JP2573299B2 - コークス炉消火電車の自動運転装置 - Google Patents

コークス炉消火電車の自動運転装置

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JP2573299B2 JP9831888A JP9831888A JP2573299B2 JP 2573299 B2 JP2573299 B2 JP 2573299B2 JP 9831888 A JP9831888 A JP 9831888A JP 9831888 A JP9831888 A JP 9831888A JP 2573299 B2 JP2573299 B2 JP 2573299B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) コークス炉において赤熱コークスを消火設備へ運搬す
る消火電車の自動運転装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に乾式消火設備を用いるコークス炉システムにお
いてバケット台車を2台用いる場合、第3図のようにな
る。図中Aにおいて一方のバケットは消火設備のクレー
ンに吊り上げられた状態にあり、もう一方のバケットは
バケット台車上にある。図中Bにおいて消火電車は炉前
にと赤熱コークスをこのバケット台車上のバケットに受
け取り、このバケット(以下、このようなバケットを実
バケットと称す。)を積載し消火設備まで走行する。図
中Cにおいて消火設備にクレーンによって吊り上げられ
た消火処理の完了したバケット(以下このようなバケッ
トを空バケットと称す。)を実バケットの積載されてい
ないバケット台車に降ろし、図中Dにおいて実バケット
をクレーンによって吊り上げ消火設備へ渡し、空バケッ
トを1台積載した消火電車は、図中Aの状態に戻り、一
連の処理を続ける。
また、操業ブロック開始時において空バケットを2台
積載している場合と、1台積載している場合が考えられ
る。
まず操業ブロック開始時において空バケットを2台積
載している場合、第4図のようになる。図中Aにおいて
待機位置に停止していた消火電車は図中Bにおいて炉前
にて2台のうちのどちらかのバケット台車上の空バケッ
トに赤熱コークスを受け取り、図中Cにおいて消火設備
にクレーンによってこの赤熱コークスを渡し、図中Dに
おいて炉前にてバケット台車に積載されている空バケッ
トに赤熱コークスを受け取り、図中Eにおいてクレーン
によって前回消火処理の完了した空バケットを実バケッ
トの積載されていないバケット台車に降ろし、図中Fに
おいて、もう一方の実バケットをクレーンにて渡してい
た。
次に操業ブロック開始時において空バケットを一台積
載している場合、第5図のようになる。図中Aにおいて
待機位置に停止していた消火電車は図中Bにおいて炉前
においてバケット台車上の空バケットに赤熱コークスを
受け取り、袋中Cにおいて、前回の操業ブロックにてク
レーンで吊り上げられたままの消火処理の完了した空バ
ケットがあるため、もう一方の実バケットが積載されて
いないバケット台車に降ろし、図中Dにおいて、赤熱コ
ークスを受け取った実バケットをクレーンによって消火
設備に渡していた。
以上のような一連の処理を行ない操業ブロック中断前
の場合、第6図のようになる。図中Aにおいて消火電車
は、操業ブロックの最後の処理を行うため炉前まで走行
し、図中Bにおいて赤熱コークスをバケット台車上に積
載された空バケットに受け取り、図中Cにおいて消火設
備にクレーンによって吊り上げられた消火処理の完了し
た空バケットを実バケットの積載されていないバケット
台車に降ろし、図中Dにおいて実バケットをクレーンに
よって吊り上げ消火設備へ渡し図中Eにおいて空バケッ
トを1台積載し、待機位置に停止していた。
よって図中Dにおいて消火設備に渡した実バケットは
消火処理完了後も、次の操業ブロックが開始するまで、
クレーンに吊り上げられたままであった。
また、クレーンの点検、保守等のためクレーンで吊り
上げられたままの空バケットを降ろさねばならないた
め、手動により、消火設備まで消火電車を走行させ、こ
の空バケットをバケット台車上に積載し再度、待機位置
まで走行させる必要があった。
(発明が解決しようとする課題) 従来の方式では、自動運転の操業ブロック中断時に空
バケットはクレーンに吊り上げられたままの不安定な状
態にあり安全上問題があった。
通常、この吊り上げられたままのクレーンは次の操業
ブロック開始時に赤熱コークスを積載されていないバケ
ット台車に降ろしていたため、一連の処理に遅れが生じ
ていた。
また、吊り上げられたままの空バケットを操業中断時
に点検保守する場合、人の介入を必要とし、自動運転を
監視している中央のオペレータが消火電車を消火設備ま
で走行させクレーンによって吊り上げられたままの空バ
ケットをバケット台車に降ろし、再度待機位置まで走行
させる必要があった。
本発明は、操業ブロック中断前に空バケットを2台と
もバケット台車に積載してから待機位置へ走行し停止す
るまでを自動運転で操業することができるコークス炉自
動運転装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 従来のコークス炉自動運転システムは、バケットをバ
ケット台車2台連結し用いる場合、赤熱コークスをバケ
ット台車上の空バケットに受取り、消火電車はこのバケ
ット台車上の赤熱コークスを積載した実バケットを牽引
し消火設備まで走行し、更にクレーンに吊り上げられた
ままの空バケットをクレーンにてバケット台車に降ろ
し、赤熱コークスの入った実バケットをクレーンにて吊
り上げるが、この一連の作業ルーチンの先頭に操業ブロ
ックが中断であるかどうか判断する機能を主幹制御装置
に持たせるとによって操業ブロック中断時に空バケット
を2台ともバケット台車に積載してから待機位置に走行
し、停止するまでの処理は自動運転のルーチンに加える
ことによって本発明は達成される。
(作用) 通常運転継続時には空バケットを1台のみバケット台
車に積載して炉前に向かい操業ブロック中断時には、空
バケットを2台ともバケット台車に積載してから待機位
置へ走行し停止する。
(実 施 例) 第1図は本発明を表す状態遷移図である。
1はバケット台車を牽引し、赤熱コークスを消火設備
まで運搬する消火電車、2は赤熱コークスを受け取るバ
ケットを積載するバケット台車、3は1の消火電車に対
して炉を介して反対側に位置する押出機より押し出され
た赤熱コークスを受取るバケット4は、赤熱コークスを
消火設備へ渡すためにバケット台車上のバケットを昇降
させるためのクレーンである。
第2図は本発明の作用を示すフローチャートである。
5は、操作内容が消火電車が実バケットを受け取った
時か、または第7図18のスケジュール入力装置から入力
された操業ブロックが中断したかどうか第7図15の主幹
制御装置が判別する判断文であり、6〜11は操業ブロッ
ク中断前に赤熱コークスを消火設備へ渡すルーチンであ
る。12〜14は操業ブロック中断時に消火電車を待機位置
に待機させるルーチンである。
第7図は本発明を説明するための機器構成図である。
15は主幹制御装置であり、地上にて他の制御装置とイ
ンターフェイスを行なうことによって本システム全体を
総括的に監視制御するものである。
16は、クレーン制御装置であり、バケット台車上の赤
熱コークスの入ったバケットを消火設備に渡すために使
用されるクレーンを監視制御する装置である。
17は、バケット存在検知装置であり、バケット台車上
にバケットが存在するかどうか検知する装置である。
18は、スケジュール入力装置であり、操業する窯の順
序を本システムに入力するための装置である。
19は、消火電車存在位置検知装置であり、消火電車が
存在位置を検知する装置である。
20は、消火電車走行制御装置であり、15の主幹制御装
置の制御信号にしたがって任意の位置まで走行させる駆
動制御装置である。
21は、押出機であり窯で熱せられた赤熱コークスを押
し出すための機械である。
第2図においてあらかじめ第7図18のスケジュール装
置から入力された作業順に作業窯番を並べたスケジュー
ルに従い、操業ブロックを開始する。この操業内容が、
第2図5の判断において作業窯が存在する時、第1図
A、第2図6の処理によって消火電車は目的の窯まで走
行し、赤熱コークスを確認に空バケットの中に受け取る
ため目的の窯の位置と空バケットの位置を合わせを行な
う。次に第1図B、第2図7の処理によって、炉を介し
て反対側に存在する押出機によって押し出された赤熱コ
ークスを受け取り、第2図8の処理によってこの実バケ
ットを積載したバケット台車を牽引し消火設備へ走行す
る。この時、第2図9の判断文においてクレーンに吊り
上げられたままの空バケットがある場合、第1図Cと、
第2図10の処理によってバケットが積載されていないバ
ケット台車をクレーンの下にくるように消火電車を走行
させ位置合せをし、クレーンによって吊り上げられてい
た空バケットをバケット台車へ降ろす。次に第1図D、
第2図11の処理によって赤熱コークスを消火設備へ渡す
ために、実バケットを積載したバケット台車をクレーン
の下にくるように位置を合わせし、クレーンによって実
バケットを吊り上げ消火設備へ渡す。
この一連の作業が完了すると第2図5の判断に戻り、
スケジュール上に作業窯が存在する時は上記の一連の処
理を行ない、またスケジュール上に作業窯がなくなった
時は操業ブロック中断の状態で消火電車は消火設備内に
停止しており、クレーンの下にはバケットを積載してい
ないバケット台車が存在しているので、第1図D、第2
図11の処理でクレーンによって実バケットを吊り上げ消
火設備へ渡す。この実バケットの消火処理が完了した
ら、第1図E、第2図12の処理によってクレーンに吊り
上げられている空バケットをバケット台車に降ろし、第
2図13の処理によって空バケットを積載した2台のバケ
ット台車を牽引し、待機位置まで走行し停止し、第1図
E、第2図14の処理によって次の操業ブロックが開始さ
れるまで待機位置にて待機する。
第2図5の判断を第7図の主幹制御装置1に加えるこ
とによって、操業ブロック中断時の12のクレーンで吊り
上げられたままの空バケットをバケット台車に降ろす処
理、13の空バケットを2台積載後、待機位置へ走行する
処理、14の待機位置にて待機する処理を自動運転の一連
の処理に加えることができる。
〔発明の効果〕
本発明は上記に述べたように操業ブロック中断時の処
理を主幹制御装置に加えることによって、クレーンが空
バケットを吊り上げられたままにならないため安全な作
業環境が実現でき、さらにクレーンの保守点検等を容易
に行なうことができる。
また、次の操業ブロック開始時にクレーンによって吊
り上げられたままの空バケットをバケット台車に降ろす
作業がなくなることから、操業ブロック開始から操業ブ
ロック中断までの一連の作業時間を大幅に短縮すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す状態遷移図、第2図は
本発明の実施例を示すフローチャート、第3図はバケッ
トを2台積載し操業する通常の例を示す状態遷移図、第
4図は、操業ブロック開始時において、バケットを2台
積載している例を表す状態遷移図、第5図は、操業ブロ
ック開始時においてバケットを1台積載している例を表
す状態遷移図、第6図は操業ブロック中断時における従
来の技術を表す状態遷移図、第7図は本発明の一実施例
を示す構成図である。 1……消火電車、2……バケット台車、 3……バケット、4……クレーン、 15……主幹制御装置、16……クレーン制御装置、 17……バケット存在検知装置、 18……スケジュール入力装置、 19……消火電車存在位置検知装置、 20……消火電車走行制御装置、 21……押出機。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コークス炉から受骸した赤熱コークスを乾
    式消火設備まで運搬し、乾式消火設備で消火する消火電
    車の自動運転システムにおいて作業ルーチンの先頭に操
    業ブロックが中断であるかどうかを判断させる機能を持
    たせ、操業ブロック中断時に空バケットを2台ともバケ
    ット台車に積載させ、待機位置に走行させ、待機位置に
    て停止させる手段を自動運転の一連の処理に加えたこと
    を特徴とするコークス炉消火電車の自動運転装置。
JP9831888A 1988-04-22 1988-04-22 コークス炉消火電車の自動運転装置 Expired - Lifetime JP2573299B2 (ja)

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