JP2574653Y2 - フィードバー外段取装置 - Google Patents
フィードバー外段取装置Info
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- JP2574653Y2 JP2574653Y2 JP1993012552U JP1255293U JP2574653Y2 JP 2574653 Y2 JP2574653 Y2 JP 2574653Y2 JP 1993012552 U JP1993012552 U JP 1993012552U JP 1255293 U JP1255293 U JP 1255293U JP 2574653 Y2 JP2574653 Y2 JP 2574653Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、鍛造プレス機における
フィードバーの段取装置、特に被鍛造品の仕様変更時な
どにフィードバーの爪の取替,調整をプレス機外で行え
るようにしたフィードバー外段取装置に関する。
フィードバーの段取装置、特に被鍛造品の仕様変更時な
どにフィードバーの爪の取替,調整をプレス機外で行え
るようにしたフィードバー外段取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に鍛造プレス作業では被鍛造素材を
一対のフィードバーに設けた爪で挟んで前段の金型から
後段の金型へ順次搬送しつつ各金型で型打ちを行い、最
終段の金型から製品としての鍛造品を取り出す。前記フ
ィードバーに設けられる爪は、両側のフィードバーの内
側部に互いに対向するように突出した爪ホルダに取り付
けられ、両側のフィードバーは内側の金型列に対して接
近(クランプ),上昇(リフト),前進(アドバン
ス),下降(ダウン),開離(アンクランプ),後退
(リターン)の反復3次元運動を行う。鍛造製品の仕
様、特に形状やサイズが変ったときは、これに対応して
爪を取り替える必要があるが、この取替作業および取り
替えた爪の微調整は従来、前記フィードバーをプレス機
にセットしたままの状態で該プレス機内で作業者により
行っていた。またフィードバーの曲がりやたわみ等の検
査もプレス機内で行っていた。
一対のフィードバーに設けた爪で挟んで前段の金型から
後段の金型へ順次搬送しつつ各金型で型打ちを行い、最
終段の金型から製品としての鍛造品を取り出す。前記フ
ィードバーに設けられる爪は、両側のフィードバーの内
側部に互いに対向するように突出した爪ホルダに取り付
けられ、両側のフィードバーは内側の金型列に対して接
近(クランプ),上昇(リフト),前進(アドバン
ス),下降(ダウン),開離(アンクランプ),後退
(リターン)の反復3次元運動を行う。鍛造製品の仕
様、特に形状やサイズが変ったときは、これに対応して
爪を取り替える必要があるが、この取替作業および取り
替えた爪の微調整は従来、前記フィードバーをプレス機
にセットしたままの状態で該プレス機内で作業者により
行っていた。またフィードバーの曲がりやたわみ等の検
査もプレス機内で行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述したように従来の
プレス機内での爪交換を含むフィードバー段取作業は、
フィードバーをプレス機から外すことなく狭いプレス機
内で爪取替,調整を行っているため、作業効率が悪く、
生産性の低下をきたしていた。また実際にフィードバー
をプレス機内でクランプ,アンクランプ方向に動かしな
がら行うので安全性の点でも問題があった。
プレス機内での爪交換を含むフィードバー段取作業は、
フィードバーをプレス機から外すことなく狭いプレス機
内で爪取替,調整を行っているため、作業効率が悪く、
生産性の低下をきたしていた。また実際にフィードバー
をプレス機内でクランプ,アンクランプ方向に動かしな
がら行うので安全性の点でも問題があった。
【0004】本考案はこのような状況に鑑み、プレス機
の外部で爪交換,調整等の段取りが行い得、同時にフィ
ードバーの曲がりやたわみ等の点検,フィードバーまわ
りの各種精度の点検がプレス機外で容易にでき、これに
よって作業効率の向上,安全性の確保を図ったフィード
バー外段取装置を提供することにある。
の外部で爪交換,調整等の段取りが行い得、同時にフィ
ードバーの曲がりやたわみ等の点検,フィードバーまわ
りの各種精度の点検がプレス機外で容易にでき、これに
よって作業効率の向上,安全性の確保を図ったフィード
バー外段取装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によるフィードバ
ー外段取装置は、架台の上部に幅方向に離隔してかつ該
方向に移動可能に配置された一対のフィードバー受と、
前記一対のフィードバー受と螺合して該フィードバー受
を互いに接近,離反方向に同調移動させるように前記架
台上に軸支された駆動軸と、前記一対のフィードバー受
の幅方向中間位置に配置されたダミー金型取付部と、中
間フィードバーに取り付けられかつ該フィードバーに対
する各爪ホルダの製品アンクランプ方向への移動を検出
する検出器と、前記ダミー金型上の製品試材に対するク
ランプ開始前の位置で前記フィードバー受を前記架台に
位置決めする固定ピンと、前記フィードバー受の製品試
材クランプ時の位置を規制するクランプ側ストッパと、
前記検出器の各々に接続されるミスクランプ確認用表示
ボックスとを有している。
ー外段取装置は、架台の上部に幅方向に離隔してかつ該
方向に移動可能に配置された一対のフィードバー受と、
前記一対のフィードバー受と螺合して該フィードバー受
を互いに接近,離反方向に同調移動させるように前記架
台上に軸支された駆動軸と、前記一対のフィードバー受
の幅方向中間位置に配置されたダミー金型取付部と、中
間フィードバーに取り付けられかつ該フィードバーに対
する各爪ホルダの製品アンクランプ方向への移動を検出
する検出器と、前記ダミー金型上の製品試材に対するク
ランプ開始前の位置で前記フィードバー受を前記架台に
位置決めする固定ピンと、前記フィードバー受の製品試
材クランプ時の位置を規制するクランプ側ストッパと、
前記検出器の各々に接続されるミスクランプ確認用表示
ボックスとを有している。
【0006】
【実施例】次に本考案を実施例について図面を参照して
説明する。図1は本考案の実施例によるフィードバー外
段取装置において中間フィードバー16を搭載した状態
の平面図、図2は図1の正面図である。プレス機(図示
省略)とは別置の架台12が作業床上に設けられ、その
上部に一対の平行に隔置されたフィードバー受5が幅方
向に移動可能に設けられている。符号7は架台12上に
橋渡しされたガイドレールであり、8はフィードバー受
5の下面に固着されかつガイドレール7に沿って摺動す
るガイド部材である。架台12の上部中央にはガイドレ
ール7と平行にのびる駆動軸2がその両端で軸受箱3に
よって軸支されており、かつ該駆動軸2の片端には手動
操作するハンドル1が取り付けられている。図3に示す
ように駆動軸2はその長手方向両側部分に互いにねじリ
ードが逆となったねじ部28が形成され、これらのねじ
部28がそれぞれフィードバー受5のナット部4に螺合
している。したがってハンドル1を回転させることによ
り、前記ねじ部28とナット部4の螺合送り作用で両側
のフィードバー受5は互いに接近する方向あるいは離反
する方向に移動する。
説明する。図1は本考案の実施例によるフィードバー外
段取装置において中間フィードバー16を搭載した状態
の平面図、図2は図1の正面図である。プレス機(図示
省略)とは別置の架台12が作業床上に設けられ、その
上部に一対の平行に隔置されたフィードバー受5が幅方
向に移動可能に設けられている。符号7は架台12上に
橋渡しされたガイドレールであり、8はフィードバー受
5の下面に固着されかつガイドレール7に沿って摺動す
るガイド部材である。架台12の上部中央にはガイドレ
ール7と平行にのびる駆動軸2がその両端で軸受箱3に
よって軸支されており、かつ該駆動軸2の片端には手動
操作するハンドル1が取り付けられている。図3に示す
ように駆動軸2はその長手方向両側部分に互いにねじリ
ードが逆となったねじ部28が形成され、これらのねじ
部28がそれぞれフィードバー受5のナット部4に螺合
している。したがってハンドル1を回転させることによ
り、前記ねじ部28とナット部4の螺合送り作用で両側
のフィードバー受5は互いに接近する方向あるいは離反
する方向に移動する。
【0007】図1および図3に示す如く、一対のフィー
ドバー受5の中間位置で架台12上に、該フィードバー
受5の長手方向に隔置された複数個の、図示実施例では
5個のダミー金型取付部25が配列されている。これら
のダミー金型取付部25上には、対象とするプレス機内
に配列された各工程(0〜4工程)における金型と同形
の複数(5個)のダミー金型13が取り付けられ、これ
によって実際のプレス機に設けられる一連の金型列と同
じ形態のダミー金型列が形成されるようになっている。
その他この実施例では各フィードバー受5の両端上面
に、中間フィードバー16を該フィードバー受5上に位
置決め固定するためのガイドピン6および凹形の挟持部
材26が設けられている。また図1に示すように、前記
ダミー金型列の配列方向両端側のダミー金型取付部25
の両側部にフィードバー受5の内側部と接当するシム調
整可能なクランプ側ストッパ10が設けられ、さらに架
台12の両側部に中間フィードバー16の外側部と接当
可能なアンクランプ側ストッパ11が設けられている。
フィードバー受5がクランプ側ストッパ10に接当した
状態で該フィードバー受5を位置固定するための固定ピ
ン9が該フィードバー受5から架台12へ挿入されるよ
うになっている。
ドバー受5の中間位置で架台12上に、該フィードバー
受5の長手方向に隔置された複数個の、図示実施例では
5個のダミー金型取付部25が配列されている。これら
のダミー金型取付部25上には、対象とするプレス機内
に配列された各工程(0〜4工程)における金型と同形
の複数(5個)のダミー金型13が取り付けられ、これ
によって実際のプレス機に設けられる一連の金型列と同
じ形態のダミー金型列が形成されるようになっている。
その他この実施例では各フィードバー受5の両端上面
に、中間フィードバー16を該フィードバー受5上に位
置決め固定するためのガイドピン6および凹形の挟持部
材26が設けられている。また図1に示すように、前記
ダミー金型列の配列方向両端側のダミー金型取付部25
の両側部にフィードバー受5の内側部と接当するシム調
整可能なクランプ側ストッパ10が設けられ、さらに架
台12の両側部に中間フィードバー16の外側部と接当
可能なアンクランプ側ストッパ11が設けられている。
フィードバー受5がクランプ側ストッパ10に接当した
状態で該フィードバー受5を位置固定するための固定ピ
ン9が該フィードバー受5から架台12へ挿入されるよ
うになっている。
【0008】図5を参照すれば、中間フィードバー16
には各ダミー金型13に対応して爪ホルダ24が該中間
フィードバー16の短手方向に出入可能に保持されてい
る。爪ホルダ24は、その内端に被鍛造品と係合する爪
17が脱着可能に取り付けられ、また内蔵されたばね手
段27によりダミー金型13側へ向けて付勢されてい
る。各爪ホルダ24の下側で中間フィードバー16内に
は近接スイッチ18が設けられ、この近接スイッチ18
に対峙するように爪ホルダ24の外端部に近接スイッチ
すきま確認用ストライカ21が取り付けられている。近
接スイッチ18は前記ダミー金型列の各々のダミー金型
13に対応して設けられ、その各近接スイッチ18の出
力信号は架台12上に設けたミスクランプ確認用表示ボ
ックス23(図1)に入力されて各々の爪ホルダ24の
クランプ動作時の状態が表示されるようになっている。
には各ダミー金型13に対応して爪ホルダ24が該中間
フィードバー16の短手方向に出入可能に保持されてい
る。爪ホルダ24は、その内端に被鍛造品と係合する爪
17が脱着可能に取り付けられ、また内蔵されたばね手
段27によりダミー金型13側へ向けて付勢されてい
る。各爪ホルダ24の下側で中間フィードバー16内に
は近接スイッチ18が設けられ、この近接スイッチ18
に対峙するように爪ホルダ24の外端部に近接スイッチ
すきま確認用ストライカ21が取り付けられている。近
接スイッチ18は前記ダミー金型列の各々のダミー金型
13に対応して設けられ、その各近接スイッチ18の出
力信号は架台12上に設けたミスクランプ確認用表示ボ
ックス23(図1)に入力されて各々の爪ホルダ24の
クランプ動作時の状態が表示されるようになっている。
【0009】フィードバー受5上で一対の中間フィード
バー16の水平方向の曲がりを検査するために曲がり確
認用基準ゲージ20が両中間フィードバー16の対向内
側面の間に差し込まれるようになっており(図1)、ま
た中間フィードバー16のたわみを検査するためにたわ
み確認用基準ゲージ19がフィードバー受5とその上側
の中間フィードバー16との間のすきまに介在される
(図2)。なおこれらの基準ゲージ19,20は中間フ
ィードバー16の長手方向の略中間位置に配置される。
バー16の水平方向の曲がりを検査するために曲がり確
認用基準ゲージ20が両中間フィードバー16の対向内
側面の間に差し込まれるようになっており(図1)、ま
た中間フィードバー16のたわみを検査するためにたわ
み確認用基準ゲージ19がフィードバー受5とその上側
の中間フィードバー16との間のすきまに介在される
(図2)。なおこれらの基準ゲージ19,20は中間フ
ィードバー16の長手方向の略中間位置に配置される。
【0010】実際のプレス機にセットされているフィー
ドバーに対し被鍛造品の仕様変更等で爪の交換が必要と
なったときは、まず、(1)実機のプレス機のフィード
バーからその長手方向両端部分を切り離し、一対の中間
フィードバー16を機外の架台12上へ運び、各中間フ
ィードバー16の両端部のガイド孔に、架台12上のフ
ィードバー受5に立設した4箇所のガイドピン6を挿入
して該中間フィードバー16をフィードバー受5上に固
定するとともに爪を取り外す。(2)次いで一対の中間
フィードバー16の間に位置するダミー金型取付部25
に、かつ0〜4工程部の爪位置に対応した箇所にダミー
金型13を取り付ける。(3)ハンドル1を廻すことに
よって駆動軸2が回転し、該駆動軸2のねじ部28とフ
ィードバー受5のナット部4の作用でフィードバー受5
をクランプ側ストッパ10に当てて止める。(4)ここ
で両側の中間フィードバー16の間に曲がり確認用基準
ゲージ20(図1参照)を挿入して該フィードバー16
の曲がりの有無を確認し、また、たわみ確認用基準ゲー
ジ19(図2参照)を中間フィードバー受5と中間フィ
ードバー16の間に挿入して該中間フィードバー16の
たわみの有無を確認する。
ドバーに対し被鍛造品の仕様変更等で爪の交換が必要と
なったときは、まず、(1)実機のプレス機のフィード
バーからその長手方向両端部分を切り離し、一対の中間
フィードバー16を機外の架台12上へ運び、各中間フ
ィードバー16の両端部のガイド孔に、架台12上のフ
ィードバー受5に立設した4箇所のガイドピン6を挿入
して該中間フィードバー16をフィードバー受5上に固
定するとともに爪を取り外す。(2)次いで一対の中間
フィードバー16の間に位置するダミー金型取付部25
に、かつ0〜4工程部の爪位置に対応した箇所にダミー
金型13を取り付ける。(3)ハンドル1を廻すことに
よって駆動軸2が回転し、該駆動軸2のねじ部28とフ
ィードバー受5のナット部4の作用でフィードバー受5
をクランプ側ストッパ10に当てて止める。(4)ここ
で両側の中間フィードバー16の間に曲がり確認用基準
ゲージ20(図1参照)を挿入して該フィードバー16
の曲がりの有無を確認し、また、たわみ確認用基準ゲー
ジ19(図2参照)を中間フィードバー受5と中間フィ
ードバー16の間に挿入して該中間フィードバー16の
たわみの有無を確認する。
【0011】(5)次いで中間フィードバー16の各爪
ホルダ24の外側に取り付けられている近接スイッチカ
バー22を取り外し、各々の爪ホルダ24の外端部に近
接スイッチすきま確認用ストライカ21を取り付ける。
(6)各近接スイッチ18からミスクランプ確認用表示
ボックス23へケーブルを接続する。(7)各々の爪ホ
ルダ24を反ダミー金型13側へ向けて手で押してクラ
ンプ確認用表示ボツクス23の各々のダミー金型13に
対応したランプが点灯するか確認する。(8)この後申
間フィードバー16が載置されたフィードバー受5をハ
ンドル操作で所定量アンクランプ方向へ移動させて固定
ビン9にて該フィードバー受5を架台12に固定する。
(9)図3のようにダミー金型13に製品試材(固定
用)14を取り付ける。(10)各々の爪ホルダ24に
爪17を取り付ける。このとき爪17と前記製品試材
(固定用)14が接するようにセットする。またダミー
金型13と爪17の下面との間隔が最少2mm以上ある
ことを確認する。このように固定ピン9でフィードバー
受5を固定することにより、爪17のクランプ開始位置
が一定し、各爪同一条件で調整が可能となる。(11)
固定ピン9を抜き取り、ハンドル1を廻してフィードバ
ー受5がクランプ側ストッパ10に当るまでクランプ方
向へ移動させ、爪17による製品試材14のクランプ状
態を確認する。中間フィードバー16がフィードバー受
5とともにクランプ方向に移重するとき、製品試材14
に接当している爪17は移動しないので爪ホルダ24が
中間フィードバー16に対しアンクランプ方向に相対移
動する。そのため、爪ホルダ24に取り付けたストライ
カ21が近接スイッチ18から所定値L以上離れると近
接スイッチ18からスイッチONの信号が出され、ミス
クランプ確認用表示ボックス23のランプを点灯するの
で、クランプされていると判断できる。(12)フィー
ドバー受5をアンクランプ方向へ移動させて製品試材
(固定用)14を抜き取り、代って製品試材(フリー)
15を取り付けるとともにハンドル1を廻して再度フィ
ードバー受5をクランプ位置へ移動させ、クランプ状態
を確認する。(13)以上の操作が終った後、フィード
バー受5をアンクランプ方向へ移動させるとともに中間
フィードバー16をフィードバー受5から外してプレス
機にセットする。なおフィードバーに対する爪ホルダの
製品アンクランプ方向への移動を検 出する検出器として
は、上記実施例で示した近接スイッチの他にリミットス
イッチを使用してもよい。
ホルダ24の外側に取り付けられている近接スイッチカ
バー22を取り外し、各々の爪ホルダ24の外端部に近
接スイッチすきま確認用ストライカ21を取り付ける。
(6)各近接スイッチ18からミスクランプ確認用表示
ボックス23へケーブルを接続する。(7)各々の爪ホ
ルダ24を反ダミー金型13側へ向けて手で押してクラ
ンプ確認用表示ボツクス23の各々のダミー金型13に
対応したランプが点灯するか確認する。(8)この後申
間フィードバー16が載置されたフィードバー受5をハ
ンドル操作で所定量アンクランプ方向へ移動させて固定
ビン9にて該フィードバー受5を架台12に固定する。
(9)図3のようにダミー金型13に製品試材(固定
用)14を取り付ける。(10)各々の爪ホルダ24に
爪17を取り付ける。このとき爪17と前記製品試材
(固定用)14が接するようにセットする。またダミー
金型13と爪17の下面との間隔が最少2mm以上ある
ことを確認する。このように固定ピン9でフィードバー
受5を固定することにより、爪17のクランプ開始位置
が一定し、各爪同一条件で調整が可能となる。(11)
固定ピン9を抜き取り、ハンドル1を廻してフィードバ
ー受5がクランプ側ストッパ10に当るまでクランプ方
向へ移動させ、爪17による製品試材14のクランプ状
態を確認する。中間フィードバー16がフィードバー受
5とともにクランプ方向に移重するとき、製品試材14
に接当している爪17は移動しないので爪ホルダ24が
中間フィードバー16に対しアンクランプ方向に相対移
動する。そのため、爪ホルダ24に取り付けたストライ
カ21が近接スイッチ18から所定値L以上離れると近
接スイッチ18からスイッチONの信号が出され、ミス
クランプ確認用表示ボックス23のランプを点灯するの
で、クランプされていると判断できる。(12)フィー
ドバー受5をアンクランプ方向へ移動させて製品試材
(固定用)14を抜き取り、代って製品試材(フリー)
15を取り付けるとともにハンドル1を廻して再度フィ
ードバー受5をクランプ位置へ移動させ、クランプ状態
を確認する。(13)以上の操作が終った後、フィード
バー受5をアンクランプ方向へ移動させるとともに中間
フィードバー16をフィードバー受5から外してプレス
機にセットする。なおフィードバーに対する爪ホルダの
製品アンクランプ方向への移動を検 出する検出器として
は、上記実施例で示した近接スイッチの他にリミットス
イッチを使用してもよい。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、被
鍛造品の形状やサイズが変ったときの搬送爪の取り替え
や微調整を、プレス機からフィードバーを取り外してプ
レス機の外部で行えるので、作業が容易で作業時間も短
縮される。作業のし易い架台上で行うために爪調整の精
度も高く、またフィードバーの曲がりやたわみも同時に
簡単に検査できる。狭いプレスダイエリア内での作業が
減るため安全性も向上する等の利点がある。なお本考案
は熱間鍛造の分野以外にも一般のワークを搬送するトラ
ンスファフィーダの外段取装置として適用できる。
鍛造品の形状やサイズが変ったときの搬送爪の取り替え
や微調整を、プレス機からフィードバーを取り外してプ
レス機の外部で行えるので、作業が容易で作業時間も短
縮される。作業のし易い架台上で行うために爪調整の精
度も高く、またフィードバーの曲がりやたわみも同時に
簡単に検査できる。狭いプレスダイエリア内での作業が
減るため安全性も向上する等の利点がある。なお本考案
は熱間鍛造の分野以外にも一般のワークを搬送するトラ
ンスファフィーダの外段取装置として適用できる。
【図1】本考案の実施例によるフィードバー外段取装置
の平面図である。
の平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図4】図1のB−B線に沿った断面図である。
【図5】中間フィードバーに取り付けられた近接スイッ
チと爪ホルダの近接スイッチすきま確認用ストライカの
位置関係を示す拡大断面図である。
チと爪ホルダの近接スイッチすきま確認用ストライカの
位置関係を示す拡大断面図である。
1 ハンドル 2 駆動軸 5 フィードバー受 6 ガイドピン 7 ガイドレール 8 ガイド部材 9 固定ピン 10 クランプ側ストッパ 11 アンクランプ側ストッパ 12 架台 13 ダミー金型 14 製品試材(固定用) 15 製品試材(フリー) 16 中間フィードバー 17 爪 18 近接スイッチ 19 たわみ確認用基準ゲージ 20 曲がり確認用基準ゲージ 21 近接スイッチすきま確認用ストライカ 23 ミスクランプ確認用表示ボックス 24 爪ホルダ 25 ダミー金型取付部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−84537(JP,A) 特開 平4−75740(JP,A) 実開 平3−31027(JP,U) 実開 昭63−85349(JP,U) 実開 平3−18928(JP,U) 特公 昭61−60736(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21J 13/08 B21K 27/00
Claims (1)
- 【請求項1】架台の上部に幅方向に離隔してかつ該方向
に移動可能に配置された一対のフィードバー受と、前記
一対のフィードバー受と螺合して該フィードバー受を互
いに接近,離反方向に同調移動させるように前記架台上
に軸支された駆動軸と、前記一対のフィードバー受の幅
方向中間位置に配置されたダミー金型取付部と、中間フ
ィードバーに取り付けられかつ該フィードバーに対する
各爪ホルダの製品アンクランプ方向への移動を検出する
検出器と、前記ダミー金型上の製品試材に対するクラン
プ開始前の位置で前記フィードバー受を前記架台に位置
決めする固定ピンと、前記フィードバー受の製品試材ク
ランプ時の位置を規制するクランプ側ストッパと、前記
検出器の各々に接続されるミスクランプ確認用表示ボッ
クスとを有することを特徴とするフィードバー外段取装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993012552U JP2574653Y2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | フィードバー外段取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993012552U JP2574653Y2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | フィードバー外段取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0666835U JPH0666835U (ja) | 1994-09-20 |
JP2574653Y2 true JP2574653Y2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=11808506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993012552U Expired - Lifetime JP2574653Y2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | フィードバー外段取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2574653Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-25 JP JP1993012552U patent/JP2574653Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0666835U (ja) | 1994-09-20 |
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