JP2001167607A - 人工窓装置 - Google Patents
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- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
Abstract
境が得られる人工窓装置を提供する。 【解決手段】窓枠1の内側に設けた透過部2の裏側に
は、複数本の直管型の蛍光ランプ3並びにランプソケッ
トが配設されており、各ランプソケットが電線によって
安定器4に接続されている。調光制御部5は、安定器4
の発振周波数やオンデューティ比を可変することで蛍光
ランプ3を調光する。調光制御部5が具備する記憶部に
は、装置の設置された場所の条件に対応させた太陽光の
一日の変化のパターンに倣った調光パターンP1,P2
が記憶される。この調光パターンP1,P2で調光する
ことにより、透過部2を通して屋内に照射される光が恰
もその設置場所における実際の太陽光のように感じら
れ、人工窓装置から照射される光で実際の太陽光の変化
を忠実に再現し、快適な環境が得られる。
Description
し、特に工場や発電所の監視ルームあるいは休息室のよ
うに窓のない屋内空間の造営面(壁面や天井面など)に
配設される人工窓装置に関するものである。
室は、一般に警備上あるいは防災上の理由等から、建家
の閉鎖的な窓のない場所となることが多い。そして、こ
のような環境で作業を行う作業者にとっては、窓から入
射する太陽光の変化によって外界とのコミュニケーショ
ンをとることができず、快適な環境とは言い難いもので
あるから、このように窓のない場所の壁面等に設置して
擬似的な窓を作り出す人工窓装置が従来より提供されて
いる(特開平3−226903号公報参照)。
置は、色温度の異なる複数の調光可能な光源を有し、屋
外の朝・昼・夕の変化に合わせて光源の色温度と総光束
を調節することにより、光源の光を実際の窓から入射す
る太陽光に模して快適な環境を得ようとするものであっ
た。
ら入射する太陽光の1日の変化は場所によって異なって
いる。しかしながら、上記従来装置では、天候に応じて
光源の調光パターンを変えてはいるものの、当該装置が
設置される場所が違っても全て同じ調光パターンで光源
の調光が行われるため、実際の太陽光の変化を忠実に再
現することができないという問題があった。
あり、その目的とするところは、実際の太陽光の変化を
忠実に再現して快適な環境が得られる人工窓装置を提供
することにある。
目的を達成するために、屋内の造営面に配設される窓枠
と、拡散透過性を有し前記窓枠の内側を覆うように設け
られる透過部と、該透過部を通して屋内に光を照射する
光源と、太陽光の一日の変化に略倣った調光パターンで
前記光源を調光する調光手段とを備え、前記調光手段
は、前記窓枠が配設される場所の条件に対応させた調光
パターンで調光することを特徴とし、透過部を通して屋
内に照射される光が恰も実際の太陽光のように感じら
れ、屋内に居る人が擬似的に外界とのコミュニケーショ
ンをとることができて快適な環境が得られるとともに、
窓枠が配設される地域などの場所の条件に対応させた調
光パターンで調光することにより、実際の太陽光の変化
をより忠実に再現することが可能となって快適性を向上
させることができる。
て、前記窓枠が配設される方位に対応させた調光パター
ンで調光することを特徴とし、窓枠が配設される造営面
の方位に対応させた調光パターンで調光することによ
り、実際の太陽光の変化をより忠実に再現することが可
能となって快適性を向上させることができる。
において、前記調光パターンを記憶する記憶手段を備
え、前記調光手段は、前記記憶手段に予め記憶されてい
る調光パターンで調光することを特徴とし、請求項1又
は2の発明と同様の作用を奏する。
て、拡散透過性を有する窓を透過した太陽光による窓面
輝度の変化に倣った調光パターンを前記記憶手段に記憶
したことを特徴とし、窓から入射する実際の太陽光の変
化をより忠実に再現することが可能となって快適性をさ
らに向上させることができる。
において、太陽光を測定する測定手段を備え、前記調光
手段は、前記測定手段の測定値に基づいて調光すること
を特徴とし、実際の太陽光の変化をリアルタイムで再現
することが可能となり、快適性をさらに向上させること
ができる。
て、前記測定手段が、拡散透過性を有して太陽光を透過
させる透過部と、該透過部の表面輝度を測定する測定部
とを具備したことを特徴とし、実際の太陽光の変化をよ
り忠実にリアルタイムで再現することが可能となり、快
適性をより一層向上させることができる。
の発明において、光色の異なる複数種の光源を備え、前
記調光手段は、各光源を調光することで前記透過部を通
して屋内に照射される光を調色することを特徴とし、例
えば、朝方は青っぽく、日中は白っぽく、夕方は赤っぽ
くというように一日における太陽光の光色の変化を再現
することが可能となり、快適性をさらに向上させること
ができる。
窓装置は、図1に示すように屋内の造営面(壁面など)
に配設される窓枠1と、拡散透過性を有し窓枠1の内側
を覆うように設けられる透過部2と、透過部2を通して
屋内に光を照射する光源と、太陽光の一日の変化に略倣
った調光パターンで光源を調光する調光手段とを備えて
いる。窓枠1の内側には複数本の桟1aが設けてあり、
窓枠1と桟1aとに和紙のような拡散透過性を有する部
材を取着して透過部2としている。そして、図1(b)
に示すように窓枠1内側における透過部2の裏側には、
光源となる複数本の直管型の蛍光ランプ3並びにランプ
ソケット(図示せず)が配設されており、各ランプソケ
ットが電線によって安定器4に接続されている。ここ
で、蛍光ランプ3の配置は、図1(b)に示すように軸
方向を略水平として鉛直方向に並べるような配置の他
に、図2(a)に示すように軸方向を鉛直方向に略一致
させ且つ高さを揃えて水平方向に並べるような配置や、
同図(b)に示すように軸方向を鉛直方向に略一致させ
且つ高さを互い違いにして水平方向に並べるような配置
であっても良い。あるいは、窓枠1の内側ではなく、同
図(c)に示すように窓枠1の各辺と略平行になるよう
に窓枠1の周囲に配置するようにしても良い。但し、こ
のように配置した場合には、各蛍光ランプ3の光を窓枠
1の内側の透過部2へ導くために導光板や反射鏡等を用
いる。
とで構成される。安定器4は、例えばインバータ回路に
より構成される電子安定器であって、商用電源を高周波
電源に変換して蛍光ランプ3に供給するものである。ま
た、調光制御部5はマイクロコンピュータを主構成要素
とし、安定器4の発振周波数やオンデューティ比を可変
することで蛍光ランプ3を調光するものである。なお、
このような安定器4並びに調光制御部5は従来周知の技
術を用いて実現可能であるから、詳しい構成については
図示並びに説明を省略する。
の半導体メモリからなり予め調光パターンが記憶される
記憶部(図示せず)を具備しており、この記憶部に記憶
されている調光パターンに従って安定器4を制御し、蛍
光ランプ3を調光している。ここで記憶部には、例えば
大略図3に示すように屋外における太陽光の一日の変化
のパターンに倣った調光パターン、つまり日の出から日
の入りまでの間で南中時刻に調光レベルが100%(蛍
光ランプ3の定格点灯レベル)となる山形の調光パター
ンP1と、図4に示すように太陽が雲間に見え隠れして
いる状況での輝度変化に倣って短時間のうちで調光レベ
ルが細かく変動するような調光パターンP2とが記憶さ
れる。
装置の設置場所に応じて設定される。例えば、日の出時
刻及び日の入り時刻等に応じて日本国内を複数の地域ブ
ロック(東日本と西日本など)に分割し、各地域ブロッ
ク毎にその地域に応じた調光パターンP1,P2とした
り、あるいは山間部と平野部というように地理条件に応
じた地域に分けて各地域毎にその地理条件に応じた調光
パターンP1,P2とする。なお、設置場所に応じた太
陽光の1日の変化のパターンを予め実測することで上記
調光パターンP1,P2を設定すればよい。
するタイマ(図示せず)を具備しており、タイマでカウ
ントする時刻に基づいて記憶部に記憶されている上記調
光パターンP1,P2を読み出し、調光パターンP1に
従って一日単位の長いスパンで調光するとともに調光パ
ターンP2に従って短時間の短いスパンで調光して屋外
での実際の太陽光の変化に近づけるようにしている。
いては、蛍光ランプ3の調光レベルを設置場所における
太陽光の変化に倣った調光パターンP1,P2で調光す
ることによって、透過部2を通して屋内に照射される光
が恰も設置場所における実際の太陽光のように感じられ
る。したがって、発電所の監視ルームのように外界から
隔離された閉鎖的な場所で作業する作業者が、人工窓装
置から照射される光で再現される太陽光の1日の変化に
よって擬似的に外界とのコミュニケーションをとること
ができ、その結果、リフレッシュが図れるとともに快適
な環境が得られるものである。また、調光レベルが時刻
によって変化するため、人工窓装置から照射される光の
変化によって時刻の変化を作業者に知覚させることもで
きる。さらに、調光パターンP1として晴天時、曇天時
並びに雨天時に応じた複数種の調光パターンを記憶部に
記憶しておき、実際の天候に応じて上記調光パターンP
1を切り換えるようにすれば、作業者が屋外の天候を感
じとることが可能となる。
類の調光パターンP1a,P1b,P1cを記憶部に記
憶しておき、実際の季節に対応させてこれらの調光パタ
ーンP1a,P1b,P1cを切り換えるようにしても
良い。ここで、夏の調光パターンP1aでは点灯開始時
刻(日の出の時刻)を早く且つ消灯時刻(日の入りの時
刻)を遅くするとともに南中時刻での調光レベルを高く
し、反対に冬の調光パターンP1cでは点灯開始時刻を
遅く且つ消灯時刻を早くするとともに南中時刻での調光
レベルを低くし、春及び秋の調光パターンP1bでは点
灯開始時刻、消灯時刻並びに南中時刻での調光レベルを
何れも夏の調光パターンP1aと冬の調光パターンP1
cの中間に設定する。
1a,P1b,P1cを実際の季節毎に切り換えて調光
することにより、実際の太陽光の変化により近い調光を
行うことが可能となり、快適性をさらに高めることがで
きる。また、監視ルームのような閉鎖された場所で長期
間に渡って作業する作業者に対しては、人工窓装置から
照射される光の変化によって季節の移り変わりを感じ取
らせることができる。
人工窓装置を窓のない閉鎖された部屋の壁に設置し、ベ
ース照明に加えて人工窓装置により部屋に光を照射した
場合と照射しない場合とで5名の被験者による快適性の
心理評価実験を行ったので、その結果を図6に示す。同
図(a)は部屋の印象評価結果を示しており、人工窓装
置を動作させたときと動作させないときで快適性の評価
項目、例えば、その部屋が「開いた」空間と感じるか又
は「閉じた」空間と感じるか、「明るいか」又は「暗い
か」といった複数の項目について7段階で応答させた。
なお、人工窓装置を動作させたときに部屋の床での水平
面照度が200ルクスとなるようにした場合の結果を実
線で表し、人工窓装置を動作させない場合の結果を点線
で表している。而して、同図(a)から明らかなよう
に、人工窓装置を動作させた場合には検討した全ての項
目について快適な心理効果を与えることがわかる。ま
た、同図(b)は部屋の中で会話をしていると想定した
場合の評価結果を示しており、人工窓装置を動作させた
ときに部屋の床での水平面照度が200ルクスとなるよ
うにした場合の結果を実線、人工窓装置を動作させない
場合の結果を点線でそれぞれ表している。この場合にも
人工窓装置を動作させることで快適な空間が提供できる
ことは明らかである。さらに、同図(c)は休息室を想
定した場合の評価結果を示しており、人工窓装置を動作
させたときに部屋の床での水平面照度が100ルクスと
なるようにした場合の結果を実線、人工窓装置を動作さ
せない場合の結果を点線でそれぞれ表している。この場
合には、「リラックスした」並びに「疲れがとれやす
い」という点で快適性について良好な評価結果が得られ
ており、この場合にも人工窓装置を動作させることで快
適な空間が提供可能であることは明白である。
る複数種の光源を備え、調光制御部5により各光源を調
光することで透過部2を通して屋内に照射される光を調
色する点に特徴があり、その他の基本的な構成は実施形
態1と共通するから、共通する構成については同一の符
号を付して図示並びに説明を省略する。
電球色の蛍光灯3aと、色温度が比較的に高い昼光色の
蛍光灯3bとを用い、図7(a)に示すように窓枠1内
側における透過部2の裏側に各色の蛍光ランプ3a,3
bを、軸方向を鉛直方向に略一致させ且つ高さを揃えて
水平方向に並べて配置してある。ここで、蛍光ランプ3
の配置はこれに限定する趣旨ではなく、例えば同図
(b)に示すように軸方向を鉛直方向に略一致させ且つ
高さを互い違いにして水平方向に並べるような配置や、
あるいは、窓枠1の内側ではなく、同図(c)に示すよ
うに窓枠1の各辺と略平行になるように窓枠1の周囲に
配置するようにしても良い。但し、このように配置した
場合には、各蛍光ランプ3の光を窓枠1の内側の透過部
2へ導くために導光板や反射鏡等を用いる。また、図8
(a)〜(c)に示すように各色の蛍光ランプ3a,3
bを2本1組として図7(a)〜(c)と同様に配置し
ても良い。
ている調光パターンに従って調光制御部5が各色の蛍光
ランプ3a,3bを調光するのは実施形態1と共通であ
る。このとき、全体の光量に対する各色の蛍光ランプ3
a,3bの光量の比率を変えることによって、透過部2
を通して屋内に照射される各蛍光ランプ3a,3bの光
が混色されて所望の光色が得られる。すなわち、調光パ
ターンを各色の蛍光ランプ3a,3b毎に設定し、例え
ば全体の光量としては実施形態1で説明した調光パター
ンP1と同様に太陽光の1日の変化に倣い、朝方には色
温度の高い方の蛍光ランプ3bの調光レベルを高くする
ことで青っぽい光とし、夕方には色温度の低い方の蛍光
ランプ3aの調光レベルを高くすることで赤っぽい光と
し、日中は各蛍光ランプ3a,3bの調光レベルを略均
等にして白っぽい光とするような調光(調色)パターン
とすればよい。
で光色の異なる複数種の蛍光ランプ3a,3bを調光す
ることにより、透過部2を通して屋内に照射される光を
調色しているので、例えば、朝方は青っぽく、日中は白
っぽく、夕方は赤っぽくというように一日における太陽
光の光色の変化を再現することが可能となり、快適性を
さらに向上させることができる。
に実際の窓から入射する太陽光の1日の変化は必ずしも
図3や図5に示すように南中時刻にピークとなる山形に
はならず、窓が設置される方角や季節(太陽の高度)に
よって異なる。そこで本実施形態では、実際の窓から入
射する太陽光の1日の変化を方角や季節毎に実測した結
果に基づいて調光パターンを設定している。
示すように、光を透過及び反射しない材料にて一面が開
口する角筒状に形成されたケース11と、人工窓装置の
透過部2と同等の反射率及び透過率を有する部材(例え
ば、障子紙)で形成されてケース11の開口面を閉塞す
るように設けられた透過部12と、透過部12に対向す
るケース11の内底面に設けられて透過部12を通して
ケース11内に照射された光の強さ(透過部12の輝
度)を測定する測定部13とを備えている。なお、測定
部13はCdS等の光電変換素子や太陽電池等の光起電
力素子を具備し、受光面13aで受光した光の強さに応
じた電気信号を出力するものである。そして、夏至の頃
及び冬至の頃に透過部12の法線方向を東向き、西向き
並びに南向きにそれぞれ設定した測定装置10を使って
太陽光の1日の変化を実測した結果を図10及び図11
に示す。ここで、図10及び図11における横軸は時刻
を示し、縦軸は測定部13から出力される電気信号を処
理して算出される透過部12の輝度〔cd/m2〕の対数値
を示している。
の測定結果(実線で表示)では明確なピークを持たない
略台形の曲線となっており、また東向きの測定結果(一
点破線で表示)では日の出後に急速にピークまで達した
後は緩やかに下降して日の入り後に急速に0となる曲線
となっており、さらに西向きの測定結果(点線で表示)
では日の出後に急速に立ち上がった後は緩やかに上昇し
て日の入り前にピークとなり且つ日の入り後に急速に0
となる曲線となっている。なお、夏至の頃に比べて冬至
の頃の方が太陽光高度が低いため、南向きの測定結果に
おける南中時刻のピーク値が冬至の頃の方が夏至の頃よ
りも高くなっている。
果及びを冬至の頃の測定結果をそれぞれ夏における調光
パターン及び冬における調光パターンとして記憶部に記
憶し、人工窓装置が設置される場所の条件(方角を含
む)並びに季節に応じた調光パターンにしたがって調光
制御部5で調光制御を行うことにより、その設置場所に
おける実際の窓から照射する太陽光の変化を忠実に再現
することが可能となって快適性をさらに向上させること
ができる。
すように実施形態3で説明した測定装置10を備え、測
定装置10の測定結果(実際の窓を模した透過部12の
輝度に応じた電気信号)を調光制御部5に入力し、調光
制御部5がその測定結果に応じて蛍光ランプ3をリアル
タイムで調光する点に特徴がある。但し、その他の基本
的な構成は実施形態1と共通するので、共通する構成に
ついては同一の符号を付して説明を省略する。
10を設置するか、あるいは屋内に設置した測定装置1
0に対して所謂ライトガイドのような導光装置を利用し
て太陽光を導光することにより太陽光の光量を実測す
る。そして、調光制御部5では測定装置10から入力さ
れる電気信号に応じた調光レベルを算出し、算出した調
光レベルで安定器4を制御して蛍光ランプ3を調光す
る。
0による太陽光の実測結果に応じて調光制御部5が蛍光
ランプ3を調光しているので、実際の太陽光の変化をリ
アルタイムで再現することが可能となり、快適性をさら
に向上させることができるという利点がある。
の強さと同時に光色が測定可能な色彩輝度計等を用い、
調光制御部5にて調光と同時に調色を行うようにすれ
ば、例えば晴天の日中には白っぽく、曇天の日には青っ
ぽく調色されて実際の太陽光の光量変化とともに光色の
変化をリアルタイムで再現することが可能となり、快適
性をより一層向上させることができる。
直管型の蛍光ランプ3を例示したが、環型や電球型の蛍
光ランプや白熱電球であってもよく、光源の種類や形状
並びに点灯方法は特に実施形態1〜4に限定されるもの
ではない。
される窓枠と、拡散透過性を有し前記窓枠の内側を覆う
ように設けられる透過部と、該透過部を通して屋内に光
を照射する光源と、太陽光の一日の変化に略倣った調光
パターンで前記光源を調光する調光手段とを備え、前記
調光手段は、前記窓枠が配設される場所の条件に対応さ
せた調光パターンで調光するので、透過部を通して屋内
に照射される光が恰も実際の太陽光のように感じられ、
屋内に居る人が擬似的に外界とのコミュニケーションを
とることができて快適な環境が得られるとともに、窓枠
が配設される地域などの場所の条件に対応させた調光パ
ターンで調光することにより、実際の太陽光の変化をよ
り忠実に再現することが可能となって快適性を向上させ
ることができるという効果がある。
方位に対応させた調光パターンで調光するので、窓枠が
配設される造営面の方位に対応させた調光パターンで調
光することにより、実際の太陽光の変化をより忠実に再
現することが可能となって快適性を向上させることがで
きるという効果がある。
憶する記憶手段を備え、前記調光手段は、前記記憶手段
に予め記憶されている調光パターンで調光するので、請
求項1又は2の発明と同様の効果を奏する。
を透過した太陽光による窓面輝度の変化に倣った調光パ
ターンを前記記憶手段に記憶したので、窓から入射する
実際の太陽光の変化をより忠実に再現することが可能と
なって快適性をさらに向上させることができるという効
果がある。
手段を備え、前記調光手段は、前記測定手段の測定値に
基づいて調光するので、実際の太陽光の変化をリアルタ
イムで再現することが可能となり、快適性をさらに向上
させることができるという効果がある。
透過性を有して太陽光を透過させる透過部と、該透過部
の表面輝度を測定する測定部とを具備したので、実際の
太陽光の変化をより忠実にリアルタイムで再現すること
が可能となり、快適性をより一層向上させることができ
るという効果がある。
光源を備え、前記調光手段は、各光源を調光することで
前記透過部を通して屋内に照射される光を調色するの
で、例えば、朝方は青っぽく、日中は白っぽく、夕方は
赤っぽくというように一日における太陽光の光色の変化
を再現することが可能となり、快適性をさらに向上させ
ることができるという効果がある。
(b)は窓枠を裏面側から見た概略構成図である。
置例を説明する説明図である。
る。
る。
る。
である。
プの配置例を説明する説明図である。
の配置例を説明する説明図である。
る。
示す図である。
示す図である。
(b)は窓枠を裏面側から見た概略構成図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 屋内の造営面に配設される窓枠と、拡散
透過性を有し前記窓枠の内側を覆うように設けられる透
過部と、該透過部を通して屋内に光を照射する光源と、
太陽光の一日の変化に略倣った調光パターンで前記光源
を調光する調光手段とを備え、前記調光手段は、前記窓
枠が配設される場所の条件に対応させた調光パターンで
調光することを特徴とする人工窓装置。 - 【請求項2】 前記窓枠が配設される方位に対応させた
調光パターンで調光することを特徴とする請求項1記載
の人工窓装置。 - 【請求項3】 前記調光パターンを記憶する記憶手段を
備え、前記調光手段は、前記記憶手段に予め記憶されて
いる調光パターンで調光することを特徴とする請求項1
又は2記載の人工窓装置。 - 【請求項4】 拡散透過性を有する窓を透過した太陽光
による窓面輝度の変化に倣った調光パターンを前記記憶
手段に記憶したことを特徴とする請求項3記載の人工窓
装置。 - 【請求項5】 太陽光を測定する測定手段を備え、前記
調光手段は、前記測定手段の測定値に基づいて調光する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の人工窓装置。 - 【請求項6】 前記測定手段は、拡散透過性を有して太
陽光を透過させる透過部と、該透過部の表面輝度を測定
する測定部とを具備したことを特徴とする請求項5記載
の人工窓装置。 - 【請求項7】 光色の異なる複数種の光源を備え、前記
調光手段は、各光源を調光することで前記透過部を通し
て屋内に照射される光を調色することを特徴とする請求
項1〜6の何れかに記載の人工窓装置。
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JP35143399A JP3857847B2 (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | 人工窓装置 |
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JP3857847B2 JP3857847B2 (ja) | 2006-12-13 |
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JP35143399A Expired - Fee Related JP3857847B2 (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | 人工窓装置 |
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JP (1) | JP3857847B2 (ja) |
Cited By (6)
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