JP2576966Y2 - 振出口付容器 - Google Patents

振出口付容器

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JP2576966Y2
JP2576966Y2 JP1991015621U JP1562191U JP2576966Y2 JP 2576966 Y2 JP2576966 Y2 JP 2576966Y2 JP 1991015621 U JP1991015621 U JP 1991015621U JP 1562191 U JP1562191 U JP 1562191U JP 2576966 Y2 JP2576966 Y2 JP 2576966Y2
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JP
Japan
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lid
guide hole
container
leg
rib
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JP1991015621U
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Inventor
勇人 新井
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Toppan Inc
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、粒状の菓子や薬剤等を
収容する振出容器に関するもので、特に振出口を開閉す
るスライド式の蓋を有するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、振出容器にスライド式の蓋を設け
たものとしては、振出口を有する容器本体に案内溝を設
け、振出口を開閉する蓋体の側面に断面四角形状のスラ
イド部材を設け、このスライド部材を案内溝に係合しス
ライドさせるもの(例えば実開昭63−46356号)
や、図4に示すような構造のものであった。
【0003】図4に示す構造は、振出口を有する容器本
体11に案内溝を設け、この案内溝に振出口を開閉する蓋
体14を係合しスライドさせるもので、蓋体14のスライド
限定位置を設定するために、容器本体11の振出口12の付
近に案内孔13を穿設しその端部に突起を設け、蓋体14の
裏面に断面凸状のスライド部材15を設け、この案内孔13
にスライド部材15を係合しスライドさせ、かつ突起によ
り停止させるもの(例えば実開昭60−123377
号)等が知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記いず
れの振出容器を用いても、蓋体のスライド部材と容器本
体の案内溝または案内孔との間に、内容物が互いにこす
れて生じた粉が入り込んでしまい、スムーズに動かなく
なってしまうおそれがあった。
【0005】また、蓋体14のスライド限定位置を設定す
るために、容器本体11の振出口12の付近に案内孔13を穿
設しその端部に突起を設け、蓋体14の裏面に断面凸状の
スライド部材15を設け、この案内孔13にスライド部材15
を係合しスライドさせ、かつ突起により停止させるもの
にあっては、スライド部材15の形状が断面凸状であるの
で、案内孔13とスライド部材15との係合の際、その係合
強度は専らスライド部材15の成型時の精度によって左右
され、案内孔13の幅よりもスライド部材15の幅の方が広
がった場合は係合がきつすぎてスムーズに動かなくなる
ことがあった。
【0006】そこで本考案は上記問題点を解決し、スラ
イドする蓋と案内孔との係合が確実に行えてしかもス
ムーズに動くようにし、更に、粉が蓋体と案内孔との間
に入り込むのを防いで蓋体の動きを妨げないようにする
ことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案は次のような振出口付容器を提供する。即
ち、相互にこすられると粉体が生ずる粒状の物体を収納
する振出口付容器であって、容器本体と蓋体とからな
る。容器本体は、天板に振出口と、該案内孔を穿設した
振出部を有し、この振出部の裏面の案内孔の左右両側
に、前記脚体の幅とほぼ同じ間隔をあけて前記案内孔に
平行して延び、天板から垂下したリブを具備している。
このリブは下端が脚体の下端よりも下方に位置する長さ
を有している。蓋体は、裏面に案内孔に係合してスライ
ドする間隔をおいて左右対称に設けられた垂直壁の外側
に、外端が前記リブに摺接する長さの水平壁を連設した
脚体を具備している。そして前記容器本体の案内孔に蓋
体の脚体を係合し、蓋体をスライドさせて振出口を開閉
するものである。
【0008】
【作用】本考案は上述したような構成からなり、蓋体を
案内孔に沿って振出口と反対の方へスライドさせると振
出口が開き、逆方向へスライドさせれば振出口が塞がれ
て閉じる。
【0009】また、蓋体に2本の脚体が設けられてお
り、この間に所定の間隔があけてあるので、蓋体を案内
孔に係合する際、脚体の垂直壁が案内孔に接することに
よって反対側に押され、無理なく係合することができ
る。また、接することによって反対側に押された脚体
は、もとの状態に戻ろうとする力を生じ案内孔の側面に
常に強く引きつけられ、従って確実に嵌合された状態を
保つことができる。
【0010】そして振出部の裏面に天面から垂下して
体の下端よりも下端が下方に位置する長さを有するリブ
を設けたので、側方からの粉の進入を遮ることができ
る。また、下方からの粉の進入に対しては、リブと水平
壁とが近接しているのでこれもほとんど遮ることができ
る。
【0011】
【実施例】以下本考案の実施例を図面を用いて説明す
る。本考案は、容器本体と蓋体とからなる振出口付容器
であり相互にこすられると粉体が生ずる粒状の内容物8
が入っている。容器本体1の天板20には振出口2と振
出口より幅の狭い案内孔3を穿設した振出部Aを設け
る。そしてこの振出部Aの裏面の案内孔3の外側の左右
両側に、蓋体4に設けられた脚体5の幅とほぼ同じ間隔
をあけて、案内孔3に平行して延び、天板20から垂下
したリブ6を具備している。ここでリブ6は脚体5を係
合した際に脚体5の下端よりも長くなるだけの長さを有
しており、粉9の進入をより有効に防ぐことができる。
【0012】蓋体4は、表面に指掛け部7を設け、裏面
に所定の間隔をあけて左右対称に、垂直壁51の外側に
外端がリブ6に摺接する長さの水平壁52を連設した脚
体5を設けたものである。このようにして設けた蓋体4
の脚体5を容器本体1の案内孔3に係合し、蓋体4をス
ライドさせることにより振出口2を開閉する振出口付容
器10である。本実施例においては、蓋体4の表面に中
央が彎曲した形状の指掛け部7を凸設したので蓋体4を
スライドさせる際に指がすべらず蓋体4を動かしやす
い。なお、指掛け部7の形状は本実施例の形状に限るも
のではなく、段差があって指が引っ掛かるようになって
いれば、例えば直線状であってもよい。
【0013】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、次の
ような優れた効果を奏することができる。即ち、蓋体に
2本の脚体を設け、この間に所定の間隔をあけてあるの
で、案内孔に係合する際には無理なく係合することがで
き、しかも係合した後は常に確実に係合した状態を保つ
ことができる。
【0014】また、容器本体に、脚体を係合した際に脚
体の下端よりも下端が下方に位置する長さを有するリブ
が設けられているので、内容物がこすれて粉が生じて
も、この粉が案内孔と蓋体の間に入り込んで蓋体の動き
を妨げることがないので、蓋体はスムーズにスライドす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の容器本体に蓋体を装着した状態の要部
断面図である。
【図2】本考案の容器本体の斜視図である。
【図3】本考案の蓋体の斜視図である。
【図4】従来の振出容器を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1‥‥容器本体 2‥‥振出口 3‥‥案内孔 4‥‥蓋体 5‥‥脚体 6‥‥リブ 7‥‥指掛け部 8‥‥内容物 9‥‥粉 10‥‥振出口付容器 A‥‥振出部 11‥‥容器本体 12‥‥振出口 13‥‥案内孔 14‥‥蓋体 15‥‥スライド部材 20‥‥天板 51‥‥垂直壁 52‥‥水平壁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互にこすられると粉体が生ずる粒状の物
    体を収納する振出口付容器であって、天板に振出口と、
    該振出口より幅の狭い案内孔が穿設され、かつ案内孔よ
    り外側の位置に天板から垂下したリブが設けられた容器
    本体と、裏面に前記案内孔に係合してスライドする間隔
    をおいて左右対称に設けられた垂直壁と、該垂直壁の外
    側に、外端が前記リブに摺接する長さの水平壁とが設け
    られた脚体が具備された蓋体とからなり、前記リブは下
    端が脚体の下端よりも下方に位置する長さを有し、前記
    容器本体の案内孔に前記蓋体の脚体をスライド可能に係
    合した振出口付容器。
JP1991015621U 1991-03-18 1991-03-18 振出口付容器 Expired - Lifetime JP2576966Y2 (ja)

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JPH04112072U JPH04112072U (ja) 1992-09-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59118144A (ja) * 1982-12-25 1984-07-07 富士通株式会社 超音波診断装置の画像メモリアクセス方式
JPS63603U (ja) * 1986-06-20 1988-01-06

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JPH04112072U (ja) 1992-09-29

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