JP2574710B2 - 識別用カードの接触装置 - Google Patents
識別用カードの接触装置Info
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- G06K7/0013—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には接触装置に係
り、特に識別用カードと接触する(読み出す)接触部材
(読みだし接点)を有する接触装置に関する。
り、特に識別用カードと接触する(読み出す)接触部材
(読みだし接点)を有する接触装置に関する。
【0002】
【従来の技術】識別用モジュールは電子部品であり(典
型的にはカードの形状を成しており)、例えば、電話シ
ステムにおける加入者の識別に関係した情報を含んだ集
積回路から構成されている。加入者の識別モジュール
は、ISO標準7816に準拠したIC(集積回路)カ
ード(チップカード)のコンタクトパターンを形成する
コンタクト領域を有している。しかしながら、識別用カ
ードの外形寸法は実質的にチップカードの外形寸法より
も小さい、即ち、識別モジュールが25mm×50mm
であるのに対して、チップカードは85.5mm×54
mmである。
型的にはカードの形状を成しており)、例えば、電話シ
ステムにおける加入者の識別に関係した情報を含んだ集
積回路から構成されている。加入者の識別モジュール
は、ISO標準7816に準拠したIC(集積回路)カ
ード(チップカード)のコンタクトパターンを形成する
コンタクト領域を有している。しかしながら、識別用カ
ードの外形寸法は実質的にチップカードの外形寸法より
も小さい、即ち、識別モジュールが25mm×50mm
であるのに対して、チップカードは85.5mm×54
mmである。
【0003】最初に図1から図4について説明する。図
1は通常のチップカードに使用される接触装置の先行技
術の2個の接触部材を模式的に示す説明図である。加入
者識別用モジュール又は一般的なカードのコンタクト1
が加入者識別用モジュールのカード92に形成されてお
り、前記カードのコンタクト1は図1と図4に模式的に
示される接触装置60に搭載されている接触部材2に接
触していることが示されている。図1のコンタクト配置
は接触装置60の許される長さLを越えていることを示
している。
1は通常のチップカードに使用される接触装置の先行技
術の2個の接触部材を模式的に示す説明図である。加入
者識別用モジュール又は一般的なカードのコンタクト1
が加入者識別用モジュールのカード92に形成されてお
り、前記カードのコンタクト1は図1と図4に模式的に
示される接触装置60に搭載されている接触部材2に接
触していることが示されている。図1のコンタクト配置
は接触装置60の許される長さLを越えていることを示
している。
【0004】図2は通常のチップカードに使用される接
触装置の先行技術の他の配置例の2個の接触部材を模式
的に示す説明図である。図2は図1に示されると同様な
配置を示している。図2のコンタクト配置は接触装置6
0の許される高さHを越えていることを示している。図
3は通常のチップカードに使用される接触装置の先行技
術の更に他の配置例の2個の接触部材を模式的に示す説
明図である。図3に示される接触部材3についても同様
な事が言える。
触装置の先行技術の他の配置例の2個の接触部材を模式
的に示す説明図である。図2は図1に示されると同様な
配置を示している。図2のコンタクト配置は接触装置6
0の許される高さHを越えていることを示している。図
3は通常のチップカードに使用される接触装置の先行技
術の更に他の配置例の2個の接触部材を模式的に示す説
明図である。図3に示される接触部材3についても同様
な事が言える。
【0005】図4は先行技術の加入者識別用モジュール
の接触装置60のチップカード又は加入者識別用モジュ
ールの受入れ室4を示し、図1の底面図である。前記受
入れ室4には切りかき5が示されている。前記切りかき
の領域には接触装置の接触部材6が前期受入れ室4に挿
入された加入者識別用モジュールのカード(図4には図
示されていない)のコンタクト1との接触状態をもたら
している。前記カードのコンタクト1は典型的には加入
者識別用モジュールを構成するカード92上にあり、2
個の列A、Bからなっている。図4において(図示され
ない)加入者識別用モジュールのカードのコンタクト1
の2個の列A、Bの水平距離即ち間隔は番号7として参
照される。接触部材6のピッチ即ち垂直間隔は記号Sと
して参照される。
の接触装置60のチップカード又は加入者識別用モジュ
ールの受入れ室4を示し、図1の底面図である。前記受
入れ室4には切りかき5が示されている。前記切りかき
の領域には接触装置の接触部材6が前期受入れ室4に挿
入された加入者識別用モジュールのカード(図4には図
示されていない)のコンタクト1との接触状態をもたら
している。前記カードのコンタクト1は典型的には加入
者識別用モジュールを構成するカード92上にあり、2
個の列A、Bからなっている。図4において(図示され
ない)加入者識別用モジュールのカードのコンタクト1
の2個の列A、Bの水平距離即ち間隔は番号7として参
照される。接触部材6のピッチ即ち垂直間隔は記号Sと
して参照される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した図1乃至図4
に示す従来の接触装置においては、接触部材の配列及び
その構造に起因して、接触装置の外形寸法(長さ及び厚
さ)が大きくなるという問題がある。通例のチップカー
ドの接触装置は公知であるが、その高さ又は長さが望ま
しい寸法を越えている。事実によれば、外形寸法の制限
無しに、0.2から0.4N(ニュートン)の同じ接触
力が要求される。接触力とスプリングの動き或いはスプ
リングの経路の制限に拠れば(カードの厚さの許容度や
製造の精度による)、接触装置のスプリング部材は、従
来の方法で整えられれば、前述の好ましい寸法が越えら
れてしまうということを引き起こすであろう。
に示す従来の接触装置においては、接触部材の配列及び
その構造に起因して、接触装置の外形寸法(長さ及び厚
さ)が大きくなるという問題がある。通例のチップカー
ドの接触装置は公知であるが、その高さ又は長さが望ま
しい寸法を越えている。事実によれば、外形寸法の制限
無しに、0.2から0.4N(ニュートン)の同じ接触
力が要求される。接触力とスプリングの動き或いはスプ
リングの経路の制限に拠れば(カードの厚さの許容度や
製造の精度による)、接触装置のスプリング部材は、従
来の方法で整えられれば、前述の好ましい寸法が越えら
れてしまうということを引き起こすであろう。
【0007】そこで、本発明の目的は、接触装置の外形
寸法がわずかに識別モジュールの外形寸法よりも大きい
識別モジュールの接触装置を提供するものである(尚、
識別モジュールの語は識別用カードと同じ意味に用いら
れる)。好ましくは、接触装置の厚みは3mm以下であ
ることが望ましい。
寸法がわずかに識別モジュールの外形寸法よりも大きい
識別モジュールの接触装置を提供するものである(尚、
識別モジュールの語は識別用カードと同じ意味に用いら
れる)。好ましくは、接触装置の厚みは3mm以下であ
ることが望ましい。
【0008】本発明の他の目的は、接触装置の接触部材
によってもたらされる接触力が、より大きなチップカー
ド用の接触装置の接触部材によってもたらされる接触力
よりも、同等かより大きい場合の識別モジュール用の接
触装置を提供するものである。
によってもたらされる接触力が、より大きなチップカー
ド用の接触装置の接触部材によってもたらされる接触力
よりも、同等かより大きい場合の識別モジュール用の接
触装置を提供するものである。
【0009】本発明の更に他の目的は、接触装置の読み
だし位置に挿入された識別モジュールのコンタクト領域
に接触装置の接触部材(いわゆる読みだし接点)が触れ
たら直ぐに開閉するスイッチを接触装置に提供するもの
である。
だし位置に挿入された識別モジュールのコンタクト領域
に接触装置の接触部材(いわゆる読みだし接点)が触れ
たら直ぐに開閉するスイッチを接触装置に提供するもの
である。
【0010】本発明の更に他の目的は、接触装置の接触
部材と加入者識別用モジュールの接点との接触動作が、
接触装置(リーダー)と識別用カードとの間の相対的な
移動なしにある種の応用で成されることを提供するもの
である。
部材と加入者識別用モジュールの接点との接触動作が、
接触装置(リーダー)と識別用カードとの間の相対的な
移動なしにある種の応用で成されることを提供するもの
である。
【0011】 上記目的を達成するために、本発明は、
装置内に挿入された識別用カードのコンタクト領域との
接触をとるように設けられた接触部材を備えた識別用カ
ードの接触装置において、識別用カードはそのコンタク
ト領域の複数列(A、B)を有し、前記接触装置の2つ
の接触部材のそれぞれは、それぞれ互いに隣接して配置
され、前記識別用カードの異なる列(A、B)のコンタ
クト領域に交互に接触するようにしたことを特徴とす
る。
装置内に挿入された識別用カードのコンタクト領域との
接触をとるように設けられた接触部材を備えた識別用カ
ードの接触装置において、識別用カードはそのコンタク
ト領域の複数列(A、B)を有し、前記接触装置の2つ
の接触部材のそれぞれは、それぞれ互いに隣接して配置
され、前記識別用カードの異なる列(A、B)のコンタ
クト領域に交互に接触するようにしたことを特徴とす
る。
【0012】
【作用】本発明の接触装置は特に識別用カードに接触す
るのに有用であるばかりでなく、チップカードにも使用
可能であり、大変小さなチップカードの接触装置という
結果となっている。
るのに有用であるばかりでなく、チップカードにも使用
可能であり、大変小さなチップカードの接触装置という
結果となっている。
【0013】この発明の一面では、接触装置は一方の列
のコンタクトピッチ(コンタクト間隔)の間に他方の列
の接触部材を配列して構成されており、接触装置の長さ
は識別用カードのコンタクトの列間の距離だけ減らされ
ている。
のコンタクトピッチ(コンタクト間隔)の間に他方の列
の接触部材を配列して構成されており、接触装置の長さ
は識別用カードのコンタクトの列間の距離だけ減らされ
ている。
【0014】好ましくは接触装置の識別用カードのコン
タクトの一列用のコンタクトスプリングは、識別用カー
ドのコンタクトの他の一列用のコンタクトスプリングと
の間に位置している。好ましくは、接触装置のカバー
は、識別用カードのホルダーとして設計することができ
る、即ち、接触装置におけるいわゆる読取り位置に識別
用カードを保持する手段として設計することができる。
タクトの一列用のコンタクトスプリングは、識別用カー
ドのコンタクトの他の一列用のコンタクトスプリングと
の間に位置している。好ましくは、接触装置のカバー
は、識別用カードのホルダーとして設計することができ
る、即ち、接触装置におけるいわゆる読取り位置に識別
用カードを保持する手段として設計することができる。
【0015】本発明の識別用カード接触装置の応用分野
はいわゆる自動車電話である。この例では、識別用カー
ドの接触装置は自動車電話に取り付けられている。利用
者が識別用カードを接触装置に挿入し読取り位置に達す
ると、加入者に関する情報が識別用カードから接触部材
に接続された手段に拠って読み出されることができる。
はいわゆる自動車電話である。この例では、識別用カー
ドの接触装置は自動車電話に取り付けられている。利用
者が識別用カードを接触装置に挿入し読取り位置に達す
ると、加入者に関する情報が識別用カードから接触部材
に接続された手段に拠って読み出されることができる。
【0016】本発明の他の一面に拠れば、雑誌「デザイ
ンとエレクトロニクス(Design und Ele
ktronik)」(1990年1月23日ドイツで発
行)に示されるように改良されたチップキーが提供され
る。公知のチップキーは、個々の接触装置にキーが使わ
れる時には接触されるであろう識別用カードを含むかも
しれない。この知られている配置においては、識別用カ
ードを支持するカード分、または識別用カード自体を形
成するカードがほこりやごみが付着しやすく、それゆえ
高い接触力が要求された。そのような高い接触力は高い
頻度の接触サイクルには適さなかった。本発明の接触部
材を使用することにより、前述の欠点は克服された。好
ましくは前述の接触部材の接触または終端は第二の接触
位置として設計される。この形式に置いては、接触部材
はドイツのハイルブロンにあるアンフェノルチュケル電
機株式会社(AmphenolーTuchelEleー
ctronics GmbH)のC701型のキーコネ
クタに挿入されることができる。そのようなわけで以下
の利点が達成される。即ち、カードはカバーされ保護さ
れる。カードコンタクトとは独立したコンタクト位置は
連続使用に設計される。
ンとエレクトロニクス(Design und Ele
ktronik)」(1990年1月23日ドイツで発
行)に示されるように改良されたチップキーが提供され
る。公知のチップキーは、個々の接触装置にキーが使わ
れる時には接触されるであろう識別用カードを含むかも
しれない。この知られている配置においては、識別用カ
ードを支持するカード分、または識別用カード自体を形
成するカードがほこりやごみが付着しやすく、それゆえ
高い接触力が要求された。そのような高い接触力は高い
頻度の接触サイクルには適さなかった。本発明の接触部
材を使用することにより、前述の欠点は克服された。好
ましくは前述の接触部材の接触または終端は第二の接触
位置として設計される。この形式に置いては、接触部材
はドイツのハイルブロンにあるアンフェノルチュケル電
機株式会社(AmphenolーTuchelEleー
ctronics GmbH)のC701型のキーコネ
クタに挿入されることができる。そのようなわけで以下
の利点が達成される。即ち、カードはカバーされ保護さ
れる。カードコンタクトとは独立したコンタクト位置は
連続使用に設計される。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る識別用カードの実施例を
図面を参照して説明する。図5は本発明の一実施例の接
触装置の接触部材を模式的に示す説明図である。図5は
接触装置60の接触部材81、82の好ましい配列を図
4と同様に示したものである。この発明によれば(図5
に於いても接触部材は図4におけるのと同じ長さのもの
が使われるとして)列A、Bの距離7によって接触装置
60の長さL1を(図4と比較して)減少するように、
接触部材のピッチ即ち間隔は半分即ちS/2に削減され
ている。加入者識別用モジュールの列Aに接触する接触
部材81は列Bのコンタクトと接触装置60の接触部材
82の間を延長しており、列Aのコンタクトに接触する
事が認識できる。この様に、接触部材81、82は間挿
しており、交互に配列されている。接触部材81、82
は図4の接触部材6と比較して長さL2だけ延長してい
ることが示されている。加入者識別用モジュールのカー
ドのコンタクトの列A、また列Bに、コンタクトするの
に同じタイプの接触部材を用いることができ、そのこと
は接触部材の製造を容易にする。接触部材81、82の
終端9は反対側に配列されていることが示されている。
接触部材82、82は隣接する切りかき5を接続する水
平線33に対してある角度で傾いており、好ましくは前
記間挿する接触部材81、82は切りかき5、5の間で
画定される間隔34内に伸びている。最外側(最も上と
下)の接触部材81、82は前記切りかき5を越えて空
所35に延長する。
図面を参照して説明する。図5は本発明の一実施例の接
触装置の接触部材を模式的に示す説明図である。図5は
接触装置60の接触部材81、82の好ましい配列を図
4と同様に示したものである。この発明によれば(図5
に於いても接触部材は図4におけるのと同じ長さのもの
が使われるとして)列A、Bの距離7によって接触装置
60の長さL1を(図4と比較して)減少するように、
接触部材のピッチ即ち間隔は半分即ちS/2に削減され
ている。加入者識別用モジュールの列Aに接触する接触
部材81は列Bのコンタクトと接触装置60の接触部材
82の間を延長しており、列Aのコンタクトに接触する
事が認識できる。この様に、接触部材81、82は間挿
しており、交互に配列されている。接触部材81、82
は図4の接触部材6と比較して長さL2だけ延長してい
ることが示されている。加入者識別用モジュールのカー
ドのコンタクトの列A、また列Bに、コンタクトするの
に同じタイプの接触部材を用いることができ、そのこと
は接触部材の製造を容易にする。接触部材81、82の
終端9は反対側に配列されていることが示されている。
接触部材82、82は隣接する切りかき5を接続する水
平線33に対してある角度で傾いており、好ましくは前
記間挿する接触部材81、82は切りかき5、5の間で
画定される間隔34内に伸びている。最外側(最も上と
下)の接触部材81、82は前記切りかき5を越えて空
所35に延長する。
【0018】図6は本発明の他の実施例の接触装置の接
触部材を模式的に示す説明図である。この発明によれば
異なる長さの接触部材10、11がそれぞれ加入者識別
用モジュールのコンタクトの列A、B(切りかき5とし
て表示されている)に用いられている。この場合は、接
触部材10、11の終端は同じ(左)側に位置してい
る。終端を一方の側に持つと言う事は表面実装技術にと
っての利点となる。
触部材を模式的に示す説明図である。この発明によれば
異なる長さの接触部材10、11がそれぞれ加入者識別
用モジュールのコンタクトの列A、B(切りかき5とし
て表示されている)に用いられている。この場合は、接
触部材10、11の終端は同じ(左)側に位置してい
る。終端を一方の側に持つと言う事は表面実装技術にと
っての利点となる。
【0019】図7は本発明の更に他の実施例の接触装置
60の底面図である。この発明によれば再び接触部材1
2、13の終端は同じ側に位置している。この種の配列
は特に表面実装技術(SMT)にとっての利点となる。
接触部材12、13は間挿している。一方の接触部材1
3のセットは直線状であり、もう一方の接触部材12の
セットは列Aまでは直線上の接触部材13の間を伸びて
おり、そこで列Bのコンタクトに達するようにカーブし
ている。接触部材の間隔は再びS/2である。たとえこ
の発明がとくに加入者識別用モジュールの接触装置にと
くに提供されたものであっても、本発明の具体化は特に
ICカードやチップカードなどの短い接触装置に使用さ
れることができる。
60の底面図である。この発明によれば再び接触部材1
2、13の終端は同じ側に位置している。この種の配列
は特に表面実装技術(SMT)にとっての利点となる。
接触部材12、13は間挿している。一方の接触部材1
3のセットは直線状であり、もう一方の接触部材12の
セットは列Aまでは直線上の接触部材13の間を伸びて
おり、そこで列Bのコンタクトに達するようにカーブし
ている。接触部材の間隔は再びS/2である。たとえこ
の発明がとくに加入者識別用モジュールの接触装置にと
くに提供されたものであっても、本発明の具体化は特に
ICカードやチップカードなどの短い接触装置に使用さ
れることができる。
【0020】読取り位置指示スイッチについて以下に説
明する。比較的短い接触部材即ちコンタクトスプリング
81、82、10、11、12、13は小さなスプリン
グの動きまたはパスのみをもたらした。このように、接
触部材がカードのコンタクトと接触を成した後で加入者
識別用モジュールのカード(またはチップカード)が接
触装置内の読取り位置に到達したことを示すように接触
されるスイッチを実現することは困難であった。
明する。比較的短い接触部材即ちコンタクトスプリング
81、82、10、11、12、13は小さなスプリン
グの動きまたはパスのみをもたらした。このように、接
触部材がカードのコンタクトと接触を成した後で加入者
識別用モジュールのカード(またはチップカード)が接
触装置内の読取り位置に到達したことを示すように接触
されるスイッチを実現することは困難であった。
【0021】本発明によれば、接触装置内に読取り位置
に加入者識別用モジュールのカードをロックするのに用
いられるロック部材によって作動されるであろう読取り
位置指示スイッチが提供されるものである。このスイッ
チの目的は加入者識別用モジュールのカードが読取り位
置に達したことを指示するものである。
に加入者識別用モジュールのカードをロックするのに用
いられるロック部材によって作動されるであろう読取り
位置指示スイッチが提供されるものである。このスイッ
チの目的は加入者識別用モジュールのカードが読取り位
置に達したことを指示するものである。
【0022】本発明によれば、カバー又は蓋(図示され
ていない)がロック部材として働く。加入者識別用モジ
ュールのカード92が読取り位置に達するや否やスイッ
チが安全に作動するように、カバーは、加入者識別用モ
ジュールのカードをカードのコンタクトで接触装置の接
触部材に対して押すようになっている。更に蓋は加入者
識別用モジュールのカード92の容器として使用される
ことができる。前記ロック部材はカードの損傷あるいは
紛失に対する保護をもたらす。また、ロック部材は接触
部材のハンダ付け作業の後で挿入される。
ていない)がロック部材として働く。加入者識別用モジ
ュールのカード92が読取り位置に達するや否やスイッ
チが安全に作動するように、カバーは、加入者識別用モ
ジュールのカードをカードのコンタクトで接触装置の接
触部材に対して押すようになっている。更に蓋は加入者
識別用モジュールのカード92の容器として使用される
ことができる。前記ロック部材はカードの損傷あるいは
紛失に対する保護をもたらす。また、ロック部材は接触
部材のハンダ付け作業の後で挿入される。
【0023】図8は本発明の一実施例を開示するもの
で、接触部材20、21の終端70と読取り位置指示ス
イッチの接触部材23、24は同じ(左)側にある。加
入者識別用モジュールのカードは模型的に25に示され
ている。点線25を接触装置60の加入者識別用モジュ
ールのカードが置かれるレシービングオープニングとし
て解釈することも可能である。番号26は図示はされて
いないが前述の回転カバーの回転軸を参照するものであ
る。前記カバーは接触装置60に装着され、加入者識別
用モジュールのカードをその読みだし位置に保持するよ
うになっている。内側又は(図8に置ける)右側に伸び
ているスイッチ接触部材23、24の終端は閉じられる
カバーの領域に位置している。実際、閉じられるカバー
は一方で加入者識別用モジュールをカードのコンタクト
領域1で接触部材20、21のコンタクト27に対して
押し、他方で結局ーカバーの回転運動の結果としてー接
触部材23、24の二個のコンタクト端28の間の接続
をもたらすのである。この接触部材23、24のコンタ
クト端28の間の接続は、例えば前記カバーに設けられ
た金属ストリップによって実現されることができる。
で、接触部材20、21の終端70と読取り位置指示ス
イッチの接触部材23、24は同じ(左)側にある。加
入者識別用モジュールのカードは模型的に25に示され
ている。点線25を接触装置60の加入者識別用モジュ
ールのカードが置かれるレシービングオープニングとし
て解釈することも可能である。番号26は図示はされて
いないが前述の回転カバーの回転軸を参照するものであ
る。前記カバーは接触装置60に装着され、加入者識別
用モジュールのカードをその読みだし位置に保持するよ
うになっている。内側又は(図8に置ける)右側に伸び
ているスイッチ接触部材23、24の終端は閉じられる
カバーの領域に位置している。実際、閉じられるカバー
は一方で加入者識別用モジュールをカードのコンタクト
領域1で接触部材20、21のコンタクト27に対して
押し、他方で結局ーカバーの回転運動の結果としてー接
触部材23、24の二個のコンタクト端28の間の接続
をもたらすのである。この接触部材23、24のコンタ
クト端28の間の接続は、例えば前記カバーに設けられ
た金属ストリップによって実現されることができる。
【0024】図8の実施例では接触部材23、24によ
って形成されるスイッチは、読みだし用の接触部材に用
いられるのと同じ種類のものを使用している、つまり接
触部材は加入者識別用モジュールのカードのコンタクト
1と協調するのに適合している。
って形成されるスイッチは、読みだし用の接触部材に用
いられるのと同じ種類のものを使用している、つまり接
触部材は加入者識別用モジュールのカードのコンタクト
1と協調するのに適合している。
【0025】図8のスイッチ設計に対して、図9に示さ
れる読取り位置指示スイッチは一対の読み取り接点3
2、33により構成されている。更に図9においては、
接触部材30、31(図7の一つのように)は図8に示
されるものからは異なった設計である。接触部材31は
直線の形状を有しており、接触部材30は二つの直線部
分65、66を有しており傾斜部分67によって接続さ
れている。直線の接触部材31と直線部分65は間挿的
に配列されており、再び図4の間隔Sの半分である。図
9に示される実施例は、読取り位置を指示するのに用い
られるスイッチ32、33を作動させるためのカバーに
設けられる導電性のストリップ等を要求しないで、カバ
ーがスイッチ32、33を作動させるために用いられ
る。
れる読取り位置指示スイッチは一対の読み取り接点3
2、33により構成されている。更に図9においては、
接触部材30、31(図7の一つのように)は図8に示
されるものからは異なった設計である。接触部材31は
直線の形状を有しており、接触部材30は二つの直線部
分65、66を有しており傾斜部分67によって接続さ
れている。直線の接触部材31と直線部分65は間挿的
に配列されており、再び図4の間隔Sの半分である。図
9に示される実施例は、読取り位置を指示するのに用い
られるスイッチ32、33を作動させるためのカバーに
設けられる導電性のストリップ等を要求しないで、カバ
ーがスイッチ32、33を作動させるために用いられ
る。
【0026】図10及び図11は本発明の他の実施例の
接触装置60を開示するもので、加入者識別用モジュー
ルが模型的にコンタクト領域1によって示されている。
前記コンタクト領域1は永久的に接触部材41、42に
よって接触されている。前記接触部材41、42は絶縁
体40の回りの領域にコンタクト領域または配置を形成
するように、絶縁体40の回りに案内されている。この
ことは高い頻度の接続サイクルを許容するものである。
この実施例は好ましくはキーの応用に用いられ、全体の
接触装置60が永久的に接触された加入者識別用モジュ
ールのカード92と共にキーを形成しており、挿入され
たキーが正しいキーであるかどうかを決定する加入者識
別用モジュールの情報を読み出す装置に挿入されるキー
を形成している。
接触装置60を開示するもので、加入者識別用モジュー
ルが模型的にコンタクト領域1によって示されている。
前記コンタクト領域1は永久的に接触部材41、42に
よって接触されている。前記接触部材41、42は絶縁
体40の回りの領域にコンタクト領域または配置を形成
するように、絶縁体40の回りに案内されている。この
ことは高い頻度の接続サイクルを許容するものである。
この実施例は好ましくはキーの応用に用いられ、全体の
接触装置60が永久的に接触された加入者識別用モジュ
ールのカード92と共にキーを形成しており、挿入され
たキーが正しいキーであるかどうかを決定する加入者識
別用モジュールの情報を読み出す装置に挿入されるキー
を形成している。
【0027】前述の模型的な実施例は発明の本質にのみ
関係しており、通常の設計の要素を示すものでないこと
は、いわゆる当業者によって理解されるであろう。例え
ば、接触装置は接触部材を支持する接触部材の支持手段
を含んでいる。また、読取り接触部材と呼ばれていると
ころの接触装置の接触部材は好ましくは前記接触装置に
おいて偏侈した方法で搭載されることができる。接触装
置は更に図4の記述に関係して簡単に述べられたが加入
者識別用モジュールのカードの受入れ手段を含んでい
る。
関係しており、通常の設計の要素を示すものでないこと
は、いわゆる当業者によって理解されるであろう。例え
ば、接触装置は接触部材を支持する接触部材の支持手段
を含んでいる。また、読取り接触部材と呼ばれていると
ころの接触装置の接触部材は好ましくは前記接触装置に
おいて偏侈した方法で搭載されることができる。接触装
置は更に図4の記述に関係して簡単に述べられたが加入
者識別用モジュールのカードの受入れ手段を含んでい
る。
【0028】 以上のように本発明によれば、識別用カ
ードはそのコンタクト領域の複数列(A、B)を有し、
前記接触装置の2つの接触部材のそれぞれは、それぞれ
互いに隣接して配置され、前記識別用カードの異なる列
(A、B)のコンタクト領域に交互に接触するようにし
たことを特徴とするもので、接触部材を間挿的に配置す
ることにより接触部材間の間隔、長さの短縮が得られ高
密度実装が実現されるものである。従って、加入者識別
用モジュールのカードより僅かに寸法の大きいだけの加
入者識別用モジュールのカードなどの接触装置が提供さ
れるものである。
ードはそのコンタクト領域の複数列(A、B)を有し、
前記接触装置の2つの接触部材のそれぞれは、それぞれ
互いに隣接して配置され、前記識別用カードの異なる列
(A、B)のコンタクト領域に交互に接触するようにし
たことを特徴とするもので、接触部材を間挿的に配置す
ることにより接触部材間の間隔、長さの短縮が得られ高
密度実装が実現されるものである。従って、加入者識別
用モジュールのカードより僅かに寸法の大きいだけの加
入者識別用モジュールのカードなどの接触装置が提供さ
れるものである。
【図1】先行技術の通常のチップカードに使用される接
触装置の2個の接触部材の配列を模式的に示す説明図で
ある。
触装置の2個の接触部材の配列を模式的に示す説明図で
ある。
【図2】先行技術の通常のチップカードに使用される接
触装置の他の接触部材の配列を模式的に示す説明図であ
る。
触装置の他の接触部材の配列を模式的に示す説明図であ
る。
【図3】先行技術の通常のチップカードに使用される接
触装置の更に他の接触部材の配列を模式的に示す説明図
である。
触装置の更に他の接触部材の配列を模式的に示す説明図
である。
【図4】先行技術の接触装置の接触部材の配列を模式的
に示す底面図である。
に示す底面図である。
【図5】本発明の一実施例の加入者識別用モジュールの
カード用の接触装置の接触部材の配列を模式的に示す平
面図である。
カード用の接触装置の接触部材の配列を模式的に示す平
面図である。
【図6】本発明の他の実施例の加入者識別用モジュール
のカード用の接触装置の接触部材の配列を模式的に示す
平面図である。すべての接触部材は一方の側で終端して
いる。
のカード用の接触装置の接触部材の配列を模式的に示す
平面図である。すべての接触部材は一方の側で終端して
いる。
【図7】本発明の他の実施例の加入者識別用モジュール
のカード用の接触装置の接触部材の配列を模式的に示す
平面図である。表面実装技術に好適で、すべての接触部
材は一方の側で終端している。
のカード用の接触装置の接触部材の配列を模式的に示す
平面図である。表面実装技術に好適で、すべての接触部
材は一方の側で終端している。
【図8】本発明の他の実施例の加入者識別用モジュール
のカード用の接触装置の接触部材の配列を模式的に示す
平面図である。加入者識別用モジュールのカードが読み
だし位置にあることを指示するのに適応するスイッチを
備える。
のカード用の接触装置の接触部材の配列を模式的に示す
平面図である。加入者識別用モジュールのカードが読み
だし位置にあることを指示するのに適応するスイッチを
備える。
【図9】本発明の他の実施例の加入者識別用モジュール
のカード用の接触装置の接触部材の配列を模式的に示す
平面図である。加入者識別用モジュールのカードが読み
だし位置にあることを指示するのに適応するスイッチを
備える。
のカード用の接触装置の接触部材の配列を模式的に示す
平面図である。加入者識別用モジュールのカードが読み
だし位置にあることを指示するのに適応するスイッチを
備える。
【図10】キーの応用における加入者識別用モジュール
のカードのコンタクトと、接触装置の接触部材の関係を
模式的に示す側面図である。
のカードのコンタクトと、接触装置の接触部材の関係を
模式的に示す側面図である。
【図11】図10における、キーの接触装置の平面図で
ある。
ある。
1 カードのコンタクト 2、6、10、11、12、13、41、42、81、
82 接触部材 5 切りかき 23、24 スイッチ 34 スペース 40 絶縁部材 60 接触装置
82 接触部材 5 切りかき 23、24 スイッチ 34 スペース 40 絶縁部材 60 接触装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルント、シューダー ドイツ連邦共和国シュワイゲルン、メリ ケシュトラーセ、20 (56)参考文献 特開 昭59−60523(JP,A) 特開 平2−22785(JP,A) 特開 平1−258190(JP,A) 実開 平1−151359(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】 2列(A,B)に配置されたコンタクト
領域を有する識別用カードの接触装置において、該接触
装置は接触部材(81,82)を備え、該接触部材(8
1,82)は前記2列(A,B)のコンタクト領域に対
して交互に相隣接して間挿するような形態で配置されて
おり、且つ、前記2列(A,B)へのそれぞれの接触部
材(81,82)は同じ長さを有すると共に、それぞれ
の終端を前記2列(A,B)に対して反対側に有してい
ることを特徴とする識別用カードの接触装置。 - 【請求項2】 識別用カードが読取位置にあることを指
示するためのスイッチ(23,24)が備えられ、この
スイッチ(23,24)は、好ましくは、前記識別カー
ドのコンタクト領域に接触する接触部材と同一の接触部
材を用いたものであることを特徴とする請求項1記載の
識別用カードの接触装置。 - 【請求項3】 2列(A,B)に配置されたコンタクト
領域を有する識別用カードの接触装置において、該接触
装置は接触部材(10,11)を備え、該接触部材(1
0,11)は前記2列(A,B)のコンタクト領域に対
して交互に相隣接して配置されており、列(B)のコン
タクト領域に接触する接触部材(10)と列(A)のコ
ンタクト領域に接触する接触部材(11)とは交互に配
置されており、列(A,B)に対して異なるタイプの接
触部材(10,11)が用いられており、接触部材(1
0,11)の終端は同一側の同一線上に配置されてお
り、識別カードが読取位置にあることを示すためのスイ
ッチ(23,24)が備えられ、そのスイッチ(23,
24)は、好ましくは、前記識別カードのコンタクト領
域に接触する接触要素(10,11)と同一の接触要素
を用いたものであることを特徴とする識別用カードの接
触装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4002680 | 1990-01-30 | ||
DE4002680.9 | 1990-01-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056466A JPH056466A (ja) | 1993-01-14 |
JP2574710B2 true JP2574710B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=6399060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3026609A Expired - Fee Related JP2574710B2 (ja) | 1990-01-30 | 1991-01-29 | 識別用カードの接触装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5269707A (ja) |
EP (1) | EP0444396B2 (ja) |
JP (1) | JP2574710B2 (ja) |
DE (1) | DE59108764D1 (ja) |
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US6942154B1 (en) | 2000-02-24 | 2005-09-13 | Matsushita Electric Industrial Co, Ltd. | Card connector and portable telephone having the same |
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- 1991-01-02 EP EP91100054A patent/EP0444396B2/de not_active Expired - Lifetime
- 1991-01-02 DE DE59108764T patent/DE59108764D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-01-25 US US07/645,713 patent/US5269707A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-01-29 JP JP3026609A patent/JP2574710B2/ja not_active Expired - Fee Related
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