JP2574987Y2 - 培養装置 - Google Patents
培養装置Info
- Publication number
- JP2574987Y2 JP2574987Y2 JP1992042829U JP4282992U JP2574987Y2 JP 2574987 Y2 JP2574987 Y2 JP 2574987Y2 JP 1992042829 U JP1992042829 U JP 1992042829U JP 4282992 U JP4282992 U JP 4282992U JP 2574987 Y2 JP2574987 Y2 JP 2574987Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooler
- cooling tower
- culture
- cooling
- air
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、醗酵工業や酵素工業に
おける製麹等に用いられている培養装置に関するもので
ある。
おける製麹等に用いられている培養装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の培養装置を図3に示したが、培養
室1に対して、培養雰囲気を調整する空気調和装置2、
循環ダクト3、循環ファン4、外気導入のための冷却器
5を設け、この冷却器5の冷却系統に設けた冷水タンク
6に対して、チラーユニット7とクーリングタワー8を
設けている。この種の培養装置においては、送風温度が
設定温度より高ければ、まず冷却器5のダンパーを開
き、外気を導入する。設定温度に下がらなければ、さら
にチラーユニット7を作動させて得られた冷水タンク6
の冷水を冷却器に送り、外気を冷却してから、培養室に
送る。
室1に対して、培養雰囲気を調整する空気調和装置2、
循環ダクト3、循環ファン4、外気導入のための冷却器
5を設け、この冷却器5の冷却系統に設けた冷水タンク
6に対して、チラーユニット7とクーリングタワー8を
設けている。この種の培養装置においては、送風温度が
設定温度より高ければ、まず冷却器5のダンパーを開
き、外気を導入する。設定温度に下がらなければ、さら
にチラーユニット7を作動させて得られた冷水タンク6
の冷水を冷却器に送り、外気を冷却してから、培養室に
送る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のこのような培養
装置におけるチラーユニット使用時の電力消費は非常に
大きい。本考案はこの点を解決しようとするものであ
る。
装置におけるチラーユニット使用時の電力消費は非常に
大きい。本考案はこの点を解決しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、培養雰囲気の冷
却手段として、外気導入のみの手段と、冷水による外気
冷却の手段との間にクーリングタワー水による外気冷却
手段を加えることとした。すなわち、培養室1に対し
て、下室から調整後の空気を送りこむ空気調和装置2、
培養空気を循環させる循環ダクト3、そのための循環フ
ァン4、外気導入のための冷却器5とを設け、冷却器5
の冷却系統に冷水タンク6、チラーユニット7とクーリ
ングタワー8を設けた培養装置において、冷却器5の冷
却配管9に対して、クーリングタワー水の循環配管10を
接続し、冷却器5へ送るクーリングタワー水と冷水とを
切換えて使用することを特徴とする培養装置である。
却手段として、外気導入のみの手段と、冷水による外気
冷却の手段との間にクーリングタワー水による外気冷却
手段を加えることとした。すなわち、培養室1に対し
て、下室から調整後の空気を送りこむ空気調和装置2、
培養空気を循環させる循環ダクト3、そのための循環フ
ァン4、外気導入のための冷却器5とを設け、冷却器5
の冷却系統に冷水タンク6、チラーユニット7とクーリ
ングタワー8を設けた培養装置において、冷却器5の冷
却配管9に対して、クーリングタワー水の循環配管10を
接続し、冷却器5へ送るクーリングタワー水と冷水とを
切換えて使用することを特徴とする培養装置である。
【0005】
【作用】送風温度を下げるためにまずクーリングタワー
水を使用、それでも満足されない時にのみチラーユニッ
トを作動させて得られる冷水を使用するといった使い分
けができる。そのことにより、電力消費の低減作用が得
られる。
水を使用、それでも満足されない時にのみチラーユニッ
トを作動させて得られる冷水を使用するといった使い分
けができる。そのことにより、電力消費の低減作用が得
られる。
【0006】
【実施例】図1は本考案の第1実施例の培養装置の配置
図である。この装置は、培養室1に対し、下室から調整
後の空気を送りこむ空気調和装置2、培養空気を循環さ
せる循環ダクト3、そのための循環ファン4、外気導入
のための冷却器5としてのフィンクーラーとを設けてい
る点は従来と同様である。また、冷却器5の冷却系統に
冷水タンク6、チラーユニット7とクーリングタワー8
を設けた点も従来同様である。しかし、特徴的なのは冷
却器5の冷却配管9に対して、クーリングタワー水の循
環配管10を接続した点である。この循環配管10は冷却器
5内で接続してもよい。
図である。この装置は、培養室1に対し、下室から調整
後の空気を送りこむ空気調和装置2、培養空気を循環さ
せる循環ダクト3、そのための循環ファン4、外気導入
のための冷却器5としてのフィンクーラーとを設けてい
る点は従来と同様である。また、冷却器5の冷却系統に
冷水タンク6、チラーユニット7とクーリングタワー8
を設けた点も従来同様である。しかし、特徴的なのは冷
却器5の冷却配管9に対して、クーリングタワー水の循
環配管10を接続した点である。この循環配管10は冷却器
5内で接続してもよい。
【0007】図2は循環ダクト3の途中へ冷却器5を設
けた構造例であって、その冷却配管9に対して、クーリ
ングタワー水の循環配管10を接続している。これらの実
施例によると、ダンパを開いて外気を導入しても送風温
度が設定温度以下に下がらないとき、チラーユニット7
を作動させて得られる冷水を冷水タンク6から直ちに冷
却器5へ循環させることなく(図3の従来装置参照)、ま
ずクーリングタワー水の循環配管10のバルブ10a,10bを
開いてクーリングタワー水を冷却器5へ供給する。それ
でも送風温度が設定温度以下に下がらないときは、バル
ブ10a,10bを閉じてチラーユニットを作動させて得られ
るクーリングタワー水より更に低温の冷水を使用するの
である。このようにすると、消費電力の差が大きく違
う。ちなみに、製麹量33トンの醤油用麹製造の場合の電
気容量は、従来のチラーユニットのみの場合、最大消費
電力が約210Kw/h、本考案のクーリングタワー使用の場
合、約15Kw/hとなる。
けた構造例であって、その冷却配管9に対して、クーリ
ングタワー水の循環配管10を接続している。これらの実
施例によると、ダンパを開いて外気を導入しても送風温
度が設定温度以下に下がらないとき、チラーユニット7
を作動させて得られる冷水を冷水タンク6から直ちに冷
却器5へ循環させることなく(図3の従来装置参照)、ま
ずクーリングタワー水の循環配管10のバルブ10a,10bを
開いてクーリングタワー水を冷却器5へ供給する。それ
でも送風温度が設定温度以下に下がらないときは、バル
ブ10a,10bを閉じてチラーユニットを作動させて得られ
るクーリングタワー水より更に低温の冷水を使用するの
である。このようにすると、消費電力の差が大きく違
う。ちなみに、製麹量33トンの醤油用麹製造の場合の電
気容量は、従来のチラーユニットのみの場合、最大消費
電力が約210Kw/h、本考案のクーリングタワー使用の場
合、約15Kw/hとなる。
【0008】
【考案の効果】本考案によって、醗酵工業や酵素工業に
おける製麹時等の使用電力量を大幅に減らすことがで
き、製造コストを下げることができる。
おける製麹時等の使用電力量を大幅に減らすことがで
き、製造コストを下げることができる。
【図1】第1実施例の培養装置の配置図である。
【図2】第2実施例の培養装置の配置図である。
【図3】従来の培養装置の配置図である。
1 培養室 2 空気調和装置 3 循環ダクト 4 循環ファン 5 冷却器 6 冷水タンク 7 チラーユニット 8 クーリングタワー 9 冷却配管 10 クーリングタワー水の循環配管
Claims (1)
- 【請求項1】 培養室1に対し、下室から調整後の空気
を送りこむ空気調和装置2、培養空気を循環させる循環
ダクト3、そのための循環ファン4、外気導入のための
冷却器5とを設け、冷却器5の冷却系統に冷水タンク
6、チラーユニット7とクーリングタワー8を設けた培
養装置において、冷却器5の冷却配管9に対して、クー
リングタワー水の循環配管10を接続し、冷却器5へ送る
クーリングタワー水と冷水とを切換えて使用することを
特徴とする培養装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992042829U JP2574987Y2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 培養装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992042829U JP2574987Y2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 培養装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH063099U JPH063099U (ja) | 1994-01-18 |
JP2574987Y2 true JP2574987Y2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=12646859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992042829U Expired - Lifetime JP2574987Y2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 培養装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2574987Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5633915B1 (ja) * | 2014-03-27 | 2014-12-03 | 鈴与工業株式会社 | 納豆の製造装置 |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP1992042829U patent/JP2574987Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH063099U (ja) | 1994-01-18 |
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