JP2575636Y2 - 自動開閉扉のマットスイッチ構造 - Google Patents

自動開閉扉のマットスイッチ構造

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JP2575636Y2
JP2575636Y2 JP1993056823U JP5682393U JP2575636Y2 JP 2575636 Y2 JP2575636 Y2 JP 2575636Y2 JP 1993056823 U JP1993056823 U JP 1993056823U JP 5682393 U JP5682393 U JP 5682393U JP 2575636 Y2 JP2575636 Y2 JP 2575636Y2
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JP
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door
mat switch
opening
mat
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JP1993056823U
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JPH0721980U (ja
Inventor
澄夫 伊藤
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寺岡オート・ドア販売株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動開閉扉のマット
スイッチ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動開閉扉はこの扉の近傍に人体、金属
物体等が接近するとしたことを検知すると、検知信号が
開閉扉の駆動装置を作動させて開閉扉を開き、所定時間
後に閉じるようになっている。また、人体、金属物体等
が開閉扉に接近したことを検知する方法は各種のものが
使用されているが、その一例として、開閉扉に接近した
位置の床材の下にマットスイッチを埋設し、このマット
スイッチの検知板から照射されている微少電波の照射範
囲内を人体、金属物体等が移動すると、これによって生
ずる静電容量の変化により検知信号が発生し、この信号
によって開閉扉の駆動装置を作動させ、開閉扉を自動的
に開き、所定時間後に閉じるようにした自動開閉扉があ
る。また、この他にも一体成型のゴムに被覆されたゴム
マットスイッチを足踏等により加圧すると、検知信号が
発生し、開閉扉の駆動装置を作動させて開閉扉を自動的
に開閉させるようにしたものがある。自動開閉扉として
は、例えば一対の扉本体1の上部に走行用ローラ2を軸
支するとともに、このローラ2を走行用の上レール3に
転接させ、ローラ2が上レール3上を回転しながら走行
して、一対の扉本体1を開閉させるとともに、扉本体1
を駆動装置と連結し、この駆動装置が作動すると、扉本
体1を開閉させるようになっている。また、従来の自動
開閉扉のマットスイッチ構造としては、図4に示すよう
に、全体的には長方形状のマットスイッチ4を一対の扉
本体1の中央部の前後にそれぞれ埋設し、マットスイッ
チ4の検知部5を上記扉本体1の駆動装置と連結し、人
体、金属物体等が扉本体1に接近すると、検知部5が検
知信号を発生し、この検知信号により駆動装置が作動し
て、一対の扉本体1が互いに反対方向に移動して開き、
人体、金属物体等がマットスイッチ4より離れると扉本
体1は所定時間後に自動的に閉じるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のマットスイッチ4の形状は上述したように、全
体的に所定巾の長方形状に形成され、このマットスイッ
チ4を扉本体1の中央部に埋設しているので、人体、金
属物体等が扉本体1の中央部を通過する際にはスムース
に通過できて問題はない。しかしながら、マットスイッ
チ4の横巾は全体的に一定で、扉本体1の側部a迄は達
していないので、扉本体1が一杯に開いている時に、こ
の扉本体1の開口部の側部a寄りを通過すると、この側
部a寄りにはマットスイッチ4が埋設されていないの
で、扉本体1が自動的に閉じる場合があり、この閉じる
扉本体1に人体、金属物体等がぶつかったり、扉本体1
にはさまれたりして非常に危険であった。また、マット
スイッチ4を長方形にして全体的に大きく形成すると、
相当に大きくなり、製作費も高価になるばかりでなく、
扉本体1よりある程度以上に離れたマットスイッチ4の
外側部に達しただけで扉本体1が不必要に開く場合があ
った。この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、扉本体が一杯に開いている時
に、この扉本体の開口部の側部寄りを通過しても、扉本
体が自動的に閉じることがないので、安全に通過でき、
また、マットスイッチの全体形状は比較的小さくてよい
ので、安価に製作でき、しかも、扉本体より離れた側部
寄りに達しても、扉本体が不必要に開くこともなく、便
利に使用できるようにした自動開閉扉のマットスイッチ
構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成するために、開閉扉と近接する部分のマットスイッ
チの検知部の横巾を自動扉に沿って広く形成するととも
に、その外側のマットスイッチの検知部の横巾を狭く形
成したものである。
【0005】
【作用】この考案によれば、開閉扉と近接する部分のマ
ットスイッチの検出部の横巾を広く形成しているので、
一杯に開いている開閉扉の側部寄りを通過しても、開閉
扉が閉じることはないので、安全に通過できるととも
に、マットスイッチ全体は比較的小さくできるので安価
に製作でき、また、開閉扉から離れた部分のマットスイ
ッチの検出部は横巾を狭くしているので、開閉扉が不必
要に開閉することもない。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図2を参照して、この考案の一
実施例を説明する。図中10は一対の開閉扉本体で、こ
れら両開閉扉本体10の上端部両側に取付金具11をそ
れぞれ固定し、これら各取付金具11に走行ローラ12
をそれぞれ軸支し、出入口の上部開閉方向に沿って取付
けられた走行用の上レール13に上記各走行ローラ12
を吊持した状態で転接させ、これら各走行ローラ12が
走行用の上レール13上を回転しながら走行すると、上
記両開閉扉本体10は走行用の上レール13に沿って移
動するようになっている。また、上記走行用の上レール
13の下方の床部14にはこれに沿って凹状のガイド用
の下レール15が埋設され、上記両開閉扉本体10の下
端部に突設されたガイドピン16がガイド用の下レール
15の溝内にガイドされながら移動するようになってい
る。また、上記両開閉扉本体10は図示しない駆動装置
と連結され、この駆動装置が作動すると、両開閉扉本体
10は矢印Aで示すように互いに反対方向に移動して開
くとともに、所定時間経過すると、駆動装置の作動によ
り、矢印Aと反対方向に移動して、両開閉扉本体10は
同じようになっている。
【0007】そして、上記両開閉扉本体10の前後両側
の床部14には本考案のマットスイッチがそれぞれ埋設
されているが、本実施例の図1においては前側のマット
スイッチのみ図示しているが、両開閉扉本体10の後側
にも同じ構造のマットスイッチがそれぞれ埋設されてい
るが、図示及び説明を省略する。上記両開閉扉本体10
に近接する部分床部14に第1マットスイッチ17を埋
設するが、この第1マットスイッチ17は横巾が両開閉
扉本体10の全巾とほぼ等しい位に相当に横巾が広い長
方形状形成され、この第1マットスイッチ17は周囲を
第1マットスイッチ枠体18で形成され、その内側に第
1検知部19が形成され、この第1検知部19は上記両
開閉扉本体10の駆動装置と連結され、この第1検知部
19が人体、金属物体等を検知すると駆動装置が作動し
て両開閉扉本体10が互いに矢印A方向移動して両開閉
扉本体10が開くようになっている。また、上記第1マ
ットスイッチ17の外側の床部14に横巾が狭い長方形
状の第2マットスイッチ20を第1マットスイッチ17
と隣接して両開閉扉本体10の中央部に位置して埋設
し、この第2マットスイッチ20も周囲を第2マットス
イッチ枠体21で形成し、その内側に第2検知部22が
形成され、この第2検知部22も上記と同様に上記両開
閉扉本体10の駆動装置と連結され、上記と同様に両開
閉扉本体10を開閉させるようになっている。
【0008】上記のようにして構成された装置の作動を
説明すると、一般には両開閉扉本体10を開けて通過す
る人体、金属物体等は両開閉扉本体10の中央部から通
るので、まず、第2マットスイッチ20の第2検知部2
2が人体、金属物体等を検知して、検知信号を発生し、
駆動装置を作動させて両開閉扉本体10を互いに矢印A
方向に移動させて一杯に開き、この一杯に開口した個所
より出入口を通過する。また、両開閉扉本体10は両検
知部22、19より検知信号が出力しなくなってから、
所定時間経過すると自動的に閉じる。また、両開閉扉本
体10が一杯に開いているが、これから閉じようとして
いる時に、両開閉扉本体10の開口部側側部a寄りを通
過しようとすると、従来のものは両開閉扉本体10には
検知部がないのでそのまま閉じるので、両開閉扉本体1
0にぶつかったり、はさまれたりしたが、本考案では第
2マットスイッチ20の内側の両開閉扉本体10と近接
した個所に横巾の広い第1マットスイッチ17を埋設し
ているので、両開閉扉本体10が閉じようとしても、第
1マットスイッチ17の第1検知部19が人体、金属物
体等を検知して、検知信号を発生し、駆動装置を作動さ
せて両開閉扉本体10を再び一杯に開くので、両開閉扉
本体10の側部aを通過しても、人体、金属物体等が、
両開閉扉本体10にぶつかったり、はさまれたりするこ
ともなく、安全に通過できる。また、横巾の広い検知部
は両開閉扉本体10と近接する部分だけで、その外側の
検知部は横巾を狭く形成しているので、全体を大きくし
たものに比べて、比較的小さくなり、安価に製作できる
し、また、両開閉扉本体10の側部a側の両開閉扉本体
10の離れた位置には検知部はないので、両開閉扉本体
10が不必要に開閉することもない。
【0009】第3図に示す実施例は両マットスイッチを
一体的に形成したもので、即ち、全体的にT状のマット
スイッチ枠体23を形成し、横巾の広い第1検知部24
と横横巾の狭い第2検知部25を一体に形成し、第1検
知部24を両開閉扉本体10と近接した位置に埋設した
ので、作動及び効果は上記実施例と同様であるから、説
明を省略する。
【0010】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、開閉扉と近接する部分のマットスイッチの検出部の
横巾を広く形成しているので、一杯に開いている開閉扉
の側部寄りを通過しても、開閉扉が閉じることはないの
で、安全に通過できるとともに、マットスイッチ全体は
比較的小さくできるので安価に製作でき、また、開閉扉
から離れた部分のマットスイッチの検出部は横巾を狭く
しているので、開閉扉が不必要に開閉することもなく、
安全に使用できるなどの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例の斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】この考案の第2実施例の斜視図である。
【図4】従来例の自動開閉扉のマットスイッチ構造の斜
視図である。
【符号の説明】
10 開閉扉本体 12 走行ローラ 13 走行用の上レール 14 床部 17 第1マットスイッチ 19、24 第1検知部 20 第2マットスイッチ 22、25 第2検知部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床材の下にマットスイッチを埋設し、こ
    のマットスイッチの検知部が人体、金属物体等を検知す
    ると、開閉扉の駆動装置を作動させて開閉扉を自動開閉
    するものにおいて、開閉扉と近接する部分のマットスイ
    ッチの検知部の横巾を開閉扉に沿って広く形成するとと
    もに、その外側のマットスイッチの検知部の横巾を狭く
    形成したことを特徴とする自動開閉扉のマットスイッチ
    構造。
  2. 【請求項2】 前記開閉扉と近接する部分を横巾広く、
    その外側の横巾を狭くしたマットスイッチの検知部を一
    体的に形成したことを特徴とする請求項1記載の自動開
    閉扉のマットスイッチ構造。
JP1993056823U 1993-09-28 1993-09-28 自動開閉扉のマットスイッチ構造 Expired - Lifetime JP2575636Y2 (ja)

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JPH0721980U JPH0721980U (ja) 1995-04-21
JP2575636Y2 true JP2575636Y2 (ja) 1998-07-02

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