JP2575107B2 - 内視鏡用焼灼装置 - Google Patents

内視鏡用焼灼装置

Info

Publication number
JP2575107B2
JP2575107B2 JP60233085A JP23308585A JP2575107B2 JP 2575107 B2 JP2575107 B2 JP 2575107B2 JP 60233085 A JP60233085 A JP 60233085A JP 23308585 A JP23308585 A JP 23308585A JP 2575107 B2 JP2575107 B2 JP 2575107B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveform
image
endoscope
frequency current
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60233085A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6294147A (ja
Inventor
康弘 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP60233085A priority Critical patent/JP2575107B2/ja
Publication of JPS6294147A publication Critical patent/JPS6294147A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2575107B2 publication Critical patent/JP2575107B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surgical Instruments (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は内視鏡とともに用いられる焼灼装置に関す
る。
〔従来の技術〕
患部に高周波電流を流して患部を焼灼するいわゆる電
気メスと呼ばれる高周波焼灼装置が開発されている。こ
こで、患部が体腔内の場合には内視鏡の鉗子チャンネル
内に処置具が挿入され、経内視鏡的に体腔内のポリープ
の切除、出血部の止血、切開などが行なわれている。こ
のような経内視鏡用高周波焼灼装置の従来例では、使用
目的に応じて複数の焼灼用の高周波電流波形が選択でき
る。この波形は一例として切開用波形、凝固用波形、ま
たは切開用波形と凝固用波形の混合波形等がある。
一方、近年、内視鏡観察を画像により行なうシステム
が開発されている。一例としては内視鏡の接眼部にTVカ
メラ装置を接続するシステムがあり、他の例としては内
視鏡先端に固体撮像素子を内蔵するシステムがある。こ
のようなシステムでは術者はモニタ画面を熟視する必要
がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
通常、この高周波波形の種類は高周波焼灼電源装置の
操作パネル上で選択され、選択結果も操作パネル上で表
示される。そのため、術者は術中に今選択されている高
周波波形が何であるかを確認するには、一時、モニタ画
面から目を離し操作パネル上の表示を見なければならな
い。これは術者の操作の上で煩雑であるとともに、注意
が散漫となり安全操作の上でも問題となっていた。
この発明は上述した事情に対処すべくなされたもの
で、撮像手段を有しモニタ画面により観察を行なう内視
鏡とともに用いられる焼灼装置において、焼灼信号の波
形の確認を容易にするとともに、安全な操作を可能とす
ることをその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明によると、内視鏡に設けられた固体撮像素子
からの映像信号を処理して体腔内の患部の画像をモニタ
装置に表示させる映像信号処理手段と、前記患部に選択
的に複数種類の高周波電流を流して焼灼することが可能
な高周波電流出力手段とを有する内視鏡用焼灼装置にお
いて、 前記高周波電流出力手段がどの種類の高周波電流を出
力しているかを選別し、選別結果に応じた選別信号を出
力する出力選別手段と、 前記出力選別手段からの選別信号に応じた高周波電流
の種類を示す種類データ画像と、前記固体撮像素子から
の映像信号に応じた患部の撮像画像とを合成して前記モ
ニタ装置に表示させる画像合成手段と、 を具備することを特徴とする内視鏡用焼灼装置が提供さ
れる。
〔作用〕
この装置では、高周波電流の種類を示す種類データ画
像と、固体撮像素子からの映像信号に応じた患部の撮像
画像とを合成して前記モニタ装置に表示させることによ
り、術者はモニタ装置から目を離さずに焼灼処理が実行
でき、また、複数の術者が同時に現在出力されている高
周波電流の種類を把握することができる。
〔実施例〕
以下図面を参照してこの発明による内視鏡用焼灼装置
の一実施例を説明する。第1図は第1実施例の構成を示
すブロック図である。第1実施例は内視鏡1、高周波電
源7、ビデオプロセッサ21とモニタ装置23により構成さ
れる。
鉗子口2から内視鏡1内にスネアチューブ3が挿入さ
れる。スネアチューブ3内にスネアワイヤ4が挿入され
る。スネアワイヤ4の手前側端部にはスネアハンドル5
が接続され、スネアワイヤ4はスネアハンドル5により
摺動可能となっている。スネアワイヤ4はスネアハンド
ル5に設けられたプラグ(図示せぬ)を介してアクティ
ブコード6に接続される。アクティブコード6は高周波
電源7のアクティブ端子8に接続される。
内視鏡1内に帰還回路11が挿入部12に延びて設けられ
ている。高周波電源7に設けられた帰還端子9が内視鏡
1のコネクタ10に設けられた端子を介して帰還回路11に
接続される。
スネアワイヤ4の先端部は体腔内の患部組織13(例え
ばポリープ)を把持するようにループ状になっている。
患部組織13は患者の体表面に接続される患者電極14を介
して高周波電源7の患者端子15に接続される。
高周波電源7は高周波出力回路16、高周波出力制御回
路17、出力選別回路20を具備する。高周波出力回路16は
高周波出力制御回路17により決定される所定の波形の高
周波電流を出力するものであり、この出力端は高周波ト
ランス18の1次巻線に接続されている。高周波トランス
18の2次巻線はコンデンサを介してアクティブ端子8、
帰還端子9、患者端子15に接続されている。
高周波出力制御回路17にはフットスイッチ19が接続さ
れ、フットスイッチ19の操作によって焼灼用の高周波電
流の波形を選択可能となっている。高周波電流の波形と
しては切開用波形、凝固用波形、及び切開用波形と凝固
用波形の混合波形のいずれかが選択される。切開用波
形、凝固用波形、混合波形をそそれぞれ第3図(a),
(b),(c)に示す。ここでは、混合波形は1周期の
前半に切開用波形を用い、1周期の後半に凝固用波形を
用いる時分割混合波形である。図示してはいないが、高
周波電源7にスイッチが設けられ、この操作によって高
周波電流の波形を選択してもよい。高周波出力制御回路
17に出力選別回路20が接続され、選択された波形がどの
波形であるかが検出される。
内視鏡1の挿入部12の先端にはCCD,MOS等の固体撮像
素子(図示せぬ)が内蔵される。この固体撮像素子から
出力される撮像信号が内視鏡1のコネクタ10を介してビ
デオプロセッサ21へ送られ映像信号とされ、さらにモニ
タ装置23へ送られ体腔体の患部付近の画像が表示され
る。
ビデオプロセッサ21内には画像合成回路24が設けら
れ、高周波電源7の出力選別回路20から出力される検出
信号と内視鏡先端の固体撮像素子からの撮像信号が供給
される。画像合成回路24は両入力信号を合成して、患部
付近の観察画像とともに高周波電流の波形の種類を表わ
すデータ26が表示される。ビデオプロセッサ21内には光
源ランプ22も設けられ、光源ランプ22からの照明光が図
示しないライトガイドを介して内視鏡1の先端部まで導
かれ、これにより体腔内が照明される。
第1実施例の動作を説明する。術者はモニタ装置23の
画面の表示を見ながら内視鏡1の挿入部12を処置対象の
患部付近に挿入する。そして、前述したようにスネアワ
イヤ4の先端部で患部組織13を把持する。アクティブ端
子8、アクティブコード6、スネアワイヤ4、患者電極
14、患部端子15を介して患部組織13に高周波電流を流
し、患部組織13が焼灼される。この焼灼処置時に目的に
より切開用波形、凝固用波形、混合波形のいずれかが選
択される。この選択は高周波出力制御回路17において、
高周波電源7の選択スイッチ(図示せぬ)またはフット
スイッチ19のペダルの操作により行なわれる。この時、
出力選別回路20によりどの波形が選択されたかを検出し
各波形に応じた検出信号がビデオプロセッサ21内の画像
合成回路24に供給される。画像合成回路24は各検出信号
に応じて選択波形を示す適当なデータ画像と患部組織付
近の観察画像を混合して合成画像信号をモニタ装置23へ
送り表示する。波形の種類を表わす画像26の一例として
は切開用波形の場合は「CUT」、凝固用波形の場合は「C
OAG」、混合波形の場合は「BLEND」という文字表示があ
るが、文字以外の特殊な記号表示でもよい。
以上説明したように、第1実施例によれば先端に固体
撮像素子を内蔵しモニタ画面に体腔内の画像を表示する
内視鏡に用いられる焼灼装置において、モニタ画面内に
体腔内の画像とともに焼灼用の高周波電流の波形の種類
を表わすデータが表示される。その結果、術者はモニタ
画面を見ているだけで、焼灼処置を進めるととも焼灼出
力の確認もでき、操作が容易になり安全性も増加する。
第2図はこの発明の第2実施例のブロック図である。
第1実施例と対応する部分は同一参照数字を付して詳細
な説明は省略する。第2実施例では内視鏡1としては硬
性鏡(レゼクトスコープ)が使用され、先端に固体撮像
素子が内蔵される代りに、接眼部にTVカメラヘッド27が
接続されている。内視鏡1内にはループワイヤ28が設け
られ、ループワイヤ28は手元側でアクティブコード6と
接続されている。アクティブコード6は帰還端子9に接
続されている。体腔内の照明のための光源装置29がライ
トガイドケーブル30を介して内視鏡1に接続されてい
る。TVカメラヘッド27はカメラコントローラ31に接続さ
れ、カメラコントローラ31により映像信号が作られる。
カメラコントローラ31は画像合成回路24を具備し、映像
信号と高周波電源7の出力選別回路20からの検出信号が
画像合成回路24に供給される。
第2実施例も第1実施例と同じように、モニタ画面内
に体腔内の画像とともに焼灼用の高周波電流の波形の種
類を表わすデータが表示されるので、焼灼信号の波形を
容易に確認できるとともに、安全な操作を可能とする効
果がある。
この発明は上述した実施例に限定されずに種々変更可
能である。高周波電流の波形の種類は上述した例に限定
されないし、焼灼装置としても高周波焼灼装置に限らず
レーザ焼灼装置でもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、モニタ画面内
に撮像画像とともに焼灼装置出力が表示され、モニタ画
面から目を離さずに焼灼処理が実行でき、また、複数の
術者が同時に現在出力されている高周波電流の種類を把
握することができるので、安全な操作が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による内視鏡用焼灼装置の第1実施例
の構成を示すブロック図、第2図はこの発明による内視
鏡用焼灼装置の第2実施例の構成を示すブロック図、第
3図(a),(b),(c)は第1実施例、第2実施例
で使用される高周波電流の波形の例を示す図である。 1……内視鏡 4……スネアワイヤ 7……高周波電源 16……高周波出力回路 17……高周波出力制御回路 18……高周波トランス 20……出力選別回路 21……ビデオプロセッサ 23……モニタ装置 24……画像合成回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡に設けられた固体撮像素子からの映
    像信号を処理して体腔内の患部の画像をモニタ装置に表
    示させる映像信号処理手段と、前記患部に選択的に複数
    種類の高周波電流を流して焼灼することが可能な高周波
    電流出力手段とを有する内視鏡用焼灼装置において、 前記高周波電流出力手段がどの種類の高周波電流を出力
    しているかを選別し、選別結果に応じた選別信号を出力
    する出力選別手段と、 前記出力選別手段からの選別信号に応じた高周波電流の
    種類を示す種類データ画像と、前記固体撮像素子からの
    映像信号に応じた患部の撮像画像とを合成して前記モニ
    タ装置に表示させる画像合成手段と、 を具備することを特徴とする内視鏡用焼灼装置。
  2. 【請求項2】前記画像合成手段によって表示される前記
    高周波電流の種類を示す種類データ画像とは、切開用波
    形、凝固用波形、または切開用波形と凝固用波形の混合
    波形のいずれかの焼灼信号の波形を示すデータ画像であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の内視
    鏡用焼灼装置。
JP60233085A 1985-10-18 1985-10-18 内視鏡用焼灼装置 Expired - Lifetime JP2575107B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60233085A JP2575107B2 (ja) 1985-10-18 1985-10-18 内視鏡用焼灼装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60233085A JP2575107B2 (ja) 1985-10-18 1985-10-18 内視鏡用焼灼装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6294147A JPS6294147A (ja) 1987-04-30
JP2575107B2 true JP2575107B2 (ja) 1997-01-22

Family

ID=16949558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60233085A Expired - Lifetime JP2575107B2 (ja) 1985-10-18 1985-10-18 内視鏡用焼灼装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2575107B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5290283A (en) * 1990-01-31 1994-03-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Power supply apparatus for electrosurgical unit including electrosurgical-current waveform data storage
JP2789570B2 (ja) * 1990-03-29 1998-08-20 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡装置
JP2801873B2 (ja) * 1995-09-14 1998-09-21 株式会社東芝 電気メス装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56161043A (en) * 1980-05-15 1981-12-11 Olympus Optical Co High frequency electric knife apparatus
JPS56161042A (en) * 1980-05-15 1981-12-11 Olympus Optical Co Firing system for endoscope
JPS5969030A (ja) * 1982-10-15 1984-04-19 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6294147A (ja) 1987-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7063692B2 (en) Surgical operation system
JP4391706B2 (ja) 外科手術システム
US6387043B1 (en) Penetrating endoscope and endoscopic surgical instrument with CMOS image sensor and display
US9072445B2 (en) Common bile duct surgical imaging system
CN113395928A (zh) 增强医疗视觉系统和方法
US20090192390A1 (en) Common bile duct surgical imaging system
US20110054462A1 (en) Electrosurgical instrument with multi-function handpiece
JP2011510705A (ja) 総胆管外科手術の画像化システム
JPH0994238A (ja) 高周波処置具
CN112601484A (zh) 热侵袭观察装置、内窥镜系统、热侵袭观察系统、热侵袭观察方法
JP2021122740A (ja) 可撓性で関節運動可能な遠位部分を有する腎盂鏡
JP4276747B2 (ja) 内視鏡装置
JP2006288754A (ja) 電気手術装置
JP2575107B2 (ja) 内視鏡用焼灼装置
US11141053B2 (en) Endoscope apparatus and control apparatus
JP4339421B2 (ja) 送気吸引制御装置
JPH11347043A (ja) 内視鏡下外科手術装置
JP2828817B2 (ja) 手術器切換装置
JP4789499B2 (ja) 電気手術装置
JP2001238205A (ja) 内視鏡システム
JP4229920B2 (ja) 送気システム
JP2801873B2 (ja) 電気メス装置
JP2002336269A (ja) 医療器具制御システム
JPH07303652A (ja) 医療機器システム
JPH07231896A (ja) システム制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term