JP2575666B2 - 冷菓製造装置 - Google Patents

冷菓製造装置

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JP2575666B2 JP61237510A JP23751086A JP2575666B2 JP 2575666 B2 JP2575666 B2 JP 2575666B2 JP 61237510 A JP61237510 A JP 61237510A JP 23751086 A JP23751086 A JP 23751086A JP 2575666 B2 JP2575666 B2 JP 2575666B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ソフトクリームフリーザ等、冷凍装置によ
り冷却されるシリンダ内に原料を撹拌する撹拌器を設
け、ソフトクリーム等(製品)を製造する冷菓製造装置
に関する。
[従来の技術] 従来の冷菓製造装置にあっては、ソフトクリーム等
(製品)の製造中にあっては、ソフトクリーム等の取り
出しを行なっている場合は常に取り出し中の信号が発せ
られるようになっており、この取り出し中の信号が出て
いる間にあっては、冷凍装置と撹拌器は常に作動する如
く構成されており、撹拌器によりシリンダ中のソフトク
リーム等を取り出し口から押し出すと共に、予冷却器中
に貯留されているソフトクリーム等の原料であるミック
スが新たにシリンダ内に補給されて来るので、この冷却
を合わせて行なっている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来の方法であると、取り出し信号が出ている時
は常に冷却運転が行なわれるため、ゆっくりとした取り
出しが行なわれ続けている時や、取り出し検知装置に異
常があり、取り出し中でもないのに取り出し中の信号を
発しているような場合にあっては冷却しすぎることとな
り、ソフトクリーム等が硬くなり過ぎ、よけいに取り出
しが困難になってしまったり、撹拌用電動機が過負荷と
なり、保護装置の作動に至ってしまうという不具合を有
する。
そこで、本発明は取り出し信号が発せられている間に
あってもソフトクリーム等の硬さが所定値を上回った場
合には冷却運転のみを停止させることができ、これによ
りソフトクリーム等の冷やしすぎを防止できる冷菓製造
装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するため、次のように構成し
たものである。
すなわち、冷凍装置の冷却器により冷却されたシリン
ダ内で冷菓又はその原料を攪拌器により攪拌して冷菓を
製造すると共に、上記冷凍装置及び攪拌器の運転を上記
攪拌器の駆動用電動機に流れる電流に基づき上記冷菓の
硬さを調整する硬さ調整装置により制御し、冷菓取出検
出装置が作動中の冷菓取出時には上記硬さ調整装置にに
よる制御とは関係なく、上記冷凍装置および攪拌器を運
転する冷菓製造装置において、上記冷菓取出検知装置が
冷菓取出中であることを検知していても、上記冷菓の硬
さが上記硬さ調整装置により設定された硬さ設定値を所
定値だけ上回ったとき、上記冷凍装置の運転を停止する
手段を設けたものである。
[作用] 上記のように構成することにより、取り出し信号が発
せられている間にあっても、ソフトクリーム等の硬さが
所定値を上回ったりした場合には冷却運転のみを停止さ
せることができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について第1図を参照して説
明する。
1はソフトクリーム等を製造するシリンダ、2はソフ
トクリーム等を撹拌する撹拌器、3はシリンダ1の外周
に固着された冷却器、4はシリンダ1内のソフトクリー
ム等取出し側の蓋、5はスプリング7で下方に押圧さ
れ、レバー6を上げると蓋4の取出口4aを開くプランジ
ャ、8はソフトクリーム等の液状原料を貯蔵冷却してい
る予冷却器、9は液状原料を予冷却器8からシリンダ1
内に補給し、かつシリンダ1内のソフトクリーム等の高
さを下端までに保つためのキャブレターチューブ、10は
軸2fに固着されたプーリ、11は撹拌用電動機、12は撹拌
用電動機11の出力軸に固着されたプーリ、13は回転伝達
用のVベルト、15はプランジャ5が上方に動き、ソフト
クリーム等を取出すときに接点を閉路するカップスイッ
チ、16は冷媒圧縮機、17は冷媒吐出管、18は冷媒凝縮
器、19は凝縮器用送風ファン、20は常時閉路し、通電時
に開路するソレノイドバルブ、21は凝縮器18から予冷却
器8に接合した予冷却管22までを結ぶキャピラリチュー
ブ、23はソレノイドバルブ20から冷却器3までを結ぶキ
ャピラリチューブ、24は冷却器3と圧縮器16を結ぶ吸入
管、25は予冷却管22と吸入管24を結ぶキャピラリチュー
ブである。
撹拌器2は、軸2f、軸2fと一体をなす背面板2e、背面
板2eと夫々一体をなす、剛性軸2d、ブレード2a、ラセン
2b、および蓋4と一体をなす軸4bに回転可能に保持さ
れ、ブレード2a,ラセン2b、剛性軸2dと夫々一体をなす
送り用プロペラ2cから成っている。なお軸2fはシリンダ
1の軸受部1aに回転可能に保持される。
26は液状原料、27はシリンダ1内の液状原料または冷
却製造されたソフトクリーム等を示す。
また、冷却器3、予冷却器8の周囲には熱侵入を少な
くするため図示されていない断熱材が設けられている。
30は電源であり、31はソフトクリームフリーザの運転
を制御するための制御装置である。31制御装置は、装置
に供給される電圧を検知するための電圧検知器32、電源
30の周波数を検知するための周波数検知器33、撹拌用電
動機11の特性を記憶している電動機データ記憶器34、撹
拌用電動機11に流れる電流を検知するための電流検知器
35、電源の電圧・周波数と撹拌用電動機11に流れる電流
値とモータデータから、撹拌用電動機11の出力トルクを
演算するための演算器36この演算されたトルク値と、設
定されたトルク値とを比較するための比較器37、所定ト
ルクに到達し冷却が停止されてから所定の時間経過した
時点で再度冷却を開始させるためのタイマ38、冷却装置
及び撹拌用電動機11の発停の指示を行なう出力制御器39
から成っている。40は、硬さの調整を行なうため、外部
から設定が可能なトルク値の設定器である。
上記構成において、予冷却器8から液状原料26を入れ
ると、キャブレタチューブ9から、シリンダ1内に液状
原料26が流入し、キャブレタチューブ9の下端に達する
と流入が止まりシリンダ1内で一定の高さに保たれる。
電源30が投入されると出力制御器39は、圧縮機16凝縮
器用送風ファン19の運転を指令し、ソレノイドバルブ20
を開放したり、撹拌用電動機11の運転も指令する。圧縮
機16と撹拌用電動機11の運転開始は同時でもよいが、起
動電流が過大になるのを避けるために少し間隔を置いて
起動されることはよく行なわれることである。
圧縮機16によって圧縮された冷媒は冷媒吐出管17を通
り凝縮器18で凝縮した液状になりソレノイドバルブ20を
通りキャピラリチューブ23で減圧され、冷却器3に流入
して蒸発し、液状原料27を冷却して吸入管24を通って圧
縮機16に戻る。
冷媒の一部はキャピラリチューブ21を通り減圧され、
予冷却管22で蒸発し、液状原料26を冷却してキャピラリ
チューブ25を通り吸入管24に戻る。液状原料26がソフト
クリーム等27の適当な硬さになってくると、撹拌用電動
機11に流れる電流は次第に増大する。この電流値を電流
検知器35により検知し、電圧検知器32により検知された
電源電圧と、周波数検知器33により検知された電源周波
数を用いて、演算器36において電動機データ記憶器34に
記憶されている電動機データと比較演算され、出力トル
ク値が算出される。この出力トルク値は、比較器37にお
いて、設定器40において設定されたトルク値と比較さ
れ、設定トルクを上回ると出力制御器39に対し、信号が
送られる。出力制御器39は、比較器37から信号が送られ
ると圧縮機16、凝縮器用送風ファン19、撹拌用電動機11
の停止を指令し、ソレノイドバルブ20を閉止する。また
同時にタイマ38に信号を送りタイマ38はカウントを開始
する。
圧縮機16が止っても、凝縮器18の冷媒がキャピラリチ
ューブ21を通って予冷却管22に流れ、予冷却器8の液状
原料26を冷却して、4℃〜10℃に保つ。所定時間経過す
るとタイマ38は、出力制御器39に対し信号を送り、出力
制御器39は再度運転を指令する。このようにして、ソフ
トクリーム等27は設定器40にて設定された所定の硬さに
維持される。
ソフトクリーム等27を取出すときは、レバー6を上げ
るとプランジャ5が上って、取出口4aを開きプランジャ
5の上端がカップスイッチ15を押して、その接点が開か
ら閉路又は閉から開路する。プランジャ5がカップスイ
ッチ15を押している間は、出力制御器39は運転の指令を
継続する。従って撹拌用電動機11は回転しており、従っ
て撹拌器2が回転してソフトクリーム等27は、取出口4a
から送り出され、予冷却器8の液状原料26は送り出され
たソフトクリーム等27を補充してキャブレターチューブ
9からシリンダ1内に流入する。この取り出し操作の間
にあっては演算器36にて演出されたトルクが設定器40に
おいて設定されているトルク値と比較され、設定トルク
を所定値だけ上回ると比較器37は出力制御器39に対し信
号を発し、出力制御器39は圧縮機16、凝縮器用送風ファ
ン19の停止を指令し、ソレノイドバルブ20を閉止する。
即ち、冷却運転のみを停止する。冷却運転を停止して撹
拌用電動機11のみの運転を継続している間において、演
算器36にて算出されたトルクが所定値だけ低下した時点
にて比較器37は出力制御器39に対し信号を発し、出力制
御器39は圧縮機16凝縮器用送風ファン19の運転を指令
し、ソレノイドバルブ20を開放する。即ち冷却運転の再
開を指令する。即ち、取り出し操作中にあっては、冷却
装置は、撹拌用電動機11の負荷に応じて発停をくり返す
こととなる。
レバー6を下げるとプランジャ5が下り、取出口4aを
閉じ、カップスイッチ15の接点が閉から開路、又は、開
から閉路する。
その後は、上記したとおり、演算器36にて算出された
出力トルク値が、設定器40において設定されたトルク値
を下回っている間は出力制御器39は運転の継続を指令し
続け、算出された出力トルク値が設定器40において設定
されたトルク値を上回った時点においても出力制御器39
は運転の停止を指令する。
尚、本例にあっては、電源周波数の検知に周波数検知
器を用いたが周波数は、ソフトクリームフリーザ等の設
置場所によって決まるものであるので、単なる切換えス
イッチを利用してもよい。また、冷却運転の復帰にタイ
マ38を用いたが、これは冷却器3の温度を検知して行な
うことも可能である。また、撹拌用電動機11の運転開始
直後には、電流の検出を行なわないことで、起動中のモ
ータ出力を検知してしまうトラブルの解消も可能であ
る。
以上述べた実施例によれば、ソフトクリームフリーザ
等の制御装置にあっては、製品取り出し中であっても常
に撹拌用電動機11の負荷を監視しており、取り出し中で
あっても冷やし過ぎと思われる時は冷却運転を停止させ
撹拌用電動機11が過負荷となるのを防止することが可能
となる。特に、カップスイッチ15に異常がある等により
取り出し操作中と判断されるような不具合があっても、
この間ソフトクリーム等27を冷やし過ぎ、結果として撹
拌用電動機11が損傷するのを未然に防止できる。
[発明の効果] 以上述べた本発明によれば、取り出し信号が発せられ
ている間にあってもソフトクリーム等の硬さが所定値を
上回った場合には冷却運転のみを停止させることがで
き、これによりソフトクリーム等の冷やしすぎを防止で
きる冷菓製造装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の冷菓製造装置の一実施例を示す構成図
である。 1……円筒状シリンダ、2……撹拌器、3……冷却器、
11……撹拌用電動機、15……カップスイッチ、16……圧
縮機、37……比較器、39……出力制御器、40……設定
器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−122389(JP,U) 実開 昭55−145188(JP,U) 実開 昭58−18488(JP,U) 実公 昭47−38624(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷凍装置の冷却器により冷却されたシリン
    ダ内で冷菓又はその原料を攪拌器により攪拌して冷菓を
    製造すると共に、上記冷凍装置及び攪拌器の運転を上記
    攪拌器の駆動用電動機に流れる電流に基づき上記冷菓の
    硬さを調整する硬さ調整装置により制御し、冷菓取出検
    出装置が作動中の冷菓取出時には上記硬さ調整装置によ
    る制御とは関係なく、上記冷凍装置および攪拌器を運転
    する冷菓製造装置において、上記冷菓取出検知装置が冷
    菓取出中であることを検知していても、上記冷菓の硬さ
    が上記硬さ調整装置により設定された硬さ設定値を所定
    値だけ上回ったとき、上記冷凍装置の運転を停止する手
    段を設けたことを特徴とする冷菓製造装置。
JP61237510A 1986-10-06 1986-10-06 冷菓製造装置 Expired - Lifetime JP2575666B2 (ja)

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JPS6391043A JPS6391043A (ja) 1988-04-21
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2645900B2 (ja) * 1989-12-19 1997-08-25 三洋電機株式会社 冷菓製造装置
CN111011572A (zh) * 2019-11-13 2020-04-17 湖北广绅电器股份有限公司 一种冰淇淋机的制冷控制方法

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JPS5820144Y2 (ja) * 1979-04-06 1983-04-26 三洋電機株式会社 冷菓製造機におけるトルクコントロ−ルスイツチの保護装置
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