JP2576938Y2 - 替芯容器 - Google Patents
替芯容器Info
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- JP2576938Y2 JP2576938Y2 JP1993051629U JP5162993U JP2576938Y2 JP 2576938 Y2 JP2576938 Y2 JP 2576938Y2 JP 1993051629 U JP1993051629 U JP 1993051629U JP 5162993 U JP5162993 U JP 5162993U JP 2576938 Y2 JP2576938 Y2 JP 2576938Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container
- container body
- refill
- pin
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、シャープペンシル等
において必要に応じて補充する替芯を収容する容器の構
造の改良に関する。
において必要に応じて補充する替芯を収容する容器の構
造の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、シャープペンシル等において必要
に応じて補充する替芯を収容する容器は、替芯を収容す
る容器本体の開口部に対して着脱自在となる蓋体を装着
するものや、替芯を収容する容器本体の開口部におい
て、支点を中心として回動自在となる蓋体を保持すると
共に、この蓋体の回動により容器本体の開口部を閉塞自
在としてなるものが一般的である。
に応じて補充する替芯を収容する容器は、替芯を収容す
る容器本体の開口部に対して着脱自在となる蓋体を装着
するものや、替芯を収容する容器本体の開口部におい
て、支点を中心として回動自在となる蓋体を保持すると
共に、この蓋体の回動により容器本体の開口部を閉塞自
在としてなるものが一般的である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものにおいて、替芯を収容する容器本体の開口部に
対して着脱自在となる蓋体を装着するものの場合、替芯
容器の運搬途中に替芯を収容する容器本体から蓋体が容
易に離脱して、収容する替芯が破損することがないよう
に強固に装着されているため、シャープペンシルに対し
て替芯を補充しようとする場合には、両手でもって替芯
容器の容器本体から蓋体を取り外さなければならず非常
に不便である上に、強固に装着されているはずの蓋体で
あっても使用者の不注意によって確実に容器本体に装着
されていないこともあり、そのため運搬途中に蓋体が容
器本体から外れ、容器本体内に収容している替芯が外部
に出てしまい、破損してしまう恐れがある。
来のものにおいて、替芯を収容する容器本体の開口部に
対して着脱自在となる蓋体を装着するものの場合、替芯
容器の運搬途中に替芯を収容する容器本体から蓋体が容
易に離脱して、収容する替芯が破損することがないよう
に強固に装着されているため、シャープペンシルに対し
て替芯を補充しようとする場合には、両手でもって替芯
容器の容器本体から蓋体を取り外さなければならず非常
に不便である上に、強固に装着されているはずの蓋体で
あっても使用者の不注意によって確実に容器本体に装着
されていないこともあり、そのため運搬途中に蓋体が容
器本体から外れ、容器本体内に収容している替芯が外部
に出てしまい、破損してしまう恐れがある。
【０００４】また、替芯を収容する容器本体の開口部に
おいて、支点を中心として回動自在となる蓋体を保持す
ると共に、この蓋体の回動により容器本体の開口部を閉
塞自在としてなるものの場合は、容器本体の開口部を閉
塞自在とする蓋体が支点を中心として回動するものであ
るから、確かにシャープペンシルの替芯を補充しようと
する時には、片手で蓋体を開放できるので、容器本体内
に収容される替芯を容易に取り出すことができるもので
あるが、蓋体の容器本体への係止は、蓋体の支点とは逆
側において突設される係止突起によって容器本体の内壁
との係合によって行われているので、繰り返し蓋体の開
閉を行うと係止突起の摩耗が生じ、十分に蓋体を容器本
体に係止することができず、容易に蓋体が外れ、容器本
体内に収容する替芯が容易に外部に出てしまことがある
という欠点がある。
おいて、支点を中心として回動自在となる蓋体を保持す
ると共に、この蓋体の回動により容器本体の開口部を閉
塞自在としてなるものの場合は、容器本体の開口部を閉
塞自在とする蓋体が支点を中心として回動するものであ
るから、確かにシャープペンシルの替芯を補充しようと
する時には、片手で蓋体を開放できるので、容器本体内
に収容される替芯を容易に取り出すことができるもので
あるが、蓋体の容器本体への係止は、蓋体の支点とは逆
側において突設される係止突起によって容器本体の内壁
との係合によって行われているので、繰り返し蓋体の開
閉を行うと係止突起の摩耗が生じ、十分に蓋体を容器本
体に係止することができず、容易に蓋体が外れ、容器本
体内に収容する替芯が容易に外部に出てしまことがある
という欠点がある。
【０００５】そこで、この考案は上記従来のものの有す
る欠点を改善するものであり、容器本体内からの替芯の
取出し及び替芯の補充後の作業を容易にすると共に、替
芯容器の運搬に当たって容器本体内に収容する替芯が容
易に外に出てしまうことを防止しようとするものであ
る。
る欠点を改善するものであり、容器本体内からの替芯の
取出し及び替芯の補充後の作業を容易にすると共に、替
芯容器の運搬に当たって容器本体内に収容する替芯が容
易に外に出てしまうことを防止しようとするものであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そのために、容器本体の
内部に摺動自在に保持される収容筒と、容器本体の先端
開口部を自在に閉塞してなる蓋体から構成されると共
に、上記容器本体内の収容筒側方に設けるラックギアに
対して、蓋体と一体となる半円部の円弧状に配設するピ
ニオンギアを噛合わせ、収容筒より容器本体外に突出す
る突起部の摺動に伴って蓋体を支点を中心として回動さ
せて容器本体の開口部を開閉自在としてなるものであ
る。
内部に摺動自在に保持される収容筒と、容器本体の先端
開口部を自在に閉塞してなる蓋体から構成されると共
に、上記容器本体内の収容筒側方に設けるラックギアに
対して、蓋体と一体となる半円部の円弧状に配設するピ
ニオンギアを噛合わせ、収容筒より容器本体外に突出す
る突起部の摺動に伴って蓋体を支点を中心として回動さ
せて容器本体の開口部を開閉自在としてなるものであ
る。
【０００７】更に、容器本体の内部に摺動自在に保持さ
れる収容筒においてピンを形成すると共に、このピンを
蓋体と一体となる半円部に穿設する長孔に係合させ、収
容筒より容器本体外に突出する突起部の摺動に伴って、
収容筒のピンの蓋体の長孔内での摺動によって蓋体を開
閉自在としてなるものである。
れる収容筒においてピンを形成すると共に、このピンを
蓋体と一体となる半円部に穿設する長孔に係合させ、収
容筒より容器本体外に突出する突起部の摺動に伴って、
収容筒のピンの蓋体の長孔内での摺動によって蓋体を開
閉自在としてなるものである。
【０００８】
【作用】上記構成を具えるので、容器本体の孔部内に摺
動自在に保持される収容筒において容器本体外方に突設
してなる突起部をもって、容器本体に溝設したガイド溝
に沿って移動させることにより、替芯を収容してなる収
容筒は、容器本体内を摺動すると共に、この収容筒側方
に設けられるラックギアも前進することとなるので、こ
のラックギアと噛合し、蓋体と一体となる半円部におい
て円弧状に配設されるピニオンギアも同方向に回動する
ため、ピニオンギアを円弧状に配設する半円部と一体と
なる蓋体自体も支点を中心として回動し、容器本体の孔
部は開放されると共に、替芯を収容する収容筒も一定位
置まで前進しているので、使用者は容易に替芯を替芯容
器より取り出すことができる。
動自在に保持される収容筒において容器本体外方に突設
してなる突起部をもって、容器本体に溝設したガイド溝
に沿って移動させることにより、替芯を収容してなる収
容筒は、容器本体内を摺動すると共に、この収容筒側方
に設けられるラックギアも前進することとなるので、こ
のラックギアと噛合し、蓋体と一体となる半円部におい
て円弧状に配設されるピニオンギアも同方向に回動する
ため、ピニオンギアを円弧状に配設する半円部と一体と
なる蓋体自体も支点を中心として回動し、容器本体の孔
部は開放されると共に、替芯を収容する収容筒も一定位
置まで前進しているので、使用者は容易に替芯を替芯容
器より取り出すことができる。
【０００９】また、替芯を容器本体内の収容筒から取出
し、シャープペンシルに補充した後は、蓋体を押勢して
支点を中心として回動させることにより、蓋体と一体と
なる半円部に円弧状に配設されるピニオンギアに対して
噛合するラックギアは、下方に向かって後退するので、
蓋体の閉成と共に収容筒は容器本体の孔部の底部方向に
収容される。
し、シャープペンシルに補充した後は、蓋体を押勢して
支点を中心として回動させることにより、蓋体と一体と
なる半円部に円弧状に配設されるピニオンギアに対して
噛合するラックギアは、下方に向かって後退するので、
蓋体の閉成と共に収容筒は容器本体の孔部の底部方向に
収容される。
【００１０】更に、上記容器本体内に摺動自在に保持さ
れる収容筒においてピンを形成すると共に、このピンを
蓋体と一体となる半円部において穿設する長孔に係合さ
せることにより、収容筒において容器本体外方に突設し
てなる突起部をもって、容器本体に溝設したガイド溝に
沿って移動させることにより、替芯を収容してなる収容
筒は、容器本体内を摺動すると共に、上記収容筒のピン
は、この収容筒の摺動によって、蓋体と一体となる半円
部に穿設する長孔に沿って摺動し、このピンの長孔に対
するスライドにより蓋体が開放方向に押勢されることに
なるので、蓋体は支点を中心として開放方向に回動し、
収容筒の前進と蓋体の開放により、使用者は容易に収容
筒内の替芯を取り出すことができ、一方、替芯の取出し
及びシャープペンシルへの補充後は、蓋体を押勢するこ
とにより、収容筒と一体となるピンは、蓋体と一体とな
る半円部に穿設される長孔を逆方向に摺動し、収容筒は
容器本体内を摺動して、容器本体内に収容されることと
なる。
れる収容筒においてピンを形成すると共に、このピンを
蓋体と一体となる半円部において穿設する長孔に係合さ
せることにより、収容筒において容器本体外方に突設し
てなる突起部をもって、容器本体に溝設したガイド溝に
沿って移動させることにより、替芯を収容してなる収容
筒は、容器本体内を摺動すると共に、上記収容筒のピン
は、この収容筒の摺動によって、蓋体と一体となる半円
部に穿設する長孔に沿って摺動し、このピンの長孔に対
するスライドにより蓋体が開放方向に押勢されることに
なるので、蓋体は支点を中心として開放方向に回動し、
収容筒の前進と蓋体の開放により、使用者は容易に収容
筒内の替芯を取り出すことができ、一方、替芯の取出し
及びシャープペンシルへの補充後は、蓋体を押勢するこ
とにより、収容筒と一体となるピンは、蓋体と一体とな
る半円部に穿設される長孔を逆方向に摺動し、収容筒は
容器本体内を摺動して、容器本体内に収容されることと
なる。
【００１１】
【実施例】この考案を図に示す実施例により更に説明す
る。図１において、（１）は、この考案の第一実施例で
ある替芯容器であり、この替芯容器（１）は、容器本体
（２）の内部（３）に摺動自在に保持され、その内部に
替芯（５）を収容する収容筒（４）と、この収容筒
（４）を保持する内部（３）の先端を自在に閉塞してな
る蓋体（６）から構成される。
る。図１において、（１）は、この考案の第一実施例で
ある替芯容器であり、この替芯容器（１）は、容器本体
（２）の内部（３）に摺動自在に保持され、その内部に
替芯（５）を収容する収容筒（４）と、この収容筒
（４）を保持する内部（３）の先端を自在に閉塞してな
る蓋体（６）から構成される。
【００１２】そして、上記容器本体（２）の内部（３）
に摺動自在に保持される収容筒（４）の側方に設けられ
るラックギア（７）に対して、容器本体（２）の内部
（３）先端を自在に閉塞してなる蓋体（６）と一体に形
成される半円部（８）において円弧状に配設するピニオ
ンギア（９）を噛合させることで、上記収容筒（４）の
摺動に伴って蓋体（６）を、支点（１０）を中心として
回動させて容器本体（２）の先端開口部を開閉自在とし
てなるものである。
に摺動自在に保持される収容筒（４）の側方に設けられ
るラックギア（７）に対して、容器本体（２）の内部
（３）先端を自在に閉塞してなる蓋体（６）と一体に形
成される半円部（８）において円弧状に配設するピニオ
ンギア（９）を噛合させることで、上記収容筒（４）の
摺動に伴って蓋体（６）を、支点（１０）を中心として
回動させて容器本体（２）の先端開口部を開閉自在とし
てなるものである。
【００１３】この考案は以上の構成を具えるので、使用
者がシャープペンシルの替芯（５）を補充しようとする
場合には、容器本体（２）の内部（３）で摺動自在に保
持される収容筒（４）において容器本体（２）外に一体
に突設してなる突起部（１１）をもって、容器本体
（２）に溝設したガイド溝（１２）に沿って移動させる
ことにより、替芯（５）を収容してなる収容筒（４）
は、容器本体（２）の内部（３）を摺動すると共に、こ
の摺動する収容筒（４）側方において一体に設けられる
ラックギア（７）も前進することとなるので、このラッ
クギア（７）と噛合し、蓋体（６）と一体となる半円部
（８）に円弧状に配設されるピニオンギア（９）も同方
向に回動するため、ピニオンギア（９）を円弧状に配設
する半円部（８）と一体となる蓋体（６）自体も、支点
（１０）を中心としてラックギア（７）の前進方向へと
回動し、容器本体（２）の先端開口部は開放されると共
に、替芯（５）を収容する収容筒（４）も一定位置まで
突起部（１１）への押勢による摺動によって前進してい
るので、使用者は容易に替芯（５）を替芯容器（１）よ
り取り出すことができる。
者がシャープペンシルの替芯（５）を補充しようとする
場合には、容器本体（２）の内部（３）で摺動自在に保
持される収容筒（４）において容器本体（２）外に一体
に突設してなる突起部（１１）をもって、容器本体
（２）に溝設したガイド溝（１２）に沿って移動させる
ことにより、替芯（５）を収容してなる収容筒（４）
は、容器本体（２）の内部（３）を摺動すると共に、こ
の摺動する収容筒（４）側方において一体に設けられる
ラックギア（７）も前進することとなるので、このラッ
クギア（７）と噛合し、蓋体（６）と一体となる半円部
（８）に円弧状に配設されるピニオンギア（９）も同方
向に回動するため、ピニオンギア（９）を円弧状に配設
する半円部（８）と一体となる蓋体（６）自体も、支点
（１０）を中心としてラックギア（７）の前進方向へと
回動し、容器本体（２）の先端開口部は開放されると共
に、替芯（５）を収容する収容筒（４）も一定位置まで
突起部（１１）への押勢による摺動によって前進してい
るので、使用者は容易に替芯（５）を替芯容器（１）よ
り取り出すことができる。
【００１４】また、替芯（５）を容器本体（２）内の収
容筒（４）から取出し、シャープペンシルに補充した後
は、蓋体（６）を押勢して支点（１０）を中心として回
動させることにより、蓋体（６）と一体となる半円部
（８）に円弧状に配設されるピニオンギア（９）に対し
て噛合するラックギア（７）は、ピニオンギア（９）の
回転方向、すなわち下方に向かって後退することとなる
ので、蓋体（６）の閉成と共に、収容筒（４）は容器本
体（２）の内部（３）の底部方向に収容されるものとな
ると共に、収容筒（４）と一体に設けられる突起部（１
１）は、容器本体（２）のガイド溝（１２）に配置され
る係合突起（１３）に対して係合することとなるので、
運搬中に収容筒（４）と一体に設けられる突起部（１
１）が、衣服等に掛止した場合にも容易には突起部（１
１）は、容器本体（２）のガイド溝（１２）を移動する
ことが妨げられるものとなるので、不用意に替芯（５）
が替芯容器（１）より外部に出てしまうことを防ぐこと
ができる。
容筒（４）から取出し、シャープペンシルに補充した後
は、蓋体（６）を押勢して支点（１０）を中心として回
動させることにより、蓋体（６）と一体となる半円部
（８）に円弧状に配設されるピニオンギア（９）に対し
て噛合するラックギア（７）は、ピニオンギア（９）の
回転方向、すなわち下方に向かって後退することとなる
ので、蓋体（６）の閉成と共に、収容筒（４）は容器本
体（２）の内部（３）の底部方向に収容されるものとな
ると共に、収容筒（４）と一体に設けられる突起部（１
１）は、容器本体（２）のガイド溝（１２）に配置され
る係合突起（１３）に対して係合することとなるので、
運搬中に収容筒（４）と一体に設けられる突起部（１
１）が、衣服等に掛止した場合にも容易には突起部（１
１）は、容器本体（２）のガイド溝（１２）を移動する
ことが妨げられるものとなるので、不用意に替芯（５）
が替芯容器（１）より外部に出てしまうことを防ぐこと
ができる。
【００１５】更に、図５に示すものは、この考案の第二
実施例である替芯容器であり、この替芯容器（１’）
は、上記容器本体（２）の内部（３）に摺動自在に保持
される収容筒（４）においてピン（１４）を一体に形成
すると共に、このピン（１４）を、蓋体（６）と一体と
なる半円部（８）に穿設する長孔（１５）に係合させ、
収容筒の摺動に伴って収容筒（４）のピン（１４）の蓋
体（６）の長孔（１５）内での摺動によって蓋体（６）
を回動させ、容器本体（２）の先端開口部を開閉自在と
してなるものである。
実施例である替芯容器であり、この替芯容器（１’）
は、上記容器本体（２）の内部（３）に摺動自在に保持
される収容筒（４）においてピン（１４）を一体に形成
すると共に、このピン（１４）を、蓋体（６）と一体と
なる半円部（８）に穿設する長孔（１５）に係合させ、
収容筒の摺動に伴って収容筒（４）のピン（１４）の蓋
体（６）の長孔（１５）内での摺動によって蓋体（６）
を回動させ、容器本体（２）の先端開口部を開閉自在と
してなるものである。
【００１６】この第二実施例である替芯容器（１’）は
以上の構成を具えるので、上記容器本体（２）の内部
（３）に摺動自在に保持される収容筒（４）において一
体に形成されるピン（１４）は、替芯（５）を収容する
収容筒（４）において容器本体（２）外方に一体に突設
してなる突起部（１１）をもって、容器本体（２）に溝
設したガイド溝（１２）に沿って移動させることによ
り、替芯（５）を収容してなる収容筒（４）は、容器本
体（２）の内部（３）を先端方向に摺動すると共に、こ
の収容筒（４）の摺動によって、蓋体（６）と一体とな
る半円部（８）に穿設する長孔（１５）に沿って摺動
し、更にこのピン（１４）の長孔（１５）に対する摺動
により蓋体（６）が開放方向に押勢されることになるの
で、蓋体（６）は支点（１０）を中心として開放方向に
回動し、収容筒（４）の容器本体（２）の内部（３）で
の前進と、上記容器本体（２）の先端開口部に対する蓋
体（６）の開放により、使用者は容易に収容筒（４）内
の替芯（５）を取り出すことができる。
以上の構成を具えるので、上記容器本体（２）の内部
（３）に摺動自在に保持される収容筒（４）において一
体に形成されるピン（１４）は、替芯（５）を収容する
収容筒（４）において容器本体（２）外方に一体に突設
してなる突起部（１１）をもって、容器本体（２）に溝
設したガイド溝（１２）に沿って移動させることによ
り、替芯（５）を収容してなる収容筒（４）は、容器本
体（２）の内部（３）を先端方向に摺動すると共に、こ
の収容筒（４）の摺動によって、蓋体（６）と一体とな
る半円部（８）に穿設する長孔（１５）に沿って摺動
し、更にこのピン（１４）の長孔（１５）に対する摺動
により蓋体（６）が開放方向に押勢されることになるの
で、蓋体（６）は支点（１０）を中心として開放方向に
回動し、収容筒（４）の容器本体（２）の内部（３）で
の前進と、上記容器本体（２）の先端開口部に対する蓋
体（６）の開放により、使用者は容易に収容筒（４）内
の替芯（５）を取り出すことができる。
【００１７】一方、替芯（５）の取出し及びシャープペ
ンシルへの補充後は、蓋体（６）を押勢することによ
り、蓋体（６）は支点（１０）を中心として回動し、こ
の蓋体（６）の回動に伴って収容筒（４）と一体となる
ピン（１４）は、上記蓋体（６）と一体となる半円部
（８）に穿設される長孔（１５）を逆方向に摺動するこ
ととなり、替芯（５）を収容する収容筒（４）は、蓋体
（６）による容器本体（２）の内部（３）の先端開口部
の閉成と共に、容器本体（２）の内部（３）を摺動し、
容器本体（２）内の内部（３）の底部方向に収容される
こととなる。
ンシルへの補充後は、蓋体（６）を押勢することによ
り、蓋体（６）は支点（１０）を中心として回動し、こ
の蓋体（６）の回動に伴って収容筒（４）と一体となる
ピン（１４）は、上記蓋体（６）と一体となる半円部
（８）に穿設される長孔（１５）を逆方向に摺動するこ
ととなり、替芯（５）を収容する収容筒（４）は、蓋体
（６）による容器本体（２）の内部（３）の先端開口部
の閉成と共に、容器本体（２）の内部（３）を摺動し、
容器本体（２）内の内部（３）の底部方向に収容される
こととなる。
【００１８】
【考案の効果】以上のとおり、替芯容器の蓋体を開閉す
ることにより、替芯を収容する収容筒が容器本体内を進
退することとなるので、シャープペンシルの替芯作業が
きわめて容易になると共に、替芯容器自体の運搬にとも
なっても容易に蓋体の開放が行われないので替芯の容器
本体からの飛び出しによる破損を防止できる優れた効果
を有するものである。
ることにより、替芯を収容する収容筒が容器本体内を進
退することとなるので、シャープペンシルの替芯作業が
きわめて容易になると共に、替芯容器自体の運搬にとも
なっても容易に蓋体の開放が行われないので替芯の容器
本体からの飛び出しによる破損を防止できる優れた効果
を有するものである。
【図１】この考案の第一実施例である替芯容器の正面図
である。
である。
【図２】この考案の第一実施例である替芯容器の側面図
である。
である。
【図３】この考案の第一実施例である替芯容器の蓋体の
閉成状態を示す図である。
閉成状態を示す図である。
【図４】この考案の第一実施例である替芯容器の蓋体の
開放状態を示す図である。
開放状態を示す図である。
【図５】この考案の第二実施例である替芯容器の蓋体の
閉成状態を示す図である。
閉成状態を示す図である。
【図６】この考案の第二実施例である替芯容器の蓋体の
開放状態を示す図である。
開放状態を示す図である。
１、１’ 替芯容器 ２ 容器本体 ３ （容器本体の）内部 ４ 収容筒 ５ 替芯 ６ 蓋体 ７ ラックギア ８ 半円部 ９ ピニオンギア １０ 支点 １１ 突起部 １２ ガイド溝 １３ 係合突起 １４ ピン １５ 長孔
Claims (2)
- 【請求項１】 容器本体の内部に摺動自在に保持される
収容筒と、容器本体の先端開口部を自在に閉塞してなる
蓋体から構成されると共に、上記容器本体内の収容筒側
方に設けるラックギアに対して、蓋体と一体となる半円
部の円弧状に配設するピニオンギアを噛合させ、収容筒
より容器本体外に突出する突起部の摺動に伴って蓋体を
支点を中心として回動させて容器本体の先端開口部を開
閉自在としてなる替芯容器。 - 【請求項２】 容器本体の内部に摺動自在に保持される
収容筒にピンを形成すると共に、このピンを蓋体と一体
となる半円部に穿設する長孔に係合させ、収容筒より容
器本体外に突出する突起部の摺動に伴って、収容筒のピ
ンの蓋体の長孔内での摺動によって蓋体を開閉自在とし
てなる替芯容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993051629U JP2576938Y2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 替芯容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993051629U JP2576938Y2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 替芯容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0717584U JPH0717584U (ja) | 1995-03-28 |
| JP2576938Y2 true JP2576938Y2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=12892149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993051629U Expired - Lifetime JP2576938Y2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 替芯容器 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP2576938Y2 (ja) |
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-
1993
- 1993-08-31 JP JP1993051629U patent/JP2576938Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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