JP2575937Y2 - 交差コイル式計器 - Google Patents

交差コイル式計器

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JP2575937Y2
JP2575937Y2 JP1992018299U JP1829992U JP2575937Y2 JP 2575937 Y2 JP2575937 Y2 JP 2575937Y2 JP 1992018299 U JP1992018299 U JP 1992018299U JP 1829992 U JP1829992 U JP 1829992U JP 2575937 Y2 JP2575937 Y2 JP 2575937Y2
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pwm wave
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duty
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元彦 小川
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Nippon Seiki Co Ltd
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Nippon Seiki Co Ltd
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、帰零磁石を有し、可動磁
石をPWM制御して駆動する交差コイル式計器の帰零磁
石が可動磁石に及ぼす影響を電気的に補正するものに関
する。
【0002】
【従来の技術】図5に図示したように、交差コイルの帰
零磁石を打ち消すための装置が、本出願人から出願され
ている(実願平3−40,462号公報)。この装置を
以下簡単に説明すると、エンジン回転数や車速の変化に
応じて発生するパルス信号の周期に応じて指示角度信号
Pを出力する指示角度信号発生器1に、この指示角度信
号Pに基づきSIN波特性とCOS波特性で変化するデ
ジタル信号QaとQbをそれぞれ出力するSIN波及び
COS波特性ROM2′a,2′bを接続し、これらR
OM2′a,2′bに帰零磁界補正デジタル制御部7を
介してアナログ信号を出力するアナログ変換部3を接続
し、アナログ変換部3から出力される信号を交差コイル
4a,4bへ出力している。
【0003】前記帰零磁界補正デジタル制御部7は、帰
零磁石の磁界の大きさや帰零磁石の位置に応じてSIN
波及びCOS波成分補正デジタル信号Sa,Sbの値を
適宜設定して調節できる補正デジタル信号出力EEPR
OM部7′を備え、帰零磁石より生じる磁界を打ち消す
磁界を出力するデータをEEPROM部7′に設定す
る。
【0004】このEEPROM部7′のデータは加算回
路部7″a,7″bによってデジタル信号Qa,Qbに
加算されるので、交差コイル4a,4bへ出力される加
算デジタル信号Ta,Tbは帰零磁石の影響を含まない
信号となって出力される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記装置は、デ
ジタル信号Qa,Qbと補正デジタル信号Sa,Sbを
加算するための加算回路部7″a,7″bが必要とな
り、その分回路構成が複雑となってくる。すなわち加算
回路7″a,7″bのみならず、ラッチ回路等の周辺回
路も必要となるからである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するために、エンジン回転数や車速等の被測定対象の
変化に応じて指示角度信号を出力する指示角度信号発生
回路と、この指示角度信号に対応する指示角度を生じさ
せるに必要なPWM波のデューティを決定するデータを
記憶する記憶回路と、帰零磁石と、この帰零磁石が発生
する磁界を打ち消すPWM波を決定する、外部より書込
もしくは調節可能な値を保持する補正保持回路と、前記
記憶回路と前記補正保持回路の出力を交互に出力する切
換回路と、この切換回路の出力をPWM波に変換し交差
コイルに出力する変換回路とを備えたものである。
【0007】また、エンジン回転数や車速等の被測定対
象の変化に応じて指示角度信号を出力する指示角度信号
発生回路と、この指示角度信号に対応する指示角度を生
じさせるに必要なPWM波のデューティを決定するデー
タを記憶する記憶回路と、このデータをPWM波に変換
し出力する変換回路と、帰零磁石と、この帰零磁石が発
生する磁界を打ち消すPWM波を出力するための補正回
路と前記補正回路から出力されるPWM波を決定す
る、外部より書込もしくは調節可能な値を保持する補正
保持回路と、前記変換回路から出力される前記指示角度
に応じたデータのデューティに基づくPWM波及び、前
記補正回路から出力される前記帰零磁石による磁界の影
響を打ち消すためのデューティに基づくPWM波を論理
演算し、前記帰零磁石が発生する磁界を打ち消すことが
可能な前記指示角度のデューティに基づくPWM波とし
て交差コイルに出力する論理回路部と、を備えたもので
ある。
【0008】
【作用】帰零磁石の磁界の可動磁石への影響を打ち消す
ことが可能なデューティに基づくPWM波を交差コイル
に出力するようにしたので、交差コイル通電中におい
て、帰零磁石の磁界が被測定対象の計測により出力され
たデータに対応して作られる磁界を狂わすことがなく、
正確な指示を得ることができる。
【0009】
【実施例】図1に本考案の第1実施例を図示し説明す
る。指示角度信号発生回路1は、エンジン回転数を被測
定対象として計測した図示しないセンサから出力するパ
ルス信号を入力する回路で、さらに内部にはこのパルス
信号の周期を測定して電圧に変換し、これをデジタル信
号に変換する図示しないFV変換、AD変換回路を設け
ている。
【0010】記憶回路2は、前記デジタル信号に対応し
て後段の交差コイルに出力するPWM波のデューティを
決定するデータを記憶しているROMから成る回路であ
る。
【0011】変換回路31, 32は、前記記憶回路2で選択
されたデータに基づいてPWM波を出力する回路で、一
方は増幅器41を介してXコイル51へ、もう一方は増幅器
42を介してYコイル52へ接続される。
【0012】補正保持回路6は、可動磁石Mの周辺に設
けられた帰零磁石RMの磁界を打ち消すためのPWM波
のデューティを決定するデータを記憶する回路である。
この補正保持回路6へのデータの入力は、外部に設けら
れた端子から補正値を入力し、これを記憶する。
【0013】切換回路71, 72は記憶回路2と補正保持回
路6の出力を交互に切換えて交差コイル51, 52へ出力す
る。この切換回路71, 72での切り換えは以下の様に行わ
れる。すなわち図2に示すように、エンジンの回転数を
指示するためのデータに基づいて記憶回路2から出力さ
れるデジタル信号が選択されると、このときのデューテ
ィに基づいたPWM波が変換回路31, 32から出力され
る。所定時間、すなわちデューティ100 %に対応する時
間経過すると切換回路71, 72が切り換わり、補正保持回
路6から出力される、帰零磁石RM補正用のデジタル信
号が決定するデューティに基づいたPWM波が変換回路
31, 32から出力される。前記同様所定時間経過すると再
び記憶回路2の出力が選択され指示用データに基づいた
処理が行われる。
【0014】次に、図3に本考案の第2実施例を図示し
説明するが、第1実施例と同様の作用をする個所には同
一の符号を付しその詳細な説明は省く。この第2実施例
は、PWM波を出力する変換回路が、記憶回路2と補正
保持回路6とにそれぞれ用意されている。記憶回路2用
の変換回路31, 32と補正保持回路6用の補正回路81, 82
の出力のそれぞれはアンドゲート(論理回路部)91, 92
の入力にそれぞれ接続され、アンドゲート91, 92の出力
は増幅器41, 42を介して交差コイル51, 52に接続され
る。
【0015】図4は、アンドゲート91, 92からなる論理
回路部の動作を説明する図である。図中、PWM波A
は、変換回路31, 32から出力される指示角度に応じたデ
ータのデューティに基づくPWM波を示し、PWM波B
は、補正回路81, 82から出力される帰零磁石RMによる
磁界の影響を打ち消すためのデューティに基づくPWM
波を示している。変換回路31, 32から出力されるPWM
波Aは、点aと点bのab区間で記憶回路2のデータに
対応したデューティのPWM波であり、このab区間が
PWM波Aの1周期Tを表す。一方補正回路81, 82から
出力されるPWM波Bは、点aと点bのab区間で補正
保持回路6のデータに対応したデューティのPWM波で
あり、このab区間がPWM波Bの1周期Tを表す。
【0016】従って、これら2つのデューティのPWM
波A,Bのアンドをとると、PWM波Aのハイレベルに
なる点cからPWM波Bのローレベルになる点dまでの
エンジン回転数に応じた指示角度データ及び帰零磁石R
Mが発生する磁界を打ち消すデータに応じたPWM波、
即ち、cd区間でハイレベルの信号を出力するデューテ
ィに基づくPWM波Cが得られ、このPWM波Cを交差
コイル51, 52に出力するものである。
【0017】尚、この第2実施例ではアンドゲート91,
92が用いられているが、波形状態によってオアゲートを
用いるなど適宜変更してもよい。また、第1、第2実施
例とも補正保持回路6はデータを記憶するタイプのもの
を用いたが、単に可変抵抗器とAD変換器を組み合わせ
てデジタル値を出力するようにしたものでも十分であ
る。
【0018】
【考案の効果】以上のように本考案は、帰零磁石を用い
た交差コイル式計器の、帰零磁石の磁界の可動磁石への
影響を打ち消すことが可能なデューティに基づくPWM
波を交差コイルに出力するようにしたので、交差コイル
通電中において、帰零磁石の磁界が被測定対象の計測に
より出力されたデータに対応して作られる磁界を狂わす
ことがなく、正確な指示を得ることができる。また回路
も比較的簡単に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示すブロック図。
【図2】第1実施例の出力波形を示した図。
【図3】本考案の第2実施例を示した図。
【図4】第2実施例の出力波形を示した図。
【図5】本考案の従来例を示したブロック図。
【符号の説明】
1 指示角度信号発生回路 2 記憶回路 31, 32 変換回路 51, 52 交差コイル 6 補正保持回路 71, 72 切換回路 81, 82 補正回路 91, 92 アンドゲート(論理回路部) M 可動磁石 RM 帰零磁石

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン回転数や車速等の被測定対象の
    変化に応じて指示角度信号を出力する指示角度信号発生
    回路と、この指示角度信号に対応する指示角度を生じさ
    せるに必要なPWM波のデューティを決定するデータを
    記憶する記憶回路と、帰零磁石と、この帰零磁石が発生
    する磁界を打ち消すPWM波を決定する、外部より書込
    もしくは調節可能な値を保持する補正保持回路と、前記
    記憶回路と前記補正保持回路の出力を交互に出力する切
    換回路と、この切換回路の出力をPWM波に変換し交差
    コイルに出力する変換回路とを備えたことを特徴とす
    る交差コイル式計器。
  2. 【請求項2】 エンジン回転数や車速等の被測定対象の
    変化に応じて指示角度信号を出力する指示角度信号発生
    回路と、この指示角度信号に対応する指示角度を生じさ
    せるに必要なPWM波のデューティを決定するデータを
    記憶する記憶回路と、このデータをPWM波に変換し出
    力する変換回路と、帰零磁石と、この帰零磁石が発生す
    る磁界を打ち消すPWM波を出力するための補正回路
    前記補正回路から出力されるPWM波を決定する、
    外部より書込もしくは調節可能な値を保持する補正保持
    回路と、前記変換回路から出力される前記指示角度に応
    じたデータのデューティに基づくPWM波及び、前記補
    正回路から出力される前記帰零磁石による磁界の影響を
    打ち消すためのデューティに基づくPWM波を論理演算
    し、前記帰零磁石が発生する磁界を打ち消すことが可能
    な前記指示角度のデューティに基づくPWM波として交
    差コイルに出力する論理回路部と、を備えたことを特徴
    とする交差コイル式計器。
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