JP2576605Y2 - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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JP2576605Y2
JP2576605Y2 JP1991087048U JP8704891U JP2576605Y2 JP 2576605 Y2 JP2576605 Y2 JP 2576605Y2 JP 1991087048 U JP1991087048 U JP 1991087048U JP 8704891 U JP8704891 U JP 8704891U JP 2576605 Y2 JP2576605 Y2 JP 2576605Y2
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JP
Japan
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guide pin
ferrule
hole
pin hole
optical connector
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JP1991087048U
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JPH0529008U (ja
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晃 森口
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光通信用などの光ファ
イバ接続用光コネクタに関する。
【0002】
【従来技術】光ファイバを接続する従来のピン嵌合型光
コネクタは、図3に示すように、光ファイバ穴12とガ
イドピン穴13を設けたフェルール11aを有してい
る。この光コネクタを嵌合する時には、フェルール11
aの二個のガイドピン穴13にそれぞれガイドピン14
を挿入し、次いで、このガイドピン14を対向するフェ
ルール11bのガイドピン穴(図示されず)に挿通し
て、対向する光フアイバの軸合わせを精密に行う。符号
15はテープ心線である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
光コネクタでは、嵌合するたびに、ガイドピン14をガ
イドピン穴13に挿通する作業に手間がかかり、またこ
の際、小さなガイドピン14を紛失し易い、という問題
もある。さらにまた光コネクタ同志の接続を解除する場
合には、光コネクタ同志を引き離すときの勢いで、ガイ
ドピン14がフェルール11a、11bの前方(接続面
側)に抜け落ちる、という事故が度々起きる。加えて、
使用するガイドピン14の長さが長過ぎた場合、フェル
ール11aの前面(相手光コネクタとの接続面)からの
前記ガイドピン14の突出長が長くなってしまう。この
ように突出長が長過ぎると、接続相手側光コネクタのフ
ェルール11bのガイドピン穴に、前記ガイドピン14
をフェルール11aに装着した状態で挿通する接続作業
がやり難くなる。具体的には、ガイドピン14の先端と
フェルール11bのガイドピン穴とをぶつけて、ガイド
ピン14の先端を傷つけたり、ガイドピン14を曲げて
しまったり、さらにはガイドピン穴入口部分を破損させ
てしまったりするという問題があった。すなわち、ガイ
ドピン14がフェルール11aの前面側に出過ぎないよ
うに調整しておかないと、作業性も悪いし、接続相手の
フェルール11aのガイドピン穴を破損させる等、致命
的な問題が生ずる。一方、ガイドピン14が短過ぎる
と、フェルール11aとフェルール11bの各接続面で
ガタが生じたり、抜け易くなって接続損失が大きくなっ
てしまう等、接続特性が劣化するという問題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段と作用】上記問題を解決す
べく本考案の光コネクタは、ガイドピン穴と光フアイバ
穴を有するフェルールを対向させ、対向するガイドピン
穴にガイドピンを挿通して対向するフェルールの光フア
イバ穴の軸合わせを行う光コネクタにおいて、前記ガイ
ドピンは一方のフェルールのガイドピン穴に移動可能に
貫通して前記フェルールの後端に突き出ていて、かつこ
の突き出た部分には、ガイドピンのフェルール前面から
の脱落を防ぎ、かつ前面からの突き出し長を調整するピ
ン止め部材が装着されていることを特徴とするものであ
る。上述のように、一方のフェルールのガイドピン穴に
挿通し、後端から突出させた状態のガイドピンには、ガ
イドピンのフェルール前面からの脱落を防止し、かつそ
の突出長を調整するピン止め部材が装着されているの
で、光コネクタ同志の接続を解除すべく、両光コネクタ
を引き離す際、その勢いでガイドピンがフェルール前面
から抜け落ちるのを防止でき、かつまたフェルール前面
からの突出長をもこのピン止め部材の装着位置で調整す
ることができる。このようにガイドピンのフェルール前
面からの脱落を防止でき、かつまたフェルール前面から
の突出長をピン止め部材の装着位置で適切に調整できる
ので、接続相手のフェルールのガイドピン穴に前記ガイ
ドピンを挿通する際、挿通作業が容易になり、その結
果、ガイドピンとフェルールのガイドピン穴との衝突に
よるガイドピン先端の損傷や曲がり、あるいはガイドピ
ン穴の入口部分の破損を大幅に防止できる。また、ガイ
ドピンの突出長を適正値にできることにより、両フェル
ールの接続面でのガタや抜けを防止でき、もって接続特
性の劣化を防止できる。さらに、ガイドピンは一方のフ
ェルールのガイドピン穴に移動可能に貫通して設けられ
ているので、ガイドピンをガイドピン穴に装着させた状
態でフェルール端面を研磨する場合には、ガイドピンを
後方にスライドさせた状態で研磨することができる。ま
た、その際に、ガイドピンは抜け止め部材により脱落不
能に装着されているので、研磨時にガイドピンを紛失す
ることもない。
【0005】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本考案
を詳細に説明する。図1は、本考案に係る光コネクタの
一実施例の片側のフェルールの断面図である。テープ心
線6の先端に装着されたフェルール1aには、フェルー
ル1aを接続面側から後端へと貫通する2本のガイドピ
ン穴2a、3aが並行に開けられている。より具体的に
は、ガイドピン穴2a、3aは内径に段差を有し、同軸
でかつ内径が異なる二つの部分からなっている。当然の
ことながらガイドピン4の形状もこのガイドピン穴3a
に合うように、フェルール1aの接続端面側が大径で他
端側が小径になっている。そしてこのガイドピン4をガ
イドピン穴3aにガイドピン4の小径部側から挿通し、
この小径部の端部をフェルール1aの後端から突出させ
た状態にして、小径部の適切な位置にリング状のピン止
め部材5を取り付ける。ここでいう適切な位置とは、対
向する二つのフェルール同志の各ガイドピン穴2a−2
b、3a−3bに跨がるガイドピン4の大径部の長さが
両フェルールを装脱着する際、作業のし易い長さになっ
ていて、かつフェルール同志を接続した際、所定の接続
特性が得られる位置をいう。
【0006】即ち、両フェルール1a、1bに跨がるガ
イドピン4の大径部の長さが長過ぎると、特にガイドピ
ン4を接続相手のフェルールのガイドピン穴に挿入する
際、あるいは抜き去る際、フェルールのガイドピン穴入
口部にガイドピン4をぶつけたり、引っ掛けたりし易
く、その結果、ガイドピン穴の入口を傷付けたり、場合
によってはガイドピン4側の大径部先端を傷付けたり、
ガイドピン4を曲げてしまう恐れがある。他方、両フェ
ルール1a、1bの各々のガイドピン穴に跨がる大径部
の長さが短過ぎると、両フェルール同志を接続した際、
接続特性が安定しない恐れがある。それ故、両フェルー
ルに跨がるガイドピン4の大径部の長さには適切な長さ
が存在する。
【0007】このようにガイドピンの挿入、抜去作業を
やり易く、かつ接続特性も正常に保持できるような位置
に、具体的にはフェルールの後端から突出したガイドピ
ンの小径部の適切な位置にピン止め部材を取り付ける。
尚、前述した実施例では、ガイドピン穴及びこれに嵌合
せしめるガイドピンが同軸状の大径部、小径部を有して
いて、かつフェルールの後端から突出した部分にピン止
め部材を装着したことにより、ガイドピンはフェルール
のガイドピン穴から前後に抜け落ちないようになってい
るが、ガイドピン及びガイドピン穴としては全長にわた
って同径の形状のものであっても本考案が適用できるこ
とはいうまでもない。
【0008】図2は、本実施例の光コネクタの接続状態
を示す断面図である。フェルール1aに対向するフェル
ール1bは、フェルール1aと同一形状であり、ガイド
ピン穴2aに対向するガイドピン穴2bにガイドピン4
が前述したフェルール1a内に挿通されたガイドピン4
と同様にして装着されている。接続状態では、ガイドピ
ン穴2a−2b間、およびガイドピン穴3a−3b間に
ガイドピン4が挿通され、光フアイバ穴(図示されず)
の軸合わせが行われる。このように、接続前の状態で、
フェルール1aではガイドピン穴3aにガイドピン4を
装着し、フェルール1bではガイドピン穴2bにガイド
ピン4を装着しておくと、フェルール1a、1bの相対
的な向きを考慮することなく、ガイドピン4を対向する
フェルールの空いているガイドピン穴に挿通するだけ
で、所定の向きにフェルール1a、1bを嵌合させるこ
とができる。即ち、ガイドピン穴2aと3b、およびガ
イドピン穴3aと2bというように所定の向きと逆に嵌
合させる恐れがない。
【0009】尚、ガイドピンをガイドピン穴に装着した
状態でフェルールの接続面を研磨する場合には、ガイド
ピンを後方にスライドさせて、フェルール接続面からガ
イドピンの大径部を引っ込めておくと、ガイドピンが邪
魔にならず研磨することができる。この研磨をする際に
は、ガイドピンは抜け止め部材により脱落不能に装着さ
れているので、ガイドピンを紛失することもない。
【0010】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、ガ
イドピン穴と光フアイバ穴を有するフェルールを対向さ
せ、対向するガイドピン穴にガイドピンを挿通して対向
するフェルールの光フアイバ穴の軸合わせを行う光コネ
クタにおいて、前記ガイドピンは一方のフェルールのガ
イドピン穴に移動可能に貫通して前記フェルールの後端
に突き出ていて、かつこの突き出た部分には、ガイドピ
ンのフェルール前面からの脱落を防ぎ、かつ前面からの
突き出し長を調整するピン止め部材が装着されていて、
前記突出長を適切な量に調整できるので、光コネクタの
装着、抜去作業、すなわち接続作業が極めて容易にな
り、接続作業時にガイドピンを紛失したり、ガイドピン
穴やガイドピン先端を損つけたり、ガイドピンを曲げた
りする恐れがなくなり、かつ光コネクタ同志の接続特性
も正常に保持できる。また、ガイドピンは一方のフェル
ールのガイドピン穴に移動可能に貫通して設けられてい
るので、ガイドピンをガイドピン穴に装着させた状態で
フェルール端面を研磨する場合には、ガイドピンを後方
にスライドさせた状態で研磨することができる。また、
その際に、ガイドピンは抜け止め部材により脱落不能に
装着されているので、研磨時にガイドピンを紛失するこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る光コネクタの一実施例の接続前の
フェルールの断面図である。
【図2】図1の光コネクタの接続状態の断面図である。
【図3】従来の光コネクタの接続作業の接続部面図であ
る。
【符号の説明】
1a、1b、11a、11b フェルール 2a、2b、3a、3b 13 ガイドピン穴 12 光ファイバ穴 4、14 ガイドピン 6、15 テープ心線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドピン穴と光フアイバ穴を有するフ
    ェルールを対向させ、対向するガイドピン穴にガイドピ
    ンを挿通して対向するフェルールの光フアイバ穴の軸合
    わせを行う光コネクタにおいて、前記ガイドピンは一方
    のフェルールのガイドピン穴に移動可能に貫通して前記
    フェルールの後端に突き出ていて、かつこの突き出た部
    分には、ガイドピンのフェルール前面からの脱落を防
    ぎ、かつ前面からの突き出し長を調整するピン止め部材
    装着されていることを特徴とする光コネクタ。
JP1991087048U 1991-09-26 1991-09-26 光コネクタ Expired - Lifetime JP2576605Y2 (ja)

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JP1991087048U JP2576605Y2 (ja) 1991-09-26 1991-09-26 光コネクタ

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JPH0529008U JPH0529008U (ja) 1993-04-16
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ID=13904059

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999031539A1 (fr) * 1997-12-17 1999-06-24 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Tige de guidage pour connecteurs de fibres optiques et fiche de connecteur pour fibres optiques
JP4626116B2 (ja) * 2001-09-28 2011-02-02 住友電気工業株式会社 光コネクタ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02297508A (ja) * 1989-05-12 1990-12-10 Furukawa Electric Co Ltd:The 光コネクタ

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JPH02297508A (ja) * 1989-05-12 1990-12-10 Furukawa Electric Co Ltd:The 光コネクタ

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