JP2574122Y2 - 自動包装機の脱気シール装置 - Google Patents

自動包装機の脱気シール装置

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JP2574122Y2
JP2574122Y2 JP1991112373U JP11237391U JP2574122Y2 JP 2574122 Y2 JP2574122 Y2 JP 2574122Y2 JP 1991112373 U JP1991112373 U JP 1991112373U JP 11237391 U JP11237391 U JP 11237391U JP 2574122 Y2 JP2574122 Y2 JP 2574122Y2
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bag
deaeration
degassing
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sealing
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JP1991112373U
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JPH0546705U (ja
Inventor
健二 河村
Original Assignee
東洋自動機株式会社
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  • Package Closures (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動包装機に於て、袋内
の充填物の脱気をした後開口部をシールするための脱気
シール装置の改良に係わる。
【0002】
【従来の技術】供給された袋を把持しテーブルの回転と
共に間歇回動させ乍ら、袋内へ食品等を充填、包装する
自動包装機では、食品等を充填した後袋口を熱シールす
るが、その際空気中の雑菌による腐敗や、酸化を防止す
る目的で充填物内の残存エアーを除去するべく脱気操作
が行われる。図3は従来の脱気方法を示したもので、袋
1’の両端を把持した把持爪2’a,2’bを少し内方
へ寄せて袋口の張りを少し緩め、即ち袋口をSだけ開い
たのち(A図)、互いに噛合う歯車23’a,23’b
を駆動して一対の押さえレバー5’a,5’bで袋1’
の開口部を両側から挟圧して袋1’内のエアーを放出
し、その後袋口を張って熱板3’a,3’bにより熱シ
ールが行われる。(B図)
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】上記従来の方法は、
互いに噛合う歯車23’a,23’bを駆動して一対の
押さえレバー5’a,5’bを同じように左右へ動か
し、袋1’を両面から押圧するので収納された充填物の
種類によっては、押圧した際に袋口からエアーと一緒に
充填液が吹出したり、逆に押圧量が不充分でエアーが多
量に残存したりすることがある。従って、充填物の種類
や性状に応じて袋の押圧量を運転しながら調整するのが
最良の方法となるものの、従来の機構では押圧量は一定
で運転中の調整が出来ないと云う欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決せんとするものであって、少なくとも液体を含む充填
物を収納した袋内部の脱気をして開口部をシールする脱
気シール装置に於いて、開閉自在となして前記袋の左右
外側両面からその開口部分を挟圧する一対の脱気棒を上
方に、その下方に袋の本体部分を挟圧する一対の脱気板
を各高さ位置の調整自在になさしめるほか、左右各片側
を一体として左側は架台に設けた駆動機構で揺動される
ロッドに取付け、該揺動で挟圧作用するようなさしめ、
右側は架台のガイドに案内されて水平移動する移動板に
取付けたシリンダーの作動で挟圧作用するようなさし
め、他方該移動板は架台のガイドにネジ棒を介して取付
け、且つネジ棒にはハンドルを設けてハンドル操作で随
時に前進後退移動可能なさしめて挟圧代を任意に調整可
能とした構成を特徴とする。
【0005】
【作用】袋の開口部分を挟圧する一対の脱気棒と、袋の
本体部分を挟圧する一対の脱気板の片方同士を一体に構
成し、その片方の組の挟圧代を任意に調整出来るように
なしたので、運転中に脱気状況を目で確認しながら袋に
対する押圧量を任意に調整出来るようになる。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本考案の脱気シール装置の構成を示す斜視図であ
る。図に示す如く本装置は把持爪2a,2bで両端を把
持し、テーブルTと共に間歇回動する袋1に対し、その
外側両面を一対の脱気棒5a,5b及び一対の脱気板4
a,4bで挟圧して袋1内に収納された充填物中に残存
するエアーを除去する脱気装置と、脱気した後袋口の熱
シールを行うためのシール装置とで構成させてなる。
【0007】ここに上記一対の脱気棒5a,5b及び一
対の脱気板4a,4bの片方同士即ち5aと4a、5b
と4bとは夫々れ止ネジ4d,4eを介して一体に構成
されてなり、その片方の組5aと4aは止ネジ12aを
介してロッド12に固定され且つ軸13を介してアーム
15に連結され、アーム15を駆動機構16によって作
動させると軸13を中心に揺動するようになっている。
これに対し他方の組5bと4bは架台23上に立設した
脚6に対し移動板11及び支持板7を介して支持される
と共に、シリンダ14を作動して所定距離だけ往復水平
移動するようになっており、又ハンドル9を操作してネ
ジ棒8を回転させることにより移動板11と共にガイド
10に沿って移動するようになっている。そして上記脱
気棒5a,5bは袋1の上部開口付近を挟圧する位置
に、脱気板4a,4bは袋1の本体中間付近を挟圧する
位置に夫々れ構成配置されてなる。又、袋サイズや充填
量、充填物の内容が大きく変わった場合には前記の袋の
挟圧代だけでは脱気調整は出来ない。この場合には作業
前に袋に合わせて上下方向の調整を行うが、脱気棒5
a,5bは止ネジ4d,4eをゆるめて行い、脱気板4
a,4bは止ネジ12a,17aをゆるめて行う。尚、
シール装置はヒータを内蔵した一対の熱板3a,3bよ
りなり、袋1を両面より挟んで加熱圧着されるようにな
っている。
【0008】次に本脱気シール装置の作用を図2に基づ
いて説明する。該図Aは内部に充填物を収納した袋1が
把持爪2a,2bに把持され、脱気シール装置に送られ
て来た状態で脱気棒5aと脱気板4aの組は駆動機構1
6により、一方脱気棒5bと脱気板4bの組はシリンダ
14によって夫々れ開放されている。次に図Bは駆動機
構16によって5aと4aの組を、これに対し5bと4
bの組はシリンダ14によって夫々れ閉操作し、脱気棒
5aと5bで袋1の開口部付近を、又脱気板4a,4b
で袋1本体中間部付近を夫々れ挟圧して残存エアーの除
去を行っている状態を示す。しかして、脱気操作が終わ
ると図Cに示す如く熱板3a,3bで袋口両面を挟んで
加熱圧着する。斯くして脱気、熱シール操作が完了する
と左右の脱気棒及び脱気板の組を図Dに示す如く開放さ
せ、袋1は次工程へ送られるものとなす。
【0009】上記脱気操作に於て、左右一対の脱気棒5
a,5b及び脱気板4a,4bを閉操作して袋1両面を
挟圧し脱気する際、押付けが強すぎて(即ち挟圧代が大
きすぎて)袋口よりエアーと共に充填液(物)が吹出る
ような場合には、ハンドル9を操作してネジ棒8を逆回
転させ、移動板11を手前側へ移動させる。すると脱気
棒5bと脱気板4bの組の挟圧代が小さくなって袋1に
対する押付けが弱くなり、袋口からの液の吹出しは治ま
り良好な脱気作用が行われるものとなる。
【0010】これとは逆に袋1に対する押付けが弱すぎ
て(即ち挟圧代が小さすぎて)袋内に未だエアーが多量
に残って脱気出来ないような場合には、前記ハンドル9
を操作して移動板11を前方へ移動させる。すると脱気
棒5bと脱気板4bの組の挟圧代が大きくなって袋1に
対する押付けが強くなり、袋内のエアーは十分に脱気さ
れるものとなる。
【0011】上記脱気操作は装置稼働中にその脱気状況
を目で確認しながら、最適な挟圧代(押付け強さ)にな
るよう微調整することが出来るので、充填物の種類や性
状に関係なく良好な脱気作用の行われるものとなる。
尚、脱気板4a,4bの表面に図1で示す如くスポンジ
やゴム等の弾性板4cを貼着すれば、袋1に対する押付
けが平均化してより良好な脱気作用が行われるものとな
る。
【0012】
【考案の効果】以上の通り本考案は少なくとも液体を含
む充填物を収納した袋内部の脱気をして開口部をシール
する脱気シール装置を対象とするものであって、開閉自
在となして前記袋の左右外側両面からその開口部分を挟
圧する一対の脱気棒を上方に、その下方に袋の本体部分
を挟圧する一対の脱気板を各高さ位置の調整自在になさ
しめるほか、左右各片側を一体として左側は架台に設け
た駆動機構で揺動されるロッドに取付け、該揺動で挟圧
作用するようなさしめ、右側は架台のガイドに案内され
て水平移動する移動板に取付けたシリンダーの作動で挟
圧作用するようなさしめ、他方該移動板は架台のガイド
にネジ棒を介して取付け、且つネジ棒にはハンドルを設
けてハンドル操作で随時に前進後退移動可能の構成とし
たことから、運転中に機械を停止することなくその脱気
状況を目で確認しながら最適の押圧量になるよう挟圧代
を任意に微調整することが出来るものとなる。従って多
くの種類の充填物に対して良好で最適な脱気作用を効率
良く行うことが出来るものとなり、生産性と品質向上に
寄与すること大ならしめるものである。又、充填物の種
類や性状等に応じて脱気棒だけを使用したり、或は脱気
板だけを使用したり、又は両方を使用したりする等の使
い分けをすることが出来て、より適切で且つ良好な脱気
作用の行われるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる脱気シール装置の要部を示す斜
視図である。
【図2】本考案装置の作用説明図である。
【図3】従来装置に於ける作用説明図である。
【符号の説明】
1 袋 2a,2b 把持爪 3a,3b 熱板 4a,4b 脱気板 5a,5b 脱気棒 6 脚 8 ネジ棒 9 ハンドル 11 移動板 12 ロッド 14 シリンダ 15 アーム 16 駆動機構

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも液体を含む充填物を収納した
    袋内部の脱気をして開口部をシールする脱気シール装置
    に於いて、開閉自在となして前記袋の左右外側両面から
    その開口部分を挟圧する一対の脱気棒を上方に、その下
    方に袋の本体部分を挟圧する一対の脱気板を各高さ位置
    の調整自在になさしめるほか、左右各片側を一体として
    左側は架台に設けた駆動機構で揺動されるロッドに取付
    け、該揺動で挟圧作用するようなさしめ、右側は架台の
    ガイドに案内されて水平移動する移動板に取付けたシリ
    ンダーの作動で挟圧作用するようなさしめ、他方該移動
    板は架台のガイドにネジ棒を介して取付け、且つネジ棒
    にはハンドルを設けてハンドル操作で随時に前進後退移
    動可能なさしめて挟圧代を任意に調整可能とした構成を
    特徴とする自動包装機の脱気シール装置。
JP1991112373U 1991-11-28 1991-11-28 自動包装機の脱気シール装置 Expired - Lifetime JP2574122Y2 (ja)

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JPH0546705U JPH0546705U (ja) 1993-06-22
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