JP2575001B2 - 乗客コンベア - Google Patents
乗客コンベアInfo
- Publication number
- JP2575001B2 JP2575001B2 JP6222947A JP22294794A JP2575001B2 JP 2575001 B2 JP2575001 B2 JP 2575001B2 JP 6222947 A JP6222947 A JP 6222947A JP 22294794 A JP22294794 A JP 22294794A JP 2575001 B2 JP2575001 B2 JP 2575001B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- illuminated
- lead wire
- passenger conveyor
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエスカレーター，動く歩
道などの乗降コンベアに係り、特に乗降床を工夫した乗
客コンベアに関する。
道などの乗降コンベアに係り、特に乗降床を工夫した乗
客コンベアに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、乗降床と移動するステップとの境
界を認識させて乗り込み時の転倒事故を防止しようと、
例えば特開平3−23390号公報に記載のように、回動する
ステップの反転部手前の乗降床に照光床を配置して乗客
の乗込み時の注意を喚起している。
界を認識させて乗り込み時の転倒事故を防止しようと、
例えば特開平3−23390号公報に記載のように、回動する
ステップの反転部手前の乗降床に照光床を配置して乗客
の乗込み時の注意を喚起している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、照光
床にむけて乗り込む直前の利用客の注意を引いて、利用
客が乗降動作を始めるため安定した姿勢で乗り移ること
ができる等の利用客の安全に対する効果はあるものの、
照光床の裏側に備えたリード線の電源までの配置方法，
接続方法，乗客コンベア本体からの照光床取外し方法を
簡便化する思想は無い。特に照光床は、その裏面が回転
するステップと近接しているため、乗降床と同様に、保
守などで頻繁に取外したり移動させたりした場合にステ
ップと干渉して巻込まれたりする問題があった。
床にむけて乗り込む直前の利用客の注意を引いて、利用
客が乗降動作を始めるため安定した姿勢で乗り移ること
ができる等の利用客の安全に対する効果はあるものの、
照光床の裏側に備えたリード線の電源までの配置方法，
接続方法，乗客コンベア本体からの照光床取外し方法を
簡便化する思想は無い。特に照光床は、その裏面が回転
するステップと近接しているため、乗降床と同様に、保
守などで頻繁に取外したり移動させたりした場合にステ
ップと干渉して巻込まれたりする問題があった。
【０００４】本発明の目的は、照光する乗降床を取扱い
が簡単となる構成とし、かつ構成部品がステップと干渉
しないようにした乗客コンベアを提供することにある。
が簡単となる構成とし、かつ構成部品がステップと干渉
しないようにした乗客コンベアを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、複数のステップを無端状に連結して主枠内を回動さ
せ、これらステップの反転部に前記主枠に支持された乗
降床を配置し、この乗降床の一部に照光灯を有する照光
床を面一に設けた乗客コンベアにおいて、前記乗降床の
裏面に前記照光床の下側を通る補強材を設け、この補強
材と前記乗降床との間に前記照光灯に接続されたリード
線を通して引出し、かつ前記主枠の前記照光床が接近す
る位置に電源側の中継コネクタを備えた中継箱を設け、
前記リード線を前記中継箱に至る長さにすると共に、前
記リード線の端部に前記中継箱内の中継コネクタと接続
されるコネクタを設けたのである。
に、複数のステップを無端状に連結して主枠内を回動さ
せ、これらステップの反転部に前記主枠に支持された乗
降床を配置し、この乗降床の一部に照光灯を有する照光
床を面一に設けた乗客コンベアにおいて、前記乗降床の
裏面に前記照光床の下側を通る補強材を設け、この補強
材と前記乗降床との間に前記照光灯に接続されたリード
線を通して引出し、かつ前記主枠の前記照光床が接近す
る位置に電源側の中継コネクタを備えた中継箱を設け、
前記リード線を前記中継箱に至る長さにすると共に、前
記リード線の端部に前記中継箱内の中継コネクタと接続
されるコネクタを設けたのである。
【０００６】
【０００７】
【作用】上記構成によれば、乗降床と一体に照光灯やそ
のリード線が組み込まれており、しかも前記リード線は
床体に接近した主枠に設けた中継コネクタに届く長さ
で、床体の補強材によって保護されているので、保守時
において中継コネクタからリード線を切離しても垂れ下
がって周辺機器を引掛かるようなことはなく、乗降床の
着脱作業は容易となり、かつ組立後もリード線は補強材
で覆われているので、ステップと干渉することは避けら
れる。さらに、照光床の下側に補強材が通っているので
照光床に乗客が乗っても強度上何等問題はない。
のリード線が組み込まれており、しかも前記リード線は
床体に接近した主枠に設けた中継コネクタに届く長さ
で、床体の補強材によって保護されているので、保守時
において中継コネクタからリード線を切離しても垂れ下
がって周辺機器を引掛かるようなことはなく、乗降床の
着脱作業は容易となり、かつ組立後もリード線は補強材
で覆われているので、ステップと干渉することは避けら
れる。さらに、照光床の下側に補強材が通っているので
照光床に乗客が乗っても強度上何等問題はない。
【０００８】
【実施例】以下、本発明による一実施例を図１，図２に
より説明する。
より説明する。
【０００９】図において、乗客コンベア１は、無端状に
連結されて回動する複数のステップ２と、これと同期し
て回動するハンドレール３と、このハンドレール３を案
内支持する欄干４と、前記ステップ２の反転部に配置さ
れる乗降床５と、これらを支持する主枠９などで構成さ
れている。前記乗降床５は、ステップ２側から順に床板
５ａ，５ｂ，５ｃのように分割配置されており、床板５
ａの表面の一部には、床板５ａの表面材とは異なる材質
で作られた床体５Ａが面一となるように設けられてい
る。この床体５Ａの内部には、照光灯５Ｂとこれに接続
されたリード線５Ｃがあり、そのリード線５Ｃが通過す
る床板５ａの裏面には床体５Ａの下側を通るダクトを兼
ねた補強材５Ｄが形成されており、この補強材５Ｄ内を
通して前記リード線５Ｃが引出されている。さらに、リ
ード線５Ｃ端にはコネクタ５Ｅが設けられている。ま
た、床板５ｂに接近した位置に対向する主枠９に中継箱
８を設けて内部に電源側リード線の中継コネクタを設
け、前記リード線５Ｃは、この中継箱８に至る長さを有
している。
連結されて回動する複数のステップ２と、これと同期し
て回動するハンドレール３と、このハンドレール３を案
内支持する欄干４と、前記ステップ２の反転部に配置さ
れる乗降床５と、これらを支持する主枠９などで構成さ
れている。前記乗降床５は、ステップ２側から順に床板
５ａ，５ｂ，５ｃのように分割配置されており、床板５
ａの表面の一部には、床板５ａの表面材とは異なる材質
で作られた床体５Ａが面一となるように設けられてい
る。この床体５Ａの内部には、照光灯５Ｂとこれに接続
されたリード線５Ｃがあり、そのリード線５Ｃが通過す
る床板５ａの裏面には床体５Ａの下側を通るダクトを兼
ねた補強材５Ｄが形成されており、この補強材５Ｄ内を
通して前記リード線５Ｃが引出されている。さらに、リ
ード線５Ｃ端にはコネクタ５Ｅが設けられている。ま
た、床板５ｂに接近した位置に対向する主枠９に中継箱
８を設けて内部に電源側リード線の中継コネクタを設
け、前記リード線５Ｃは、この中継箱８に至る長さを有
している。
【００１０】以上のように構成された照光床６は、その
板厚内の表面側に照光灯５Ｂを、裏面側に別置の電源７
と接続されるリード線５Ｃが埋め込まれており、そのリ
ード線５Ｃが床板５ａの補強材５Ｄを通過して主枠９に
設けた中継箱８に向い、中継箱８内の電源側リード線に
接続された中継コネクタに装着されている。そして床板
５ａを取外さなければならない場合は、ステップ２から
遠い床板５ｃ，５ｂと取外し、中継箱８内のコネクタを
抜く。コネクタを抜くことにより床板５ａは、５ｂ，５
ｃと同様に取扱って、床板５ｂ，５ｃと同様に取外す。
一方取付ける場合は、ステップ２から近い順に取付け、
床板５ａを取付けたあとコネクタ５Ｅを中継箱８内で接
続し、それから５ｂ，５ｃと取付ける。なお、この例で
は床板５ａに照光床６を設けたが、この位置に限定する
ことなく、例えば、図１の想像線Ｚのように床板５ｂに
設けることもできる。
板厚内の表面側に照光灯５Ｂを、裏面側に別置の電源７
と接続されるリード線５Ｃが埋め込まれており、そのリ
ード線５Ｃが床板５ａの補強材５Ｄを通過して主枠９に
設けた中継箱８に向い、中継箱８内の電源側リード線に
接続された中継コネクタに装着されている。そして床板
５ａを取外さなければならない場合は、ステップ２から
遠い床板５ｃ，５ｂと取外し、中継箱８内のコネクタを
抜く。コネクタを抜くことにより床板５ａは、５ｂ，５
ｃと同様に取扱って、床板５ｂ，５ｃと同様に取外す。
一方取付ける場合は、ステップ２から近い順に取付け、
床板５ａを取付けたあとコネクタ５Ｅを中継箱８内で接
続し、それから５ｂ，５ｃと取付ける。なお、この例で
は床板５ａに照光床６を設けたが、この位置に限定する
ことなく、例えば、図１の想像線Ｚのように床板５ｂに
設けることもできる。
【００１１】以上のように、リード線５Ｃのコネクタ５
Ｅは、近くの主枠９に設けた中継コネクタに接続すれば
よいので、接続ミスはなくなり、また、乗降床５と一体
に照光灯５Ｂやそのリード線５Ｃを組み込まれており、
しかも前記リード線５Ｃは床板５ｂに接近した主枠９に
設けた中継コネクタに届く長さがあればよいので、保守
点検時の着脱が容易となり、さらに、リード線５Ｃが補
強材５Ｄ内を引出されるので、回転体であるステップ１
と干渉することはなくなる。さらに、補強材５Ｄが照光
床６の下側を通って床板５ａを補強しているので、照光
床６に乗客が乗っても強度上問題はない。
Ｅは、近くの主枠９に設けた中継コネクタに接続すれば
よいので、接続ミスはなくなり、また、乗降床５と一体
に照光灯５Ｂやそのリード線５Ｃを組み込まれており、
しかも前記リード線５Ｃは床板５ｂに接近した主枠９に
設けた中継コネクタに届く長さがあればよいので、保守
点検時の着脱が容易となり、さらに、リード線５Ｃが補
強材５Ｄ内を引出されるので、回転体であるステップ１
と干渉することはなくなる。さらに、補強材５Ｄが照光
床６の下側を通って床板５ａを補強しているので、照光
床６に乗客が乗っても強度上問題はない。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、照光する乗降床を取扱
いが簡単となる構成とし、かつ構成部品がステップと干
渉しないようにした乗客コンベアを得ることができる。
いが簡単となる構成とし、かつ構成部品がステップと干
渉しないようにした乗客コンベアを得ることができる。
【図１】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図２】図１のII−II線に沿う断面図。
５Ｃ…リード線、５Ｄ…補強材、５Ｅ…コネクタ、６…
照光床、７…電源、８…中継箱。
照光床、７…電源、８…中継箱。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−26690（ＪＰ，Ａ) 特開 昭50−154975（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−33084（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−198003（ＪＰ，Ａ) 実公 昭32−10088（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (1)
- 【請求項１】複数のステップを無端状に連結して主枠内
を回動させ、これらステップの反転部に前記主枠に支持
された乗降床を配置し、この乗降床の一部に照光灯を有
する照光床を面一に設けた乗客コンベアにおいて、前記
乗降床の裏面に前記照光床の下側を通る補強材を設け、
この補強材と前記乗降床との間に前記照光灯に接続され
たリード線を通して引出し、かつ前記主枠の前記照光床
が接近する位置に電源側の中継コネクタを備えた中継箱
を設け、前記リード線を前記中継箱に至る長さにすると
共に、前記リード線の端部に前記中継箱内の中継コネク
タと接続されるコネクタを設けたことを特徴とする乗客
コンベア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222947A JP2575001B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 乗客コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222947A JP2575001B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 乗客コンベア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07149490A JPH07149490A (ja) | 1995-06-13 |
| JP2575001B2 true JP2575001B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=16790375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6222947A Expired - Fee Related JP2575001B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 乗客コンベア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2575001B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7281424B2 (en) | 2001-10-16 | 2007-10-16 | Nsk Ltd. | Rotation-support apparatus with rotation sensor device for drive-wheel |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4963823B2 (ja) * | 2005-11-11 | 2012-06-27 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗客コンベヤの照明装置 |
| US10315888B2 (en) | 2013-09-25 | 2019-06-11 | Otis Elevator Company | Firefly type end cover |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50154975A (ja) * | 1974-06-03 | 1975-12-13 | ||
| JPH0326690A (ja) * | 1989-06-26 | 1991-02-05 | Hitachi Ltd | 乗客コンベアの照光床 |
-
1994
- 1994-09-19 JP JP6222947A patent/JP2575001B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7281424B2 (en) | 2001-10-16 | 2007-10-16 | Nsk Ltd. | Rotation-support apparatus with rotation sensor device for drive-wheel |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07149490A (ja) | 1995-06-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |