JP2574010Y2 - 動作限度検出ユニット - Google Patents

動作限度検出ユニット

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JP2574010Y2
JP2574010Y2 JP1992029294U JP2929492U JP2574010Y2 JP 2574010 Y2 JP2574010 Y2 JP 2574010Y2 JP 1992029294 U JP1992029294 U JP 1992029294U JP 2929492 U JP2929492 U JP 2929492U JP 2574010 Y2 JP2574010 Y2 JP 2574010Y2
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shutter
seat plate
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limit switch
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仁 石尾
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Bunka Shutter Co Ltd
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Bunka Shutter Co Ltd
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、可動装置の保守整備を
行う等の動作試験に於いて、可動部の動作限度の検出を
可能とした動作限度検出ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】可動装置、例えばデパート、大型スーパ
ストア等の大型建築物では階段、エスカレータの周囲に
設けられる防火シャッタ等では定期的に動作確認が行わ
れる。
【0003】一般に、防火シャッタ等使用頻度の少ない
可動装置は、動力駆動装置をもともと具備していない手
動式の場合が多く、動作確認の際の作業の負担を軽くす
る為、場合によっては簡易型の動力駆動装置を現場に導
入し、可動装置に接続して動作確認が行われる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、簡易型の動
力駆動装置により作業を行う場合、手動式の可動装置
は、可動部にリミットスイッチ等動作限度確認手段が設
けられていないので、可動部の停止位置は作業者の勘に
頼らざるを得ない。
【0005】従って、作業者が注意を怠ると動作限度を
越えて、駆動させる場合も生じ破損等の事故を招くこと
がある。或は、防火シャッタの場合は、シャッタの格納
が適正な状態になることが要求され、シャッタの停止位
置の正確さが重要となり、作業者の熟練が要求され、或
は何度かの試行を重ねて最終的な格納状態を得ており、
安全性と作業性の面から問題があった。
【0006】本考案は、手動式の防火シャッタ等、各種
可動装置を一時的に動力駆動した場合の安全性、作業性
を改善しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、1対のクラン
プ金具を開閉可能に枢着すると共に両クランプ金具を閉
方向に付勢し、両クランプ金具の少なくとも1方にリミ
ットスイッチを設けたことを特徴とし、又クランプ金具
に吸着手段を設け、該クランプ金具にリミットスイッチ
を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】可動部にクランプ金具を介してリミットスイッ
チを取付け、該リミットスイッチで可動部の動作限界を
検知する。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明
する。
【0010】以下の実施例は、手動式のシャッタの動作
確認を行う場合に実施した場合について説明する。
【0011】上限検出ユニット1をシャッタの座板2に
着脱可能とする。以下、図1、図2により詳述する。
【0012】クランク上に形成した一対のクランプ金具
3,4を対称的に且上広がりに配設し、両クランプ金具
3,4をシャフト5を介して相互に回転自在に結合さ
せ、該シャフト5に捩じりコイルスプリング6を設け、
前記クランプ金具3,4の上端部を近接方向に付勢し、
該クランプ金具3,4によって前記座板2を挾持可能と
する。又該クランプ金具3,4の水平部3a,4aに
は、それぞれ前記座板2の下面に当接するレベル調整螺
子7を螺通する。
【0013】前記クランプ金具3,4にはそれぞれスイ
ッチ支持金具8を固着し、該スイッチ支持金具8に前記
リミットスイッチ9を設け、該リミットスイッチ9が座
板2の上限位置でまぐさ10に当接する様にする。図
中、11は後述する制御ボックス12に接続する為のケ
ーブルである。
【0014】前記上限検出ユニット1を前記座板2に取
付ける場合は、前記捩じりコイルスプリング6に抗して
クランプ金具3,4の上端部を開いて前記座板2を挾込
むだけでよい。
【0015】図3、図4はシャッタと上限検出ユニット
1との関連を示している。
【0016】図中、13はシャッタカーテン、14はシ
ャッタ、15はガイドレール、16は減速機であり、シ
ャッタの巻取シャフト17に設けたスプロケット18と
前記減速機16のスプロケット19とはチェーン20に
よって連結されている。又、該減速機16より該減速機
16を介して前記巻取シャフト17を回転させる開閉チ
ェーン21を垂下している。
【0017】又、22は本実施例に係るシャッタの巻上
げ装置を示しており、3脚23に位置調整可能にモータ
支持台24が設けられ、該モータ支持台24に開閉モー
タ25が設けられている。又、該開閉モータ25の出力
軸にはチェーンプーリ26が嵌着され、該チェーンプー
リ26には前記開閉チェーン21が掛回され、該開閉チ
ェーン21を介して前記巻取シャフト17を回転させ得
る様になっている。
【0018】以下、作動を説明する。
【0019】上限検出ユニット1のケーブル11を前記
制御ボックス12接続し、前記捩じりコイルスプリング
6に抗してクランプ金具3,4の上端部を開いて前記座
板2を挾込む。
【0020】開閉モータ25を駆動して、シャッタカー
テン13を巻取上昇させる。該シャッタカーテン13が
完全に上昇すると、前記リミットスイッチ9がまぐさ1
0に当接して動作し、前記開閉モータ25を停止させ
る。
【0021】シャッタの格納状態の適正は、まぐさ10
に対する座板2の位置によって決まるが、格納状態の前
記座板2の位置は前記リミットスイッチ9の作動する位
置であり、該リミットスイッチ9の作動位置は前記レベ
ル調整螺子7によって調整する。即ち、前記レベル調整
螺子7を適宜回転させ、前記水平部3a,4aと座板2
下面との間隙を調整することでなされる。
【0022】前記上限検出ユニット1の取外しは、クラ
ンプ金具3,4の上端を前記捩じりコイルスプリング6
に抗して開けば、前記座板2から容易に取外すことがで
きる。
【0023】而して、上限検出ユニット1を座板2に取
付けることで、作業者の勘に頼る必要なく確実にシャッ
タカーテン13の停止を行え、又上限検出ユニット1の
座板2への着脱は極めて容易に行える。
【0024】又、前記クランプ金具3,4の座板当接面
にゴム等を貼設して該クランプ金具3,4の座板2への
取付けをより確実にしてもよく、クランプ金具3,4の
座板当接面に磁石を設けてもよく、或は可動部が滑らか
な表面に対しては吸盤を介して取付ける様にしてもよ
い。
【0025】尚、前記クランプ金具3,4の形状は対象
となる座板の形状に適合する様変更されることは言う迄
もない。図5、図6は形状の異なる座板2に取付け可能
としたものであり、クランプ金具3,4の形状は平板状
であり、前記レベル調整螺子7取付けの為のL字状金具
27が取付けてある。
【0026】尚、図中図1、図2中で示したものと同一
のものには同符号を付し、その説明を省略してある。
【0027】
【考案の効果】以上述べた如く本考案によれば、可動部
を動作限度位置で停止させるのに作業者の勘に頼る必要
がなく、作業の確実性、安全性が大幅に向上し、更に可
動部に容易に着脱可能であるので、汎用性が大きいとい
う優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同前平面図である。
【図3】本実施例をシャッタに実施した場合の正面図で
ある。
【図4】同前本実施例をシャッタに実施した場合の正面
図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す正面図である。
【図6】同前他の実施例の平面図である。
【符号の説明】
2 座板 3 クランプ金具 4 クランプ金具 5 シャフト 6 捩じりコイルスプリング 7 レベル調整螺子 9 リミットスイッチ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対のクランプ金具を開閉可能に枢着す
    ると共に両クランプ金具を閉方向に付勢し、両クランプ
    金具の少なくとも1方にリミットスイッチを設けたこと
    特徴とする動作限度検出ユニット。
  2. 【請求項2】 クランプ金具に吸着手段を設け、該クラ
    ンプ金具にリミットスイッチを設けたことを特徴とする
    動作限度検出ユニット。
JP1992029294U 1992-04-06 1992-04-06 動作限度検出ユニット Expired - Fee Related JP2574010Y2 (ja)

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JPH0581915U JPH0581915U (ja) 1993-11-05
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