JP2574341Y2 - スピンドルモータ制御装置 - Google Patents

スピンドルモータ制御装置

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JP2574341Y2
JP2574341Y2 JP1990097264U JP9726490U JP2574341Y2 JP 2574341 Y2 JP2574341 Y2 JP 2574341Y2 JP 1990097264 U JP1990097264 U JP 1990097264U JP 9726490 U JP9726490 U JP 9726490U JP 2574341 Y2 JP2574341 Y2 JP 2574341Y2
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spindle motor
turntable
clamper
control circuit
difference
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JP1990097264U
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智美 松村
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誠 ▲高▼橋
清司 細矢
弘義 小林
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Kenwood KK
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は光ディスク記録再生装置に係わり、特に、
そのスピンドルモータの制御装置に関する。
[従来の技術] 従来の光ディスク記録再生装置のスピンドルモータの
制御装置の例を第3図(a)および(b)に示す。
第3図(a)に示すように、スピンドルモータの回転
軸にはターンテーブルと回転板が固着されており、ディ
スクはターンテーブルとクランパによりクランプされて
回転する。
回転板は第3図(b)に示すように多数のスリットが
設けられており、フォトインタラプタにより回転板の回
転数を検出してコントロール回路がディスクの起動時ま
たは停止時にスピンドルモータサーボにモータ電流を指
定していた。
[考案が解決しようとする問題点] ディスクの起動時または停止時にターンテーブルとデ
ィスクとの間のスリップが大きいと、ターンテーブルと
クランパが緩んでディスクが上下に振れ、暴れた状態で
回転し、クランプが外れメカニズムが破損する恐れがあ
る。
上記した従来のものにおいては、ターンテーブルのス
リップが検出されないため、ディスクが正常に回転する
状態を確保するようにモータの加速度を小さくする必要
があった。
また、ディスクとターンテーブルとの摩擦力を大きく
するためにクランパの押圧力を大きくするとスピンドル
モータにかかるスラスト力が大きくなりモータの負荷が
増大し、また、モータ寿命が短くなるという問題があっ
た。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは、クランパの押圧力を大き
くすることなく、スピンドルモータの起動停止の加速度
を大きくし起動停止時間を短くすることが可能なスピン
ドルモータ制御装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この考案のスピンドルモータ制御装置は、回転軸に固
着されたターンテーブルとクランパにより光ディスクを
クランプして回転させるスピンドルモータの制御装置に
おいて、ターンテーブルの回転数検出器とクランパの回
転数検出器とを備え、前記各回転数検出器の出力の差が
大きければスピンドルモータへの供給電流を少なくなる
ようにし、出力の差が小さければスピンドルモータへの
供給電流を大きくなるようにして光ディスクの回転起
動、または回転停止を行うこものである。
[作用] この考案のスピンドルモータ制御装置によれば、ター
ンテーブルとクランパの回転数の差によりターンテーブ
ルのスリップが検出され、スリップ量が大きくならない
ようにスピンドルモータの電流が制御されディスクの起
動または停止時に生じるクランプ緩みによるディスクの
暴れが防止される。
しかも、スリップ量がクランプ緩みによるディスクの
暴れが発生する直前までモータに大きい電流を供給して
起動停止の時間を短くすることができる。
[実施例] この考案の実施例であるスピンドルモータ制御装置を
第1図および第2図に基づいて説明する。
第1図(a)に示すように、スピンドルモータ1の回
転軸にはターンテーブル2と回転板3が固着されてお
り、ディスク5はターンテーブル2とクランパ4により
クランプされて回転する。
クランパ4にも回転板3が固着されている。
回転板3は第1図(b)に示すように多数のスリット
が設けられており、フォトインタラプタ6および7によ
り回転板3の回転数を検出して、FV変換器8および9に
よりパルス数が電圧に変換される。
FV変換器8および9の出力電圧は比較回路10により差
動増幅されてコントロール回路11に入力される。
コントロール回路11は入力された電圧を起動時および
停止時に応じて演算し、スピンドル制御回路12を介して
スピンドルモータ1に電流を供給する。
第2図を参照してスピンドル制御回路12の作用を説明
する。
スピンドル制御回路12は基準発振器12aと回転サーボ
回路12bとスイッチ12cにより構成されている。
スイッチ12cは比較制御回路13の出力により切替えら
れ、起動停止時にはマイクロコンピュータの信号により
比較制御回路13がコントロール回路11側に切替えてい
る。
起動時にはコントロール回路11はターンテーブル2と
クランパ4の回転数差が大きいと小さい電流を、また、
ターンテーブル2とクランパ4の回転数差が小さいと大
きい電流をスイッチ12cを介してスピンドルモータ1の
正転方向に流す。
このとき比較制御回路13はフォトインタラプタ6のパ
ルスを基準周波数と比較し、フォトインタラプタ6のパ
ルスが基準周波数に達すると、スイッチ12cを回転サー
ボ回路12b側に切替える。
それ以後は再生状態となり、回転サーボ回路12bは基
準発振器12aの周波数と再生回路で抽出されたEFM信号の
最高周波数を比較し、それらが一致するようにスピンド
ルモータ1に電流を供給する。
停止時にはコントロール回路11はターンテーブル2と
クランパ4の回転数差が大きいと小さい電流を、また、
ターンテーブル2とクランパ4の回転数差が小さいと大
きい電流をスイッチ12cを介してスピンドルモータ1の
逆転方向に流す。
このときコントロール回路に入力されたフォトインタ
ラプタ6のパルスを基準周波数と比較し、フォトインタ
ラプタ6のパルスが基準周波数以下となるとスピンドル
モータに供給する電流を止める。
実施例は以上のように構成されているが考案はこれに
限られず、例えば、回転板3は第1図(c)に示す白黒
縞模様の反射板を用い、フォトリフレクタにより回転数
を検出してもよい。
また、起動時のみターンテーブルとクランパの回転数
差に基づきスピンドルモータの電流を制御してもこの考
案の効果が得られる。
[考案の効果] この考案のスピンドルモータ制御装置によれば、ディ
スクをスリップさせることなく、起動または停止を速く
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの考案の実施例を示す構成図、第1図
(b)は同実施例の回転板を示す斜視図、第1図(c)
はこの考案の他の実施例の回転板を示す斜視図、第2図
はこの考案の実施例の制御部を示すブロック図、第3図
(a)は従来の技術を示す構成図、第3図(b)は第3
図(a)の回転板を示す斜視図である。 1……スピンドルモータ、2……ターンテーブル、3…
…回転板、4……クランパ、5……ディスク、6、7…
…フォトインタラプタ、8、9……FV変換器、10……比
較回路、11……コントロール回路、12……スピンドル制
御回路、13……比較制御回路。
フロントページの続き (72)考案者 細矢 清司 東京都渋谷区渋谷2丁目17番5号 株式 会社ケンウッド内 (72)考案者 小林 弘義 東京都渋谷区渋谷2丁目17番5号 株式 会社ケンウッド内 (56)参考文献 特開 昭62−281779(JP,A) 特公 昭55−20476(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02P 5/00 G11B 19/20

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸に固着されたターンテーブルとクラ
    ンパにより光ディスクをクランプして回転させるスピン
    ドルモータの制御装置において、ターンテーブルの回転
    数検出器とクランパの回転数検出器とを備え、前記各回
    転数検出器の出力の差が大きければスピンドルモータへ
    の供給電流を少なくなるようにし、出力の差が小さけれ
    ばスピンドルモータへの供給電流を大きくなるようにし
    て光ディスクの回転起動、または回転停止を行うことを
    特徴とするスピンドルモータ制御装置。
JP1990097264U 1990-09-18 1990-09-18 スピンドルモータ制御装置 Expired - Lifetime JP2574341Y2 (ja)

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JPH0454498U JPH0454498U (ja) 1992-05-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520476A (en) * 1978-08-02 1980-02-13 Seiko Instr & Electronics Ltd Digital electronic watch
JP2623531B2 (ja) * 1986-05-27 1997-06-25 株式会社安川電機 防振制御方法

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JPH0454498U (ja) 1992-05-11

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