JP2574613Y2 - 貯氷庫 - Google Patents

貯氷庫

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JP2574613Y2 JP1992006929U JP692992U JP2574613Y2 JP 2574613 Y2 JP2574613 Y2 JP 2574613Y2 JP 1992006929 U JP1992006929 U JP 1992006929U JP 692992 U JP692992 U JP 692992U JP 2574613 Y2 JP2574613 Y2 JP 2574613Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は貯氷庫に関し、特に、製
氷部にて製氷された氷が貯氷部内に落下する際に、氷の
貯氷部底面に対する落下衝撃を緩和して氷が砕けること
を防止できるとともに、氷の融解水を効率良く排水可能
な貯氷庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から各種の貯氷庫が提案されてお
り、また、かかる貯氷庫に設けられる貯氷部の構造につ
いても種々のものが提案されている。一般に、貯氷庫に
おける貯氷部の構造を決定する際には、貯氷部内に貯蔵
されている氷が融けることにより生じる融解水を如何に
迅速に貯氷部の外に排出するかが考慮すべき点として挙
げられる。
【0003】かかる点を考慮したものとして、実公昭6
1−42062号公報、実公平2−43028号公報に
記載された製氷機の貯氷室が存在する。これらの公報に
記載された貯氷室は、その底面を傾斜させて氷の融解に
より生じた融解水を底面の傾斜に沿って排水口の方向に
導いて貯氷室外へ排水するものである。
【0004】また、同様に融解水の迅速な排水を考慮し
たものとして、実公昭60−613号公報、実開昭63
−66776号公報、実開昭63−132259号公報
には、貯氷室の底面にすの子状の仕切板を配設し、かか
るすの子状の仕切板から氷の融解により生じる融解水を
貯氷室の外部へ排水するようにした製氷機が記載されて
いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】確かに、前記各公報に
記載された製氷機によれば、貯氷室内で氷が融解して融
解水が生じた場合でもこれを比較的速やかに貯氷室の外
部に排水できるものではある。
【0006】しかしながら、前記従来の製氷機では、製
氷された氷が貯氷室内に貯氷される際最下層にある大部
分の氷が貯氷室の底面と接触することとなり、これより
最下層にある氷は融け易くなり、かかるように融けた氷
はこれに接触する上層部にある氷の融解を促進してしま
い、この結果、得られた氷の品質が低下するという問題
点があった。
【0007】また、前記したいずれの公報に記載された
製氷機においても、製氷室で製氷された氷が貯氷室内に
落下する際に、落下した氷と貯氷室の底面との間で生じ
る落下衝撃により氷が砕けたり、大きな衝撃音が生じる
ことを防止する点については何等考慮されていない。こ
のように氷が砕けると氷の品質が低下してしまい良質の
氷を得られなくなり、また、氷の落下時に貯氷室底面と
の間で生じる衝撃音は耳障りなものである。
【0008】本考案は前記した従来技術の問題点を解消
するためになされたものであり、貯氷部内で氷が融解す
るのを極力抑制することができるとともに、融解水が生
じた場合でもかかる融解水を迅速に貯氷部の外部に排水
でき、更に、製氷部から氷が貯氷部内に落下する際に氷
と貯氷部底面との間で生じる落下衝撃を緩和して氷が砕
けることを防止することができ、もって品質の良い氷を
長期に渡って製氷、且つ、貯氷可能な貯氷庫を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため請求項1に係る貯氷庫は、製氷部と、製氷部の下方
に配設され製氷部にて製氷された氷を貯蔵するための貯
氷部と、氷の融解水を排水すべく貯氷部の底面に設けら
れた排水口とを有する貯氷庫において、前記製氷部にて
製氷された氷が貯氷部内に落下する際に氷の貯氷部底面
に対する落下衝撃を緩和し且つ断熱効果の高い材料から
形成されるとともに、貯氷部の一側に向かって傾斜し氷
の融解水を前記排水口に案内する傾斜溝が形成され、
記貯氷部の底面に載置されるマット部材を備えたことを
特徴とする。 また、請求項2に係る貯氷庫は、製氷部
と、製氷部の下方に配設され製氷部にて製氷された氷を
貯蔵するための貯氷部と、氷の融解水を排水すべく貯氷
部の傾斜した底面に設けられた排水口とを有する貯氷庫
において、前記製氷部にて製氷された氷が貯氷部内に落
下する際に氷の貯氷部底面に対する落下衝撃を緩和し且
つ断熱効果の高い材料から形成された複数の板材を格子
状に組み合わせて構成されるとともに、各板材の上辺を
介して傾斜面が形成されるすのこ部材を備え、前記すの
こ部材は、氷の融解水を各板材の間に形成された格子部
から貯氷部の傾斜した底面に沿って前記排水口に排水す
るとともに、前記傾斜面に沿って氷を滑らせて案内する
ことを特徴とする。 更に、請求項3、請求項4に記載さ
れているように、マット部材及びすのこ部材は、ゴム又
は合成樹脂から形成されたことを特徴とする。
【0010】
【作用】前記構成を有する本考案では、製氷部にて氷が
製氷された後、氷が製氷部下方に配設された貯氷部内に
落下して貯氷される。このとき、貯氷部の底面上には、
ゴム、合成樹脂から形成されたマット部材、すの子部材
が載置されているので氷が直接貯氷部の底面に落下する
ことはなく、これより氷が落下する際にその氷と貯氷部
の底面との間で生じる落下衝撃は緩和される。従って、
氷が砕けたり衝撃音が生じることは防止される。
【0011】また、マット部材、すのこ部材は、断熱効
果の高い材料から形成されているので、氷の融解を抑制
することが可能となる。更に、氷の融解水が発生した場
合においても、マット部材には、貯氷部の一側に向かっ
て傾斜し氷の融解水を排水口に案内する傾斜溝が形成さ
れており、また、すのこ部材は、複数の板材を格子状に
組み合わせて構成されているので、融解水は、マット部
材の傾斜溝又はすのこ部材の格子部から排水口に案内す
ることが可能となり、これより融解水を貯氷庫の外部に
迅速に排水することが可能となる。 また、マット部材に
は傾斜溝が形成され、すのこ部材には各板材の上辺を介
して傾斜面が形成されることから、貯氷部に落下した氷
は、傾斜溝の凹凸部や傾斜面によって滑りつつ移動し、
これより氷を貯氷庫内で局在化することなく貯氷庫の全
体に渡って均一に分布することが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本考案を自動製氷機について具体化し
た一実施例に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は自動製氷機の縦断面図であり、断熱材等よりなる
本体ケース1内の上部位置には複数の製氷小室2aを有
する製氷室2が取付部3を介して配設されている。この
製氷室2の上面には冷却器4が設けられている。
【0013】また、本体ケース1内において図1中左方
位置には、本体ケース1の外部から水が供給される給水
バルブ10が配設され、かかる給水バルブ10にはその
先端開口が前記製氷室2の近傍に位置し、且つ、後述す
る水皿6の上方に位置するように給水パイプ11が接続
されている。
【0014】更に、製氷室2の下部位置には、製氷水タ
ンク5及び水皿6が本体ケース1に設けられた軸支部7
を介して開閉自在に配設されている。また、製氷水タン
ク5には循環ポンプ8、パイプ9が連結されており、こ
れより製氷水タンク5内の製氷水は循環ポンプ8及びパ
イプ9により水皿6に圧送されるとともに、各製氷小室
2a内に噴射される。尚、これら製氷水タンク5、水皿
6、循環ポンプ8及びパイプ9は製氷機構部12を構成
する。
【0015】製氷機構部12を構成する製氷水タンク5
の下方には、排水口13aを有する排水皿13が配設さ
れており、排水口13aは本体ケース1の側壁に設けら
れた排水路1aの上端部に接続されている。また、排水
路1aの下端部には排水管14が接続されている。これ
より、製氷機構部12から排水される洗浄水や製氷残水
は排水皿13に案内されるとともに、排水路1aを介し
て排水管14から本体ケース1の外部に排水されるもの
である。
【0016】排水皿13の下方には底板15aを有する
貯氷室15が設けられており、かかる底板15aの一隅
には、排水口15bが形成されるとともに、底板15a
は排水口15bに向かって傾斜が設けられている。かか
る排水口15bには排水管16が接続されている。ま
た、底板15a上には衝撃緩和部材として、後述する衝
撃緩和マット20が載置されており、この衝撃緩和マッ
ト20は製氷室2にて製氷された氷17が貯氷室15内
に落下する際に、氷17が底板15aに直接衝突するの
を防止して氷17の底板15aに対する落下衝撃を緩和
する作用を行うものである。このように貯氷室15内に
落下した氷17は、製氷室2にて製氷されるに従って貯
氷室15内に貯氷されていく。
【0017】また、本体ケース1の下部には圧縮機18
等からなる冷凍機構部19が配設されており、この冷凍
機構部19からの冷媒ガスが前記冷却器4に供給されて
製氷室2の各製氷小室2a内で氷が作られるものであ
る。
【0018】尚、前記製氷室2、製氷機構部12及び冷
凍機構部19の構造については公知の製氷機に使用され
ているものと同様の構成を有するものであり、よってこ
こではこれらの構造についてはその説明を省略する。
【0019】次に、図2及び図3を参照して衝撃緩和マ
ット20について説明する。図2は製氷機の横断面図で
あり、図3は衝撃緩和マット20の側面図である。これ
らの図において、貯氷室15の底板15a上に載置され
る衝撃緩和マット20は、ゴム弾性に優れた天然ゴム、
合成ゴム等のゴム材から成型されている。また、かかる
衝撃緩和マット20は表面に耐水加工を施したポリウレ
タンフォーム等の弾力性に富む樹脂から成型されたもの
であってもよい。これらの材料から成型された衝撃緩和
マット20は一般的に断熱効果が大きいものである。
【0020】また、衝撃緩和マット20は図2に示すよ
うに、排水口15bを露出させるようにその一隅を切欠
いた形状にされている。更に、衝撃緩和マット20の上
面には、図3に示すように側面視で鋸歯状の凹凸部21
が形成されており、また、かかる凹凸部21は排水口1
5bが設けられた本体ケース1の一側面1bに向かって
傾斜されている。この結果、凹凸部21の凹部21aも
本体ケース1の一側面1bに向かって傾斜した傾斜溝2
2を構成することとなる。
【0021】これより、冷凍機構部19、冷却器4を介
して製氷小室2a内で製氷された氷17は、水皿6から
貯氷室15内に落下される。落下した氷17は衝撃緩和
マット20と衝突するが、かかる衝撃緩和マット20は
ゴム等の弾力性に富む材質から形成されているので、落
下の際の衝撃は緩和され氷17が砕けることは極力防止
される。また、前記衝撃緩和マット20の衝撃緩和力に
より氷17が衝撃緩和マット20と衝突する際に衝撃音
が生じることはほとんどない。
【0022】このように製氷室2において製氷が行われ
るに従って貯氷室15内に氷17が貯氷されていくが、
衝撃緩和マット20の凹凸部21には本体ケース1の一
側面1bに向かう傾斜が設けられており氷17はかかる
傾斜を滑っていくので、貯氷室15内の氷17は衝撃緩
和マット20における落下地点に局在することなく貯氷
室15の全体に渡って均一に分布されることとなる。
【0023】また、衝撃緩和マット20は前記のように
断熱効果の大きいゴム等の材質より成型されており、従
って、衝撃緩和マット20の凹凸部21と接触する最下
層にある氷17は、直接底板15aに接触される場合に
比して格段に融解されにくくなる。
【0024】一方、貯蔵時間の経過とともに氷17が融
け始めるが、氷17が融解して融解水が生じた場合にお
いても、このように生じた融解水は前記のように底板1
5aが排水口15bに向かって傾斜されていることとも
相まって、図2に矢印にて示すように傾斜溝22を介し
て排水口15bから排水管16により本体ケース1の外
部へ迅速に排水される。
【0025】かかる融解水は他の氷17の融解を促進す
るものであるが、本実施例の場合融解水は前記のように
傾斜溝22から配水管16を介して速やかに本体ケース
1の外部に排水されるので、他の氷17の融解は極力抑
制されるものである。
【0026】続いて、衝撃緩和部材の他の実施例につい
て、図4乃至図6を参照して説明する。図4は製氷機の
横断面図、図5は衝撃緩和部材の側面図、図6は衝撃緩
和部材の縦断面図である。これらの図において、本体ケ
ース1の底板15a上には、衝撃緩和部材としてのすの
子状部材23が載置されている。
【0027】かかるすの子状部材23は、図4に示すよ
うに比較的弾力性に富むABS樹脂等から成型された樹
脂板を格子状に組み合わせることにより構成される。即
ち、すの子状部材23は、ほぼ直角三角形状に形成され
た複数枚の板材24(図6参照)を複数の連結材25に
より連結してなるものである。これらの板材24及び連
結材25はその材質からして断熱特性が高いものであ
る。
【0028】これより、各板材24と連結材25とによ
り形成される格子部26は、氷17の融解水を底板15
a上に案内する通水孔として作用するものである。各板
材24の直角三角形状の斜辺は、前記本体ケース1の一
側面1bに向かって傾斜する傾斜面24aとされてい
る。
【0029】このように構成されたすの子状部材23は
前記した衝撃緩和マット20と同様の作用を行うもので
ある。即ち、すの子状部材23は比較的弾力性に富む樹
脂材から成型された樹脂板を組み合わせて構成されてお
り、従って、氷17がすの子状部材23上に落下する際
に氷17が砕けることは極力防止されるとともに、氷1
7がすの子状部材23と衝突する際の衝撃音はほとんど
生じない。
【0030】また、すの子状部材23の各板材24に
は、傾斜面24aが形成されているので落下した氷17
は傾斜面24aに沿って滑りつつ分散され、貯氷室15
内で局在化することなく貯氷室15の全体に渡って均一
に分布される。特に、すの子状部材23は樹脂材より構
成されていることから氷17は傾斜面24a上を滑り易
く、よって短時間の内に氷17は貯氷室15内で均一に
分布される。
【0031】更に、すの子状部材23はその材質からし
て大きい断熱効果を有しており、従って、すの子状部材
23と接触している最下層にある氷17の融解は、極力
抑制される。また、貯蔵時間の経過とともに氷17が融
解した場合でも、融解水は格子部26から下方の底板1
5a上に流下するとともに底板15aの傾斜に沿って流
れることとなり、これより融解水は排水口15bから配
水管16を介して本体ケース1の外部に迅速に排水され
るものである。このように融解水が速やかに本体ケース
1外に排出されるものであるから、他の氷17の融解を
促進するようなことはない。
【0032】また、すの子状部材23はその材質からし
て氷17を貯氷室15内から取り出す際、氷取出用スコ
ップとの相性が良く滑り易いので氷17を取り出し易く
なるものである。
【0033】以上詳細に説明した通り前記両実施例に係
る製氷機によれば、貯氷室15の底板15a上に、氷1
7が落下する際に生じる落下衝撃を緩和する特性を有す
る材料からなる衝撃緩和マット20、又は、すの子状部
材23を載置したので、製氷室2から氷17が貯氷室1
5内に落下する際に氷17と貯氷室15の底板15aと
の間で生じる落下衝撃を緩和して氷17が砕けることを
防止することができるとともに、落下衝撃音が生じるこ
とを防止することができ、もって品質の良い氷を長期に
渡って提供することができる。
【0034】また、衝撃緩和マット20の凹凸部21に
傾斜を設け、又、すの子状部材23の各板材24に傾斜
面24aを形成したので、貯氷室15内の氷17は凹凸
部21の傾斜又は板材24の傾斜面24aを介して滑り
つつ移動し、これより氷17を貯氷室15内で局在化さ
せることなく貯氷室15の全体に渡って均一に分布させ
ることができる。
【0035】更に、衝撃緩和マット20及びすの子状部
材23は、共に断熱効果の大きい材料から形成されてい
るので、氷17が貯氷室15の底板15aと直接接触す
る従来の製氷機に比べて、貯氷室15内で氷17が融解
するのを格段に抑制することができる。
【0036】また、衝撃緩和マット20には本体ケース
1の一側面1bに向かって傾斜した傾斜溝22、又、す
の子状部材23には格子部26が形成されているので、
氷17が融解して融解水が生じた場合でもかかる融解水
を傾斜溝22、格子部26から排水口15b、配水管1
6を介して迅速に貯氷室15の外部に排水できるもので
ある。これにより、他の氷17が融解してしまうことを
極力防止することができる。
【0037】尚、前記各実施例は本考案を限定するもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
形、改良が可能である。
【0038】例えば、前記した各実施例では衝撃緩和マ
ット20、すの子状部材23を貯氷室15の底板15a
上に載置する構成としたが、かかる底板15a自体に衝
撃緩和マット20の凹凸部21と同様の凹凸部を形成す
るようにしても良いことは勿論である。
【0039】また、前記した各実施例では、本体ケース
1内に製氷室2と貯氷室15とを設けてなる製氷機に具
現化した例を挙げて説明したが、製氷部と貯氷部とをそ
れぞれ別に構成し製氷部の下方に貯氷部を配設した貯氷
庫における底面に、衝撃緩和マット20やすの子状部材
23を載置する構成としてもよいことは明かである。
【0040】
【考案の効果】以上説明した通り本考案は、貯氷部内で
氷が融解するのを極力抑制することができるとともに、
融解水が生じた場合でもかかる融解水を迅速に貯氷部の
外部に排水でき、更に、製氷部から氷が貯氷部内に落下
する際に氷と貯氷部底面との間で生じる落下衝撃を緩和
して氷が砕けることを防止することができ、もって品質
の良い氷を長期に渡って製氷、且つ、貯氷可能な貯氷庫
を提供することができ、その産業上奏する効果は大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動製氷機の縦断面図である。
【図2】自動製氷機の横断面図である。
【図3】衝撃緩和マットの側面図である。
【図4】すの子状部材を使用した自動製氷機の横断面図
である。
【図5】すの子状部材の側面図である。
【図6】すの子状部材の縦断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 1b 本体ケース1の一側面 2 製氷室 12 製氷機構部 15 貯氷室 15a 底板 15b 排水口 17 氷 19 冷凍機構部 20 衝撃緩和マット 21 凹凸部 22 傾斜溝 23 すの子状部材 24 板材 24a 傾斜面 26 格子部

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製氷部と、製氷部の下方に配設され製氷
    部にて製氷された氷を貯蔵するための貯氷部と、氷の融
    解水を排水すべく貯氷部の底面に設けられた排水口と
    有する貯氷庫において、 前記製氷部にて製氷された氷が貯氷部内に落下する際に
    氷の貯氷部底面に対する落下衝撃を緩和し且つ断熱効果
    の高い材料から形成されるとともに、貯氷部の一側に向
    かって傾斜し氷の融解水を前記排水口に案内する傾斜溝
    が形成され、前記貯氷部の底面に載置されるマット部材
    備えたことを特徴とする貯氷庫。
  2. 【請求項2】 製氷部と、製氷部の下方に配設され製氷
    部にて製氷された氷を貯蔵するための貯氷部と、氷の融
    解水を排水すべく貯氷部の傾斜した底面に設けられた排
    水口とを有する貯氷庫において、 前記製氷部にて製氷された氷が貯氷部内に落下する際に
    氷の貯氷部底面に対する落下衝撃を緩和し且つ断熱効果
    の高い材料から形成された複数の板材を格子状に組み合
    わせて構成されるとともに、各板材の上辺を介して傾斜
    面が形成されるすのこ部材を備え、 前記すのこ部材は、氷の融解水を各板材の間に形成され
    た格子部から貯氷部の傾斜した底面に沿って前記排水口
    に排水するとともに、前記傾斜面に沿って氷を滑らせて
    案内することを特徴とする貯氷庫。
  3. 【請求項3】 前記マット部材は、ゴム又は合成樹脂か
    ら形成されたことを特徴とする請求項1記載の貯氷庫。
  4. 【請求項4】 前記すのこ部材の各板材は、ゴム又は合
    成樹脂から形成されたことを特徴とする請求項2記載の
    貯氷庫。
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