JP2576320B2 - 高密度粉末焼結チタン合金の製造方法 - Google Patents

高密度粉末焼結チタン合金の製造方法

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JP2576320B2 JP3260691A JP26069191A JP2576320B2 JP 2576320 B2 JP2576320 B2 JP 2576320B2 JP 3260691 A JP3260691 A JP 3260691A JP 26069191 A JP26069191 A JP 26069191A JP 2576320 B2 JP2576320 B2 JP 2576320B2
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titanium alloy
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秀紀 田島
雄治 今藤
正二 久保寺
高弘 藤田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車部品等に好適
な高密度粉末焼結チタン合金の製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】チタン合金は軽量かつ高強度であり、しか
も耐食性に優れているため産業部品から民生部品まで幅
広い応用が期待されている。特に、このような性質を生
かして自動車部品に適用することが検討されている。し
かし、チタンは難加工性材料であるため、溶製材から機
械加工あるいは冷間加工によって製造する方法では、機
械的性質の優れたものが得られるが、コストが高いとい
う欠点がある。このような欠点を回避するため、チタン
合金の素粉末を混合し、所定の形状に成形した後、真空
焼成して焼結体を得る粉末冶金技術の適用が試みられて
いる。
【0003】しかしながら、粉末冶金技術を用いた場
合、製品に空孔が残留するため、機械的性質、特に疲労
強度が低下する。空孔を消滅させるためには、焼結後に
HIP(熱間静水圧プレス)等の2次加工を用いればよ
いが、このような方法を採用するとコストが上昇してし
まい、粉末冶金のメリットを失ってしまう。
【0004】コストを上昇させることなく高密度のチタ
ン焼結体を得るための注目すべき技術として、特公平2
−50172に開示された方法がある。この方法は、予
めチタン合金を構成する合金元素により所定粒径の予合
金(マスタ−アロイ)を作成し、この予合金と所定粒径
のチタン粉末とを混合し、理論値の80〜90%の密度
を有する圧粉体とし、これを液相が生じる温度未満で焼
結するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公平
2−50172に開示された技術により焼結合金を製造
する場合には、チタン粉末とマスタ−アロイ粉末とは粒
度が異なり、また粉末としての流動性にも大きな差があ
るため、通常用いられているVブレンダ−等の混合機に
より均一に混合することが難しい。マスタ−アロイが十
分に分散せずに凝集して存在すると、焼結時にポアを生
じ、製品の機械的特性が低下してしまう。また、均一混
合のため混合エネルギ−の高い混合機を用いることが考
えられるが、チタン粉の発火の問題があるため使用する
ことができない。
【0006】この発明はかかる事情に鑑みてなされたも
のであって、チタンの発火の問題を生じることなく、チ
タン粉末とマスタ−アロイ粉末とを均一に混合すること
ができ、焼結後のポアを抑制するこができる高密度粉末
焼結チタン合金の製造方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明は、上
記課題を解決するために、チタン粉末と予め合金化され
た合金粉末とを混合し、その混合粉末を成形して焼結す
る高密度粉末焼結チタン合金の製造方法であって、前記
混合が、フレオン、ヘキサン、アルコ−ル、四塩化炭
素、純水のごときTiの酸化に対し不活性な溶媒中で行
われることを特徴とする高密度粉末焼結チタン合金の製
造方法を提供する。
【0008】本願発明者等が、チタン粉末と合金粉末と
を発火の問題を生じることなく均一に混合することがで
きる方法について検討を重ねた結果、フレオン、ヘキサ
ン、アルコ−ル、四塩化炭素、純水のごときTiの酸化
に対し不活性な溶媒を用いてこれらの粉末を湿式混合す
ることにより、このことが達成できることを見出した。
すなわち、このような溶媒を用いることにより、チタン
粉末及び合金粉末がいずれも溶媒に分散することとな
り、結果として均一に混合される。この発明はこのよう
な知見に基づいてなされたものである。
【0009】この場合に、不活性な溶媒を用いているの
で、高エネルギミルを用いても発火の問題を生じること
がなく、これにより一層混合の均一性を高めることがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例について詳細に説明
する。
【0011】Ti原料粉末としてスポンジチタンを粉砕
して100メッシュの篩を通過したもの(−#100、
粒径は149μm以下)を用い、マスタ−アロイとして
は組成が60Al−40Vで平均粒径が5μmのものを
用いた。
【0012】先ず、マスタ−アロイ500gをフレオン
1リットル中に入れ、良く攪拌してスラリ−を作製して
おいた。次いで、容積が12リットルのVブレンダ−に
チタン粉末4500g及びフレオン3リットルを装入
し、さらに、上述のマスタ−アロイのスラリ−を装入し
た。この状態でVブレンダ−を30rpmで30分間回転
させ、混合スラリ−を回収した。この混合スラリ−から
溶媒を除去し、さらに乾燥させて混合粉末を得た。この
混合粉末を6ton /cm2 の圧力で成形して寸法が12×
12×60mmの成形体を得、この成形体を1260℃で
焼結して焼結チタン合金を製造した。比較のため、溶剤
を用いずにVブレンダ−にて乾式混合した混合粉末につ
いても同様に成形・焼結して焼結チタン合金を製造し
た。この際の混合粉末の特性及び焼結体の特性を表1に
示す。
【0013】
【表1】
【0014】この表1に示すように、本発明の混合粉は
嵩密度及びタップ密度が乾式混合粉よりも高く、締まり
やすい特性を有していることがわかる。また、本発明に
基づいて製造した焼結体は、密度及び引張強度が従来の
方法で製造した焼結体よりも高いことがわかる。すなわ
ち、本発明の方法を用いることにより、粉体混合の均一
性が増加し、強度低下の原因となるポアが少ない焼結体
が得られることが確認された。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、チタンの発火の問題
を生じることなく、チタン粉末とマスタ−アロイ粉末と
を均一に混合することができ、焼結後のポアを抑制する
こができる高密度粉末焼結チタン合金の製造方法が提供
される。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チタン粉末と予め合金化された合金粉末
    とを混合し、その混合粉末を成形して焼結する高密度粉
    末焼結チタン合金の製造方法であって、前記混合は、フ
    レオン、ヘキサン、アルコ−ル、四塩化炭素、純水のご
    ときTiの酸化に対し不活性な溶媒中で行われることを
    特徴とする高密度粉末焼結チタン合金の製造方法。
JP3260691A 1991-10-08 1991-10-08 高密度粉末焼結チタン合金の製造方法 Expired - Lifetime JP2576320B2 (ja)

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