JP2576779B2 - 信号出力回路 - Google Patents

信号出力回路

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    • H03K17/28Modifications for introducing a time delay before switching
    • H03K17/284Modifications for introducing a time delay before switching in field effect transistor switches
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    • H03K17/14Modifications for compensating variations of physical values, e.g. of temperature
    • H03K17/145Modifications for compensating variations of physical values, e.g. of temperature in field-effect transistor switches

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号出力回路に関し、
特に、入力信号を適当時間遅延させると共に電流増幅し
て出力し、その出力信号で後段の回路をドライブするた
めの信号出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】信号出力回路で後段の回路をドライブす
る場合、通常、出力回路でのスイッチング動作に起因す
る伝達遅れをできる限り短くして、入力信号を高速で後
段の回路に伝達することが求められる。ところが、出力
回路の後段に接続されてドライブされる側の回路の構成
によっては、信号出力回路への入力信号を適当な時間遅
らせた出力信号でドライブすることが必要になることが
ある。本発明は、このような特性を求められる信号出力
回路に関するものである。
【0003】例えば、図6はいわゆるHブリッジ出力回
路と呼ばれる回路であって、モータ1をドライブするた
めのものである。図6において、モーター1を正回転さ
せるときは、トランジスタT1 とT4 とをオンさせると
共にトランジスタT2 とT3 とをオフさせると、トラン
ジスタT1 からT4 に電流が流れモーター1が正回転す
る。一方、モーター1を逆回転させるときは反対に、ト
ランジスタT2 とT3とをオンさせトランジスタT1
4 とをオフさせると、モーター1に正回転のときとは
反対方向の電流が流れ、モーター1が逆回転する。
【0004】ここで、モーター1の相切替え時に、ブリ
ッジ回路の上下のトランジスタ、例えばトランジスタT
1 とT3 とが同時にオン状態に遷移すると、高位電源電
圧供給端子VDDから低位電源電圧供給端子VSSに大きな
貫通電流が流れ、ノイズが発生したり、消費電力が増大
するなどの障碍が生じる。このような貫通電流の発生に
伴う障碍を防止するために、通常、トランジスタがオン
するタイミングをオフするタイミングより遅らせて、H
ブリッジ出力回路の上下のトランジスタが同時にオフ状
態になることがないようにする。本発明の対象となる信
号出力回路を上記のようなHブリッジ出力回路の各トラ
ンジスタにゲート信号を与える目的に用いるときは、従
って、入力信号をむしろ意図的に適当時間遅らせ(デッ
ドタイムを取って)出力すると共に、そのデッドタイム
の値が、例えば温度など回路の使用条件によって変動す
ることなく安定していることが望まれる。
【0005】上記のような、入力信号を適当時間遅延さ
せた出力信号で後段の回路をドライブするための信号出
力回路としては、従来、図7に示すようなゲートディレ
イ回路2が用いられている。このゲートディレイ回路2
は、2段のCMOSインバータのそれぞれの伝達遅延時
間によって入力信号を遅らせて、デッドタイムを設定す
る。ところが、このゲートディレイ回路2では、各ゲー
トの伝達遅延時間、つまりはデッドタイムが温度特性を
持っているので、温度によってデッドタイムが変化し易
い。特に、高温側では伝達遅延時間が増大し、スイッチ
ング時間が規格を満足しなくなる等の問題が生じること
がある。
【0006】このような問題点を改善するための技術が
特開昭62−224117号公報に開示されている。図
8は上記公報に記載された出力回路の回路図である。図
8を参照して、この出力回路では、CMOSインバータ
回路Inv1 の出力端子3とグランド端子VSSとの間に
補助駆動回路4を設け、その間の抵抗を温度に応じて変
化させることでターンオフ時間が高温時に著しく増大す
るのを防いでいる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この上記公報に記載さ
れた従来の信号出力回路では、最終段のインバータ回路
Inv1 のみでターンオフ時間を温度変化に対して制御
しているので、Hブリッジ出力回路を構成するゲート容
量の大きいMOSFETのゲートを駆動させるために
は、インバータ回路Inv1 を構成するpチャネルMO
SFETQP11又はnチャネルMOSFETQN12のW
/Lの値(ゲート幅W対ゲート長Lの比)を相当大きく
する必要がある。このため、チップ面積が大きくなって
しまう欠点があった。
【0008】従って、本発明は、チップ面積を増大させ
ることなく、出力信号のデッドタイムの温度変化による
変動、特に、高温時のデッドタイムの過剰な増大を防止
することが可能な信号出力回路を提供することを目的と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の信号出力回路
は、高位電源端子と低位電源端子との間に直列接続され
入力端子からの信号によりドライブされる第1のpチャ
ネルMOSFETと第1のnチャネルMOSFETとか
らなる第1のインバータ回路と、前記高位電源端子と前
記低位電源端子との間に直列接続され前記第1のインバ
ータ回路の出力信号によりドライブされる第2のpチャ
ネルMOSFETと第2のnチャネルMOSFETとか
らなる第2のインバータ回路とを含み、前記第1のイン
バータ回路に外部から入力される信号を遅延させ電流増
幅して前記第2のインバータ回路の直列接続点から出力
する構成の信号出力回路において、前記第1のインバー
タ回路内の一方の導通型のMOSFETに、そのMOS
FETと同一導通型の第3のMOSFETを少なくとも
一つ以上並列接続し、前記第2のインバータ回路内の他
方の導通型のMOSFETに、そのMOSFETと同一
導通型の第4のMOSFETを前記第3のMOSFET
と同数並列接続し、回路の温度がそれぞれに与えられた
所定の値以上であるか否を検出しその検出結果を二値信
号として出力する温度検出回路を、前記第3及び前記第
4のMOSFETと同数設け、前記温度検出回路と前記
第3のMOSFETと前記第4のMOSFETとを一つ
ずつ組み合せ第3及び第4のMOSFETがスイッチン
グ動作可能であるか否かを温度検出回路で制御するよう
にすると共に、各温度検出回路がそれぞれ互いに異なる
温度を検出するように構成することによって、回路の温
度が上昇したとき、その温度上昇に応じて前記第3及び
第4のMOSFETが一組ずつ順次オフ状態からスイッ
チング動作可能な状態に遷移し、見掛け上、前記第1の
インバータ回路の前記一方の導通型のMOSFET及び
前記第2のインバータ回路の前記他方の導通型のMOS
FETのオン抵抗が共に、回路の温度上昇に応じて減少
するようにしたことを特徴とする信号出力回路である。
【0010】
【作用】本発明の信号出力回路では、図1に示すよう
に、ゲートディレイ回路2AのW/Lの小さいpチャネ
ルMOSFETQP1 とnチャネルMOSFETQN2
とをそれぞれ、pチャネルMOSFETQP1 とpチャ
ネルMOSFETQP3 及びnチャネルMOSFETQ
2 とnチャネルMOSFETQN3 に分割している。
分割したpチャネルMOSFETQP3 及びnチャネル
MOSFETQN3は、昇温検出回路5から、回路の温
度が所定値を越えたことを示す信号が出力されたときの
みスイッチ動作する。
【0011】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例について、図面
を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施例に
よる、信号出力回路の回路図である。図1を参照して、
ゲートディレイ回路2A中のW/Lの小さいpチャネル
MOSFETQP1 及びnチャネルMOSFETQN2
をそれぞれ、pチャネルMOSFETQP1 とpチャネ
ルMOSFETQP3 及びnチャネルMOSFETQN
2 とnチャネルMOSFETQN3 に分割する。分割さ
れたpチャネルMOSFETQP3 およびnチャネルM
OSFETQN3 は、昇温検出回路5より昇温検出信号
が出力されたときのみ動作する。また、Hブリッジ出力
回路6を構成するトランジスタは、直接又はバッファー
を通してディレイ回路2Aの出力信号により駆動され
る。
【0012】以下に、本実施例の動作について図2を参
照して説明する。図2は、回路動作温度範囲における伝
達遅延速度の温度特性である。破線で示す特性は、図7
に示した従来の信号出力回路(ディレイ回路2)の伝達
遅延時間の温度特性である。伝達遅延時間は、温度が上
昇するに従って単調に増加する。一方、実線で示す特性
は、図1に示す本実施例の伝達遅延時間の温度特性であ
る。図2を参照すると、本実施例では或る温度T℃以下
においては、従来の信号出力回路と同様に、温度が上昇
するに従って伝達遅延時間が単調に増加する(領域
1)。そしてある温度T℃に達すると、昇温検出回路5
の出力信号が、図1の例では”H”→”L”となり、分
割されたpチャネルMOSFETQP3 とnチャネルM
OSFETQN3 とが共にスイッチ動作する様になる。
このため、伝達遅延時間は急激に減少する。T℃以上
(領域2)では再び伝達遅延時間が単調に増加するが、
伝達遅延時間は従来の回路より小さい。
【0013】なお、pチャネルMOSFETQP1 とQ
3 及びnチャネルMOSFETQN2 とQN3 のオン
抵抗をそれぞれ、nチャネルMOSFETQN1 及びn
チャネルMOSFETQP2 より十分に大きくしておく
と、Hブリッジ出力回路6のターンオン伝達遅延時間が
ターンオフ伝達遅延時間より大きくなり、Hブリッジ出
力回路6での貫通電流が小さくなる。更に、pチャネル
MOSFETQP1 ,QP2 ,QP3 およびnチャネル
MOSFETQN1 ,QN2 ,QN3 のオン抵抗の比を
変えることにより、電圧遅延時間の値を任意に制御させ
得る。
【0014】ここで、図3は、本実施例の出力信号回路
に用いた昇温検出回路5の一例の回路図である。同図を
参照して、この昇温検出回路5は、ある温度T℃以下で
は出力Tout としては”H”の信号が、T℃以上では”
L”の信号がそれぞれ出力される。検出温度の調整は抵
抗R1 ,R2 の値を変えることにより行なう。
【0015】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図4は、本発明の第2の実施例の回路図である。
ゲートディレイ回路2B中のW/Lの小さいpチャネル
MOSFETQP1 及びnチャネルMOSFETQN2
をそれぞれ、pチャネルMOSFETQP1 ,QP3
QP4 及びnチャネルMOSFETQN2 ,QN3 ,Q
4 に3分割し、検出温度の異なる2つの昇温検出回路
51と52とによってスイッチ動作させるように構成し
ている。
【0016】本実施例では、図5に示す伝達遅延時間の
温度特性のように、伝達遅延時間が2つの温度T1 とT
2 とによって3つの領域に分れている。温度T1 以下の
領域(領域1)では、新しく並列に設けたMOSFET
QP3 ,QP4 ,QN3 ,QN4 はいずれもスイッチ動
作しない。温度がT1 からT2 の間(領域2)において
は、昇温検出回路51からORゲートを介してゲート信
号を受ける取るMOSFETQP3 ,QN3 はスイッチ
動作するが、昇温検出回路52からゲート信号を与えら
れるMOSFETQP4 ,QN4 はスイッチ動作を行わ
ない。温度T2以上(領域3)では、全てのMOSFE
Tが動作する。本実施例は、第1の実施例の温度領域が
2つだけであったのに対して3領域に増加しているの
で、その分伝達遅延時間の温度変動による変化が小さ
い。
【0017】尚、第1の実施例は、ディレイ回路2Aを
構成する2段のCMOSインバータのうち、初段のイン
バータのpチャネルMOSFETQP1 と後段のインバ
ータのnチャネルMOSFETQN2 にそれぞれ、並列
にpチャネルMOSFETQP3 とnチャネルMOSF
ETQN3 を設け、入力端子7への入力信号と昇温検出
回路5からの検出信号とのOR信号でこれら並列に設け
た2つのMOSFETの導通を制御する例であるが、こ
れを、下記の第3の実施例のように構成することによっ
ても、これまでの実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0018】すなわち、ディレイ回路2Aを構成する2
段のCMOSインバータのうち、初段のインバータのn
チャネルMOSFETQN1 と後段のインバータのpチ
ャネルMOSFETQP2 にそれぞれ、並列にnチャネ
ルMOSFETとpチャネルMOSFETを設け、入力
端子7への入力信号と昇温検出回路5からの昇温検出信
号とのAND信号でこれら新たに並列に設けた2つのM
OSFETの導通を制御する。この場合、第1の実施例
では、Hブリッジ出力回路6が、ディレイ回路からの出
力信号Dout が”H”のときオフであり、信号D
out が”L”のときオンとなるが、第3の実施例では、
Hブリッジ出力回路6は、ディレイ回路からの出力信号
out が”L”のときオフとなる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の信号出力
回路では、高温時に、ゲートディレイ回路を構成してい
るpチャネルMOSFETとnチャネルMOSFETの
W/Lの比を他の温度のときより小さくさせている。こ
れにより、高温時以外においては、一定以上の伝達遅延
時間を確保させ、かつ高温時に伝達遅延時間が増大し、
規格を満足しなくなるという問題が生じるのを防ぐこと
ができる。
【0020】従って本発明によれば、高速動作が可能に
なる。また、チップ面積も従来より小さくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路図である。
【図2】本発明の第1の実施例における伝達遅延時間の
温度特性を示す図である。
【図3】本発明の実施例に用いられた昇温検出回路の一
例の回路図である。
【図4】本発明の第2の実施例の回路図である。
【図5】本発明の第2の実施例における伝達遅延時間の
温度特性を示す図である。
【図6】Hブリッジ出力回路の一例の回路図である。
【図7】従来の信号出力回路の一例の回路図である。
【図8】従来の信号出力回路の他の例の回路図である。
【符号の説明】
1 モーター 2,2A,2B ゲートディレイ回路 3 出力端子 4 補助駆動回路 5,51,52 昇温検出回路 6 Hブリッジ出力回路 7 入力端子

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高位電源端子と低位電源端子との間に直
    列接続され入力端子からの信号によりドライブされる第
    1のpチャネルMOSFETと第1のnチャネルMOS
    FETとからなる第1のインバータ回路と、前記高位電
    源端子と前記低位電源端子との間に直列接続され前記第
    1のインバータ回路の出力信号によりドライブされる第
    2のpチャネルMOSFETと第2のnチャネルMOS
    FETとからなる第2のインバータ回路とを含み、前記
    第1のインバータ回路に外部から入力される信号を遅延
    させ電流増幅して前記第2のインバータ回路の直列接続
    点から出力する構成の信号出力回路において、 前記第1のインバータ回路内の一方の導通型のMOSF
    ETに、そのMOSFETと同一導通型の第3のMOS
    FETを少なくとも一つ以上並列接続し、前記第2のイ
    ンバータ回路内の他方の導通型のMOSFETに、その
    MOSFETと同一導通型の第4のMOSFETを前記
    第3のMOSFETと同数並列接続し、 回路の温度がそれぞれに与えられた所定の値以上である
    か否を検出しその検出結果を二値信号として出力する温
    度検出回路を、前記第3及び前記第4のMOSFETと
    同数設け、 前記温度検出回路と前記第3のMOSFETと前記第4
    のMOSFETとを一つずつ組み合せ第3及び第4のM
    OSFETがスイッチング動作可能であるか否かを温度
    検出回路で制御するようにすると共に、各温度検出回路
    がそれぞれ互いに異なる温度を検出するように構成する
    ことによって、 回路の温度が上昇したとき、その温度上昇に応じて前記
    第3及び第4のMOSFETが一組ずつ順次オフ状態か
    らスイッチング動作可能な状態に遷移し、見掛け上、前
    記第1のインバータ回路の前記一方の導通型のMOSF
    ET及び前記第2のインバータ回路の前記他方の導通型
    のMOSFETのオン抵抗が共に、回路の温度上昇に応
    じて減少するようにしたことを特徴とする信号出力回
    路。
  2. 【請求項2】 高位電源端子と低位電源端子との間に直
    列接続され入力端子からの信号によりドライブされる第
    1のpチャネルMOSFETと第1のnチャネルMOS
    FETとからなる第1のインバータ回路と、前記高位電
    源端子と前記低位電源端子との間に直列接続され前記第
    1のインバータ回路の出力信号によりドライブされる第
    2のpチャネルMOSFETと第2のnチャネルMOS
    FETとからなる第2のインバータ回路とを含み、前記
    第1のインバータ回路に外部から入力される信号を遅延
    させ電流増幅して前記第2のインバータ回路の直列接続
    点から出力する構成の信号出力回路において、 前記第1のインバータ回路内の前記第1のpチャネルM
    OSFETに並列接続された少なくとも1つ以上の第3
    のpチャネルMOSFETと、 前記第2のインバータ回路内の前記第2のnチャネルM
    OSFETに並列接続された、前記第3のpチャネルM
    OSFETと同数の第3のnチャネルMOSFETと、 回路の温度がそれぞれに与えられた所定の値以上である
    か否を検出しその検出結果を二値信号として出力する、
    前記第3のpチャネルMOSFET及び前記第3のnチ
    ャネルMOSFETと同数の温度検出回路とを設け、 前記温度検出回路と前記第3のpチャネルMOSFET
    と前記第3のnチャネルMOSFETとを1つずつ組み
    合せ、 各第3のpチャネルMOSFETを、前記第1のインバ
    ータ回路に入力される信号と各温度検出回路との論理和
    信号によりドライブし、各第3のnチャネルMOSFE
    Tを、前記論理和信号の反転信号によりドライブするよ
    うに構成したことを特徴とする信号出力回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の信号出力回路において、 前記第3のpチャネルMOSFETを前記第1のpチャ
    ネルMOSFETに並列接続して各第3のpチャネルM
    OSFETを前記第1のインバータ回路への入力信号と
    前記各温度検出回路の出力信号との論理和信号によりド
    ライブし、前記第3のnチャネルMOSFETを前記第
    2のnチャネルMOSFETに並列接続して各第3のn
    チャネルMOSFETを前記論理和信号の反転信号によ
    りドライブするように構成するのに代えて、 前記第3のpチャネルMOSFETを前記第2のpチャ
    ネルMOSFETに並列接続して各第3のpチャネルM
    OSFETを前記第1のインバータ回路への入力信号と
    前記各温度検出回路の出力信号との論理積信号によりド
    ライブし、前記第3のnチャネルMOSFETを前記第
    1のnチャネルMOSFETに並列接続して各第3のn
    チャネルMOSFETを前記論理積信号の反転信号によ
    りドライブするように構成したことを特徴とする信号出
    力回路。
  4. 【請求項4】 請求項1,請求項2又は請求項3記載の
    信号出力回路において、 前記第1のインバータ回路及び前記第2のインバータ回
    路のそれぞれは、各インバータ回路を構成するpチャネ
    ルMOSFET及びnチャネルMOSFETのうち、並
    列接続されているMOSFETのオン抵抗の方が、相手
    のMOSFETのオン抵抗よりも大きくされていること
    を特徴とする信号出力回路。
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