JP2575866Y2 - 液晶表示装置付き電子機器 - Google Patents
液晶表示装置付き電子機器Info
- Publication number
- JP2575866Y2 JP2575866Y2 JP1991012333U JP1233391U JP2575866Y2 JP 2575866 Y2 JP2575866 Y2 JP 2575866Y2 JP 1991012333 U JP1991012333 U JP 1991012333U JP 1233391 U JP1233391 U JP 1233391U JP 2575866 Y2 JP2575866 Y2 JP 2575866Y2
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- JP
- Japan
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- frequency
- liquid crystal
- display
- signal
- pulse
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- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は各種センサを備えた液
晶表示装置付き電子機器に関する。
晶表示装置付き電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、家庭用の電気製品や医療器具等の
電子機器においては、センサによって外部状態や対象物
の測定を行ない、その結果を液晶表示装置(以下、LC
Dと略称する)で表示させることが行なわれている。即
ち、例えばエアコン等にあっては外部温度を温度センサ
で測定し、その温度をLCDで表示させると共に、予め
設定した温度に制御するものである。
電子機器においては、センサによって外部状態や対象物
の測定を行ない、その結果を液晶表示装置(以下、LC
Dと略称する)で表示させることが行なわれている。即
ち、例えばエアコン等にあっては外部温度を温度センサ
で測定し、その温度をLCDで表示させると共に、予め
設定した温度に制御するものである。
【0003】また、例えば脈拍計や血圧計等において
は、脈拍センサや血圧センサによって脈拍,血圧を測定
し、その結果をLCDに表示させるようになっている。
は、脈拍センサや血圧センサによって脈拍,血圧を測定
し、その結果をLCDに表示させるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述した電
子機器の機器ケースは小型化されているため、センサ用
の配線が液晶駆動用の配線と近接していることが多い。
そのため、液晶駆動用の配線で発生した液晶駆動信号の
ノイズ(通常25〜32HZ )がセンサ或いはセンサ用
の配線に伝達される。この場合、センサの種類によって
は液晶駆動信号のノイズの影響を受け、誤ったセンサ出
力を生じることがある。例えば、脈拍検出用センサに約
30HZ 以上の信号をカットし、それ以下を通過させる
ローパスフィルタが用いられていた場合、液晶駆動信号
の周波数がローパスフィルタの通過周波数と同じにな
る。このため、ローパスフィルタが液晶駆動信号による
ノイズをカットできずに通過させ、液晶駆動ノイズがセ
ンサ波形として検出されるという問題がある。
子機器の機器ケースは小型化されているため、センサ用
の配線が液晶駆動用の配線と近接していることが多い。
そのため、液晶駆動用の配線で発生した液晶駆動信号の
ノイズ(通常25〜32HZ )がセンサ或いはセンサ用
の配線に伝達される。この場合、センサの種類によって
は液晶駆動信号のノイズの影響を受け、誤ったセンサ出
力を生じることがある。例えば、脈拍検出用センサに約
30HZ 以上の信号をカットし、それ以下を通過させる
ローパスフィルタが用いられていた場合、液晶駆動信号
の周波数がローパスフィルタの通過周波数と同じにな
る。このため、ローパスフィルタが液晶駆動信号による
ノイズをカットできずに通過させ、液晶駆動ノイズがセ
ンサ波形として検出されるという問題がある。
【0005】このような不都合を防止する為には、例え
ば液晶駆動信号の周期をフィルタの通過周波数と重なら
ないようにすることが考えられるが、液晶駆動周波数は
最適の周波数が決められており、周波数が低いと表示が
ちらついて見にくくなり、周波数が高いと消費電流が大
きくなるという不都合があった。
ば液晶駆動信号の周期をフィルタの通過周波数と重なら
ないようにすることが考えられるが、液晶駆動周波数は
最適の周波数が決められており、周波数が低いと表示が
ちらついて見にくくなり、周波数が高いと消費電流が大
きくなるという不都合があった。
【0006】この考案は、上記問題を解消する為になさ
れたもので、液晶駆動ノイズがセンサ波形としてセンサ
回路により検出されないようにした液晶表示装置付き電
子機器を提供することを目的とする。
れたもので、液晶駆動ノイズがセンサ波形としてセンサ
回路により検出されないようにした液晶表示装置付き電
子機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案は上記課題を解
決するために、液晶表示手段と、この液晶表示手段に所
定周波数の表示駆動信号を出力する表示駆動手段と、発
光素子及びホトトランジスタを有する脈拍センサ手段
と、この脈拍センサ手段のホトトランジスタの出力が供
給され所定数以上の周波数成分をカットするローパスフ
ィルタと、このローパスフィルタの出力に基づいて検出
値を得る手段と、このスイッチ手段による上記センサ手
段の検出動作の開始から終了迄の間、上記表示駆動手段
から出力される上記表示駆動信号の周波数を、前記ロー
パスフィルタのカット周波数以上に変更する変更手段と
を備えたことを特徴とする。
決するために、液晶表示手段と、この液晶表示手段に所
定周波数の表示駆動信号を出力する表示駆動手段と、発
光素子及びホトトランジスタを有する脈拍センサ手段
と、この脈拍センサ手段のホトトランジスタの出力が供
給され所定数以上の周波数成分をカットするローパスフ
ィルタと、このローパスフィルタの出力に基づいて検出
値を得る手段と、このスイッチ手段による上記センサ手
段の検出動作の開始から終了迄の間、上記表示駆動手段
から出力される上記表示駆動信号の周波数を、前記ロー
パスフィルタのカット周波数以上に変更する変更手段と
を備えたことを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例を図1ないし図3に
基づいて説明する。この実施例は脈拍計付電子腕時計に
適用した例を示す。
基づいて説明する。この実施例は脈拍計付電子腕時計に
適用した例を示す。
【0009】図1は脈拍計付電子腕時計の回路構成を示
すブロック図である。同図において、キー入力部1は図
示しないがS1,S2キー等の各種キーを具備しており、
キー入力に応じたキー入力信号を制御部2に出力する。
ここで、S1 キーはモードを切換えるモード切換キーで
あり、S2 キーは脈拍測定のスタート/ストップを指定
するキーである。
すブロック図である。同図において、キー入力部1は図
示しないがS1,S2キー等の各種キーを具備しており、
キー入力に応じたキー入力信号を制御部2に出力する。
ここで、S1 キーはモードを切換えるモード切換キーで
あり、S2 キーは脈拍測定のスタート/ストップを指定
するキーである。
【0010】制御部(CPU)2は、ROM3に予め記
憶されているマイクロプログラムに基づいて各種処理を
行なう中央処理部であり、また、RAM4に対するデー
タの書込み/読出しを行なう。制御部2は後述する脈拍
測定処理を実行する際に、“1”レベルの周波数切換信
号Tをデコーダ・ドライバ5に出力する。RAM4は後
述する図2で示すように各種レジスタを備えたメモリで
ある。
憶されているマイクロプログラムに基づいて各種処理を
行なう中央処理部であり、また、RAM4に対するデー
タの書込み/読出しを行なう。制御部2は後述する脈拍
測定処理を実行する際に、“1”レベルの周波数切換信
号Tをデコーダ・ドライバ5に出力する。RAM4は後
述する図2で示すように各種レジスタを備えたメモリで
ある。
【0011】デコーダ・ドライバ5は、制御部2から出
力される表示データに基づいて表示部6を表示駆動す
る。通常、デコーダ・ドライバ5は32HZ (この信号
の電圧が最も高い。)と64HZ と128HZ の組合わ
されたコモン信号,128HZのセグメント信号からな
る表示駆動信号により表示部6をダイナミック駆動する
が、制御部2から周波数切換信号Tが出力されると周波
数を変更し、64HZ と128HZ と256HZ の組合
わされたコモン信号および256HZ のセグメント信号
からなる表示駆動信号により表示部6をダイナミック駆
動する。表示部6は例えば液晶表示パネルからなり、現
在時刻データ,脈拍データ等を数値表示する。
力される表示データに基づいて表示部6を表示駆動す
る。通常、デコーダ・ドライバ5は32HZ (この信号
の電圧が最も高い。)と64HZ と128HZ の組合わ
されたコモン信号,128HZのセグメント信号からな
る表示駆動信号により表示部6をダイナミック駆動する
が、制御部2から周波数切換信号Tが出力されると周波
数を変更し、64HZ と128HZ と256HZ の組合
わされたコモン信号および256HZ のセグメント信号
からなる表示駆動信号により表示部6をダイナミック駆
動する。表示部6は例えば液晶表示パネルからなり、現
在時刻データ,脈拍データ等を数値表示する。
【0012】ドライバ7は、制御部2から出力される検
出指令信号に応じて脈拍測定用の発光ダイオード8を駆
動する。脈拍検出用ホト・トランジスタ9は発光ダイオ
ード8と共に脈拍センサを構成する。即ち、ホト・トラ
ンジスタ9は被測定者の皮膚により反射された発光ダイ
オード8の照射光を検出し、検出信号を増幅器10に供
給する。増幅器10はホト・トランジスタ9により検出
された微弱な検出信号を後段の回路で処理しやすいレベ
ルに増幅し、ローパスフィルタ11に出力する。ローパ
スフィルタ11は検出信号から約30HZ 以上の周波数
成分をカットし、通過した検出信号を波形整形回路12
に供給する。波形整形回路12は検出信号を波形整形し
て制御部2に出力する。
出指令信号に応じて脈拍測定用の発光ダイオード8を駆
動する。脈拍検出用ホト・トランジスタ9は発光ダイオ
ード8と共に脈拍センサを構成する。即ち、ホト・トラ
ンジスタ9は被測定者の皮膚により反射された発光ダイ
オード8の照射光を検出し、検出信号を増幅器10に供
給する。増幅器10はホト・トランジスタ9により検出
された微弱な検出信号を後段の回路で処理しやすいレベ
ルに増幅し、ローパスフィルタ11に出力する。ローパ
スフィルタ11は検出信号から約30HZ 以上の周波数
成分をカットし、通過した検出信号を波形整形回路12
に供給する。波形整形回路12は検出信号を波形整形し
て制御部2に出力する。
【0013】発振器13は水晶発振子を内蔵し、例えば
32kHZ のクロックパルスを出力するもので、クロッ
クパルスは分周・タイミング信号出力部14に供給され
る。分周・タイミング信号出力部14は発振器13から
供給されるクロックパルスを分周して計時信号等の各種
タイミング信号を発生し、制御部2に供給する。また、
分周・タイミング信号出力部14はデコーダ・ドライバ
5に対して表示駆動信号を作成するための基本信号φ
(32HZ ,64HZ ,128HZ ,256HZ)を供
給する。
32kHZ のクロックパルスを出力するもので、クロッ
クパルスは分周・タイミング信号出力部14に供給され
る。分周・タイミング信号出力部14は発振器13から
供給されるクロックパルスを分周して計時信号等の各種
タイミング信号を発生し、制御部2に供給する。また、
分周・タイミング信号出力部14はデコーダ・ドライバ
5に対して表示駆動信号を作成するための基本信号φ
(32HZ ,64HZ ,128HZ ,256HZ)を供
給する。
【0014】図2はRAM4のメモリ構成を示す図であ
る。同図に示すように、RAM4には表示レジスタ、モ
ードレジスタM、計時レジスタ、フラグレジスタF、お
よび脈拍レジスタが具備されている。表示レジスタは表
示部6に表示される表示データを記憶するレジスタであ
る。モードレジスタMは脈拍計付電子腕時計の機能を指
定するモードデータを記憶するレジスタであり、「M=
0」のときは時刻表示モード、「M=1」のときは脈拍
測定モードである。フラグレジスタFは脈拍測定を制御
するフラグを記憶し、「F=0」のときは脈拍測定を行
なわず、「F=1」のとき上述した周波数切換信号Tを
出力すると共に脈拍測定および脈拍表示を行なう。
る。同図に示すように、RAM4には表示レジスタ、モ
ードレジスタM、計時レジスタ、フラグレジスタF、お
よび脈拍レジスタが具備されている。表示レジスタは表
示部6に表示される表示データを記憶するレジスタであ
る。モードレジスタMは脈拍計付電子腕時計の機能を指
定するモードデータを記憶するレジスタであり、「M=
0」のときは時刻表示モード、「M=1」のときは脈拍
測定モードである。フラグレジスタFは脈拍測定を制御
するフラグを記憶し、「F=0」のときは脈拍測定を行
なわず、「F=1」のとき上述した周波数切換信号Tを
出力すると共に脈拍測定および脈拍表示を行なう。
【0015】次に、上記実施例の動作を図3のフローチ
ャートに基づいて説明する。通常、制御部2は分周・タ
イミング信号出力部14から計時信号が出力されるま
で、ステップA1のHALT状態にある。
ャートに基づいて説明する。通常、制御部2は分周・タ
イミング信号出力部14から計時信号が出力されるま
で、ステップA1のHALT状態にある。
【0016】そして、計時信号が出力されると、ステッ
プA1で計時信号ありと判断されてステップA2に進
む。ステップA2では計時処理を実行し、RAM4の計
時レジスタに記憶された現在時刻データが更新される。
続くステップA3においては、フラグレジスタFの内容
が「1」か否かが判断される。このステップA3でYE
Sと判断された場合はステップA4に進み、NOの場合
はステップA6に進む。ステップA4では脈拍測定処理
が実行される。脈拍測定処理では制御部2はドライバ7
にON信号を出力し発光ダイオード8を駆動する。発光
ダイオード8の照射光は、被測定者の皮膚により反射さ
れてホト・トランジスタ9により検出される。ホト・ト
ランジスタ9の検出信号は増幅器10、ローパスフィル
タ11、波形整形回路12を介して制御部2に出力され
る。
プA1で計時信号ありと判断されてステップA2に進
む。ステップA2では計時処理を実行し、RAM4の計
時レジスタに記憶された現在時刻データが更新される。
続くステップA3においては、フラグレジスタFの内容
が「1」か否かが判断される。このステップA3でYE
Sと判断された場合はステップA4に進み、NOの場合
はステップA6に進む。ステップA4では脈拍測定処理
が実行される。脈拍測定処理では制御部2はドライバ7
にON信号を出力し発光ダイオード8を駆動する。発光
ダイオード8の照射光は、被測定者の皮膚により反射さ
れてホト・トランジスタ9により検出される。ホト・ト
ランジスタ9の検出信号は増幅器10、ローパスフィル
タ11、波形整形回路12を介して制御部2に出力され
る。
【0017】ステップA5においては、測定された脈拍
データが表示部6で表示される。この場合、脈拍測定中
においては制御部2はデコーダ・ドライバ5に周波数切
換信号Tを出力する。デコーダ・ドライバ5は周波数切
換信号Tが出力されると、表示駆動信号の周波数を変更
し、64HZ ,128HZ ,256HZ からなる表示駆
動信号により表示部6を駆動する。この場合、64HZ
成分の電圧が最も高く設定されているため表示駆動ノイ
ズの周波数成分は64HZ である。従って、表示駆動ノ
イズがホト・トランジスタ9の信号ラインに乗ったとし
ても、ローパスフィルタ11が約30HZ 以上の周波数
成分をカットするので、表示駆動ノイズがセンサ波形と
して検出されることはない。ステップA5の実行後はス
テップA1に戻る。
データが表示部6で表示される。この場合、脈拍測定中
においては制御部2はデコーダ・ドライバ5に周波数切
換信号Tを出力する。デコーダ・ドライバ5は周波数切
換信号Tが出力されると、表示駆動信号の周波数を変更
し、64HZ ,128HZ ,256HZ からなる表示駆
動信号により表示部6を駆動する。この場合、64HZ
成分の電圧が最も高く設定されているため表示駆動ノイ
ズの周波数成分は64HZ である。従って、表示駆動ノ
イズがホト・トランジスタ9の信号ラインに乗ったとし
ても、ローパスフィルタ11が約30HZ 以上の周波数
成分をカットするので、表示駆動ノイズがセンサ波形と
して検出されることはない。ステップA5の実行後はス
テップA1に戻る。
【0018】また、上記ステップA3でNOと判断され
た場合(即ちF=0)は、ステップA6に進む。ステッ
プA6ではRAM4の計時レジスタに記憶された現在時
刻データに基づいて、表示部6に現在時刻が表示され
る。このとき、制御部2は周波数切換信号Tを出力しな
いので、デコーダ・ドライバ5は32HZ ,64HZ ,
128HZ からなる表示駆動信号により表示部6を駆動
する。
た場合(即ちF=0)は、ステップA6に進む。ステッ
プA6ではRAM4の計時レジスタに記憶された現在時
刻データに基づいて、表示部6に現在時刻が表示され
る。このとき、制御部2は周波数切換信号Tを出力しな
いので、デコーダ・ドライバ5は32HZ ,64HZ ,
128HZ からなる表示駆動信号により表示部6を駆動
する。
【0019】キー入力部1でキー入力があると、ステッ
プA1でキー入力ありと判断されてステップA7に進
む。ステップA7では入力されたキーがS1 キーか否か
が判断される。S1 キーが入力された場合は、ステップ
A7でYESと判断されてステップA8に進む。ステッ
プA8においてはモードレジスタMの内容が反転され
る。ステップA8からはステップA6に進む。
プA1でキー入力ありと判断されてステップA7に進
む。ステップA7では入力されたキーがS1 キーか否か
が判断される。S1 キーが入力された場合は、ステップ
A7でYESと判断されてステップA8に進む。ステッ
プA8においてはモードレジスタMの内容が反転され
る。ステップA8からはステップA6に進む。
【0020】また、キー入力部1でS1 キー以外のキー
が入力された場合、ステップA1からステップA7に進
み、ステップA7でNOと判断されてステップA9に進
む。ステップA9ではS2 キーが操作されたか否かが判
断される。S2 キーが操作された場合は、ステップA9
でYESと判断されステップA10に進む。ステップA
10においては、モードレジスタMの内容が「1」か即
ち脈拍測定モードか否かが判断される。このステップA
10でYESと判断されるとステップA11に進み、N
Oの場合はステップA6に進む。
が入力された場合、ステップA1からステップA7に進
み、ステップA7でNOと判断されてステップA9に進
む。ステップA9ではS2 キーが操作されたか否かが判
断される。S2 キーが操作された場合は、ステップA9
でYESと判断されステップA10に進む。ステップA
10においては、モードレジスタMの内容が「1」か即
ち脈拍測定モードか否かが判断される。このステップA
10でYESと判断されるとステップA11に進み、N
Oの場合はステップA6に進む。
【0021】脈拍測定モード(M=1)でS2 キーが入
力された場合、ステップA10でYESと判断されてス
テップA11に進む。ステップA11ではフラグレジス
タFの内容が「1」か即ち脈拍測定が指定されているか
否かが判断される。このステップA11でYESと判断
されるとステップA12に進み、NOの場合はステップ
A13に進む。既に脈拍測定が指定されており、「F=
1」のときはステップA11からステップA12に進
む。ステップA12ではフラグレジスタFに「0」が書
き込まれて脈拍測定がクリアされる。ステップA12の
実行後はステップA6に進む。ステップA11で「F=
0」の場合は、ステップA13が実行されフラグレジス
タFに「1」が書き込まれて脈拍測定が指定される。ス
テップA13の実行後はステップA6に進む。以下、上
記ステップA3ではYESと判断されてステップA4の
脈拍測定処理、ステップA5の脈拍表示処理が実行され
る。また、キー入力部1でS1,S2キー以外のキーが入
力された場合、上記ステップA7,A9で夫々NOと判
断されてステップA14に進む。ステップA14ではS
1,S2キー以外のその他のキー処理が実行され、ステッ
プA6に進む。
力された場合、ステップA10でYESと判断されてス
テップA11に進む。ステップA11ではフラグレジス
タFの内容が「1」か即ち脈拍測定が指定されているか
否かが判断される。このステップA11でYESと判断
されるとステップA12に進み、NOの場合はステップ
A13に進む。既に脈拍測定が指定されており、「F=
1」のときはステップA11からステップA12に進
む。ステップA12ではフラグレジスタFに「0」が書
き込まれて脈拍測定がクリアされる。ステップA12の
実行後はステップA6に進む。ステップA11で「F=
0」の場合は、ステップA13が実行されフラグレジス
タFに「1」が書き込まれて脈拍測定が指定される。ス
テップA13の実行後はステップA6に進む。以下、上
記ステップA3ではYESと判断されてステップA4の
脈拍測定処理、ステップA5の脈拍表示処理が実行され
る。また、キー入力部1でS1,S2キー以外のキーが入
力された場合、上記ステップA7,A9で夫々NOと判
断されてステップA14に進む。ステップA14ではS
1,S2キー以外のその他のキー処理が実行され、ステッ
プA6に進む。
【0022】なお、上記実施例では表示駆動信号の周波
数を32HZ,64HZ,128HZ,256HZ とした
が、これらの周波数に限定されず、他の周波数でもよ
い。また、上記実施例では脈拍計付電子腕時計に適用し
た例を示したが、他の電子機器にも広く適用することが
できるもものであり、特にフィルタの通過周波数と液晶
表示装置の通常の駆動周波数とが一致もしくは近接して
いる場合には、本考案を用いることにより同一の効果が
得られるものである。更に、上記実施例ではローパスフ
ィルタを用いるようにしたが、例えばハイパスフィルタ
を用いるものではLCDの駆動信号の周波数を低いもの
に変更させるようにしてもよい。
数を32HZ,64HZ,128HZ,256HZ とした
が、これらの周波数に限定されず、他の周波数でもよ
い。また、上記実施例では脈拍計付電子腕時計に適用し
た例を示したが、他の電子機器にも広く適用することが
できるもものであり、特にフィルタの通過周波数と液晶
表示装置の通常の駆動周波数とが一致もしくは近接して
いる場合には、本考案を用いることにより同一の効果が
得られるものである。更に、上記実施例ではローパスフ
ィルタを用いるようにしたが、例えばハイパスフィルタ
を用いるものではLCDの駆動信号の周波数を低いもの
に変更させるようにしてもよい。
【0023】
【考案の効果】この考案によれば、センサの検出動作中
は液晶駆動信号の周波数をセンサ用周波数と異なる周波
数に変更するようにしたので、表示駆動ノイズがセンサ
波形としてセンサ回路により検出されるのを防止でき
る。
は液晶駆動信号の周波数をセンサ用周波数と異なる周波
数に変更するようにしたので、表示駆動ノイズがセンサ
波形としてセンサ回路により検出されるのを防止でき
る。
【図1】脈拍計付電子腕時計の回路構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】メモリ構成を示す図である。
【図3】動作を示すフローチャートである。
1…キー入力部 2…制御部 3…ROM 4…RAM 5…デコーダ・ドライバ 6…表示部 7…ドライバ 8…発光ダイオード 9…ホト・トランジスタ 10…増幅器 11…ローパスフィルタ 12…波形整形回路
Claims (1)
- 【請求項1】 液晶表示手段と、 この液晶表示手段に所定周波数の表示駆動信号を出力す
る表示駆動手段と、発光素子及びホトトランジスタを有する脈拍 センサ手段
と、この脈拍センサ手段のホトトランジスタの出力が供給さ
れ所定数以上の周波数成分をカットするローパスフィル
タと、 このローパスフィルタの出力に基づいて検出値を得る手
段と、 前記センサ手段による検出動作を開始、終了させるスイ
ッチ手段と、このスイッチ手段による 上記センサ手段の検出動作の開
始から終了迄の間、上記表示駆動手段から出力される上
記表示駆動信号の周波数を、前記ローパスフィルタのカ
ット周波数以上に変更する変更手段と、 を具備したことを特徴とする液晶表示装置付き電子機
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991012333U JP2575866Y2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 液晶表示装置付き電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991012333U JP2575866Y2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 液晶表示装置付き電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04109792U JPH04109792U (ja) | 1992-09-22 |
JP2575866Y2 true JP2575866Y2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=31901023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991012333U Expired - Lifetime JP2575866Y2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 液晶表示装置付き電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575866Y2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53121666A (en) * | 1978-04-08 | 1978-10-24 | Citizen Watch Co Ltd | Electronic watch |
JPS5566B2 (ja) * | 1976-02-20 | 1980-01-05 | ||
JPS5646353B2 (ja) * | 1974-02-07 | 1981-11-02 | ||
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