JP2575505Y2 - 作業車の作業台 - Google Patents
作業車の作業台Info
- Publication number
- JP2575505Y2 JP2575505Y2 JP1993031329U JP3132993U JP2575505Y2 JP 2575505 Y2 JP2575505 Y2 JP 2575505Y2 JP 1993031329 U JP1993031329 U JP 1993031329U JP 3132993 U JP3132993 U JP 3132993U JP 2575505 Y2 JP2575505 Y2 JP 2575505Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- pole
- workbench
- work
- worktable
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、作業車の作業台に関
し、さらにはオペレータの作業環境を向上させるために
作業台上に屋根を備えた作業車の作業台に関する。
し、さらにはオペレータの作業環境を向上させるために
作業台上に屋根を備えた作業車の作業台に関する。
【0002】
【従来の技術】車体上に伸縮、起伏作動が自在なブーム
を配設し、このブームの先端に作業台を設けた高所作業
車においては、作業時にはブームを起仰、伸長させるこ
とにより作業台を任意の作業位置に移動させて作業を行
う。このような高所作業車においては、屋外で作業を行
う場合に使用されることが多く、また、降雨時あるいは
強風時においても作業を行う場合がある。
を配設し、このブームの先端に作業台を設けた高所作業
車においては、作業時にはブームを起仰、伸長させるこ
とにより作業台を任意の作業位置に移動させて作業を行
う。このような高所作業車においては、屋外で作業を行
う場合に使用されることが多く、また、降雨時あるいは
強風時においても作業を行う場合がある。
【0003】そこで、このような高所作業車において
は、作業者の作業環境を向上させるために、作業台に支
柱を設けて作業台の上方に屋根(テント)を備えること
により風雨を避けるような構成としたものがある。
は、作業者の作業環境を向上させるために、作業台に支
柱を設けて作業台の上方に屋根(テント)を備えること
により風雨を避けるような構成としたものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、作業の
内容によっては作業台に設けられた支柱が作業の妨げと
なる場合がある。このため、作業台に搭乗したオペレー
タがテントを使用せずに作業を行う場合にはテントおよ
び支柱を取り外す必要がある。ここで、作業台に備えら
れたテントは、ある程度の風雨に耐える強度を有する必
要があり強固に構成されているため、着脱作業が困難で
あるという問題があった。また、作業台を使用していな
い場合、布製のカバーをベルト等により作業台の開口部
に固定するので作業性が悪く、また、カバーをしないと
雨水等の侵入があるという問題があった。
内容によっては作業台に設けられた支柱が作業の妨げと
なる場合がある。このため、作業台に搭乗したオペレー
タがテントを使用せずに作業を行う場合にはテントおよ
び支柱を取り外す必要がある。ここで、作業台に備えら
れたテントは、ある程度の風雨に耐える強度を有する必
要があり強固に構成されているため、着脱作業が困難で
あるという問題があった。また、作業台を使用していな
い場合、布製のカバーをベルト等により作業台の開口部
に固定するので作業性が悪く、また、カバーをしないと
雨水等の侵入があるという問題があった。
【0005】本考案は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、作業台の上方に屋根を備えた作業車の作
業台において、屋根の着脱を行うことなく、必要な場合
には簡単にセットすることができ、かつ作業台のカバー
としても使用することのできる屋根を備えた作業車の作
業台を提供することを目的としている。
たものであり、作業台の上方に屋根を備えた作業車の作
業台において、屋根の着脱を行うことなく、必要な場合
には簡単にセットすることができ、かつ作業台のカバー
としても使用することのできる屋根を備えた作業車の作
業台を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案の作業車の作業台においては、有底筒状に
形成されて作業車に備えられたオペレータ搭乗用の作業
台の上部開口を覆うように形成された屋根部材と、この
作業台の後方に伸縮自在な昇降ポールを備えている。そ
して、屋根部材が昇降ポールにおける先端ポール部材に
対してスライド自在に且つ回動自在に構成されている。
これにより、屋根部材を水平状態のまま前方にスライド
させ昇降ポールを縮小させたときには屋根部材が作業台
の上部開口を覆うカバー位置となり、屋根部材を水平状
態のまま前方にスライドさせ昇降ポールを伸長させたと
きには屋根部材が作業台の上部開口に位置する屋根位置
となり、屋根部材を後方にスライドさせて直角に回動さ
せ昇降ポールを縮小させた状態では屋根部材が作業台の
後側面と平行な格納位置に位置するように構成されてい
る。
めに、本考案の作業車の作業台においては、有底筒状に
形成されて作業車に備えられたオペレータ搭乗用の作業
台の上部開口を覆うように形成された屋根部材と、この
作業台の後方に伸縮自在な昇降ポールを備えている。そ
して、屋根部材が昇降ポールにおける先端ポール部材に
対してスライド自在に且つ回動自在に構成されている。
これにより、屋根部材を水平状態のまま前方にスライド
させ昇降ポールを縮小させたときには屋根部材が作業台
の上部開口を覆うカバー位置となり、屋根部材を水平状
態のまま前方にスライドさせ昇降ポールを伸長させたと
きには屋根部材が作業台の上部開口に位置する屋根位置
となり、屋根部材を後方にスライドさせて直角に回動さ
せ昇降ポールを縮小させた状態では屋根部材が作業台の
後側面と平行な格納位置に位置するように構成されてい
る。
【0007】
【作用】このような作業車の作業台においては、作業台
にオペレータが搭乗しない場合に屋根部材をカバー位置
に位置させたときは作業台のカバーとして作用し、屋根
部材を屋根位置に位置させたときは、作業台の屋根とし
て作用する。また、作業時に屋根を必要としない場合に
は、屋根を昇降ポールに対して回動させることにより作
業台の後側面に位置させて格納することができる。
にオペレータが搭乗しない場合に屋根部材をカバー位置
に位置させたときは作業台のカバーとして作用し、屋根
部材を屋根位置に位置させたときは、作業台の屋根とし
て作用する。また、作業時に屋根を必要としない場合に
は、屋根を昇降ポールに対して回動させることにより作
業台の後側面に位置させて格納することができる。
【0008】
【実施例】以下本考案の好ましい実施例について図を参
照して説明する。まず、本考案に係る作業台を備えた高
所作業車について図5を用いて説明する。高所作業車1
においては、車体11上に車体11に対して旋回自在な
旋回台12が配設されている。この旋回台12の上部に
はブーム13の基端部が枢着されている。ブーム13は
3段のブーム部材からなり、テレスコピックに(入れ子
式に)伸縮自在に構成され、ブーム13と旋回台12と
の間に備えらている起伏シリンダの伸縮作動により起伏
が自在である。
照して説明する。まず、本考案に係る作業台を備えた高
所作業車について図5を用いて説明する。高所作業車1
においては、車体11上に車体11に対して旋回自在な
旋回台12が配設されている。この旋回台12の上部に
はブーム13の基端部が枢着されている。ブーム13は
3段のブーム部材からなり、テレスコピックに(入れ子
式に)伸縮自在に構成され、ブーム13と旋回台12と
の間に備えらている起伏シリンダの伸縮作動により起伏
が自在である。
【0009】ブーム13の先端には、レベリング機構
(図示せず)によって常時垂直に保持される垂直ポスト
14が備えられている。垂直ポスト14には旋回自在に
作業台15が備えられており、垂直ポスト14を中心に
自在に旋回することができる。これにより、作業台15
に搭乗したオペレータは、任意の高所に移動することに
より所望の高所作業を行うことができる。
(図示せず)によって常時垂直に保持される垂直ポスト
14が備えられている。垂直ポスト14には旋回自在に
作業台15が備えられており、垂直ポスト14を中心に
自在に旋回することができる。これにより、作業台15
に搭乗したオペレータは、任意の高所に移動することに
より所望の高所作業を行うことができる。
【0010】このように構成された高所作業車において
は、降雨時においても屋外で作業を行う場合がある。こ
のため、本考案に係る作業車の作業台においては、作業
台の上方に屋根16を設け、オペレータの作業環境の向
上を図ることとしている。ここで、図1から図4を加え
て本考案に係る作業台について説明する。作業台15
は、電柱等における配電作業を行う場合にオペレータの
感電事故を防止するために、FRP等の絶縁材料により
有底筒状に形成され、オペレータが搭乗できるようにな
っている。
は、降雨時においても屋外で作業を行う場合がある。こ
のため、本考案に係る作業車の作業台においては、作業
台の上方に屋根16を設け、オペレータの作業環境の向
上を図ることとしている。ここで、図1から図4を加え
て本考案に係る作業台について説明する。作業台15
は、電柱等における配電作業を行う場合にオペレータの
感電事故を防止するために、FRP等の絶縁材料により
有底筒状に形成され、オペレータが搭乗できるようにな
っている。
【0011】この作業台15の内面における側面15b
(作業台15の後方)には、2本の昇降ポール17、1
7が上下に伸びて取り付けられており、この、昇降ポー
ル17、17の上部には、レール19を介して屋根16
が取り付けられている。昇降ポール17は、基端ポール
部材17c、中間ポール部材17bおよび先端ポール部
材17aからなりテレスコピックに伸縮自在に構成され
ている。ここで、基端ポール部材17cは、作業台15
の内側面15bに固設されている。基端ポール部材17
cには、中間ポール部材17bが基端ポール部材17a
に対して上下方向に伸縮自在に備えられており中間ポー
ル部材17bには先端ポール部材17aが中間ポール部
材17bに対して上下方向に伸縮自在に備えられてい
る。
(作業台15の後方)には、2本の昇降ポール17、1
7が上下に伸びて取り付けられており、この、昇降ポー
ル17、17の上部には、レール19を介して屋根16
が取り付けられている。昇降ポール17は、基端ポール
部材17c、中間ポール部材17bおよび先端ポール部
材17aからなりテレスコピックに伸縮自在に構成され
ている。ここで、基端ポール部材17cは、作業台15
の内側面15bに固設されている。基端ポール部材17
cには、中間ポール部材17bが基端ポール部材17a
に対して上下方向に伸縮自在に備えられており中間ポー
ル部材17bには先端ポール部材17aが中間ポール部
材17bに対して上下方向に伸縮自在に備えられてい
る。
【0012】このように構成された昇降ポール17にお
いては、各ポール部材の伸長位置を保持するために、各
ポール部材17a〜17cに設けられた保持孔に挿入さ
れる中間ポール保持ピン18aおよび、先端ポール保持
ピン18bを備えている。中間ポール保持ピン18a
は、基端ポール部材17cに貫通して設けられた基端ポ
ール貫通孔17fの外周から挿入され、中間ポール部材
17bの下端部に設けられた中間ポール保持孔17dに
挿入保持される。これにより、基端ポール部材17cに
対する中間ポール部材17bの伸長位置を保持すること
ができる。また、先端ポール保持ピン18bは、中間ポ
ール17bに貫通して設けられた中間ポール貫通孔17
eの外周から挿入され、先端ポール部材17aの下端部
に設けられた先端ポール保持孔17hに挿入保持され
る。これにより、中間ポール部材17bに対する先端ポ
ール部材17aの伸長位置を保持することができる。な
お、図4において、先端ポール保持ピン18bを挿入す
ることにより中間ポール部材17bに対して先端ポール
部材17aを保持する場合を例に取って、保持ピンの挿
入状態を示している。
いては、各ポール部材の伸長位置を保持するために、各
ポール部材17a〜17cに設けられた保持孔に挿入さ
れる中間ポール保持ピン18aおよび、先端ポール保持
ピン18bを備えている。中間ポール保持ピン18a
は、基端ポール部材17cに貫通して設けられた基端ポ
ール貫通孔17fの外周から挿入され、中間ポール部材
17bの下端部に設けられた中間ポール保持孔17dに
挿入保持される。これにより、基端ポール部材17cに
対する中間ポール部材17bの伸長位置を保持すること
ができる。また、先端ポール保持ピン18bは、中間ポ
ール17bに貫通して設けられた中間ポール貫通孔17
eの外周から挿入され、先端ポール部材17aの下端部
に設けられた先端ポール保持孔17hに挿入保持され
る。これにより、中間ポール部材17bに対する先端ポ
ール部材17aの伸長位置を保持することができる。な
お、図4において、先端ポール保持ピン18bを挿入す
ることにより中間ポール部材17bに対して先端ポール
部材17aを保持する場合を例に取って、保持ピンの挿
入状態を示している。
【0013】先端ポール17aの先端部には、先端ポー
ル17aに対して回動自在なローラ20が取り付けられ
ている。このローラ20は、屋根16の内側面16aの
取り付けられたレール19におけるレール溝19aに係
合し、レール溝19aを転動するように構成されてい
る。これにより、屋根16は、昇降ポール17に対して
スライド自在であるとともに、回動自在に構成されるこ
ととなる。そして、この屋根16と先端ポール17a
は、屋根保持ピン18cによって屋根16の屋根位置
(屋根を使用して作業を行う場合の屋根の位置)を保持
することができるように構成されている。この屋根保持
ピン18cは、先端ポール部材17aに貫通して設けら
れた先端ポール貫通孔17gの外周から挿入され、屋根
16の後方(屋根を屋根位置に位置させた場合のローラ
20の近傍)に設けられた屋根保持孔16dに挿入保持
される。
ル17aに対して回動自在なローラ20が取り付けられ
ている。このローラ20は、屋根16の内側面16aの
取り付けられたレール19におけるレール溝19aに係
合し、レール溝19aを転動するように構成されてい
る。これにより、屋根16は、昇降ポール17に対して
スライド自在であるとともに、回動自在に構成されるこ
ととなる。そして、この屋根16と先端ポール17a
は、屋根保持ピン18cによって屋根16の屋根位置
(屋根を使用して作業を行う場合の屋根の位置)を保持
することができるように構成されている。この屋根保持
ピン18cは、先端ポール部材17aに貫通して設けら
れた先端ポール貫通孔17gの外周から挿入され、屋根
16の後方(屋根を屋根位置に位置させた場合のローラ
20の近傍)に設けられた屋根保持孔16dに挿入保持
される。
【0014】この、屋根16は、FRPあるいはカイダ
ック等の絶縁材料によって無底箱状に形成され、上面1
6bは雨が溜らないように傾斜して形成されている。屋
根16における下面の開口部16cの寸法は、作業台1
5の上部開口15aの外形寸法よりも大きく形成されて
おり、昇降ポール17を縮小させた位置で、屋根16が
作業台の上部開口15aを覆うカバーとなる。また、屋
根16の側面には、複数のフック等(図示せず)により
着脱自在に構成されたカーテン21が取り付けられ、作
業台15に搭乗したオペレータを風雨からさらに保護で
きるようになっている。
ック等の絶縁材料によって無底箱状に形成され、上面1
6bは雨が溜らないように傾斜して形成されている。屋
根16における下面の開口部16cの寸法は、作業台1
5の上部開口15aの外形寸法よりも大きく形成されて
おり、昇降ポール17を縮小させた位置で、屋根16が
作業台の上部開口15aを覆うカバーとなる。また、屋
根16の側面には、複数のフック等(図示せず)により
着脱自在に構成されたカーテン21が取り付けられ、作
業台15に搭乗したオペレータを風雨からさらに保護で
きるようになっている。
【0015】以上のように構成された作業台において、
上記のように昇降ポール17を伸長させ、各保持ピン1
8a〜18cを挿入することにより、図1に示すような
状態としたものが、降雨時等の屋根16を使用して作業
を行う場合の状態である。ここで、この状態から、作業
終了後にオペレータが作業台15から降りて、屋根16
を作業台15のカバーとして使用する場合には、中間ポ
ール保持ピン18aを引き抜き、中間ポール部材17b
を基端ポール部材17cに対して縮小させる。そして、
先端ポール保持ピン18bを引き抜き、先端ポール部材
17aを中間ポール部材17bに対して縮小させること
により、屋根16を下降させる。これにより、屋根16
がカバー位置に位置し、屋根16によって作業台15の
上部開口15aが覆われることとなり、図2に示すよう
に作業台15のカバーとして使用することができる。こ
のため、降雨時に高所作業車を屋外に停車させたり、作
業現場への移動のために走行させても作業台15内に水
が溜るようなことがない。
上記のように昇降ポール17を伸長させ、各保持ピン1
8a〜18cを挿入することにより、図1に示すような
状態としたものが、降雨時等の屋根16を使用して作業
を行う場合の状態である。ここで、この状態から、作業
終了後にオペレータが作業台15から降りて、屋根16
を作業台15のカバーとして使用する場合には、中間ポ
ール保持ピン18aを引き抜き、中間ポール部材17b
を基端ポール部材17cに対して縮小させる。そして、
先端ポール保持ピン18bを引き抜き、先端ポール部材
17aを中間ポール部材17bに対して縮小させること
により、屋根16を下降させる。これにより、屋根16
がカバー位置に位置し、屋根16によって作業台15の
上部開口15aが覆われることとなり、図2に示すよう
に作業台15のカバーとして使用することができる。こ
のため、降雨時に高所作業車を屋外に停車させたり、作
業現場への移動のために走行させても作業台15内に水
が溜るようなことがない。
【0016】次に、作業台15にオペレータが搭乗して
作業を行う場合において、屋根16が不要な場合につい
て説明する。この場合は、まず屋根保持ピン18cを引
き抜き、屋根16を矢印Aに示すように後方にスライド
させ、さらに、矢印Bに示すように直角に回動させる。
そして、上記のように屋根16をカバー位置に位置させ
る場合と同様に、昇降ポール17を縮小させる。これに
より、屋根16は、作業台15の後方における外周側面
(格納位置)に位置することとなるため、作業時におい
て屋根16が不要な場合であっても作業の妨げとなるこ
とがない。したがって、屋根16を作業時における屋根
あるいは、作業を行わないときカバーとして使用しない
場合には簡単に格納位置に格納することができる。
作業を行う場合において、屋根16が不要な場合につい
て説明する。この場合は、まず屋根保持ピン18cを引
き抜き、屋根16を矢印Aに示すように後方にスライド
させ、さらに、矢印Bに示すように直角に回動させる。
そして、上記のように屋根16をカバー位置に位置させ
る場合と同様に、昇降ポール17を縮小させる。これに
より、屋根16は、作業台15の後方における外周側面
(格納位置)に位置することとなるため、作業時におい
て屋根16が不要な場合であっても作業の妨げとなるこ
とがない。したがって、屋根16を作業時における屋根
あるいは、作業を行わないときカバーとして使用しない
場合には簡単に格納位置に格納することができる。
【0017】上記の実施例においては、屋根をスライド
させるために別途レールを取り付けることとしている
が、本考案はこのような実施例に限られるものではな
く、屋根の内周側面にローラが転動することができるフ
ランジ等を形成することにより、先端ポール部材に対し
てスライド自在な構成としてもよい。
させるために別途レールを取り付けることとしている
が、本考案はこのような実施例に限られるものではな
く、屋根の内周側面にローラが転動することができるフ
ランジ等を形成することにより、先端ポール部材に対し
てスライド自在な構成としてもよい。
【0018】
【考案の効果】以上のように、本考案の作業車の作業台
においては、作業台の上部開口を覆うように形成された
屋根部材と、テレスコピックに伸縮自在な複数のポール
部材からなる昇降ポールを作業台に備えている。そし
て、屋根部材が昇降ポールの先端ポール部材に対してス
ライド自在に且つ回動自在に構成されている。そして、
屋根部材を水平状態のまま前方にスライドさせ昇降ポー
ルを縮小させたときには屋根部材が作業台の上部開口を
覆うカバー位置となり、屋根部材を水平状態のまま前方
にスライドさせ昇降ポールを伸長させたときには屋根部
材が作業台の上部開口に位置する屋根位置となり、屋根
部材を後方にスライドさせて直角に回動させ昇降ポール
を縮小させた状態では屋根部材が作業台の後側面と平行
な格納位置に位置するように構成されている。これによ
り、作業台に屋根を必要とする場合には簡単にセットす
ることができ、不必要な場合には簡単に格納することが
できるとともに、作業台にオペレータが搭乗しない場合
には作業台の上部開口のカバーとして用いることができ
る。
においては、作業台の上部開口を覆うように形成された
屋根部材と、テレスコピックに伸縮自在な複数のポール
部材からなる昇降ポールを作業台に備えている。そし
て、屋根部材が昇降ポールの先端ポール部材に対してス
ライド自在に且つ回動自在に構成されている。そして、
屋根部材を水平状態のまま前方にスライドさせ昇降ポー
ルを縮小させたときには屋根部材が作業台の上部開口を
覆うカバー位置となり、屋根部材を水平状態のまま前方
にスライドさせ昇降ポールを伸長させたときには屋根部
材が作業台の上部開口に位置する屋根位置となり、屋根
部材を後方にスライドさせて直角に回動させ昇降ポール
を縮小させた状態では屋根部材が作業台の後側面と平行
な格納位置に位置するように構成されている。これによ
り、作業台に屋根を必要とする場合には簡単にセットす
ることができ、不必要な場合には簡単に格納することが
できるとともに、作業台にオペレータが搭乗しない場合
には作業台の上部開口のカバーとして用いることができ
る。
【図1】本考案に係る作業車用の作業台の屋根が屋根を
使用する作業時における位置(屋根位置)にある場合の
側面図である。
使用する作業時における位置(屋根位置)にある場合の
側面図である。
【図2】上記作業台の屋根がカバー位置にある場合の側
面図である。
面図である。
【図3】上記作業台の屋根が格納位置にある場合の側面
図である。
図である。
【図4】上記作業台における保持ピンの挿入状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】上記作業台を備えた高所作業車の側面図であ
る。
る。
10 高所作業車 15 作業台 16 屋根 17 昇降ポール 19 レール
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66F 9/00 - 11/04
Claims (1)
- 【請求項1】 有底筒状に形成されて作業車に備えられ
たオペレータ搭乗用の作業台と、 前記作業台の上部開口を覆うように形成された屋根部材
と、 前記作業台の後部に上下に伸びて備えられた基端ポール
部材およびこの基端ポール部材に対して上方に伸縮自在
な少なくとも1本の先端ポール部材を有した昇降ポール
とからなり、 前記屋根部材が前記昇降ポールの先端部を構成する先端
ポール部材に対してスライド自在に且つ回動自在に構成
され、 前記屋根部材を水平状態のまま前方にスライドさせ前記
昇降ポールを縮小させて前記作業台の上部開口を覆うカ
バー位置と、前記屋根部材を水平状態のまま前方にスラ
イドさせ前記作業台と水平に位置させて前記昇降ポール
を伸長させて前記作業台の上部開口の上方に位置させた
屋根位置と、前記屋根部材を後方にスライドさせて直角
に回動させ前記昇降ポールを縮小させて前記作業台の後
側面に前記作業台の側面と平行な格納位置に位置せしめ
るように構成したことを特徴とする作業車の作業台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993031329U JP2575505Y2 (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 作業車の作業台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993031329U JP2575505Y2 (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 作業車の作業台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0683696U JPH0683696U (ja) | 1994-11-29 |
| JP2575505Y2 true JP2575505Y2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=12328228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993031329U Expired - Fee Related JP2575505Y2 (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 作業車の作業台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2575505Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5279228B2 (ja) * | 2007-10-03 | 2013-09-04 | 中国電力株式会社 | 作業者保護具 |
| JP5150239B2 (ja) * | 2007-12-21 | 2013-02-20 | 株式会社タダノ | バケットカバー |
| KR101975293B1 (ko) * | 2018-10-05 | 2019-05-07 | 유지씨 주식회사 | 고소작업대용 안전 기구 및 그 안전 기구가 설치된 고소작업대 |
-
1993
- 1993-05-19 JP JP1993031329U patent/JP2575505Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0683696U (ja) | 1994-11-29 |
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