JP2573593B2 - トンネル照明装置の調光方法 - Google Patents

トンネル照明装置の調光方法

Info

Publication number
JP2573593B2
JP2573593B2 JP62050210A JP5021087A JP2573593B2 JP 2573593 B2 JP2573593 B2 JP 2573593B2 JP 62050210 A JP62050210 A JP 62050210A JP 5021087 A JP5021087 A JP 5021087A JP 2573593 B2 JP2573593 B2 JP 2573593B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tunnel
solar cell
dimming
entrance
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62050210A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63218195A (ja
Inventor
元信 湯川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP62050210A priority Critical patent/JP2573593B2/ja
Publication of JPS63218195A publication Critical patent/JPS63218195A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2573593B2 publication Critical patent/JP2573593B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は太陽光発電を電源とするトンネル照明装置
の調光方法に関するものである。
[従来の技術] 第3図は従来の、例えば特開昭61-250995号に示され
るトンネル照明装置の調光方法を説明するための説明図
であり、図において、(1)は太陽電池の発電電力の出
力特定、(2)は供給する電力を調節してトンネル内の
明るさを調光するための調光特性である。いずれも横軸
は時刻、縦軸は電力である。
一般的に、トンネル内を通過する人間の目がその内部
の明るさに順応するまでの間即ちそのトンネル入口部か
らある区間に亘って、トンネル内の照明は明るく照明さ
れている必要がある。そこでこのときの明るさはトンネ
ル入口部の輝度におおよそ比例させるのが理想的である
と言われている。従ってトンネル照明に太陽光発電を電
源として用いている場合には、太陽電池の発電電力(以
後単に出力と称する)が日射しの強さに関係し、またト
ンネル入口部の輝度と密接な関係をもっていることが周
知であるので太陽電池の出力によりトンネル内の明るさ
を調節、即ち調光すればよいと思われていた。
従来のトンネル照明装置の調光方法は以上の点を踏ま
えて次のように行われていた。太陽電池の出力特性
(1)は朝の日の出から出力を増加し正午頃最大とな
り、更に日の入りに従って次第に出力を低下している。
又、雲がでてくると急に出力を低下してしまい、更に雨
の日等には出力が一日中低下したままになる。第3図は
午前中は比較的天気が良く、午後になって曇りがちにな
った日の太陽電池の出力特性(1)を示している。上述
のような太陽電池の出力特性(1)に応じてトンネル内
の照明用灯具(図示しない)の点灯数を調節してトンネ
ル内の明るさを階段状に調節していた。例えば第3図に
示されるように照明用灯具のための調光特性(2)は太
陽電池の出力の変化に従ってある時間の遅れを取りなが
ら階段状に変化している。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のような従来の調光方法では、太陽電池の出力に
従って調光しているので、トンネル入口部が南北方向の
場合には比較的その特性が合致しているがトンネル入口
部が東西方向の場合は特に朝夕の日の出又は日の入りの
時に太陽電池の出力が低いにも拘わらずトンネル入口部
の輝度が高くなり両者が合致しなくなってしまいトネル
入口部の輝度が高いにも拘わらず弱く調光してしまうと
いう問題があった。
この発明は上記のような問題点を解決するために成さ
れたものであり、朝夕の太陽電池の出力が低い時間帯は
太陽電池の出力に比べて強く調光してトンネル入口部を
明るく照明できる調光方法を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係るトンネル照明装置の調光方法は、照明
用太陽電池の出力特性の変化に従ってある時間遅れを持
たせながらトンネル内の照明用灯具を調節しトンネル内
の明るさを段階的に調光するトンネル照明装置の調光方
法において、第1の計測用太陽電池により一方のトンネ
ル入口部坑外付近の東方向の輝度を計測するとともに、
第2の計測用太陽電池により前記一方のトンネル入口部
坑外付近の西方向の輝度を計測し、前記照明用太陽電池
の出力特性を前記第1の計測用太陽電池の出力特性で補
正した第1の調光特性に基づいて東側のトンネル入口部
の照明用灯具を調光するとともに、前記照明用太陽電池
の出力特性を前記第2の計測用太陽電池の出力特性で補
正した第2の調光特性に基づいて西側のトンネル入口部
の照明用灯具を調光するようにしたものである。
[作用] この発明においては、朝夕の時間帯にトンネル内の照
明用灯具を太陽電池の出力に比べて強く調光するように
している。
[実施例] 第2図はこの発明の一実施例である調光方法が実施さ
れるトンネル照明装置の構成を示す概略斜視図であり、
(11)はトンネル、(12)はこのトンネル(11)の例え
ば東側に設けられたトンネル入口部、(13)は大容量の
照明用太陽電池である。この太陽電池(13)の電力はト
ンネル内の照明用灯具(図示しない)に供給され、又そ
の電力の一部がバッテリ(図示しない)に供給される。
(14)及び(15)は小容量の計測用太陽電池である、そ
れぞれ第1の計測用電池、第2の計測用電池である。第
1の計測用電池(14)はトンネル(11)の一方のトンネ
ル入口部(12)に向かう道路の進行方向に対向する向き
になるように取り付けられ、第2の計測用電池(15)は
トンネル(11)の図示しない反対側例えば西側の入口
(以後単に他方のトンネル入口部と称する)に向かう道
路の進行方向に対向する向きになるように取り付けられ
ている。従って、トンネル(11)が直線の場合には第1
の計測用電池(14)及び第2の計測用電池(15)は背中
合わせに取り付けられることになる。第1図(a)はこ
の発明の一実施例を説明するための各太陽電池の出力特
性図、第1図(b)は第1図(a)に対応する照明用灯
具を点灯させるための電力の調光特性図であり、いずれ
においても横軸は時刻、縦軸は電力を表わしている。
(3)は照明用太陽電池(13)の出力特性、(4)は東
側のトンネル入口部(12)の輝度を近似する第1の計測
用電池(14)の出力、(5)は西側のトンネル入口部
(図示しない)の輝度を近似する第2の計測用電池(1
5)の出力、(6)は東側のトンネル入口部(12)での
照明用灯具への供給電力特性、即ちこれのための調光特
性、(7)は西側のトンネル入口部での照明用灯具への
供給電力特性、即ちこれのための調光特性である。
上記のようなトンネル照明装置で実施される調光方法
について説明する。第1図(a)に示される様に照明用
太陽電池(13)の出力特性は6時前から立ち上がり、12
時頃に最大となり、18時過ぎに降下する。又、第1の計
測用電池(14)の第1の出力特性(4)は6時前から急
峻に立ち上がつて午前中早くに最大となり、以後次第に
降下するが、第2の計測用電池(15)の第2の出力特性
(5)は6時前から徐々に立ち上がつて18時頃に最大と
なり、以後急激に降下する。この結果に基づいて第1図
(b)に示される様に、第1の調光特性(6)は照明用
太陽電池(13)の出力特性(3)が第1の出力特性
(4)によって補正され、第2の調光特性(7)は出力
特性(3)が第2の出力特性(5)によって補正され
る。要約すると、東側のトンネル入口部(12)のための
第1の計測用電池(14)の出力により補正された第1の
調光特性(6)は日の出の頃に最大となり、一方、西側
のトンネル入口部のための第2の計測用電池(15)の出
力により補正された第2の調光特性(7)は日の入りの
頃に最大になっている。各計測用電池からの補正された
これらの調光特性に従って電力が照明用灯具に供給され
調光が行われる。
尚、上記実施例ではトンネル入口部の輝度を計測する
ために太陽電池を用いたが、この代わりに日射計を用い
ても良い。
[発明の効果] この発明は、以上説明したとおり、照明用太陽電池の
出力特性の変化に従ってある時間遅れを持たせながらト
ンネル内の照明用灯具の点灯数を調節しトンネル内の明
るさを段階的に調光するトンネル照明装置の調光方法に
おいて、第1の計測用太陽電池により一方のトンネル入
口部坑外付近の東方向の輝度を計測するとともに、第2
の計測用太陽電池により前記一方のトンネル入口部坑外
付近の西方向の輝度を計測し、前記照明用太陽電池の出
力特性を前記第1の計測用太陽電池の出力特性で補正し
た第1の調光特性に基づいて東側のトンネル入口部の照
明用灯具を調光するとともに、前記照明用太陽電池の出
力特性を前記第2の計測用太陽電池の出力特性で補正し
た第2の調光特性に基づいて西側のトンネル入口部の照
明用灯具を調光するようにしたので、トンネル入口部の
輝度に対応した明るさでトンネル入口部の照明を調光す
ることができ、もって自動車を運転する物に対して快適
なトンネル照明を提供できるという効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの発明の一実施例による各太陽電池の
出力特性図、第1図(b)はこの発明の一実施例による
各トンネル入口部のための調光特性図、第2図はこの発
明の一実施例が実施されるトンネル照明装置の構成を示
す概略斜視図、第3図は従来の、天気の良くない日の調
光特性図である。 図において、(3)は照明用太陽電池の出力特性、
(4)は第1の出力特性、(5)は第2の出力特性、
(6)は第1の調光特性、(7)は第2の調光特性、
(11)はトンネル、(12)は東側のトンネル入口部、
(13)は照明用太陽電池、(14)は第1の計測用電池、
(15)は第2の計測用電池である。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照明用太陽電池の出力特性の変化に従って
    ある時間遅れを持たせながらトンネル内の照明用灯具の
    点灯数を調節しトンネル内の明るさを段階的に調光する
    トンネル照明装置の調光方法において、 第1の計測用太陽電池により一方のトンネル入口部坑外
    付近の東方向の輝度を計測するとともに、 第2の計測用太陽電池により前記一方のトンネル入口部
    坑外付近の西方向の輝度を計測し、 前記照明用太陽電池の出力特性を前記第1の計測用太陽
    電池の出力特性で補正した第1の調光特性に基づいて東
    側のトンネル入口部の照明用灯具を調光するとともに、 前記照明用太陽電池の出力特性を前記第2の計測用太陽
    電池の出力特性で補正した第2の調光特性に基づいて西
    側のトンネル入口部の照明用灯具を調光する ことを特徴とするトンネル照明装置の調光方法。
JP62050210A 1987-03-06 1987-03-06 トンネル照明装置の調光方法 Expired - Fee Related JP2573593B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62050210A JP2573593B2 (ja) 1987-03-06 1987-03-06 トンネル照明装置の調光方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62050210A JP2573593B2 (ja) 1987-03-06 1987-03-06 トンネル照明装置の調光方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63218195A JPS63218195A (ja) 1988-09-12
JP2573593B2 true JP2573593B2 (ja) 1997-01-22

Family

ID=12852733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62050210A Expired - Fee Related JP2573593B2 (ja) 1987-03-06 1987-03-06 トンネル照明装置の調光方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2573593B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU677903B2 (en) * 1994-06-01 1997-05-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Casting method with improved resin core removing step and apparatus for performing the method

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61250995A (ja) * 1985-04-26 1986-11-08 三菱電機株式会社 調光装置
JPS61263097A (ja) * 1985-05-17 1986-11-21 松下電器産業株式会社 トンネル入口照明の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63218195A (ja) 1988-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012094273A (ja) 照明装置
US11490479B2 (en) Systems and methods for tunable LED lighting
CN106488623A (zh) 基于室外照度采样的室内照明控制系统和方法
CN107454721A (zh) 一种自感应调光隧道照明系统及其调光控制方法
JP2573593B2 (ja) トンネル照明装置の調光方法
JP2001176679A (ja) 人工窓装置
CN106409269A (zh) 一种汽车多媒体显示屏显示效果全自动调节系统及方法
JP2001184913A (ja) 採光装置
JP3409365B2 (ja) 可変色照明装置
JP2587049B2 (ja) トンネル照明装置の調光方法
JP2001167607A (ja) 人工窓装置
CN115451379A (zh) 一种用于测试太阳电池电性能的太阳模拟器及其调整方法
CN112793505A (zh) 用于自动驾驶的自适应光谱调节系统及方法
CN101749629A (zh) 隧道光过渡段的加强照明方法及装置
Mandal et al. Adaptive dimming scheme based daylight pipe integrated indoor lighting system under Perez All-weather sky model
JP3890645B2 (ja) 照明装置
JP2016001622A (ja) 晴天天窓ランプ
KR20090123712A (ko) 조명 제어 시스템 및 방법
JPH1027508A (ja) トンネル内照明装置
JPH08249909A (ja) 太陽光照明装置
HU213739B (en) Method and device for setting light intensity and colour temperature of light emitted by a light source, favourably fluorescent tube into the room
CN219395102U (zh) 路灯智能控制器
JP2732782B2 (ja) 自動調光照明装置
JP6503597B1 (ja) 照明器の調光システム
CN2273110Y (zh) 一种阳光模拟装置

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees