても、工程が
増え他設備を必要とし、の方法においても一般にベク
ター機ではハード的な手直しをしなければ難しいという
問題がある。
上記の各方法の中では、の方法が一番簡単な方法と
思われるが、それでもなおサブミクロンレベル(0.5μ
mライン/スペース程度)では、現像終点判断が難しく
安定したパターン形成ができないという問題がある。
本発明は、上記の問題を解決すべく種々の研究の結果
見出したものであり、容易に現像最終判断が可能にな
り、安定的にパターンを解像させることができるパター
ン形成方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のパターン形成方法は、通常のフォトマスク用
(サブミクロンパターン以外)レジスト膜厚、マスク用
薄膜厚でも、適当な寸法補正をしたパターンに適当な露
光量を与え2重描画することによって、上記問題を解決
しうることを見出し完成したものである。
本発明は、通常(サブミクロン以外)のフォトマスク
作成条件で描画条件以外を大きく変えることなくサブミ
クロンレベル(0.5μmライン/スペース程度)のパタ
ーンの作成を容易にするパターン形成方法を提供するこ
とを主旨とするものである。
本発明で用いるフォトマスク基板としては、ソーダガ
ラス、低膨張ガラス、石英ガラスなどのガラス上にクロ
ム、クロムと酸化クロムなどの500〜2500Åの薄膜厚を
設けた通常のフォトマスク基板が用いられる。レジスト
としてはポジ型の単層レジスト3000〜6000Åが用いられ
る。描画機はベクター型電子ビーム描画機が好ましく、
また、解像性を上げる為、及び後述の現像時、現像の終
点を容易に判断できるように、描画パターンサイズは、
作成しようとするフォトマスクのパターン寸法よりも小
さくし、2重描画を行う。
第1図はフォトマスク上で作成しようとする0.5μm
ライン/スペースのパターン図、第2図は第1図に示す
パターンを作成するための描画方法を説明するための
図、第3図は現像途中におけるレジストの断面形状の例
を示す図である。
本発明に係る2重描画によるパターン形成方法は、第
1図に示すような0.5μmライン/スペース程度の微細
パターン作成時には、第1の描画で第2図に示すように
所定の寸法0.5μmに比べマイナス20〜40%補正したパ
ターン寸法により描画し、続く第2の描画で第1の描
画よりマイナス20〜40%補正したパターン寸法により
描画する。更に、描画露光量は、第2の描画が第1の描
画の60〜100%程度で行う。
また、現像としては、現像時、未露光部の膜減りの少
ない、好ましくは膜減りのない現像液を用いる。現像途
中のレジストの断面形状は、第3図に示すよように中心
部の膜減りが速いため、中心部が現像終点より早く基板
まで到達してしまう。レジスト端部は、パターンの内側
にあり、端部を光学顕微鏡で観察しながら現像終点を判
断する。そして、現像後は、レジスト画像向上の為、酸
素又は空気でデスカムを行う。
〔作用〕
第4図は通常の処理による単層レジストの現像時間の
経過による断面形状図である。
一般に1回描画の場合、現像画像は電子ビームのレジ
スト内蓄積エネルギー分布状態により現像の経過に従っ
て第4図(a)から(b)そして(c)への移行する。
サブミクロンレベル(0.5μmライン/スペース程度)
のパターン形成では、光学顕微鏡により観察しても現像
途中で第4図(a)の状態か(b)状態か(c)の状態
かの判断が難しい。また、電子顕微鏡観察ではレジスト
の損傷及び作業性に問題がある。しかも、現像中におけ
る第4図(b)から(c)への移行は通常数秒程度であ
りきわめて速い。
しかし、本発明の2重描画方法を用いると、第5図
(a)、(b)の判断はしないでも済む。すなわち、あ
る一定の現像時間以上では必ず第3図に示すような内側
のレジストの端が基板まで到達している状態をつくるこ
とができる。しかも、レジストの端は光学顕微鏡でも観
察できる為、現像終点を確実且つ容易に判断できる。そ
こで、描画パターン幅に適当なマイナス補正をすること
により、所望のパターン幅を得ることができる。
〔実施例〕
以下、実施例を説明する。下の表に示す実施例は、
E13R−9レジスト、5500Å厚、Cr薄膜800Å、石英基板
を用い、ベクター型電子ビーム描画機JBX6A II(日本電
子製)で第1図に示す0.5μmライン/スペースパター
ンを作成したものである。また、第5図は実施例により
得られるレジスト断面形状図である。
本発明の実施例では、上記のように第1の描画で0.
4μm幅の描画パターン、11μc/cm2にて行い、続いて第
2の描画で0.3μm幅の描画パターン、8μc/cm2にて露
光し、光学顕微鏡によりレジストの端を観察しながら現
像することによって第5図(a)に示すレジスト断面形
状を得、さらに酸素又は空気を用いたデスカム処理をす
ることにより同図(d)に示す所望のレジスト断面形状
が得られた。上記とは比較例であり、適正時間では
第5図(b)、(c)に示すようなレジスト断面形状が
得られる。では第4図(a)、(b)の比較により現
像終点を判断することが難しく、現像オーバーすると現
像終点が第5図(b)点線や第4図(c)に示すように
寸法大となってしまう。また、では現像終点判断も難
しいが現像がほぼ適性であっても既に幅Wが所望の0.5
μmより大きくなってしまい、寸法制御が極めて難し
い。なお現像液はMIB K:IPA=7:3を使用した。
以上のように本発明のパターン形成方法では、特にベ
クター機にてマイナス補正パターンの2重描画を行い、
また、レジスト厚は5500Å程度とし通常のフォトマスク
パターン作成用基板と区分けする必要がないことが特徴
である。また、マスク用薄膜は、通常フォトマスクと同
程度(1000Å前後)で可能であり、現像後、レジスト画
像向上の為、方向性のあるドライエッチングによりレジ
ストパターンを整形する等の特殊な方法を必要とせず、
通常行われているレジスト現像後に酸素又は空気でデス
カムする工程が適用可能である点に特徴がある。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、従来は、電子ビーム
描画機を用いた場合、サブミクロンレベルパターン作成
時、現像終点判断が難しく安定的にパターンを解像する
ことが難しかったが、本発明によれば、容易に現像終点
判断が可能となり、安定的にパターンを解像させること
ができるという効果がある。
また、サブミクロンパターン作成時、レジスト厚、マ
スク薄膜厚を通常フォトマスクと同じレベルで使用可能
となり、基板(レジスト付)の区分を必要としない。
さらに、多層法での方向性のあるドライエッチング装
置等を必要とせず、通常の酸素又は空気を用いたデスカ
ム装置によるデスカムでも可能となる。しかも、描画に
おいても通常のベクター型電子ビーム描画機(例えば日
本電子製のJBX6A II)でも可能となり、特にハード的手
直しも必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図はフォトマスク上で作成しようとする0.5μmラ
イン/スペースのパターン図、第2図は第1図に示すパ
ターンを作成するための描画方法を説明するための図、
第3図は現像途中におけるレジストの断面形状の例を示
す図、第4図は通常の処理による単層レジストの現像時
間の経過による断面形状図、第5図は実施例により得ら
れるレジスト断面形状図である。 1と12……マスク薄膜、2と13……ガラス基板、11……
レジスト。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポジ型単層レジストを用いて電子ビーム描
    画によりサブミクロンレベルのレジストパターンを形成
    するパターン形成方法において、第1の描画で所定のパ
    ターン寸法よりマイナス補正した寸法で描画し、続く、
    第2の描画で第1の描画のパターン寸法より更にマイナ
    ス補正した寸法でかつ露光量を変えて第1の描画上に重
    ねて描画することを特徴とするパターン形成方法。
  2. 【請求項2】第1の描画では所定のパターン寸法より20
    〜40%小さいパターン寸法で描画することを特徴とする
    請求項1記載のパターン形成方法。
  3. 【請求項3】第2の描画では第1の描画のパターン寸法
    より20〜40%小さいパターン寸法で描画することを特徴
    とする請求項1記載のパターン形成方法。
  4. 【請求項4】第2の描画での露光量は、第1の描画の60
    〜100%とすることを特徴とする請求項1記載のパター
    ン形成方法。
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