JP2575526B2 - エレベータの群管理装置 - Google Patents
エレベータの群管理装置Info
- Publication number
- JP2575526B2 JP2575526B2 JP2275232A JP27523290A JP2575526B2 JP 2575526 B2 JP2575526 B2 JP 2575526B2 JP 2275232 A JP2275232 A JP 2275232A JP 27523290 A JP27523290 A JP 27523290A JP 2575526 B2 JP2575526 B2 JP 2575526B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- floor
- call
- hall call
- assigned
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B1/00—Control systems of elevators in general
- B66B1/02—Control systems without regulation, i.e. without retroactive action
- B66B1/06—Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric
- B66B1/14—Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric with devices, e.g. push-buttons, for indirect control of movements
- B66B1/18—Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric with devices, e.g. push-buttons, for indirect control of movements with means for storing pulses controlling the movements of several cars or cages
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Elevator Control (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はエレベータの群管理装置に関し、特に顔を
合わせたくない人との乗り合せを防止することが可能な
エレベータの群管理装置に関するものである。
合わせたくない人との乗り合せを防止することが可能な
エレベータの群管理装置に関するものである。
［従来の技術］ 一般にエレベータは公共の交通機関であり、色々な人
が乗り合せて使用するのが通常である。
が乗り合せて使用するのが通常である。
しかし、近年は複数のテナントが同一のビルに入り、
テナント同士が特定の会社、例えばライバル会社という
場合も多くなってきて、特定の会社の人とはエレベータ
に乗り合せたくないという要求も出るようになった。こ
のような事を考慮したエレベータの群管理はまだ実用化
されていないが、通称ラブホテルと呼ばれるホテルのエ
レベータにそれに近い機能がある。
テナント同士が特定の会社、例えばライバル会社という
場合も多くなってきて、特定の会社の人とはエレベータ
に乗り合せたくないという要求も出るようになった。こ
のような事を考慮したエレベータの群管理はまだ実用化
されていないが、通称ラブホテルと呼ばれるホテルのエ
レベータにそれに近い機能がある。
また、例えば特開昭56−17874号公報に示されている
エレベータの運転装置ではホテルの各室に呼びボタンを
設け、ある部屋の呼びボタンが操作されて乗場呼びが登
録されるとそれ以外の呼びボタンによる乗場呼び登録を
阻止するようにしている。更に同一階に複数の部屋があ
ってもその部屋だけにエレベータの到着を報知するよう
にして乗場での他人との顔合せも避けるようにしてい
る。
エレベータの運転装置ではホテルの各室に呼びボタンを
設け、ある部屋の呼びボタンが操作されて乗場呼びが登
録されるとそれ以外の呼びボタンによる乗場呼び登録を
阻止するようにしている。更に同一階に複数の部屋があ
ってもその部屋だけにエレベータの到着を報知するよう
にして乗場での他人との顔合せも避けるようにしてい
る。
［発明が解決しようとする課題］ ところが、上述した従来装置の方式をそのまま冒頭に
述べたライバル会社の如き特定の会社の乗り合せ防止策
にする事は下記のような理由で実現できない問題点があ
った。
述べたライバル会社の如き特定の会社の乗り合せ防止策
にする事は下記のような理由で実現できない問題点があ
った。
（１） 上記のようなホテルとは違い、大きなビルでは
乗り合せを避けるため乗場呼び登録を不能にする事は許
されず、当然乗場呼びは登録して別のエレベータにサー
ビスさせる事が必要となる。
乗り合せを避けるため乗場呼び登録を不能にする事は許
されず、当然乗場呼びは登録して別のエレベータにサー
ビスさせる事が必要となる。
（２） 一つのテナントが複数階床を占める場合が通常
なので、当然同一テナントが入っている階床間は自由に
往き来が出来なければいけない。
なので、当然同一テナントが入っている階床間は自由に
往き来が出来なければいけない。
この発明は上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、特定の会社の人が乗り合せないように別々
のエレベータに乗せるよう制御することができるエレベ
ータの群管理装置を得ることを目的とする。
れたもので、特定の会社の人が乗り合せないように別々
のエレベータに乗せるよう制御することができるエレベ
ータの群管理装置を得ることを目的とする。
［課題を解決するための手段］ この発明に係るエレベータの群管理装置は、エレベー
タがサービスする複数のセクタに分割された階床のう
ち、任意の階床の乗場呼びボタンが所定方向に操作され
たか否かを判断すると共に所定方向の乗場呼びに割り当
てられたエレベータのかごがあるか否かを判断する判断
手段と、異なるセクタから乗り込む客がエレベータに乗
り合わせることがないようにエレベータのかごを割り当
てる乗り合せ防止手段とを備え、この乗り合せ防止手段
は乗場呼びが生じたとき、その乗場呼びと同一方向で後
方をサービス中で、前方に乗場呼びと同一方向でその乗
場呼びの発生した階床の属するセクタと異なるセクタの
乗場呼びに対し既に割り当てられているエレベータを割
り当てないようにしたものであり、 また、エレベータがサービスする複数のセクタに分割
された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが所定
方向に操作されたか否かが判断すると共に所定方向の乗
場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあるか否か
を判断する判断手段と、異なるセクタから乗り込む客が
エレベータに乗り合わせることがないようにエレベータ
のかごを割り当てる乗り合せ防止手段とを備え、この乗
り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、その乗場呼び
と同一方向で前方をサービス中で、後方に乗場呼びと同
一方向でその乗場呼びの発生した階床の属するセクタと
異なるセクタの乗場呼びに対し既に割り当てられている
エレベータを割り当てないようにしたものであり、 また、エレベータがサービスする複数のセクタに分割
された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが所定
方向に操作されたか否かを判断すると共に所定方向の乗
場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあるか否か
を判断する判断手段と、異なるセクタから乗り込む客が
エレベータに乗り合わせることがないように上記エレベ
ータのかごを割り当てる乗り合せ防止手段とを備え、こ
の乗り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、その乗場
呼びと逆方向でサービス中で、乗場呼びと同一方向でそ
の乗場呼びの発生した階床の属するセクタと異なるセク
タの乗場呼びに対し既に割り当てられているエレベータ
を割り当てないようにしたものであり、 また、エレベータがサービスする複数のセクタに分割
された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが所定
方向に操作されたか否かを判断すると共に所定方向の乗
場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあるか否か
を判断する判断手段と、異なるセクタから乗り込む客が
エレベータに乗り合わせることがないようにエレベータ
のかごを割り当てる乗り合せ防止手段とを備え、この乗
り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、その乗場呼び
と同一方向で後方をサービス中で、その乗場呼びより前
方に乗場呼びの発生した階床の属するセクタと異なるセ
クタのかご呼びが登録されているエレベータを割り当て
ないようにしたものであり、 さらに、エレベータがサービスする複数のセクタに分
割された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが所
定方向に操作されたか否かを判断すると共に所定方向の
乗場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあるか否
かを判断する判断手段と、異なるセクタから乗り込む客
がエレベータに乗り合わせることがないようにエレベー
タのかごを割り当てる乗り合せ防止手段とを備え、この
乗り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、その乗場呼
びと同一方向で後方をサービス中で、その乗場呼びの発
生した階床の属するセクタと異なるセクタの階床に停止
中のエレベータを割り当てないようにしたものである。
タがサービスする複数のセクタに分割された階床のう
ち、任意の階床の乗場呼びボタンが所定方向に操作され
たか否かを判断すると共に所定方向の乗場呼びに割り当
てられたエレベータのかごがあるか否かを判断する判断
手段と、異なるセクタから乗り込む客がエレベータに乗
り合わせることがないようにエレベータのかごを割り当
てる乗り合せ防止手段とを備え、この乗り合せ防止手段
は乗場呼びが生じたとき、その乗場呼びと同一方向で後
方をサービス中で、前方に乗場呼びと同一方向でその乗
場呼びの発生した階床の属するセクタと異なるセクタの
乗場呼びに対し既に割り当てられているエレベータを割
り当てないようにしたものであり、 また、エレベータがサービスする複数のセクタに分割
された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが所定
方向に操作されたか否かが判断すると共に所定方向の乗
場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあるか否か
を判断する判断手段と、異なるセクタから乗り込む客が
エレベータに乗り合わせることがないようにエレベータ
のかごを割り当てる乗り合せ防止手段とを備え、この乗
り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、その乗場呼び
と同一方向で前方をサービス中で、後方に乗場呼びと同
一方向でその乗場呼びの発生した階床の属するセクタと
異なるセクタの乗場呼びに対し既に割り当てられている
エレベータを割り当てないようにしたものであり、 また、エレベータがサービスする複数のセクタに分割
された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが所定
方向に操作されたか否かを判断すると共に所定方向の乗
場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあるか否か
を判断する判断手段と、異なるセクタから乗り込む客が
エレベータに乗り合わせることがないように上記エレベ
ータのかごを割り当てる乗り合せ防止手段とを備え、こ
の乗り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、その乗場
呼びと逆方向でサービス中で、乗場呼びと同一方向でそ
の乗場呼びの発生した階床の属するセクタと異なるセク
タの乗場呼びに対し既に割り当てられているエレベータ
を割り当てないようにしたものであり、 また、エレベータがサービスする複数のセクタに分割
された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが所定
方向に操作されたか否かを判断すると共に所定方向の乗
場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあるか否か
を判断する判断手段と、異なるセクタから乗り込む客が
エレベータに乗り合わせることがないようにエレベータ
のかごを割り当てる乗り合せ防止手段とを備え、この乗
り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、その乗場呼び
と同一方向で後方をサービス中で、その乗場呼びより前
方に乗場呼びの発生した階床の属するセクタと異なるセ
クタのかご呼びが登録されているエレベータを割り当て
ないようにしたものであり、 さらに、エレベータがサービスする複数のセクタに分
割された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが所
定方向に操作されたか否かを判断すると共に所定方向の
乗場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあるか否
かを判断する判断手段と、異なるセクタから乗り込む客
がエレベータに乗り合わせることがないようにエレベー
タのかごを割り当てる乗り合せ防止手段とを備え、この
乗り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、その乗場呼
びと同一方向で後方をサービス中で、その乗場呼びの発
生した階床の属するセクタと異なるセクタの階床に停止
中のエレベータを割り当てないようにしたものである。
［作 用］ この発明においては、乗場呼びが生じたとき、その乗
場呼びの属するセクタとは別のセクタの乗場呼びに割り
当てられているか既にサービスしているかごを割当て対
象かごから除くようにしたので、特定の会社の人が乗り
合せる事なく、それ程サービスも落とさないようにエレ
ベータを群管理する事ができる。
場呼びの属するセクタとは別のセクタの乗場呼びに割り
当てられているか既にサービスしているかごを割当て対
象かごから除くようにしたので、特定の会社の人が乗り
合せる事なく、それ程サービスも落とさないようにエレ
ベータを群管理する事ができる。
［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図であ
り、第１図において、（1A）〜（1C）は各々Ａ〜Ｃ号機
のエレベータのかご、（2A）〜（2C）は各々かご（1A）
〜（1C）の運転を制御するＡ〜Ｃ号機の各台制御装置、
（３）は判断手段及び乗り合せ防止手段としてのＡ〜Ｃ
号機の群管理を行う群管理装置、（31）は群管理装置
（３）の一部で群管理を行う中央処理装置（以下CPUと
称す）、（32）は群管理装置（３）の一部で読み出し専
用メモリ（以下ROMと称す）、（33）は群管理装置
（３）の一部で読み書き可能メモリ（以下RAMと称
す）、（34）は群管理装置（３）の一部で各台制御装置
との通信を行う通信制御インタフェース、（４）は５階
の乗場、（41）は５階の乗場呼びボタン、（42A）〜（4
2C）はＡ〜Ｃ号機のホールランタンである。
り、第１図において、（1A）〜（1C）は各々Ａ〜Ｃ号機
のエレベータのかご、（2A）〜（2C）は各々かご（1A）
〜（1C）の運転を制御するＡ〜Ｃ号機の各台制御装置、
（３）は判断手段及び乗り合せ防止手段としてのＡ〜Ｃ
号機の群管理を行う群管理装置、（31）は群管理装置
（３）の一部で群管理を行う中央処理装置（以下CPUと
称す）、（32）は群管理装置（３）の一部で読み出し専
用メモリ（以下ROMと称す）、（33）は群管理装置
（３）の一部で読み書き可能メモリ（以下RAMと称
す）、（34）は群管理装置（３）の一部で各台制御装置
との通信を行う通信制御インタフェース、（４）は５階
の乗場、（41）は５階の乗場呼びボタン、（42A）〜（4
2C）はＡ〜Ｃ号機のホールランタンである。
第２図はこの発明の一実施例における建物とエレベー
タの関係を示す図であり、第２図において、第２図
（ａ）〜（ｅ）は各々別のエレベータの運行状態を示す
が、B,C号機のエレベータ（1B）と（1C）は登録されて
いる呼びも含め全く同様である。（1F）〜（9F）は各々
建物の１階〜９階の階床で（1F）が第１セクタ、（2F）
と（3F）が第２セクタ、（4F）〜（6F）が第３セクタ、
（7F）〜（8F）が第４セクタ、（9F）が第５セクタに属
するものとする。このセクタはエレベータの乗り合せの
可否を表わすもので同一セクタから乗り込む客は乗り合
せ可、異なるセクタから乗り込む客は乗り合せ否とす
る。エレベータのかご（1A）〜（1C）に付した三角形は
運行方向を示し、Ｂ号機と第２図（ａ），（ｂ），
（ｄ），（ｅ）におけるＡ号機は上昇中、Ｃ号機と第２
図（ｃ）におけるＡ号機は下降中であることを示す。ま
た（C4B）はＢ号機のかご内で登録された４階のかご呼
び、（C1C），（C8A）は同様に各々Ｃ号機のかご内で登
録された１階のかご呼び、Ａ号機のかご内で登録された
８階のかご呼びである。（U7A）は既にＡ号機に割り当
てられた７階の上方向乗場呼び、（U3A）は既にＡ号機
に割り当てられた３階の上方向乗場呼びである。
タの関係を示す図であり、第２図において、第２図
（ａ）〜（ｅ）は各々別のエレベータの運行状態を示す
が、B,C号機のエレベータ（1B）と（1C）は登録されて
いる呼びも含め全く同様である。（1F）〜（9F）は各々
建物の１階〜９階の階床で（1F）が第１セクタ、（2F）
と（3F）が第２セクタ、（4F）〜（6F）が第３セクタ、
（7F）〜（8F）が第４セクタ、（9F）が第５セクタに属
するものとする。このセクタはエレベータの乗り合せの
可否を表わすもので同一セクタから乗り込む客は乗り合
せ可、異なるセクタから乗り込む客は乗り合せ否とす
る。エレベータのかご（1A）〜（1C）に付した三角形は
運行方向を示し、Ｂ号機と第２図（ａ），（ｂ），
（ｄ），（ｅ）におけるＡ号機は上昇中、Ｃ号機と第２
図（ｃ）におけるＡ号機は下降中であることを示す。ま
た（C4B）はＢ号機のかご内で登録された４階のかご呼
び、（C1C），（C8A）は同様に各々Ｃ号機のかご内で登
録された１階のかご呼び、Ａ号機のかご内で登録された
８階のかご呼びである。（U7A）は既にＡ号機に割り当
てられた７階の上方向乗場呼び、（U3A）は既にＡ号機
に割り当てられた３階の上方向乗場呼びである。
第３図はCPU（31）で演算されるプログラムの機能フ
ロー図、第４図は第３図のステップ（54）の詳細を示す
状態フロー図、第５図は第３図のステップ（55）の詳細
を機能フロー図であり、第３図における（51）〜（5
6）、第４図における（60）〜（68），（70），（8
0）、第５図における（100）〜（103），（110），（12
0），（131）はCPU（31）で演算されるプログラムの各
ステップである。
ロー図、第４図は第３図のステップ（54）の詳細を示す
状態フロー図、第５図は第３図のステップ（55）の詳細
を機能フロー図であり、第３図における（51）〜（5
6）、第４図における（60）〜（68），（70），（8
0）、第５図における（100）〜（103），（110），（12
0），（131）はCPU（31）で演算されるプログラムの各
ステップである。
次にこの実施例の動作を説明する。
今、５階の乗場（４）で乗場呼びボタン（41）のう
ち、上方向行が操作されたとする。このことはステップ
（51）でかご・乗場状態の入力信号の１つとして通信制
御インタフェース（34）を通してとりこまれRAM（33）
に記憶される。ステップ（51）ではこの他にかご位置、
かご呼び、かごの運行方向、かご停止中、既割当呼びな
どを入力する。
ち、上方向行が操作されたとする。このことはステップ
（51）でかご・乗場状態の入力信号の１つとして通信制
御インタフェース（34）を通してとりこまれRAM（33）
に記憶される。ステップ（51）ではこの他にかご位置、
かご呼び、かごの運行方向、かご停止中、既割当呼びな
どを入力する。
次にステップ（52）で５階乗場呼びボタン（41）の中
で上方向が操作されたか否かをチエックし、ステップ
（52）で「いいえ」であればステップ（51）に戻り、
「はい」であればステップ（53）に進み、ここで既に５
階の上方向乗場呼びに割り当てられたかごがあるかどう
かをチェックする。ステップ（53）で５階に上方向にサ
ービスできるかごがあるときは「割り当てられたかご」
相当として新たな割当ては不要としてステップ（51）に
戻る。ステップ（53）でまだ割り当てられたかごがなけ
れば、ステップ（54）に進む。ここで、まず各エレベー
タ・呼びの状態が第２図（ａ）のようであるとする。ス
テップ（54）の詳細図を示す第４図においてステップ
（60）はＡ号機乗り合せチェックを行うステップであ
る。Ａ号機（1A）は３階を上方向にサービス中であるか
ら、ステップ（61）からステップ（62）、ステップ（6
3）と進む。Ａ号機（1A）は７階の上方向の乗場呼び（U
7A）に割当てられており、７階は第４セクタであるから
ステップ（63）は「はい」となり、ステップ（68）でＡ
号機（1A）は割当不能号機となる。次にＢ号機乗り合せ
チェックに入る。このステップ（70）はＡ号機乗り合せ
チェック（60）をＢ号機に置き換えたものであるから、
詳細は省略したが便宜上ステップ（61）〜（68）を各々
ステップ（71）〜（78）に置き換えて説明す。Ｂ号機
（1B）も１階を上方向にサービス中だからステップ（7
1）からステップ（72）、ステップ（73）と進む。しか
し、割当てられた乗場呼びはないためステップ（74）に
進むが第４セクタ（７階〜８階）又は、第５セクタ（９
階）のかご呼びをもっていないためステップ（75）に進
む。Ｂ号機（1B）は１階（1F）を出発したところとすれ
ばステップ（75）は「いいえ」となり、割当不能号機と
はならない。Ｃ号機乗り合せチェック（80）も同様にス
テップ（60）〜（68）を各々ステップ（80）〜（88）に
置き換えて説明すると、Ｃ号機（1C）は６階を下方向に
サービス中などでステップ（81）からステップ（87）に
進み、割当てられた乗場呼びがないためステップ（88）
には進まないので割当不能号機とはならない。
で上方向が操作されたか否かをチエックし、ステップ
（52）で「いいえ」であればステップ（51）に戻り、
「はい」であればステップ（53）に進み、ここで既に５
階の上方向乗場呼びに割り当てられたかごがあるかどう
かをチェックする。ステップ（53）で５階に上方向にサ
ービスできるかごがあるときは「割り当てられたかご」
相当として新たな割当ては不要としてステップ（51）に
戻る。ステップ（53）でまだ割り当てられたかごがなけ
れば、ステップ（54）に進む。ここで、まず各エレベー
タ・呼びの状態が第２図（ａ）のようであるとする。ス
テップ（54）の詳細図を示す第４図においてステップ
（60）はＡ号機乗り合せチェックを行うステップであ
る。Ａ号機（1A）は３階を上方向にサービス中であるか
ら、ステップ（61）からステップ（62）、ステップ（6
3）と進む。Ａ号機（1A）は７階の上方向の乗場呼び（U
7A）に割当てられており、７階は第４セクタであるから
ステップ（63）は「はい」となり、ステップ（68）でＡ
号機（1A）は割当不能号機となる。次にＢ号機乗り合せ
チェックに入る。このステップ（70）はＡ号機乗り合せ
チェック（60）をＢ号機に置き換えたものであるから、
詳細は省略したが便宜上ステップ（61）〜（68）を各々
ステップ（71）〜（78）に置き換えて説明す。Ｂ号機
（1B）も１階を上方向にサービス中だからステップ（7
1）からステップ（72）、ステップ（73）と進む。しか
し、割当てられた乗場呼びはないためステップ（74）に
進むが第４セクタ（７階〜８階）又は、第５セクタ（９
階）のかご呼びをもっていないためステップ（75）に進
む。Ｂ号機（1B）は１階（1F）を出発したところとすれ
ばステップ（75）は「いいえ」となり、割当不能号機と
はならない。Ｃ号機乗り合せチェック（80）も同様にス
テップ（60）〜（68）を各々ステップ（80）〜（88）に
置き換えて説明すると、Ｃ号機（1C）は６階を下方向に
サービス中などでステップ（81）からステップ（87）に
進み、割当てられた乗場呼びがないためステップ（88）
には進まないので割当不能号機とはならない。
このように第２図（ａ）の状態ではＡ号機（1A）に５
階の上方向の乗場呼びを割当てると、５階から乗り込ん
だ人と７階の上方向の乗場呼びにより７階から乗り込ん
だ人が乗り合せることになるので、Ａ号機（1A）を割当
不能号機とした。
階の上方向の乗場呼びを割当てると、５階から乗り込ん
だ人と７階の上方向の乗場呼びにより７階から乗り込ん
だ人が乗り合せることになるので、Ａ号機（1A）を割当
不能号機とした。
ステップ（54）が終ると次にかご割当のステップ（5
5）に入る。ここではまずＡ号機到着予想時間TYJ（Ａ）
を第５図のステップ（100）で演算する。詳細ステップ
（101）でＡ号機は割当不能号機となつているのでステ
ップ（103）へ進み、Ａ号機の到着予想時間TYJ（Ａ）は
999とする。すなわちステップ（131）で割当てられるこ
とのないように非常に大きな値とした訳である。次にＢ
号機到着予想時間TYJ（Ｂ）算出のステップ（110）に入
る。詳細ステップは省略したが、ステップ（101）〜（1
03）をそのままＢ号機に置き換えたものなので、Ｂ号機
は割当不能号機でないから到着予想時間TYJ（Ｂ）を実
際の状態から求めることになる。求め方は公知であるの
で詳しくは述べないが、ここでは１停止10秒１階床走行
２秒で計算するものとする。Ｂ号機（1B）は１階にお
り、４階にかご呼び（C4B）をもっているので、５階（5
F）に到着するまでの到着予想時間TYJ（Ｂ）は TYJ（Ｂ）＝10×１＋２×（５−１）＝18（秒） となる。同様にＣ号機（1C）は６階におり、１階にかご
呼び（C1C）をもっているので、５階（5F）に到着する
までの到着予想時間TYJ（Ｃ）はステップ（120）で演算
され、 TYJ（Ｃ）＝10×１＋２×｛（６−１）＋（５−１）｝ ＝28（秒） となる。ただし、Ｃ号機（1C）は１階で10秒停止後折り
返すものとして計算した。
5）に入る。ここではまずＡ号機到着予想時間TYJ（Ａ）
を第５図のステップ（100）で演算する。詳細ステップ
（101）でＡ号機は割当不能号機となつているのでステ
ップ（103）へ進み、Ａ号機の到着予想時間TYJ（Ａ）は
999とする。すなわちステップ（131）で割当てられるこ
とのないように非常に大きな値とした訳である。次にＢ
号機到着予想時間TYJ（Ｂ）算出のステップ（110）に入
る。詳細ステップは省略したが、ステップ（101）〜（1
03）をそのままＢ号機に置き換えたものなので、Ｂ号機
は割当不能号機でないから到着予想時間TYJ（Ｂ）を実
際の状態から求めることになる。求め方は公知であるの
で詳しくは述べないが、ここでは１停止10秒１階床走行
２秒で計算するものとする。Ｂ号機（1B）は１階にお
り、４階にかご呼び（C4B）をもっているので、５階（5
F）に到着するまでの到着予想時間TYJ（Ｂ）は TYJ（Ｂ）＝10×１＋２×（５−１）＝18（秒） となる。同様にＣ号機（1C）は６階におり、１階にかご
呼び（C1C）をもっているので、５階（5F）に到着する
までの到着予想時間TYJ（Ｃ）はステップ（120）で演算
され、 TYJ（Ｃ）＝10×１＋２×｛（６−１）＋（５−１）｝ ＝28（秒） となる。ただし、Ｃ号機（1C）は１階で10秒停止後折り
返すものとして計算した。
こうして各Ａ〜Ｃ号機の到着予想時間は夫々TYJ
（Ａ）＝999,TYJ（Ｂ）＝18,TYJ（Ｃ）＝28となり、ス
テップ（131）でその値が最小となるＢ号機（1B）が割
当号機となる。すなわち乗り合せを避けるため、５階の
乗場呼びに対しサービス的には２番目に良いＢ号機（1
B）が割り当てられた訳である。
（Ａ）＝999,TYJ（Ｂ）＝18,TYJ（Ｃ）＝28となり、ス
テップ（131）でその値が最小となるＢ号機（1B）が割
当号機となる。すなわち乗り合せを避けるため、５階の
乗場呼びに対しサービス的には２番目に良いＢ号機（1
B）が割り当てられた訳である。
最後にステップ（56）でＢ号機の各台制御装置（2B）
（図示してない）に割当信号を出力する。そして割り当
てられた事を示すためＢ号機のホールランタン（42B）
（図示してない）を点灯する。こうして再びステップ
（51）に戻るが、５階の上方向乗場呼びに割当てられた
かごはＢ号機に決まったので、ステップ（53）が「は
い」となり、５階乗場呼びボタン（41）の上方向が操作
されても、再びかご割当を行うことはしない。
（図示してない）に割当信号を出力する。そして割り当
てられた事を示すためＢ号機のホールランタン（42B）
（図示してない）を点灯する。こうして再びステップ
（51）に戻るが、５階の上方向乗場呼びに割当てられた
かごはＢ号機に決まったので、ステップ（53）が「は
い」となり、５階乗場呼びボタン（41）の上方向が操作
されても、再びかご割当を行うことはしない。
第２図（ｂ）〜（ｅ）もＡ号機（1A）に５階の上方向
の乗場呼びを割り当てると異なるセクタの人と乗り合せ
ることになってしまうケースを示している。
の乗場呼びを割り当てると異なるセクタの人と乗り合せ
ることになってしまうケースを示している。
まず第２図（ｂ）ではＡ号機（1A）には既に３階の上
方向の乗場呼び（U3A）が割当てられているため、５階
の上方向の乗場呼びを割当てると、８階のかご呼び（C8
A）に応答して下方向に反転して運行し、３階から再び
上方向に反転して３階、５階と停止する事になるため、
異なるセクタ（第２セクタと第３セクタ）の人が乗り合
せてしまう事になる。プログラムとしてはステップ（6
1），（62），（66）からステップ（68）に進んでＡ号
機（1A）は割当不能号機となる。
方向の乗場呼び（U3A）が割当てられているため、５階
の上方向の乗場呼びを割当てると、８階のかご呼び（C8
A）に応答して下方向に反転して運行し、３階から再び
上方向に反転して３階、５階と停止する事になるため、
異なるセクタ（第２セクタと第３セクタ）の人が乗り合
せてしまう事になる。プログラムとしてはステップ（6
1），（62），（66）からステップ（68）に進んでＡ号
機（1A）は割当不能号機となる。
第２図（Ｃ）ではＡ号機（1A）は４階を下方向サービ
ス中であるが、第２図（ｂ）と同様、既に３階の上方向
の乗場呼び（U3A）が割当てられているため、乗り合せ
となる。プログラムとしてはステップ（61），（67）か
らステップ（68）へと進んでＡ号機（1A）は割当不能号
機となる。
ス中であるが、第２図（ｂ）と同様、既に３階の上方向
の乗場呼び（U3A）が割当てられているため、乗り合せ
となる。プログラムとしてはステップ（61），（67）か
らステップ（68）へと進んでＡ号機（1A）は割当不能号
機となる。
第２図（ｄ）ではＡ号機（1A）に既に第４セクタであ
る８階へ行きたい客が乗っておりかご呼び（C8A）が登
録されている。この客は５階に到着しても当然乗ってい
るので第３セクタである５階から乗ってくると客と乗り
合せになってしまう。プログラムとしてはステップ（6
1），（62），（63），（64）からステップ（68）へと
進んでＡ号機（1A）は割当不能号機となる。
る８階へ行きたい客が乗っておりかご呼び（C8A）が登
録されている。この客は５階に到着しても当然乗ってい
るので第３セクタである５階から乗ってくると客と乗り
合せになってしまう。プログラムとしてはステップ（6
1），（62），（63），（64）からステップ（68）へと
進んでＡ号機（1A）は割当不能号機となる。
第２図（ｅ）ではＡ号機（1A）は３階に上方向をもつ
て停止している。まだかご呼びは登録されていないが、
客が乗ってくる可能性は非常に高く、また５階より上方
に行く可能性も高い。したがって第２図（ｄ）と同様乗
り合せの可能性が高い。プログラムとしてはステップ
（61），（62），（63），（64），（65）まで進んでス
テップ（68）でＡ号機（1A）を割当不能号機とする。
て停止している。まだかご呼びは登録されていないが、
客が乗ってくる可能性は非常に高く、また５階より上方
に行く可能性も高い。したがって第２図（ｄ）と同様乗
り合せの可能性が高い。プログラムとしてはステップ
（61），（62），（63），（64），（65）まで進んでス
テップ（68）でＡ号機（1A）を割当不能号機とする。
第２図（ｂ）〜（ｅ）の場合、いずれにしてもＡ号機
（1A）は割当不能号機となるので、第２図（ａ）の場合
と同様ステップ（55）で、Ｂ号機（1B）が割当てられる
事になる。
（1A）は割当不能号機となるので、第２図（ａ）の場合
と同様ステップ（55）で、Ｂ号機（1B）が割当てられる
事になる。
なお、上記実施例では５階の上方向の乗場呼びについ
てのみ示したが、他の乗場呼びについてもほぼ同様のプ
ログラムで実現可能である。また、階床数、エレベータ
台数、セクタ数が実施例に限らないのは当然である。
てのみ示したが、他の乗場呼びについてもほぼ同様のプ
ログラムで実現可能である。また、階床数、エレベータ
台数、セクタ数が実施例に限らないのは当然である。
また、本実施例では乗場呼びを割り当てると他のセク
タから乗った人と乗り合せるケースの代表例を示した
が、これに限るものではない。
タから乗った人と乗り合せるケースの代表例を示した
が、これに限るものではない。
更に、本実施例では乗り合せとなるエレベータを初め
から割当評価の対象から除くようにしたが、サービスの
良否によっては乗り合せも止むを得ないという場合には
乗り合せが予想されることを割当評価の１つとして加え
るようにすれば良い。例えば乗り合せが予想される号機
には30秒のペナルティを与える事にし、到着予想時間に
加算して他の号機と比較するようにすればよい。この場
合は乗り合せが予想されても他の号機より30秒以上到着
が早いと予想されればその号機を割当てる事になる。
から割当評価の対象から除くようにしたが、サービスの
良否によっては乗り合せも止むを得ないという場合には
乗り合せが予想されることを割当評価の１つとして加え
るようにすれば良い。例えば乗り合せが予想される号機
には30秒のペナルティを与える事にし、到着予想時間に
加算して他の号機と比較するようにすればよい。この場
合は乗り合せが予想されても他の号機より30秒以上到着
が早いと予想されればその号機を割当てる事になる。
［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、エレベータがサー
ビスする複数のセクタに分割された階床のうち、任意の
階床の乗場呼びボタンが所定方向に操作されたか否かを
判断すると共に所定方向の乗場呼びに割り当てられたエ
レベータのかごがあるか否かを判断する判断手段と、異
なるセクタから乗り込む客がエレベータに乗り合わせる
ことがないようにエレベータのかごを割り当てる乗り合
せ防止手段とを備え、この乗り合せ防止手段は乗場呼び
が生じたとき、その乗場呼びと同一方向で後方をサービ
ス中で、前方に乗場呼びと同一方向でその乗場呼びの発
生した階床の属するセクタと異なるセクタの乗場呼びに
対し既に割り当てられているエレベータを割り当てない
ようにしたので、 また、エレベータがサービスする複数のセクタに分割
された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが所定
方向に操作されたか否かが判断すると共に所定方向の乗
場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあるか否か
を判断する判断手段と、異なるセクタから乗り込む客が
エレベータに乗り合わせることがないようにエレベータ
のかごを割り当てる乗り合せ防止手段とを備え、この乗
り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、その乗場呼び
と同一方向で前方をサービス中で、後方に乗場呼びと同
一方向でその乗場呼びの発生した階床の属するセクタと
異なるセクタの乗場呼びに対し既に割り当てられている
エレベータを割り当てないようにしたので、 また、エレベータがサービスする複数のセクタに分割
された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが所定
方向に操作されたか否かを判断すると共に所定方向の乗
場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあるか否か
を判断する判断手段と、異なるセクタから乗り込む客が
エレベータに乗り合わせることがないように上記エレベ
ータのかごを割り当てる乗り合せ防止手段とを備え、こ
の乗り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、その乗場
呼びと逆方向でサービス中で、乗場呼びと同一方向でそ
の乗場呼びの発生した階床の属するセクタと異なるセク
タの乗場呼びに対し既に割り当てられているエレベータ
を割り当てないようにしたので、 また、エレベータがサービスする複数のセクタに分割
された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが所定
方向に操作されたか否かを判断すると共に所定方向の乗
場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあるか否か
を判断する判断手段と、異なるセクタから乗り込む客が
エレベータに乗り合わせることがないようにエレベータ
のかごを割り当てる乗り合せ防止手段とを備え、この乗
り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、その乗場呼び
と同一方向で後方をサービス中で、その乗場呼びより前
方に乗場呼びの発生した階床の属するセクタと異なるセ
クタのかご呼びが登録されているエレベータを割り当て
ないようにしたので、 さらに、エレベータがサービスする複数のセクタに分
割された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが所
定方向に操作されたか否かを判断すると共に所定方向の
乗場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあるか否
かを判断する判断手段と、異なるセクタから乗り込む客
がエレベータに乗り合わせることがないようにエレベー
タのかごを割り当てる乗り合せ防止手段とを備え、この
乗り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、その乗場呼
びと同一方向で後方をサービス中で、その乗場呼びの発
生した階床の属するセクタと異なるセクタの階床に停止
中のエレベータを割り当てないようにしたので、ライバ
ル会社の如き特定の会社の人が乗り合せる事なく、それ
程サービスも落とさないようエレベータを群管理する事
ができる効果を奏する。
ビスする複数のセクタに分割された階床のうち、任意の
階床の乗場呼びボタンが所定方向に操作されたか否かを
判断すると共に所定方向の乗場呼びに割り当てられたエ
レベータのかごがあるか否かを判断する判断手段と、異
なるセクタから乗り込む客がエレベータに乗り合わせる
ことがないようにエレベータのかごを割り当てる乗り合
せ防止手段とを備え、この乗り合せ防止手段は乗場呼び
が生じたとき、その乗場呼びと同一方向で後方をサービ
ス中で、前方に乗場呼びと同一方向でその乗場呼びの発
生した階床の属するセクタと異なるセクタの乗場呼びに
対し既に割り当てられているエレベータを割り当てない
ようにしたので、 また、エレベータがサービスする複数のセクタに分割
された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが所定
方向に操作されたか否かが判断すると共に所定方向の乗
場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあるか否か
を判断する判断手段と、異なるセクタから乗り込む客が
エレベータに乗り合わせることがないようにエレベータ
のかごを割り当てる乗り合せ防止手段とを備え、この乗
り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、その乗場呼び
と同一方向で前方をサービス中で、後方に乗場呼びと同
一方向でその乗場呼びの発生した階床の属するセクタと
異なるセクタの乗場呼びに対し既に割り当てられている
エレベータを割り当てないようにしたので、 また、エレベータがサービスする複数のセクタに分割
された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが所定
方向に操作されたか否かを判断すると共に所定方向の乗
場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあるか否か
を判断する判断手段と、異なるセクタから乗り込む客が
エレベータに乗り合わせることがないように上記エレベ
ータのかごを割り当てる乗り合せ防止手段とを備え、こ
の乗り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、その乗場
呼びと逆方向でサービス中で、乗場呼びと同一方向でそ
の乗場呼びの発生した階床の属するセクタと異なるセク
タの乗場呼びに対し既に割り当てられているエレベータ
を割り当てないようにしたので、 また、エレベータがサービスする複数のセクタに分割
された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが所定
方向に操作されたか否かを判断すると共に所定方向の乗
場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあるか否か
を判断する判断手段と、異なるセクタから乗り込む客が
エレベータに乗り合わせることがないようにエレベータ
のかごを割り当てる乗り合せ防止手段とを備え、この乗
り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、その乗場呼び
と同一方向で後方をサービス中で、その乗場呼びより前
方に乗場呼びの発生した階床の属するセクタと異なるセ
クタのかご呼びが登録されているエレベータを割り当て
ないようにしたので、 さらに、エレベータがサービスする複数のセクタに分
割された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが所
定方向に操作されたか否かを判断すると共に所定方向の
乗場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあるか否
かを判断する判断手段と、異なるセクタから乗り込む客
がエレベータに乗り合わせることがないようにエレベー
タのかごを割り当てる乗り合せ防止手段とを備え、この
乗り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、その乗場呼
びと同一方向で後方をサービス中で、その乗場呼びの発
生した階床の属するセクタと異なるセクタの階床に停止
中のエレベータを割り当てないようにしたので、ライバ
ル会社の如き特定の会社の人が乗り合せる事なく、それ
程サービスも落とさないようエレベータを群管理する事
ができる効果を奏する。
第１図はこの発明によるエレベータの群管理装置の一実
施例を示すブロック図、第２図はこの発明の一実施例の
建物とエレベータの関係を示す図、第３図は第１図のCP
U（31）で演算されるプログラムの機能フロー図、第４
図は第３図のステップ（54）の詳細を示す機能フロー
図、第５図は第３図のステップ（55）の詳細を示す機能
フロー図である。 図において、（1A）〜（1C）はＡ〜Ｃ号機のエレベータ
のかご、（2A）〜（2B）はＡ〜Ｃ号機の各台制御装置、
（３）は群管理装置、（31）はCPU、（32）はROM、（3
3）はRAM、（34）は通信制御インタフエース、（41）は
乗場呼びボタンである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
施例を示すブロック図、第２図はこの発明の一実施例の
建物とエレベータの関係を示す図、第３図は第１図のCP
U（31）で演算されるプログラムの機能フロー図、第４
図は第３図のステップ（54）の詳細を示す機能フロー
図、第５図は第３図のステップ（55）の詳細を示す機能
フロー図である。 図において、（1A）〜（1C）はＡ〜Ｃ号機のエレベータ
のかご、（2A）〜（2B）はＡ〜Ｃ号機の各台制御装置、
（３）は群管理装置、（31）はCPU、（32）はROM、（3
3）はRAM、（34）は通信制御インタフエース、（41）は
乗場呼びボタンである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武島 功児 愛知県稲沢市菱町１番地 三菱電機メカ トロニクスソフトウェア株式会社稲沢支 所内 (72)発明者 中島 秀信 愛知県稲沢市菱町１番地 三菱電機メカ トロニクスソフトウェア株式会社稲沢支 所内 (56)参考文献 特開 平３−147685（ＪＰ，Ａ)
Claims (5)
- 【請求項１】エレベータがサービスする複数のセクタに
分割された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが
所定方向に操作されたか否かを判断すると共に上記所定
方向の乗場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあ
るか否かを判断する判断手段と、 異なるセクタから乗り込む客が上記エレベータに乗り合
わせることがないように上記エレベータのかごを割り当
てる乗り合せ防止手段と を備え、該乗り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、
その乗場呼びと同一方向で後方をサービス中で、前方に
上記乗場呼びと同一方向でその乗場呼びの発生した階床
の属するセクタと異なるセクタの乗場呼びに対し既に割
り当てられているエレベータを割り当てないようにした
ことを特徴とするエレベータの群管理装置。 - 【請求項２】エレベータがサービスする複数のセクタに
分割された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが
所定方向に操作されたか否かが判断すると共に上記所定
方向の乗場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあ
るか否かを判断する判断手段と、 異なるセクタから乗り込む客が上記エレベータに乗り合
わせることがないように上記エレベータのかごを割り当
てる乗り合せ防止手段と を備え、該乗り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、
その乗場呼びと同一方向で前方をサービス中で、後方に
上記乗場呼びと同一方向でその乗場呼びの発生した階床
の属するセクタと異なるセクタの乗場呼びに対し既に割
り当てられているエレベータを割り当てないようにした
ことを特徴とするエレベータの群管理装置。 - 【請求項３】エレベータがサービスする複数のセクタに
分割された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが
所定方向に操作されたか否かを判断すると共に上記所定
方向の乗場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあ
るか否かを判断する判断手段と、 異なるセクタから乗り込む客が上記エレベータに乗り合
わせることがないように上記エレベータのかごを割り当
てる乗り合せ防止手段と を備え、該乗り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、
その乗場呼びと逆方向でサービス中で、上記乗場呼びと
同一方向でその乗場呼びの発生した階床の属するセクタ
と異なるセクタの乗場呼びに対し既に割り当てられてい
るエレベータを割り当てないようにしたことを特徴とす
るエレベータの群管理装置。 - 【請求項４】エレベータがサービスする複数のセクタに
分割された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが
所定方向に操作されたか否かを判断すると共に上記所定
方向の乗場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあ
るか否かを判断する判断手段と、 異なるセクタから乗り込む客が上記エレベータに乗り合
わせることがないように上記エレベータのかごを割り当
てる乗り合せ防止手段と を備え、該乗り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、
その乗場呼びと同一方向で後方をサービス中で、その乗
場呼びより前方に上記乗場呼びの発生した階床の属する
セクタと異なるセクタのかご呼びが登録されているエレ
ベータを割り当てないようにしたことを特徴とするエレ
ベータの群管理装置。 - 【請求項５】エレベータがサービスする複数のセクタに
分割された階床のうち、任意の階床の乗場呼びボタンが
所定方向に操作されたか否かを判断すると共に上記所定
方向の乗場呼びに割り当てられたエレベータのかごがあ
るか否かを判断する判断手段と、 異なるセクタから乗り込む客が上記エレベータに乗り合
わせることがないように上記エレベータのかごを割り当
てる乗り合せ防止手段と を備え、該乗り合せ防止手段は乗場呼びが生じたとき、
その乗場呼びと同一方向で後方をサービス中で、その乗
場呼びの発生した階床の属するセクタと異なるセクタの
階床に停止中のエレベータを割り当てないようにしたこ
とを特徴とするエレベータの群管理装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2275232A JP2575526B2 (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | エレベータの群管理装置 |
| TW080107337A TW205029B (ja) | 1990-10-16 | 1991-09-17 | |
| KR1019910017774A KR950002523B1 (ko) | 1990-10-16 | 1991-10-10 | 엘리베이터의 군관리장치 |
| US07/775,613 US5285028A (en) | 1990-10-16 | 1991-10-15 | Group control method and apparatus for elevators for assignment of coincident calls |
| CN91109671A CN1023101C (zh) | 1990-10-16 | 1991-10-15 | 电梯群管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2275232A JP2575526B2 (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | エレベータの群管理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04153169A JPH04153169A (ja) | 1992-05-26 |
| JP2575526B2 true JP2575526B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=17552543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2275232A Expired - Lifetime JP2575526B2 (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | エレベータの群管理装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5285028A (ja) |
| JP (1) | JP2575526B2 (ja) |
| KR (1) | KR950002523B1 (ja) |
| CN (1) | CN1023101C (ja) |
| TW (1) | TW205029B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6071160B1 (ja) * | 2016-04-01 | 2017-02-01 | 株式会社エレベータ研究所 | エレベータシステム |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5300739A (en) * | 1992-05-26 | 1994-04-05 | Otis Elevator Company | Cyclically varying an elevator car's assigned group in a system where each group has a separate lobby corridor |
| JP3125547B2 (ja) * | 1993-12-06 | 2001-01-22 | 株式会社日立製作所 | エレベータ装置 |
| US5865274A (en) * | 1995-10-24 | 1999-02-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Elevator group management control apparatus and elevator group management control method |
| CN1201993C (zh) | 2001-02-12 | 2005-05-18 | 因温特奥股份公司 | 将电梯轿厢分配成目标呼叫控制组的方法 |
| EP1418148B1 (de) * | 2002-11-06 | 2007-04-04 | Inventio Ag | Steuerung mit Zonenkontrolle |
| US7487861B2 (en) * | 2003-08-06 | 2009-02-10 | Otis Elevator Company | Elevator traffic control |
| US8151943B2 (en) * | 2007-08-21 | 2012-04-10 | De Groot Pieter J | Method of controlling intelligent destination elevators with selected operation modes |
| US8387757B2 (en) * | 2008-03-31 | 2013-03-05 | Otis Elevator Company | Elevator car assignment control strategy with passenger group separation and future serviceability features |
| KR101941509B1 (ko) * | 2012-05-03 | 2019-01-23 | 삼성전자주식회사 | 이어잭 오인식 방지 장치 및 방법 |
| US9957132B2 (en) * | 2015-02-04 | 2018-05-01 | Thyssenkrupp Elevator Ag | Elevator control systems |
| JP6479626B2 (ja) * | 2015-10-28 | 2019-03-06 | 株式会社日立製作所 | エレベーター装置 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3743057A (en) * | 1971-06-10 | 1973-07-03 | Reliance Electric Co | Elevator recall control with interfloor traffic control |
| US4026389A (en) * | 1975-12-11 | 1977-05-31 | Magee John E | Elevator car passenger security system |
| US4792019A (en) * | 1988-02-12 | 1988-12-20 | Otis Elevator Company | Contiguous floor channeling with up hall call elevator dispatching |
| US4804069A (en) * | 1988-02-12 | 1989-02-14 | Otis Elevator Company | Contiguous floor channeling elevator dispatching |
| US4782921A (en) * | 1988-03-16 | 1988-11-08 | Westinghouse Electric Corp. | Coincident call optimization in an elevator dispatching system |
| JP2735318B2 (ja) * | 1989-10-31 | 1998-04-02 | 株式会社東芝 | エレベータの運転方法 |
| JPH0455271A (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-21 | Mitsubishi Electric Corp | 共用エレベータの運転方式 |
-
1990
- 1990-10-16 JP JP2275232A patent/JP2575526B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-09-17 TW TW080107337A patent/TW205029B/zh active
- 1991-10-10 KR KR1019910017774A patent/KR950002523B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1991-10-15 US US07/775,613 patent/US5285028A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-10-15 CN CN91109671A patent/CN1023101C/zh not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6071160B1 (ja) * | 2016-04-01 | 2017-02-01 | 株式会社エレベータ研究所 | エレベータシステム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1060825A (zh) | 1992-05-06 |
| JPH04153169A (ja) | 1992-05-26 |
| KR950002523B1 (ko) | 1995-03-21 |
| CN1023101C (zh) | 1993-12-15 |
| US5285028A (en) | 1994-02-08 |
| TW205029B (ja) | 1993-05-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2575526B2 (ja) | エレベータの群管理装置 | |
| US20040129502A1 (en) | Group controller of elevator | |
| CN101233063A (zh) | 电梯群管理控制装置 | |
| JP3251595B2 (ja) | エレベータの制御装置 | |
| JPH04317966A (ja) | 残り応答時間に基づくエレベータ運行方法 | |
| JP4948547B2 (ja) | エレベータ表示システム | |
| JPH07149480A (ja) | 瞬時的なセクタ割り付け方法 | |
| JPH07157208A (ja) | エレベータの運行制御装置と運行制御方法 | |
| JPH03172290A (ja) | エレベータの群管理制御装置 | |
| JPH02127377A (ja) | エレベーターの呼び登録装置 | |
| JPH07157209A (ja) | エレベータの制御装置 | |
| JP2505645B2 (ja) | エレベ―タの制御装置 | |
| JPH0480185A (ja) | エレベータ | |
| JPH03216471A (ja) | エレベータの制御装置 | |
| JPH1121031A (ja) | エレベーターの群管理装置 | |
| JPH04358682A (ja) | エレベータ制御装置 | |
| JPH03272979A (ja) | エレベータの群管理装置 | |
| JPS6124295B2 (ja) | ||
| KR100295881B1 (ko) | 엘리베이터 군관리 제어장치 및 방법 | |
| JPH04354770A (ja) | エレベーターの運転装置 | |
| JPH04179685A (ja) | エレベータの群管理制御装置 | |
| JPH05116852A (ja) | エレベータの特別客サービス運転装置 | |
| JPH04164788A (ja) | エレベータの乗場報知装置 | |
| JPH0912234A (ja) | エレベータの群管理制御装置 | |
| JPH08169650A (ja) | エレベーターの制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071024 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024 Year of fee payment: 14 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |