JP2575464Y2 - エンジンの燃料噴射制御装置 - Google Patents
エンジンの燃料噴射制御装置Info
- Publication number
- JP2575464Y2 JP2575464Y2 JP1992062149U JP6214992U JP2575464Y2 JP 2575464 Y2 JP2575464 Y2 JP 2575464Y2 JP 1992062149 U JP1992062149 U JP 1992062149U JP 6214992 U JP6214992 U JP 6214992U JP 2575464 Y2 JP2575464 Y2 JP 2575464Y2
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- Japan
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- airbag
- turned
- ignition
- signal
- fuel injection
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- Air Bags (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はエンジンの燃料噴射制御
装置に関し、特にエアバッグ作動時にエンジンへの燃料
供給を中止してエンジンを止め、あるいは燃料系からの
燃料のもれを防ぐようにした、エンジンの燃料噴射制御
装置に関する。
装置に関し、特にエアバッグ作動時にエンジンへの燃料
供給を中止してエンジンを止め、あるいは燃料系からの
燃料のもれを防ぐようにした、エンジンの燃料噴射制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりエンジンの燃料を供給する燃料
ポンプのオン・オフ切換えは、エンジン回転数信号(N
E信号)やスタータ信号などに応じてなされており、ま
た燃料噴射弁からの噴射制御のオン・オフは、該NE信
号、アイドル信号、スタータ信号などに応じてなされて
いる。しかしながらエアバッグとエンジンとの一体制御
はなされていないので、エアバッグ作動時(衝突事故の
発生時)に、車両火災等の2次災害を発生する危険性が
ある。
ポンプのオン・オフ切換えは、エンジン回転数信号(N
E信号)やスタータ信号などに応じてなされており、ま
た燃料噴射弁からの噴射制御のオン・オフは、該NE信
号、アイドル信号、スタータ信号などに応じてなされて
いる。しかしながらエアバッグとエンジンとの一体制御
はなされていないので、エアバッグ作動時(衝突事故の
発生時)に、車両火災等の2次災害を発生する危険性が
ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案はかかる技術的
背景のもとになされたもので、衝突事故の発生時にも車
両火災等の2次災害の発生を防止するとともに、該衝突
事故が比較的軽微な際には、退避走行を行うことをも可
能にしたものである。
背景のもとになされたもので、衝突事故の発生時にも車
両火災等の2次災害の発生を防止するとともに、該衝突
事故が比較的軽微な際には、退避走行を行うことをも可
能にしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本考案によれば、エアバッグの点火を判定する手
段、スタータ信号がオンとされたときには該エアバッグ
の点火判定を解除する手段、および該スタータ信号がオ
フとされている状態で該エアバッグの点火が判定された
ときには燃料ポンプの作動を停止する手段をそなえた、
エンジンの燃料噴射制御装置が提供される。
めに本考案によれば、エアバッグの点火を判定する手
段、スタータ信号がオンとされたときには該エアバッグ
の点火判定を解除する手段、および該スタータ信号がオ
フとされている状態で該エアバッグの点火が判定された
ときには燃料ポンプの作動を停止する手段をそなえた、
エンジンの燃料噴射制御装置が提供される。
【0005】また上記燃料ポンプの作動を停止する代わ
りに、燃料噴射弁の作動を停止する手段をそなえた、エ
ンジンの燃料噴射制御装置が提供される。
りに、燃料噴射弁の作動を停止する手段をそなえた、エ
ンジンの燃料噴射制御装置が提供される。
【0006】
【作用】上記構成によれば、エアバッグの点火が判定さ
れることにより、危険状態(衝突事故の発生)を検知で
きるので、これにより燃料ポンプ又は燃料噴射弁の作動
を停止させることによって、車両火災等の2次災害の発
生を防止することができる。ここで燃料ポンプの作動を
停止した場合には、該燃料ポンプから燃料噴射弁に至る
系路での燃料もれを確実に防ぐことができ、一方燃料噴
射弁の作動を停止した場合には、迅速にエンジンを停止
させて安全をはかることができる。
れることにより、危険状態(衝突事故の発生)を検知で
きるので、これにより燃料ポンプ又は燃料噴射弁の作動
を停止させることによって、車両火災等の2次災害の発
生を防止することができる。ここで燃料ポンプの作動を
停止した場合には、該燃料ポンプから燃料噴射弁に至る
系路での燃料もれを確実に防ぐことができ、一方燃料噴
射弁の作動を停止した場合には、迅速にエンジンを停止
させて安全をはかることができる。
【0007】また衝突事故が比較的軽微でスタートをオ
ンとなしうるような場合には、該スタータをオンとする
ことにより、上記エアバッグの点火判定が解除されるの
で、エンジンの再始動が可能となり、したがって危険回
避のための退避走行を行うことも可能となる。
ンとなしうるような場合には、該スタータをオンとする
ことにより、上記エアバッグの点火判定が解除されるの
で、エンジンの再始動が可能となり、したがって危険回
避のための退避走行を行うことも可能となる。
【0008】
【実施例】図1は本考案の1実施例としての燃料噴射制
御装置のシステム構成を例示するもので、エンジン制御
コンピュータCONTには、後述するエアバッグECU
に内蔵される点火判定回路からの点火判定信号がとり込
まれ、スタータ信号がオフとされている状態で該エアバ
ッグの作動(点火)が検出されたときには、燃料ポンプ
(フューエルポンプ)あるいは該フューエルポンプにパ
イプを介して接続される燃料噴射弁(インジェクタ)の
作動が停止される。また該スタータ信号がオンとされた
ときには該エアバッグの点火判定は解除される。
御装置のシステム構成を例示するもので、エンジン制御
コンピュータCONTには、後述するエアバッグECU
に内蔵される点火判定回路からの点火判定信号がとり込
まれ、スタータ信号がオフとされている状態で該エアバ
ッグの作動(点火)が検出されたときには、燃料ポンプ
(フューエルポンプ)あるいは該フューエルポンプにパ
イプを介して接続される燃料噴射弁(インジェクタ)の
作動が停止される。また該スタータ信号がオンとされた
ときには該エアバッグの点火判定は解除される。
【0009】なお、該スタータ信号がオフとされている
間は、該エアバッグが作動していない通常時において
も、エンジン回転数信号(NE信号)に応じて該フュー
エルポンプのオン・オフ切換えが制御され、またアイド
ルスイッチからの信号および該NE信号に応じて該イン
ジェクタからの噴射制御のオン・オフ(すなわち燃料カ
ットを行うか否か)が制御される(すなわち該アイドル
スイッチからの信号および該NE信号によって該燃料カ
ットの条件が成立していれば、該インジェクタをオフと
して燃料噴射が停止される)。一方、燃料噴射時には、
該エンジン制御コンピュータにとり込まれるエンジン回
転数(NE信号)、スロットル開度、吸気管圧力などを
含む各種エンジン状態を示す信号に応じて、該インジェ
クタ作動時の燃料噴射量が制御される。
間は、該エアバッグが作動していない通常時において
も、エンジン回転数信号(NE信号)に応じて該フュー
エルポンプのオン・オフ切換えが制御され、またアイド
ルスイッチからの信号および該NE信号に応じて該イン
ジェクタからの噴射制御のオン・オフ(すなわち燃料カ
ットを行うか否か)が制御される(すなわち該アイドル
スイッチからの信号および該NE信号によって該燃料カ
ットの条件が成立していれば、該インジェクタをオフと
して燃料噴射が停止される)。一方、燃料噴射時には、
該エンジン制御コンピュータにとり込まれるエンジン回
転数(NE信号)、スロットル開度、吸気管圧力などを
含む各種エンジン状態を示す信号に応じて、該インジェ
クタ作動時の燃料噴射量が制御される。
【0010】図5は上記点火判定回路を含むエアバッグ
ECUの構成を例示するもので、該エアバッグのスクイ
ブSQを点火制御するためのセンサ類として、衝突検知
センサ(車のバンパの後方などに設けられる左右1対の
機械接点式のフロントセンサLFSおよびRFSや、エ
アバッグECUに内蔵される半導体式のセンターエアバ
ッグセンサCSなどがあり、何れも車の衝突時の減速度
によってオンとなる加速度センサとして機能する)や、
安全用センサSS(上記衝突検知センサが誤動作(例え
ばショート故障)したときなどに該スクイブが誤点火す
るのを防止するための安全センサで、該衝突検知センサ
よりもオンとなるしきい値が小さくされている)などが
設けられ、該フロントセンサLFS、RFSおよびセン
ターエアバッグセンサCSのうちのどれかが作動すれば
(そのとき該安全用センサSSも作動する)、電源Bに
接続されている該スクイブSQの点火回路がオンとさ
れ、その状態(エアバッグの作動)が点火判定回路DT
で検出される。なお該スクイブSQ両側の各電位やセン
ターエアバッグセンサCSからの信号などがダイアグノ
ーシス回路DNにとり込まれ、どこかの故障が検出され
た場合には、該ダイアグ結果の情報(故障個所や故障内
容などの情報)がメモリ回路Mに記憶される。
ECUの構成を例示するもので、該エアバッグのスクイ
ブSQを点火制御するためのセンサ類として、衝突検知
センサ(車のバンパの後方などに設けられる左右1対の
機械接点式のフロントセンサLFSおよびRFSや、エ
アバッグECUに内蔵される半導体式のセンターエアバ
ッグセンサCSなどがあり、何れも車の衝突時の減速度
によってオンとなる加速度センサとして機能する)や、
安全用センサSS(上記衝突検知センサが誤動作(例え
ばショート故障)したときなどに該スクイブが誤点火す
るのを防止するための安全センサで、該衝突検知センサ
よりもオンとなるしきい値が小さくされている)などが
設けられ、該フロントセンサLFS、RFSおよびセン
ターエアバッグセンサCSのうちのどれかが作動すれば
(そのとき該安全用センサSSも作動する)、電源Bに
接続されている該スクイブSQの点火回路がオンとさ
れ、その状態(エアバッグの作動)が点火判定回路DT
で検出される。なお該スクイブSQ両側の各電位やセン
ターエアバッグセンサCSからの信号などがダイアグノ
ーシス回路DNにとり込まれ、どこかの故障が検出され
た場合には、該ダイアグ結果の情報(故障個所や故障内
容などの情報)がメモリ回路Mに記憶される。
【0011】図2は上記図1に示されるエンジンコント
ロールコンピュータによりなされる処理手順の1例をフ
ローチャートで示すもので、ステップ1でスタータスイ
ッチなどからのスタータ信号がオンとなっているか否か
が判別され、ノウ(スタータがオフ状態)のときにはス
テップ2に進んで、エアバッグ作動(点火)を判別する
フラグYABが“1”となっているか否かが判別され
る。ここで該フラグYABは、上記エアバッグ点火判定
回路からの信号によってエアバッグ点火が検出されたと
き“1”とされ、また上記ステップ1でスタータ信号が
オン(例えばスタータがクランキング状態)となってい
ることが判別されたとき“0”とされる(ステップ6参
照)。
ロールコンピュータによりなされる処理手順の1例をフ
ローチャートで示すもので、ステップ1でスタータスイ
ッチなどからのスタータ信号がオンとなっているか否か
が判別され、ノウ(スタータがオフ状態)のときにはス
テップ2に進んで、エアバッグ作動(点火)を判別する
フラグYABが“1”となっているか否かが判別され
る。ここで該フラグYABは、上記エアバッグ点火判定
回路からの信号によってエアバッグ点火が検出されたと
き“1”とされ、また上記ステップ1でスタータ信号が
オン(例えばスタータがクランキング状態)となってい
ることが判別されたとき“0”とされる(ステップ6参
照)。
【0012】そして上記ステップ2の判別がイエスのと
き(すなわちスタータがオフの状態でエアバッグの作動
が検出されたとき)にはステップ5に進んで燃料ポンプ
の作動が停止される。また上記ステップ2の判別がノウ
のとき(エアバッグが作動していない通常時)には、ス
テップ3に進んで、例えばエンジン回転数センサからの
エンジン回転数信号(NE信号)が入力されているか否
か(例えば前の入力信号から3秒以内に入力されている
か否か)が判別され、イエス(NE信号入力あり)のと
きにはステップ4で該燃料ポンプがオンとされ、ノウ
(NE信号入力なし)のときにはステップ5で該燃料ポ
ンプがオフとされる。
き(すなわちスタータがオフの状態でエアバッグの作動
が検出されたとき)にはステップ5に進んで燃料ポンプ
の作動が停止される。また上記ステップ2の判別がノウ
のとき(エアバッグが作動していない通常時)には、ス
テップ3に進んで、例えばエンジン回転数センサからの
エンジン回転数信号(NE信号)が入力されているか否
か(例えば前の入力信号から3秒以内に入力されている
か否か)が判別され、イエス(NE信号入力あり)のと
きにはステップ4で該燃料ポンプがオンとされ、ノウ
(NE信号入力なし)のときにはステップ5で該燃料ポ
ンプがオフとされる。
【0013】また上記ステップ1でスタータがオン状態
となったことが検出されたときには、ステップ6で上記
エアバッグ点火判別フラグYABを“0”として、その
点火判定を解除した上で、ステップ4で該燃料ポンプが
オンとされる。したがって一旦エアバッグが作動して該
燃料ポンプがオフとされても、その衝突事故が軽微で退
避走行を行うときには、一旦スタータがオンとされるこ
とによって上記フラグYABが“0”とされるので、そ
の後エンジンが再始動してスタータスイッチがオフとさ
れても、上記ステップ2の判定がノウとなるため、該ス
テップ2からステップ5に進むことがなく、該スタータ
がオンとされたときに設定された該燃料ポンプのオン状
態をそのまま持続させて、上記した退避走行を行うこと
ができる。
となったことが検出されたときには、ステップ6で上記
エアバッグ点火判別フラグYABを“0”として、その
点火判定を解除した上で、ステップ4で該燃料ポンプが
オンとされる。したがって一旦エアバッグが作動して該
燃料ポンプがオフとされても、その衝突事故が軽微で退
避走行を行うときには、一旦スタータがオンとされるこ
とによって上記フラグYABが“0”とされるので、そ
の後エンジンが再始動してスタータスイッチがオフとさ
れても、上記ステップ2の判定がノウとなるため、該ス
テップ2からステップ5に進むことがなく、該スタータ
がオンとされたときに設定された該燃料ポンプのオン状
態をそのまま持続させて、上記した退避走行を行うこと
ができる。
【0014】なお図3は、エアバッグの作動をチェック
して上記図2に示されるメインルーチンのうち、エアバ
ッグ点火判別フラグYABを“1”にするための割込み
ルーチンの処理手順をフローチャートで例示するもの
で、ステップ11で上記エアバッグECU内のエアバッ
グ点火判定回路からの信号によってエアバッグの点火が
検出されたときに、ステップ12で該フラグYABが
“1”とされる。なおこの割込みルーチンは、上記図2
に示されるメインルーチンより速い演算タイミングで、
該エアバッグの作動状態をチェックする。
して上記図2に示されるメインルーチンのうち、エアバ
ッグ点火判別フラグYABを“1”にするための割込み
ルーチンの処理手順をフローチャートで例示するもの
で、ステップ11で上記エアバッグECU内のエアバッ
グ点火判定回路からの信号によってエアバッグの点火が
検出されたときに、ステップ12で該フラグYABが
“1”とされる。なおこの割込みルーチンは、上記図2
に示されるメインルーチンより速い演算タイミングで、
該エアバッグの作動状態をチェックする。
【0015】また図4は上記図1に示されるエンジンコ
ントロールコンピュータによりなされる処理手順の他の
例をフローチャートで示すもので、ステップ21でスタ
ータ信号がオンとなっているか否かが判別され、ノウの
場合はステップ22に進んで上記エアバッグ点火判別フ
ラグYABが“1”となっているか否かが判別される。
なお該フラグYABが“1”および“0”とされる条件
は、上記図2および図3の場合と同様である。
ントロールコンピュータによりなされる処理手順の他の
例をフローチャートで示すもので、ステップ21でスタ
ータ信号がオンとなっているか否かが判別され、ノウの
場合はステップ22に進んで上記エアバッグ点火判別フ
ラグYABが“1”となっているか否かが判別される。
なお該フラグYABが“1”および“0”とされる条件
は、上記図2および図3の場合と同様である。
【0016】そして上記ステップ22の判別がイエスの
とき(すなわちスタータがオフの状態でエアバッグの作
動が検出されたとき)には、ステップ26に進んで燃料
噴射弁の作動が停止される。また上記ステップ22の判
別がノウのとき(エアバッグが作動していない通常時)
には、ステップ23およびステップ24で燃料カットの
条件が成立しているか否かが判別され、アイドルスイッ
チがオンとなっておりかつエンジン回転数NEがフュー
エルカット回転数(カットNE)より高いとき(すなわ
ちエンストしないような回転数となっているとき)に限
り、ステップ26に進んで燃料カットがなされ、上述し
た条件が成立していないときにはステップ25に進んで
燃料噴射弁を作動させる。なお通常、上記カットNE
は、エンジン水温が高くなるに従って低い値に設定され
る。
とき(すなわちスタータがオフの状態でエアバッグの作
動が検出されたとき)には、ステップ26に進んで燃料
噴射弁の作動が停止される。また上記ステップ22の判
別がノウのとき(エアバッグが作動していない通常時)
には、ステップ23およびステップ24で燃料カットの
条件が成立しているか否かが判別され、アイドルスイッ
チがオンとなっておりかつエンジン回転数NEがフュー
エルカット回転数(カットNE)より高いとき(すなわ
ちエンストしないような回転数となっているとき)に限
り、ステップ26に進んで燃料カットがなされ、上述し
た条件が成立していないときにはステップ25に進んで
燃料噴射弁を作動させる。なお通常、上記カットNE
は、エンジン水温が高くなるに従って低い値に設定され
る。
【0017】また上記ステップ21でスタータがオン状
態となったことが検出されたときには、ステップ27で
上記エアバッグ点火判別フラグYABを“0”として、
その点火判定が解除される。したがって一旦エアバッグ
が作動して該燃料噴射弁がオフとされても、その後スタ
ータスイッチがオンとされることによって上記フラグY
ABが“0”とされるので、エンジン作動後に該スター
タスイッチがオフとされても、上記ステップ22の判定
がノウとなるため該ステップ22からステップ26に進
むことがなく、該スタータがオンとされたときに設定さ
れた該燃料噴射弁のオン状態をそのまま持続させて、退
避走行を行うことができる。
態となったことが検出されたときには、ステップ27で
上記エアバッグ点火判別フラグYABを“0”として、
その点火判定が解除される。したがって一旦エアバッグ
が作動して該燃料噴射弁がオフとされても、その後スタ
ータスイッチがオンとされることによって上記フラグY
ABが“0”とされるので、エンジン作動後に該スター
タスイッチがオフとされても、上記ステップ22の判定
がノウとなるため該ステップ22からステップ26に進
むことがなく、該スタータがオンとされたときに設定さ
れた該燃料噴射弁のオン状態をそのまま持続させて、退
避走行を行うことができる。
【0018】
【考案の効果】本考案によれば、衝突事故発生時におい
て車両火災等の2次災害が発生するのを防止しうるとと
もに、その事故が比較的軽微なときにはエンジンを再始
動して退避走行を行うこともできる。
て車両火災等の2次災害が発生するのを防止しうるとと
もに、その事故が比較的軽微なときにはエンジンを再始
動して退避走行を行うこともできる。
【図1】本考案の1実施例としてのシステム構成を例示
する図である。
する図である。
【図2】図1に示されるエンジンコントロールコンピュ
ータによりなされる処理手順の1例をフローチャートで
示す図である。
ータによりなされる処理手順の1例をフローチャートで
示す図である。
【図3】図1に示されるエンジンコントロールコンピュ
ータによりなされる処理手順の1例をフローチャートで
示す図である。
ータによりなされる処理手順の1例をフローチャートで
示す図である。
【図4】図1に示されるエンジンコントロールコンピュ
ータによりなされる処理手順の他の例をフローチャート
で示す図である
ータによりなされる処理手順の他の例をフローチャート
で示す図である
【図5】エアバッグ点火判定回路を含むエアバッグEC
Uの構成を例示する図である。
Uの構成を例示する図である。
YAB…エアバッグ作動判別フラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 41/22 F02D 17/04 F02D 45/00
Claims (2)
- 【請求項1】 エアバッグの点火を判定する手段、スタ
ータ信号がオンとされたときには該エアバッグの点火判
定を解除する手段、および該スタータ信号がオフとされ
ている状態で該エアバッグの点火が判定されたときには
燃料ポンプの作動を停止する手段をそなえていることを
特徴とする、エンジンの燃料噴射制御装置。 - 【請求項2】 エアバッグの点火を判定する手段、スタ
ータ信号がオンとされたときには該エアバッグの点火判
定を解除する手段、および該スタータ信号がオフとされ
ている状態で該エアバッグの点火が判定されたときには
燃料噴射弁の作動を停止する手段をそなえていることを
特徴とする、エンジンの燃料噴射制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992062149U JP2575464Y2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | エンジンの燃料噴射制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992062149U JP2575464Y2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | エンジンの燃料噴射制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0625528U JPH0625528U (ja) | 1994-04-08 |
JP2575464Y2 true JP2575464Y2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=13191762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992062149U Expired - Lifetime JP2575464Y2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | エンジンの燃料噴射制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575464Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100980933B1 (ko) * | 2008-05-30 | 2010-09-07 | 현대자동차주식회사 | 사고후의 차량 제어방법 |
JP5585942B2 (ja) * | 2011-05-27 | 2014-09-10 | 株式会社デンソー | 内燃機関の制御装置 |
JP2013024114A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Mazda Motor Corp | 車両の制御装置 |
JP5585600B2 (ja) | 2012-03-02 | 2014-09-10 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
JP6428695B2 (ja) * | 2016-03-30 | 2018-11-28 | トヨタ自動車株式会社 | 車両制御装置 |
-
1992
- 1992-09-03 JP JP1992062149U patent/JP2575464Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0625528U (ja) | 1994-04-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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