JPH04112072U - 振出口付容器 - Google Patents

振出口付容器

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JPH04112072U
JPH04112072U JP1562191U JP1562191U JPH04112072U JP H04112072 U JPH04112072 U JP H04112072U JP 1562191 U JP1562191 U JP 1562191U JP 1562191 U JP1562191 U JP 1562191U JP H04112072 U JPH04112072 U JP H04112072U
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JP
Japan
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guide hole
lid
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shaker
lid body
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JP1562191U
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JP2576966Y2 (ja
Inventor
勇人 新井
Original Assignee
凸版印刷株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スライド式の蓋を有する振出口付容器におい
て、スライドする蓋と案内孔との係合が確実に行えてし
かもスムーズに動くようにし、更に、粉が蓋体と案内孔
との間に入り込むのを防いで蓋体の動きを妨げないよう
にすること。 【構成】振出口と案内孔を穿設した振出部を有する容器
本体と、裏面に所定の間隔をあけて左右対称に垂直壁の
外側に水平壁を連設した脚体を設けた、前記案内孔に係
合してスライドし振出口を開閉する蓋体とからなり、前
記振出部の裏面の案内孔の左右両側に、前記脚体の幅と
ほぼ同じ間隔をあけて前記案内孔に平行して延びたリブ
を具備した振出口付容器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、粒状の菓子や薬剤等を収容する振出容器に関するもので、特に振出 口を開閉するスライド式の蓋を有するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、振出容器にスライド式の蓋を設けたものとしては、振出口を有する容器 本体に案内溝を設け、振出口を開閉する蓋体の側面に断面四角形状のスライド部 材を設け、このスライド部材を案内溝に係合しスライドさせるもの(例えば実開 昭63−46356号)や、
【0003】 振出口を有する容器本体11に案内溝を設け、この案内溝に振出口を開閉する蓋 体14を係合しスライドさせるもので、蓋体14のスライド限度位置を設定するため に、容器本体11の振出口12の付近に案内孔13を穿設しその端部に突起を設け、蓋 体14の裏面に断面凸状のスライド部材15を設け、この案内孔13にスライド部材15 を係合しスライドさせ、かつ突起により停止させるもの(例えば実開昭60−1 23377号)等が知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記いずれの振出容器を用いても、蓋体のスライド部材と容器本 体の案内溝または案内孔との間に、内容物が互いにこすれて生じた粉が入りこん でしまい、スムーズに動かなくなってしまうおそれがあった。
【0005】 また、蓋体14のスライド限度位置を設定するために、容器本体11の振出口12の 付近に案内孔13を穿設しその端部に突起を設け、蓋体14の裏面に断面凸状のスラ イド部材15を設け、この案内孔13にスライド部材15を係合しスライドさせ、かつ 突起により停止させるものにあっては、スライド部材15の形状が断面凸状である ので、案内孔13とスライド部材15との係合の際、その係合強度は専らスライド部 材15の成型時の精度によって左右され、案内孔13の幅よりもスライド部材15の幅 の方が広かった場合は係合がきつすぎてスムーズに動かなくなることがあった。
【0006】 そこで本考案は上記問題点を解決し、スライドする蓋と案内孔との係合が確実 に行えてしかもスムーズに動くようにし、更に、粉が蓋体と案内孔との間に入り 込むのを防いで蓋体の動きを妨げないようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は次のような振出口付容器を提供する。 即ち、容器本体と蓋体とからなる振出口付容器である。 容器本体は、振出口と案内孔を穿設した振出部を有し、この振出部の裏面の案 内孔の左右両側に、前記脚体の幅とほぼ同じ間隔をあけて前記案内孔に平行して 延びたリブを具備している。 蓋体は、裏面に所定の間隔をあけて左右対称に設けた、垂直壁の外側に水平壁 を連設した脚体を具備している。 そして前記容器本体の案内孔に蓋体の脚体を係合し、蓋体をスライドさせて振 出口を開閉するものである。
【0008】
【作用】
本考案は上述したような構成からなり、蓋体を案内孔に沿って振出口と反対の 方へスライドさせると振出口が開き、逆方向へスライドさせれば振出口が塞がれ て閉じる。
【0009】 また、蓋体に2本の脚体が設けられており、この間に所定の間隔があけてある ので、蓋体を案内孔に係合する際、脚体の垂直壁が案内孔に接することによって 反対側に押され、無理なく係合することができる。 また、接することによって反対側に押された脚体は、もとの状態に戻ろうとす る力を生じ案内孔の側面に常に強く引きつけられ、従って確実に嵌合された状態 を保つことができる。
【0010】 そして振出部の裏面にリブを設けたので、側方からの粉の進入を遮ることがで きる。 また、下方からの粉の進入に対しては、リブと水平壁とが近接しているのでこ れもほとんど遮ることができる。
【0011】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を用いて説明する。本考案は、容器本体と蓋体とか らなる振出口付容器であり粒状の内容物8が入っている。 容器本体1には振出口2と案内孔3を穿設した振出部Aを設ける。 そしてこの振出部Aの裏面の案内孔3の左右両側に、蓋体4に設けられた脚体 5の幅とほぼ同じ間隔をあけて、案内孔3に平行して延びたリブ6を具備してい る。ここでリブ6は脚体5を係合した際に脚体5の下端よりも長くなるだけの長 さを有しており、粉9の進入をより有効に防ぐことができる。
【0012】 蓋体は4、表面に指掛け部7を設け、裏面に所定の間隔をあけて左右対称に、 垂直壁の外側に水平壁を連設した脚体5を設けたものである。 このようにして設けた蓋体4の脚体5を容器本体1の案内孔3に係合し、蓋体 4をスライドさせることにより振出口2を開閉する振出口付容器10である。 本実施例においては、蓋体4の表面に中央が湾曲した形状の指掛け部7を凸設 したので蓋体4をスライドさせる際に指がすべらず蓋体4を動かしやすい。なお 、指掛け部7の形状は本実施例の形状に限るものでなく、段差があって指が引っ 掛かるようになっていれば、例えば直線状であってもよい。
【0013】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、次のような優れた効果を奏することができ る。即ち、蓋体に2本の脚体を設け、この間に所定の間隔をあけてあるので、案 内孔に係合する際には無理なく係合することができ、しかも係合した後は常に確 実に係合した状態を保つことができる。
【0014】 また、容器本体にリブが設けられているので、内容物がこすれて粉が生じても 、この粉が案内孔と蓋体の間に入り込んで蓋体の動きを妨げることがないので、 蓋体はスムーズにスライドすることができる。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の容器本体に蓋体を装着した状態の要部
断面図である。
【図2】本考案の容器本体の斜視図である。
【図3】本考案の蓋体の斜視図である。
【図4】従来の振出容器を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1…容器本体 2…振出口 3…案内孔 4…蓋体 5…脚体 6…リブ 7…指掛け部 8…内容物 9…粉 10…振出口付容器 A…振出面 11…容器本体 12…振出口 13…案内孔 14…蓋体 15…スライド部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】振出口と案内孔を穿設した振出部を有する
    容器本体と、裏面に所定の間隔をあけて左右対称に垂直
    壁の外側に水平壁を連設した脚体を設けた、前記案内孔
    に係合してスライドし振出口を開閉する蓋体とからな
    り、前記振出部の裏面の案内孔の左右両側に、前記脚体
    の幅とほぼ同じ間隔をあけて前記案内孔に平行して延び
    たリブを具備した振出口付容器。
JP1991015621U 1991-03-18 1991-03-18 振出口付容器 Expired - Lifetime JP2576966Y2 (ja)

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JP1991015621U JP2576966Y2 (ja) 1991-03-18 1991-03-18 振出口付容器

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JP1991015621U JP2576966Y2 (ja) 1991-03-18 1991-03-18 振出口付容器

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Publication Number Publication Date
JPH04112072U true JPH04112072U (ja) 1992-09-29
JP2576966Y2 JP2576966Y2 (ja) 1998-07-23

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59118144A (ja) * 1982-12-25 1984-07-07 富士通株式会社 超音波診断装置の画像メモリアクセス方式
JPS63603U (ja) * 1986-06-20 1988-01-06

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63603U (ja) * 1986-06-20 1988-01-06

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JP2576966Y2 (ja) 1998-07-23

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