JP2576415Y2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

Info

Publication number
JP2576415Y2
JP2576415Y2 JP1992074862U JP7486292U JP2576415Y2 JP 2576415 Y2 JP2576415 Y2 JP 2576415Y2 JP 1992074862 U JP1992074862 U JP 1992074862U JP 7486292 U JP7486292 U JP 7486292U JP 2576415 Y2 JP2576415 Y2 JP 2576415Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
recording
drum
unit
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992074862U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0636055U (ja
Inventor
誠 上林
公一 西村
敬介 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Screen Holdings Co Ltd, Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Screen Holdings Co Ltd
Priority to JP1992074862U priority Critical patent/JP2576415Y2/ja
Publication of JPH0636055U publication Critical patent/JPH0636055U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2576415Y2 publication Critical patent/JP2576415Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、フィルム又は感光紙等
のシート状の記録素材に画像記録を行なう画像記録装置
に関し、特に、連続フィルム又は連続感光紙を所定の長
さ毎に切断して画像記録部に供給する画像記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】製版用出力装置等の画像記録装置では、
記録媒体である感光フィルムや感光紙の取り扱いを容易
にするため、長尺の連続フィルム(又は感光紙)を用い
ることが多い。この場合、記録媒体取扱部ではロール状
に巻かれている連続フィルムをローラ等で引き出し、所
定のサイズになったところでカッタにより切断してカッ
トフィルムとし、画像記録部へ給送する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】連続フィルムから所定
の長さづつカットフィルムを切り出してゆくと、最後に
は所定の長さよりも短いフィルム(これを終端フィルム
と呼ぶ)が残ってしまう。このような終端フィルムは画
像記録を行なうことなく画像記録装置から排出する必要
があるが、従来は、通常の露光済みフィルムを排出する
ための機構を用いて終端フィルムを排出するようにして
いた。
【0004】しかし、露光済みフィルムを排出するため
の機構は、通常は、所定の長さに切断された正常なカッ
トフィルムを対象として設計されているため、所定長さ
に満たない終端フィルムをそのような機構に入れてしま
うと、ジャムを起こしてしまう可能性がある。また、う
まく排出されたとしても、既に露光が終了した正常なフ
ィルムの群に未露光の終端フィルムが混入することにな
り、後の露光済みフィルムの自動現像処理等の際にトラ
ブルを起こす可能性がある。
【0005】本考案はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、所定の
長さに満たない終端フィルムを正常な露光済みフィルム
とは区別して画像記録装置から排出するようにし、ジャ
ムの発生を防止する画像記録装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本考案に係る画像記録装置は、 a)シート状の記録素材を連続の状態で保持する素材供給
部と、 b)記録素材に画像を記録する画像記録部と、 c)素材供給部と画像記録部との間に設けられた正逆両方
向に回転可能な搬送ローラと、 d)素材供給部と画像記録部との間に設けられた素材切断
手段と、 e)素材切断手段により前端が切断され、正方向に回転す
る上記搬送ローラにより画像記録部に搬送される記録素
材の長さを検出する素材長検出手段と、 f)素材長検出手段により記録素材の長さが所定値以下で
あることが検出されたとき、上記搬送ローラを逆回転さ
せる終端処理手段と、を備える。
【0007】また、 a)シート状の記録素材を連続の状態で保持する素材供給
部と、 b)正逆両方向に回転可能な円筒状のドラムを備えた画像
記録部と、 c)素材供給部と画像記録部との間に設けられた搬送ロー
ラと、 d)素材供給部と画像記録部との間に設けられた素材切断
手段と、 e)記録素材をドラムに固定する固定手段と、 f)素材切断手段により前端が切断され、搬送ローラによ
り搬送されてきた記録素材を固定手段によりドラムに固
定し、ドラムを正方向に回転させることにより記録素材
をドラムに巻き付ける巻付手段と、 g)記録素材の長さを検出する素材長さ検出手段と、 h)巻付手段による巻き付けが開始された後、記録素材の
長さが所定値以下であることが検出された場合、ドラム
を逆方向に回転させるとともに、固定手段による記録素
材の固定を解除する終端処理手段とを備えたものとして
もよい。
【0008】
【作用】請求項1に記載した画像記録装置では、通常の
状態では、前回、素材切断手段により前端が切断された
連続状の記録素材は、正方向に回転する搬送ローラによ
り素材供給部から引き出され、画像記録部の方に搬送さ
れる。そして、素材長検出手段により、搬送される記録
素材の長さが所定の値になったと検出された時点で素材
切断手段が素材を切断する。しかし、連続状の記録素材
の最後の部分になり、素材長検出手段により検出された
記録素材の長さが所定の長さに満たないときは、終端処
理手段は搬送ローラを逆方向に回転させる。これによ
り、終端部の連続素材は素材供給部の方に戻され、画像
記録部において正常に記録された記録素材の排出ルート
に入ることがない。
【0009】請求項2に記載した画像記録装置では、通
常の状態では、前回、素材切断手段により前端が切断さ
れた連続状の記録素材は、搬送ローラにより素材供給部
から引き出され、画像記録部の方に搬送される。固定手
段により記録素材をドラムに固定した後、巻付手段はド
ラムを正方向に回転させることにより記録素材をドラム
に巻き付けてゆく。そして、素材長検出手段により、搬
送される記録素材の長さが所定の値になったと検出され
た時点で、素材切断手段が素材を切断する。しかし、連
続状の記録素材の最後の部分になり、素材長検出手段に
より検出された記録素材の長さが所定の長さに満たない
ときは、終端処理手段はドラムを逆回転させるととも
に、固定手段による記録素材のドラムへの固定を解除す
る。これにより、終端部の連続素材は素材供給部の方に
戻され、画像記録部において正常に記録された記録素材
の排出ルートに入ることがない。
【0010】
【実施例】本考案の請求項1及び請求項2の双方の実施
例である製版出力装置(第1実施例)を図1〜図8によ
り説明する。図1に示すように、本実施例の製版出力装
置は、未露光のフィルム11(記録素材)を連続の状態
で収納しておくフィルムマガジン12(素材供給部)
と、フィルムマガジン12から連続フィルム11を引き
出し、後述の記録ドラム30に搬送するとともに、連続
フィルムを所定の長さ毎にカットする搬送部13と、フ
ィルムに露光を行なうための記録ドラム30(画像記録
部)と、露光済みのフィルムを記録ドラム30から取り
外し、製版出力装置から排出するための排出部14と、
本製版出力装置の各部を制御する制御部40(図2)と
から構成される。
【0011】フィルムマガジン12は製版出力装置の所
定の位置に装着されるようになっている。フィルムマガ
ジン12内では連続フィルム11はロール状に巻かれて
おり、連続フィルム11の一端はフィルムマガジン12
の出口に設けられた1対の出口ローラ15を通って搬送
部13に渡される。搬送部13には、1対の搬送ローラ
16と、第1及び第2のフィルムガイド17、18と、
両フィルムガイド17、18の間に設けられたカッタユ
ニット19(素材切断手段)と、フィルムマガジン12
の出口ローラ15と搬送ローラ16との間、及び、第2
フィルムガイド18の出口付近(すなわち、記録ドラム
30の真上付近)に設けられた第1及び第2フィルムセ
ンサ20、21が備えられている。第2フィルムガイド
18の下側のガイド板は2分割されて途中に開放部を有
しており、(フィルムの流れる方向に関して)下流側の
ガイド板は下方に屈曲してスロープ23及び終端フィル
ム皿24に接続している。
【0012】図2に示すように、搬送ローラ16はクラ
ッチ161を介して正逆両方向に回転可能な搬送モータ
162により駆動され、搬送モータ162及びクラッチ
161はともに制御部40により制御される。搬送ロー
ラ16の回転軸にはその回転角を検出する第1ロータリ
エンコーダ163が設けられており、その出力は制御部
40に送られる。カッタユニット19も制御部40によ
り制御される。また、第1及び第2フィルムセンサ2
0、21が生成する検出信号は制御部40に送られる。
【0013】図1に戻り、記録ドラム30には、記録ド
ラム30を低速で正逆両方向に回転させるドラムモータ
301と、連続フィルム11(又はカットフィルム)の
先端を記録ドラム30に固定するための押さえ板31
(固定手段)と、カットフィルムの後端を記録ドラム3
0から取り外しやすくするための凹部32とが設けられ
ている。押さえ板31は記録ドラム30の母線方向にほ
ぼその全長にわたって設けられた細長い板であり、その
ほぼ中央を通り記録ドラム30の回転軸に平行な軸を中
心に回動可能となっている。この押さえ板31の回動軸
は記録ドラム30に対して固定されており、押さえ板3
1は記録ドラム30の回転と共に移動する。押さえ板3
1は図示せぬバネにより図1において反時計回りに付勢
されており、通常の状態では記録ドラム30に押し付け
られた状態となっているが、図1において右側の端部
(以下、これを後端と呼ぶ)を押さえ、左側の端部(以
下、これを前端と呼ぶ)を記録ドラム30から離した状
態でロックすることもできるようになっている。凹部3
2は記録ドラム30の母線方向に連続して設けられてい
るのではなく、数カ所に分かれて断続的に設けられてい
る。
【0014】記録ドラム30の外周面には多数の小さい
穴が設けられており、内部から真空吸引することによ
り、外周面に巻き付けられたカットフィルムを確実に固
定するようになっている。図2に示すように、ドラムモ
ータ301及び真空吸引のための真空ポンプ302は制
御部40により制御される。また、記録ドラム30の回
転軸にはその回転角を検出する第2ロータリエンコーダ
303が設けられており、その信号は制御部40に送ら
れる。
【0015】記録ドラム30の上部には、記録ドラム3
0の回転軸と平行な回転軸を有するスクイズローラ33
が設けられている。スクイズローラ33の回転軸は記録
ドラム30からは独立しており、記録ドラム30が回転
してもスクイズローラ33の位置は変化しない。しか
し、スクイズローラ33は図示せぬ昇降機構により昇降
可能となっており、記録ドラム30に対して接近及び離
反することができる。スクイズローラ33を昇降させる
ためのモータ331は制御部40により制御される。な
お、スクイズローラ33はその回転軸の回りにフリーに
回転することができる。
【0016】排出部14には爪35及び第1、第2排出
ローラ対36、37が備えられている。爪35は記録ド
ラム30のほぼ真上の、記録ドラム30の凹部32に対
応した箇所に設けられている。爪35は図1で時計方向
に回動することにより、記録ドラム30の凹部32の中
に入り込み、その先端で記録ドラム30の表面に固定さ
れているカットフィルムの後端を持ち上げるという働き
をする。図2に示すように、爪35の回転はモータ35
1により駆動される。第1、第2排出ローラ対36、3
7は1個の排出モータ361により駆動され、爪35に
より記録ドラム30の表面から剥離された露光済みのカ
ットフィルムを本製版出力装置のフィルム排出口へ導
く。爪回転モータ351及び排出モータ361はいずれ
も制御部40により制御される。
【0017】制御部40はCPU、ROM、RAM等を
備えたマイコンにより構成されており、ROMには後述
の終端フィルム処理を含むフィルム搬送プログラムが格
納されている。なお、フィルム搬送プログラムはROM
に格納しておくのではなく、外部記憶装置から読み込む
ようにしてもよい。制御部40はこのフィルム搬送プロ
グラムに従い、上記各センサ、エンコーダ等からの信号
を基に各モータ、クラッチ等を制御して、記録ドラム3
0への未露光フィルムの巻き付け、及び、記録ドラム3
0において露光された後のフィルムの取り外しを行な
う。制御部40には上記各センサ、モータ等の他に操作
パネル38が接続されており、操作者はこの操作パネル
38のキーボードより各種コマンドを入力し、制御部4
0は処理状態、処理結果等を操作パネル38のディスプ
レイに表示する。
【0018】次に、本実施例の製版出力装置の制御部4
0が実行するフィルム搬送プログラムを図3〜図5のフ
ローチャートにより説明する。
【0019】(1)未露光フィルムの巻付処理 図3のフローチャートにより説明する。まず、フィルム
マガジン12の出口ローラ15と搬送ローラ16との間
にある第1フィルムセンサ20がフィルムを検出してい
るか否かを判定する(ステップS1)。第1フィルムセ
ンサ20がフィルムを検出していなければステップS3
に進み、フィルムマガジン12に連続フィルムを装填す
るようにとのメッセージを操作パネル38のディスプレ
イに表示する。第1フィルムセンサ20がフィルムを検
出しているときは、まず記録ドラム30を巻付原点位置
に置く(ステップS2)。記録ドラム30の巻付原点位
置とは、図1に示すように、記録ドラム30に固定され
ている押さえ板31の前端がスクイズローラ33の真下
となるとなる位置である。後述するように、前のカット
フィルムが記録ドラム30から取り外された後は、押さ
え板31の前端は記録ドラム30から離れた状態でロッ
クされている。
【0020】次に、搬送ローラ16のクラッチ161を
接続し、搬送モータ162を正方向に回転させる(ステ
ップS4)。これにより連続フィルム11はフィルムマ
ガジン12から引き出され、記録ドラム30の方へ搬送
される。こうして連続フィルム11を搬送している間、
制御部40は第1フィルムセンサ20がフィルムを検出
しなくなったか否かを判定する(ステップS5)。ここ
で第1フィルムセンサ20がフィルムを検出しなくなっ
た場合には、後述の第1終端処理(ステップS7)に移
行する。
【0021】ステップS5において第1フィルムセンサ
20がフィルムを検出しているときは、次に、記録ドラ
ム30のほぼ真上に設けられた第2フィルムセンサ21
がフィルムを検出したか否かを判定する(ステップS
6)。未だ連続フィルム11の先端が記録ドラム30の
真上の位置まで到達していない場合はステップS5及び
S6の判定を繰り返す。連続フィルム11の先端が第2
フィルムセンサ21により検出されたとき、制御部40
は搬送モータ162を停止し(ステップS8)、連続フ
ィルム11を一旦その位置で止める。そして、昇降モー
タ331によりスクイズローラ33を降下させ、押さえ
板31の前端を押さえる。これにより押さえ板31のロ
ックが解除され、バネの作用により連続フィルム11の
先端は押さえ板31の前端と記録ドラム30との間に挟
まれて固定される。また、真空ポンプ302を駆動する
ことにより、記録ドラム30の外周面の真空吸引を開始
する。そして、クラッチ161を遮断して(ステップS
9)搬送ローラ16をフリーとした後、ドラムモータ3
01により記録ドラム30を少し時計方向に回転させ、
スクイズローラ33を記録ドラム30に押し付ける(ス
テップS10)。
【0022】その後、図6に示すように、連続フィルム
11を記録ドラム30に巻き付けてゆきながら、記録ド
ラム30を更に時計方向に所定量だけ回転させる(ステ
ップS11)。この間、連続フィルム11はフィルムマ
ガジン12から引き出されてゆくが、ドラムモータ30
1が所定量だけ回転した時点で第1フィルムセンサ20
が連続フィルム11を検出しなくなったか否かを判定す
る(ステップS12)。ここで第1フィルムセンサ20
が連続フィルム11を検出しなくなった場合には、ステ
ップS14に進んで後述の第2終端処理を行なう。
【0023】ステップS12において第1フィルムセン
サ20によりフィルムが検出されている場合は、カッタ
ユニット19を駆動して連続フィルム11を切断する
(ステップS13)。そして、更に記録ドラム30を所
定量だけ正方向に回転させ、切断されたフィルム(カッ
トフィルム25)を終端まで完全に記録ドラム30に巻
き付ける(ステップS15)。その後、スクイズローラ
33を上昇させて記録ドラム30から離す(ステップS
16)。これにより、カットフィルム25に対する画像
記録の準備が整う。
【0024】(2)露光済みフィルムの排出処理 記録ドラム30の表面に固定されたカットフィルム25
に対して露光が行なわれた後は、次のようにして露光済
みのカットフィルム25を記録ドラム30から取り外
す。まず、ドラムモータ301を駆動することにより、
記録ドラム30を固定解除位置に置く。記録ドラム30
の固定解除位置とは、図7に示す通り、押さえ板31の
後端がスクイズローラ33の真下となる位置である。こ
こでスクイズローラ33を降下させ、押さえ板31の後
端をスクイズローラ33で押さえることにより押さえ板
31の前端を持ち上げ、カットフィルム25の先端の固
定を解除する。上述の通り、押さえ板31は前端を持ち
上げた状態でロック可能となっているため、スクイズロ
ーラ33は押さえ板31をロックさせた後、直ちに上昇
させる。ただし、ここでは未だ真空ポンプ302を駆動
しているため、カットフィルム25は記録ドラム30か
ら離れることはない。
【0025】次に、記録ドラム30を排出原点位置まで
回転させる。記録ドラム30の排出原点位置とは、図8
に示すように、凹部32がほぼ真上に来た状態であり、
各凹部32に対応して設けられている爪35が丁度凹部
32に入り込む位置である。この位置で、爪35を図8
に示す位置まで回転させて凹部32の中に入れる。そし
て、スクイズローラ33を降下させて記録ドラム30に
押し付けることによりカットフィルム25を押さえてお
き、真空ポンプ302の駆動を停止して、カットフィル
ム25の真空引きによる記録ドラム30への固定を解除
する。そして僅かに記録ドラム30を逆方向に回転させ
てカットフィルム25の後端が爪35に掛かる状態と
し、爪35を記録ドラム30の外周面よりも僅かに高い
位置まで持ち上げる。この状態でドラムモータ301を
逆方向(図8において反時計方向)に回転させてゆく
と、カットフィルム25は爪35により記録ドラム30
から剥離されてゆく。
【0026】記録ドラム30から剥離されたカットフィ
ルム25は、図9に示すように、第1排出ローラ対36
及び第2排出ローラ対37により本製版出力装置の露光
済みフィルム排出口の方へ送られてゆく。製版出力装置
の露光済みフィルム排出口には、露光済みフィルム回収
箱が設けられている場合と、自動現像装置が直接接続さ
れている場合とがあるが、本実施例はいずれの場合にも
適用することができる。
【0027】(3)第1終端処理 図3のステップS5において第2フィルムセンサ21が
連続フィルム11の先端を検出する前に第1フィルムセ
ンサ20が連続フィルム11を検出しなくなった場合、
本第1終端処理に入る(ステップS7)。この場合、記
録ドラム30の真上にある第2フィルムセンサ21が連
続フィルム11を検出せず(ステップS6)、しかも、
第1フィルムセンサ20も連続フィルム11を検出しな
くなった(ステップS5)という状態であるため、連続
フィルム11の最後の部分である終端フィルムの先端は
第1フィルムセンサ20と第2フィルムセンサ21との
間にあり、後端は丁度第1フィルムセンサ20を通過し
たところにある。この場合、図4のフローチャートに示
すように、制御部40はまず搬送モータ162を停止さ
せる(ステップS21)。ただし、連続フィルム11の
搬送速度は比較的速く、終端フィルムを即座に停止させ
ることができないため、終端フィルムはある程度オーバ
ーランし、その後端は第1フィルムセンサ20よりも少
し先へ進む。しかし、第1フィルムセンサ20と搬送ロ
ーラ16との間の距離は、そのようなオーバーラン長さ
よりも長くなるように設定されているため、終端フィル
ムの後端が搬送ローラ16から外れてしまうことはな
い。
【0028】次に、搬送モータ162を所定時間だけ逆
回転させる(ステップS22)。これにより、終端フィ
ルムはフィルムマガジン12の方へ戻される。その後、
制御部40はクラッチ161を遮断し(ステップS2
3)、操作パネル38のディスプレイに「終端フィルム
を取り出し、新しい連続フィルムを装填して下さい」と
の表示を行なう(ステップS24)。この表示に従って
操作者がフィルムマガジン12を取り外すと、終端フィ
ルムの後端が搬送ローラ16から手前側(図1では左
側)に出ているか、或いは下に落ちているため、操作者
は容易に終端フィルムを製版出力装置から取り出すこと
ができる。
【0029】(4)第2終端処理 図3のステップS12において第1フィルムセンサ20
が連続フィルム11を検出しなくなった場合、本第2終
端処理に入る。この場合は、連続フィルム11の先端が
既に押さえ板31により記録ドラム30に固定され(ス
テップS9)、記録ドラム30に巻き付けられ始めた
が、その連続フィルム11の長さがカットフィルム25
の所定の長さに満たず、カッタユニット19で切断され
る前に連続フィルム11(すなわち、終端フィルム)の
後端が第1フィルムセンサ20の所を通過してしまった
という状態である。この場合、終端フィルムの先端が押
さえ板31により固定されているため、上記第1終端処
理のように単に搬送ローラ16を逆回転させるのみでは
終端フィルムを取り出すことができない。そこで、本第
2終端処理では、まずドラムモータ301を停止させる
(ステップS31)。上記の場合と異なり、今の場合は
記録ドラム30が連続フィルム(終端フィルム)11を
引き出している状態であるが、質量の大きい記録ドラム
30を急激に停止させることは難しく、終端フィルムの
オーバーラン量は上記第1終端処理の場合よりも大き
い。このため、終端フィルムの後端は搬送ローラ16を
超え、第2フィルムガイド18の開放箇所よりも先の方
へ(記録ドラム30側へ)来ている。
【0030】次に、ドラムモータ301を逆方向に回転
させて、記録ドラム30を固定解除位置で停止させる
(ステップS32)。上述の通り固定解除位置(図7)
ではスクイズローラ33が押さえ板31の後端の真上と
なるため、この位置でスクイズローラ33を降下させ、
押さえ板31の後端を押さえることにより、押さえ板3
1の前端を持ち上げて終端フィルムの固定を解除する
(ステップS33)。そして、上記ステップS24の場
合と同様、操作パネル38のディスプレイに「終端フィ
ルムを取り出し、新しい連続フィルムを装填して下さ
い」との表示を行なう(ステップS34)。ステップS
32で記録ドラム30を逆回転させたことにより、終端
フィルムの後端はスロープ23から終端フィルム皿24
の方に進むが、上記第1終端処理の場合と同様に、操作
者は容易に終端フィルムを本製版出力装置から取り出す
ことができる。
【0031】本実施例の画像出力装置では、全体をコン
パクトにするためにカッタユニット19から記録ドラム
30までの距離が短くなっており、連続フィルム11を
記録ドラム30に巻き付ける前に連続フィルム11を所
定の長さで切るということができない。そこで、本実施
例の製版出力装置では連続フィルム11を以上のように
処理することにより、記録ドラム30に巻き付けられた
後に所定の長さに満たないと判明した終端フィルムを自
動的に記録ドラム30から取り外し、フィルムの供給元
の方へ排出する。このため、短い終端フィルムが排出部
14の方に送り出されてジャムを生ずるということがな
く、また、露光済みのカットフィルムに未露光のフィル
ムが混入するということも防止される。
【0032】なお、上記第1実施例においては、請求項
1の実施例としては、第1及び第2フィルムセンサが連
続フィルムの長さを検出する素材長検出手段として作用
しており、ステップS22の処理を行なう制御部40が
終端処理手段として作用している。また、請求項2の実
施例としては、ステップS9〜S11の処理を行なう制
御部40が巻付手段として、ステップS32の処理を行
なう制御部40が終端処理手段として作用している。
【0033】本考案の請求項1の実施例である製版出力
装置(第2実施例)を図10〜図13により説明する。
本実施例の製版出力装置では図10に示すように、記録
ドラム80に押さえ板が設けられておらず、真空吸引の
みでカットフィルムを記録ドラム80の外周に固定する
ようになっている。また、連続フィルム61を搬送する
ローラは、上記第1実施例の場合と同様のフィルムマガ
ジン62とカッタユニット69との間に設けられた第1
搬送ローラ66の他に、カッタユニット69と記録ドラ
ム80との間に第2搬送ローラ75が設けられている。
図11に示すように、第1搬送ローラ66と第2搬送ロ
ーラ75は1個の搬送モータ662により駆動され、第
1及び第2搬送ローラ66、75にはそれぞれ第1及び
第2クラッチ661、751が設けられている。第1搬
送ローラ66には、その回転量を検出するロータリエン
コーダ663が設けられている。
【0034】図10に戻り、本実施例では、フィルムマ
ガジン62と第1搬送ローラ66との間、及び、第2搬
送ローラ75と記録ドラム80との間にそれぞれ、第1
フィルムセンサ70及び第2フィルムセンサ71が設け
られている。フィルムマガジン62の出口ローラ65と
第1搬送ローラ66との間、第1搬送ローラ66とカッ
タユニット69のカッタとの間、カッタユニット69と
第2搬送ローラ75との間、及び、第2搬送ローラ75
と記録ドラム80との間には、それぞれ第1フィルムガ
イド76、第2フィルムガイド77、第3フィルムガイ
ド78及び第4フィルムガイド79が設けられている。
このうち、カッタユニット69と第2搬送ローラ75と
の間にある第3フィルムガイド78の下側のガイド板は
2分割されて途中に開放部が設けられており、下流側
(記録ドラム80側)のガイド板はスロープ73を介し
てフィルムマガジン62の下方に設けられた終端フィル
ム回収箱74の方に接続されている。
【0035】本実施例の制御部90とセンサ、モータ等
との接続関係は図11に示す通りとなっている。本実施
例の場合、制御部90は終端フィルムの処理を図12の
フローチャートに示すように行なう。最初に、搬送モー
タ662を正方向に回転させると共に、第1及び第2ク
ラッチ661、751を接続状態にする(ステップS4
1)。これにより、第1及び第2搬送ローラ66、75
が回転し、連続フィルム61がフィルムマガジン62か
ら引き出される。次に、第1フィルムセンサ70がフィ
ルムを検出しているか否かを判定する(ステップS4
2)。ここで第1フィルムセンサ70がフィルムを検出
しなくなった場合には、後述の終端処理に移行する(ス
テップS44)。
【0036】ステップS42で第1フィルムセンサ70
がフィルムを検出しているときはステップS43に進
み、第1搬送ローラ66の回転量を検出するロータリエ
ンコーダ663からのパルス信号をカウントする。次の
ステップS45では、このカウント数が所定数に達した
か否か(すなわち、連続フィルム61が所定量だけ搬送
されたか否か)を判定する。ロータリエンコーダ663
のカウント数が所定数に満たない場合はステップS42
に戻り、両搬送ローラ66、75により連続フィルム6
1を搬送しつつ、第1フィルムセンサ70により連続フ
ィルム61が無くならないか否かを判定する(ステップ
S42)。
【0037】ロータリエンコーダ663のカウント数が
所定数に達したとき、ステップS46に進んで通常の巻
付処理を行なう。ここでは、記録ドラム80の真空吸
引、連続フィルム61の巻き付け、スクイズローラ(図
示せず)による押さえ、カッタユニット69による切断
等が行なわれるが、詳細は省略する。本実施例の終端処
理は、いずれの巻付方法を用いる場合にも採用すること
ができる。
【0038】ステップS42において第1フィルムセン
サ70がフィルムを検出しなくなったとき、図13のフ
ローチャートにより示される終端処理が開始される。こ
の場合、連続フィルム61の長さがエンコーダパルスの
所定数に対応する所定の長さに満たないということであ
るため、制御部90は最初に搬送モータ662を停止
し、第1クラッチ661及び第2クラッチ751を遮断
する(ステップS51)。これにより、所定の長さに満
たない連続フィルム61すなわち終端フィルムは、多少
オーバーランした後、停止する。ただし、第1フィルム
センサ70はこのオーバーラン量以上に第1搬送ローラ
66から離れて取り付けられているため、終端フィルム
の終端が第1搬送ローラ66を超えることはない。
【0039】次に制御部90は、カッタユニット69と
記録ドラム80との間にある第2フィルムセンサ71が
フィルムを検出しているか否かを判定する(ステップS
52)。終端フィルムの先端が第2フィルムセンサ71
の位置を超えている場合には、ステップS52において
第2フィルムセンサ71はフィルムを検出することにな
る。この場合にはステップS53へ進み、搬送モータ6
62の正方向への回転を開始するとともに、第1クラッ
チ661及び第2クラッチ751を接続させる。これに
より、終端フィルムは記録ドラム80の方へ搬送され
る。そして、このような搬送状態を、予め制御部90内
に設けられた第1タイマーにセットされた所定時間だけ
継続する(ステップS55)。この第1タイマーにセッ
トする時間は、終端フィルムの後端が第3フィルムガイ
ド78の下側の開放部分に入るような値にしておく。こ
れにより、終端フィルムの後端は終端フィルム回収箱7
4へのスロープ73に垂れ下がった状態となる。その
後、搬送モータ662を停止し、第1クラッチ661を
遮断する(ステップS57)。第2クラッチ751は接
続されたままである。そして、搬送モータ662を逆回
転させ(ステップS58)、予め制御部90内に設けら
れた第3タイマーにセットされた所定時間だけ第2搬送
ローラ75により終端フィルムを搬送する(ステップS
59)。この第3タイマーにセットする所定時間は、終
端フィルムの先端(記録ドラム側の端部)が第2搬送ロ
ーラ75を超え、終端フィルムがスロープ73から終端
フィルム回収箱74の方へ落ちるような値に設定してお
く。第3タイマーにセットした所定時間が経過した後、
制御部90は搬送モータ662を停止し、第2クラッチ
751も遮断する(ステップS60)。これにより、操
作者はフィルムマガジン62を取り替える際に、同時に
終端フィルム回収箱74から終端フィルムを回収するこ
とができる。
【0040】ステップS51で搬送モータ662を停止
し、終端フィルムが多少のオーバーランの後に停止した
ときに終端フィルムの先端が未だ第2フィルムセンサ7
1の所まで達していない場合には、ステップS52にお
いて第2フィルムセンサ71はフィルムを検出しない。
この場合、ステップS54に進み、ステップS53の場
合と同様、制御部90は搬送モータ662を正方向に回
転させ、第1クラッチ661及び第2クラッチ751を
接続させる。これにより、終端フィルムは記録ドラム8
0の方へ搬送される。この搬送は予め制御部90内に設
けられた第2タイマーにセットした時間だけ行ない(ス
テップS56)、その後、ステップS57に進んで、搬
送モータ662を停止し、第1クラッチ661を遮断す
る(ステップS57)。ここで、第2タイマーの設定時
間は上記第1タイマーの設定時間よりも長い値としてお
く。これは、いまの場合、終端フィルムの長さがステッ
プS52からS53へ進む場合(この場合、終端フィル
ムの先端は第2フィルムセンサ71の所を超えている)
よりも短いためである。この第2タイマー設定時間の間
の第1搬送ローラ66による搬送により、終端フィルム
は第2搬送ローラ75に噛み込まれるか、又は、それよ
りも更に短い場合には、第3フィルムガイド78の下側
の開放箇所からスロープ73を伝って終端フィルム回収
箱74に落ちる。
【0041】いずれの場合にせよ、その後は上記の場合
と同じく、第3タイマーにセットされた時間だけ搬送モ
ータ662を逆回転させる(ステップS58、S5
9)。これにより、終端フィルムが第2搬送ローラ75
に噛み込まれている場合には、終端フィルムは第2搬送
ローラ75によりスロープ73から終端フィルム回収箱
74へ搬送される。
【0042】以上説明した通り、本実施例の製版出力装
置においても、終端フィルムは通常の露光済みフィルム
の排出ルートに入ることがなく、ジャムの心配がない。
また、終端フィルムは露光済みフィルムとは別に回収す
ることができるため、露光済みフィルムの取り扱いが容
易となる。なお、上記第2実施例においても、第1及び
第2フィルムセンサ70、71が素材長検出手段として
作用し、ステップS58の処理を行なう制御部90が終
端処理手段として作用している。
【0043】
【考案の効果】本考案に係る画像記録装置では、素材供
給部から供給される連続状の記録素材が最後の部分にな
り、その長さが所定の長さに満たないときは、連続素材
を搬送する搬送ローラを逆方向に回転させる。これによ
り、終端部の連続素材は素材供給部の方に戻され、画像
記録部において正常に記録された記録素材の排出ルート
に入ることがないため、排出ルートにおいてジャムを起
こすことがなく、また、正常な露光済みフィルムの中に
異常な未露光フィルムが混入するということが防止され
る。
【0044】また、画像記録部がドラムを使用するもの
であり、記録素材をドラムに固定するための手段が設け
られている場合には、ドラムが記録素材を搬送する作用
を行なう。本考案では、この場合、記録素材が所定の長
さに満たないと検出されたときは、ドラムを逆方向に回
転させるとともに、記録素材の固定も解除する。これに
より、上記の場合と同じく、終端部の連続素材は素材供
給部の方に戻され、画像記録部において正常に記録され
た記録素材の排出ルートに入ることがないため、排出ル
ートにおいてジャムを起こすことがなく、また、正常な
露光済みフィルムの中に異常な未露光フィルムが混入す
るということが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例である製版出力装置の構
成図。
【図2】 第1実施例の製版出力装置の制御系統の構成
を示すブロック図。
【図3】 第1実施例で行なわれるフィルム巻付処理の
フローチャート。
【図4】 第1実施例で行なわれるフィルム巻付処理の
第1終端処理のフローチャート。
【図5】 第1実施例で行なわれるフィルム巻付処理の
第2終端処理のフローチャート。
【図6】 第1実施例において記録ドラムに連続フィル
ムを巻き付けている状態の断面図。
【図7】 第1実施例において記録ドラムが固定解除位
置にある状態の断面図。
【図8】 第1実施例において露光済みのカットフィル
ムが記録ドラムから取り外される状態の断面図。
【図9】 第1実施例において露光済みのカットフィル
ムが排出部により排出される状態の断面図。
【図10】 本考案の第2実施例である製版出力装置の
構成図。
【図11】 第2実施例の製版出力装置の制御系統の構
成を示すブロック図。
【図12】 第2実施例で行なわれるフィルム巻付処理
のフローチャート。
【図13】 第2実施例で行なわれるフィルム巻付処理
の終端処理のフローチャート。
【符号の説明】
11、61…連続フィルム 12、62…フ
ィルムマガジン 13…搬送部 14…排出部 16、66…搬送ローラ 19、69…カ
ッタユニット 20、21、70、71…フィルムセンサ 24…終端フィルム皿 74…終端フィ
ルム回収箱 25…カットフィルム 30、80…記
録ドラム 31…押さえ板 32…凹部 33…スクイズローラ 35…爪 40、90…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 平山 敬介 京都市南区東九条南石田町5番地 大日 本スクリーン製造株式会社 十条事業所 内 (56)参考文献 特開 平1−123240(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 7/20 G03B 27/46 B65H 7/06

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)シート状の記録素材を連続の状態で保
    持する素材供給部と、 b)記録素材に画像を記録する画像記録部と、 c)素材供給部と画像記録部との間に設けられた正逆両方
    向に回転可能な搬送ローラと、 d)素材供給部と画像記録部との間に設けられた素材切断
    手段と、 e)素材切断手段により前端が切断され、正方向に回転す
    る上記搬送ローラにより画像記録部に搬送される記録素
    材の長さを検出する素材長検出手段と、 f)素材長検出手段により記録素材の長さが所定値以下で
    あることが検出されたとき、上記搬送ローラを逆回転さ
    せる終端処理手段と、 を備えることを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 a)シート状の記録素材を連続の状態で保
    持する素材供給部と、 b)正逆両方向に回転可能な円筒状のドラムを備えた画像
    記録部と、 c)素材供給部と画像記録部との間に設けられた搬送ロー
    ラと、 d)素材供給部と画像記録部との間に設けられた素材切断
    手段と、 e)記録素材をドラムに固定する固定手段と、 f)素材切断手段により前端が切断され、搬送ローラによ
    り搬送されてきた記録素材を固定手段によりドラムに固
    定し、ドラムを正方向に回転させることにより記録素材
    をドラムに巻き付ける巻付手段と、 g)記録素材の長さを検出する素材長さ検出手段と、 h)巻付手段による巻き付けが開始された後、記録素材の
    長さが所定値以下であることが検出された場合、ドラム
    を逆方向に回転させるとともに、固定手段による記録素
    材の固定を解除する終端処理手段とを備えることを特徴
    とする画像記録装置。
JP1992074862U 1992-10-02 1992-10-02 画像記録装置 Expired - Fee Related JP2576415Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992074862U JP2576415Y2 (ja) 1992-10-02 1992-10-02 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992074862U JP2576415Y2 (ja) 1992-10-02 1992-10-02 画像記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0636055U JPH0636055U (ja) 1994-05-13
JP2576415Y2 true JP2576415Y2 (ja) 1998-07-09

Family

ID=13559567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992074862U Expired - Fee Related JP2576415Y2 (ja) 1992-10-02 1992-10-02 画像記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2576415Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5418303B2 (ja) * 2009-03-18 2014-02-19 株式会社リコー 被転写体長計測装置及びそれを用いた画像形成装置、並びにコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0636055U (ja) 1994-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05204096A (ja) 複写機械に感光性材料のウエブを供給するカセット
JP2576415Y2 (ja) 画像記録装置
EP0518688B1 (en) Sheet feed device capable of facilitating sheet removal from sheet feed path
JPH0342458B2 (ja)
US5735474A (en) Method for forwarding and rewinding photosensitive material
JPH0611816A (ja) カセットからフィルムを引き出すためのフィルム引き出しユニット
JP2501857B2 (ja) 写真焼付・処理装置
JPH06289572A (ja) 写真処理方法
JP2769565B2 (ja) 感光シート排出回収装置
JPH08110588A (ja) 写真焼付装置
JPH06337479A (ja) 画像プリント条件決定装置
JP2878328B2 (ja) レーザ記録装置
JP3266798B2 (ja) カメラのローディングエラー自動復帰方法及び装置
JPH11338067A (ja) 写真焼付装置
JP3154599B2 (ja) プリント写真の集積装置
JP3653323B2 (ja) 写真フイルム巻き取り方法及び装置
JP3289556B2 (ja) 写真処理におけるフィルム自動現像処理システム装置
JPH0315174B2 (ja)
JP2006008361A (ja) 画像記録装置及び方法
JP4345430B2 (ja) 印画紙供給装置
JP2785995B2 (ja) 印画紙巻取り方法及び搬送装置
JPH0341817B2 (ja)
JPH0611818A (ja) フィルム長検査装置
JPH047492B2 (ja)
JPH06175204A (ja) カメラのフィルム給送装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees