JP2021017506A - コークス乾式消火設備及び該コークス乾式消火設備の操業方法 - Google Patents

コークス乾式消火設備及び該コークス乾式消火設備の操業方法 Download PDF

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Abstract

【課題】トラバーサ方式を採用しながらも装入サイクルタイムの短縮を可能としたコークス乾式消火設備、及び該コークス乾式消火設備の操業方法を得る。【解決手段】本発明に係るコークス乾式消火設備1は、コークス取出側に炉前軌条3が敷設されたコークス炉5から取り出される赤熱コークスを消火及び冷却すると共に、排熱回収を行うものであって、炉前台車11と、単一の冷却塔13と、第1巻上塔15及び第2巻上塔17と、頂部走行軌条19と、巻上機21と、第1トラバーサ23と、第2トラバーサ25と、を備え、第1トラバーサ23と第2トラバーサ25のそれぞれが、待機スペースを有し、炉前台車11は、連結された2両の車両であって各車両が子台車9を載置可能に構成されているものを含み、炉前台車11が所定位置に停止した際に、一方の車両における子台車9の載置位置が第1授受位置P2と一致し、他方の車両における子台車9の載置位置が第2授受位置P4と一致するように構成されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、コークス炉で石炭を乾留して生成された赤熱コークスをコークス冷却塔に搬送して冷却するコークス乾式消火設備及び該コークス乾式消火設備の操業方法に関する。
コークス乾式消火設備(CDQ)において、コークス炉の炭化室で石炭を乾留して生成される赤熱コークスは、コークス炉の窯口から押し出されて、コークス炉に沿って設けられた消火車軌条を走行する台車上に塔載されたバケットに受骸される。
赤熱コークスを受骸したバケットは、台車に塔載された状態で巻上塔まで移動し、コークス冷却塔よりも高い位置まで吊り上げられる。吊り上げられたバケットは、コークス冷却塔の上方に移動して、バケット内の赤熱コークスがコークス冷却塔に装入される。コークス冷却塔に装入された赤熱コークスは、循環ガスによって冷却され、その顕熱が蒸気として回収される。
上記のように、赤熱コークスを受骸したバケットは台車に塔載されて巻上塔まで搬送されるが、この搬送方法として例えば特許文献1の背景技術の欄に記載されているトラバーサ方式が知られている。トラバーサ方式とは、巻上塔をコークス炉から少し離れた場所に設置し、バケットを塔載した台車を巻上塔まで移動させるためのトラバース設備を設け、コークス炉に沿って設けられた消火車軌条から離れる方向への水平方向の移動を伴う方式である。
トラバーサ方式の場合には、消火車軌条から離れる方向へバケットを移動させるので、バケットの吊り上げに際して他の機器類との干渉が問題となることはない。また、冷却塔を消火車軌条の直近に設ける必要もなく、冷却塔の設置位置等、CDQ設備全体のレイアウトの自由度を高くすることができるという利点がある。
特開2012−102253号公報
しかしながら、トラバーサ方式の場合には、バケットを横引きしてから吊り上げることになるため、コークス炉から赤熱コークスをバケット内に受骸してから、バケットを冷却塔の上方まで搬送して冷却塔に赤熱コークスを装入するまでに要する時間(バケットの搬送時間)が長くなり、これによりバケットから冷却塔への赤熱コークス装入のサイクルタイム(装入サイクルタイム)が長くなるという問題がある。
この点を図8に基づいて説明する。図8において、11は2両の車両を機関車で牽引する編成でバケット7を載せた子台車9を載置して炉前軌条上(図示なし)を走行する炉前台車、73は炉前軌条と巻上塔71との間に設けられて子台車9を往復移動させるトラバーサ、13は冷却塔、39はボイラーである。
2両目の車両にのみ赤熱コークスを収容したバケット7を載せた子台車9を載置した炉前台車11がトラバーサ73に向かって移動し(図8(a)参照)、1両目がトラバーサ73の授受位置となるように停止し、この位置で、炉前台車11がトラバーサ73から空のバケット7を載せた子台車9を受け取る(図8(b)参照)。
その後、炉前台車11は少し前進して2両目がトラバーサ73の授受位置になる位置で停止する(図8(c)参照)。そして、赤熱コークスを収容しているバケット7を載せた子台車9をトラバーサ73に受け渡す(図8(d)参照)。炉前台車11は1両目に空のバケット7を載せた子台車9を載置し、2両目は空の状態でコークス炉に向かって移動し、トラバーサ73は赤熱コークスを収容したバケット7を載せた子台車9を巻上塔71に向かって移動させる(図8(e)参照)。
以上のように、炉前台車11は、トラバーサ73との授受位置に一旦停止し、空のバケット7を受け取った後、少し移動して再び停止し、赤熱コークスを収容したバケットを受け渡すという動作をするため、バケット7の授受に時間を要し、サイクルタイムが長くなるという問題がある。
本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、トラバーサ方式を採用しながらも装入サイクルタイムの短縮を可能としたコークス乾式消火設備、及び該コークス乾式消火設備の操業方法を提供することを目的としている。
(1)本発明に係るコークス乾式消火設備は、コークス取出側に炉前軌条が敷設されたコークス炉から取り出される赤熱コークスを消火及び冷却すると共に、排熱回収を行うものであって、
前記赤熱コークスを受けるバケットを載せる子台車を載置して前記炉前軌条上を走行する炉前台車と、
単一の冷却塔と、
平面視で前記炉前軌条の敷設方向に平行な方向に沿って、前記単一の冷却塔の片側に並んで配置された第1巻上位置及び第2巻上位置に設置され、前記単一の冷却塔の頂部よりも高い位置まで前記バケットを巻き上げ可能に構成された、垂直方向に延びるガイドレールをそれぞれ備える第1巻上塔及び第2巻上塔と、
前記第1巻上塔の頂部と前記第2巻上塔の頂部と前記単一の冷却塔の前記頂部の直上に設定された装入位置とを通して架設された頂部走行軌条と、
前記バケットを前記第1巻上塔の前記ガイドレールに沿って前記単一の冷却塔の頂部よりも高い位置まで巻き上げ可能に構成され、且つ前記バケットを前記第2巻上塔の前記ガイドレールに沿って前記単一の冷却塔の頂部よりも高い位置まで巻き上げ可能に構成された巻上装置、及び巻き上げられた前記バケットを吊った状態で前記頂部走行軌条上を走行するよう構成された走行台車を備える巻上機と、
前記炉前軌条と前記第1巻上位置との間に敷設された第1トラバーサ軌条を備え、第1授受位置にて前記炉前軌条上の前記炉前台車との間で前記バケットを載せた前記子台車を授受するとともに、前記第1授受位置と前記第1巻上位置との間で前記バケットを載せた前記子台車を前記第1トラバーサ軌条上で往復移動させることが可能に構成された第1トラバーサと、
前記炉前軌条と前記第2巻上位置との間に敷設された第2トラバーサ軌条を備え、第2授受位置にて前記炉前軌条上の前記炉前台車との間で前記バケットを載せた前記子台車を授受するとともに、前記第2授受位置と前記第2巻上位置との間で前記バケットを載せた前記子台車を前記第2トラバーサ軌条上で往復移動させることが可能に構成された第2トラバーサと、を備え、
前記第1トラバーサと前記第2トラバーサとのそれぞれが、前記炉前台車及び前記巻上機の作動に影響しない位置で前記バケットを載せた子台車を待機させておくことが可能な待機スペースを有し、
前記炉前台車は、連結された2両の車両であって各車両が前記子台車を載置可能に構成されているものを含み、前記炉前台車が所定位置に停止した際に、一方の車両における子台車の載置位置が前記第1授受位置と一致し、他方の車両における子台車の載置位置が前記第2授受位置と一致するように構成されていることを特徴とするものである。
(2)本発明に係るコークス乾式消火設備の操業方法は、上記(1)に記載のコークス乾式消火設備の操業方法であって、
前記炉前台車を前記所定位置に停止させることと、
前記第1トラバーサと前記第2トラバーサとのうちの一方から空のバケットを前記2両の車両のうちの一方に受け渡す第1の受渡しと、前記2両の車両のうちの他方に載置された赤熱コークスを収容したバケットを前記第1トラバーサと前記第2トラバーサとのうちの他方に受け渡す第2の受渡しとを含む入れ替え工程とを含み、
前記所定位置から前記炉前台車を移動させることなく前記入れ替え工程を行うことを特徴とするものである。
(3)また、上記(2)に記載のコークス乾式消火設備の操業方法であって、
前記入れ替え工程において、前記第1の受渡しが完了する前に前記第2の受渡しを開始することを特徴とするものである。
本発明に係るコークス乾式消火設備おいては、第1トラバーサと第2トラバーサとのそれぞれが、炉前台車及び巻上機の作動に影響しない位置でバケットを載せた子台車を待機させておくことが可能な待機スペースを有し、前記炉前台車は、連結された2両の車両であって各車両が子台車を載置可能に構成されているものを含み、炉前台車が所定位置に停止した際に、一方の車両における子台車の載置位置が第1授受位置と一致し、他方の車両における子台車の載置位置が第2授受位置と一致するように構成されているので、炉前台車に空のバケットを冷却塔側から受け渡す第1の受渡しと、冷却塔側に赤熱コークスを収容したバケットを前記炉前台車から受け渡す第2の受渡しとを、所定位置から炉前台車を移動させることなく行うことができる。
これによって、バケットの授受を行う入れ替え工程において、炉前台車の移動が不要となり、サイクルタイムを短縮することができる。
本発明の実施の形態に係るコークス乾式消火設備の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るコークス乾式消火設備の平面図である。 本発明の実施の形態に係るコークス乾式消火設備の立面図である。 図2に示したコークス乾式消火設備に用いられる吊金物に吊られたバケットを拡大して示す拡大図である。 図2に示したコークス乾式消火設備に用いられる吊金物における動滑車とアーム部の配置を説明する説明図である。 本実施の形態のバケットの授受の動作を説明する図である。 本発明のサイクルタイム短縮の効果を説明する図である。 従来例のバケットの授受の動作を説明する図である。
本実施の形態に係るコークス乾式消火設備を図1〜図5に基づいて説明する。なお、図1〜図3において、図面の複雑化を避けるために、機器類を支持する支持架台等はその全体、あるいは一部の図示が省略されている。
本実施の形態に係るコークス乾式消火設備1は、コークス取出側に炉前軌条3が敷設されたコークス炉5(図2参照)から取り出される赤熱コークスを消火及び冷却すると共に、排熱回収を行うものであって、コークス炉から赤熱コークスを受けるバケット7を載せる子台車9を載置して炉前軌条3上を走行する炉前台車11と、単一の冷却塔13と、第1巻上塔15及び第2巻上塔17と、第1巻上塔15の頂部と第2巻上塔17の頂部と単一の冷却塔13の頂部の直上に設定された装入位置とを通して架設された頂部走行軌条19と、バケット7を単一の冷却塔13の頂部よりも高い位置まで巻き上げ可能に構成された巻上機21と、第1トラバーサ23と、第2トラバーサ25と、を備えている。
以下、各構成を詳細に説明する。
<炉前台車>
炉前台車11は、機関車27と、機関車27に牽引される第1車両29、第2車両31とで構成され、各車両に赤熱コークスを受けるバケット7を載せる子台車9を載置して炉前軌条上3を走行する。
第1車両29、第2車両31に載置される子台車9は、第1トラバーサ23の第1トラバーサ軌条33、第2トラバーサ25の第2トラバーサ軌条35を走行する。
子台車9に載置されるバケット7は、下部ゲートの両端部がバケット7を吊りあげる際の支持部37となっており、吊り上げ時に後述の吊金物47のアーム部59によって支持される(図4参照)。
<冷却塔>
単一の冷却塔13は、コークス炉5のコークス取出側において、炉前軌条3を挟んでコークス炉5の反対側に設置されている。
冷却塔13は、上部から赤熱コークスが装入され、装入された赤熱コークスを下部から吹き込まれる循環ガスで冷却し、熱回収されたコークスを底部から連続的に排出するように構成されている。
冷却塔13で回収された熱は冷却塔13に隣接して設置されたボイラー39で蒸気の形で回収される。
冷却塔13の処理能力は特に限定されないが、処理能力が高い(単位時間当たりの処理量が大きい)冷却塔13を使用することにより、生産量の大きなコークス炉5から取り出される赤熱コークスを単一の冷却塔13で処理することが可能となる。
そして、本発明では、トラバーサ方式のバケット搬送系を適用した場合に問題となるサイクルタイムを短縮できるので、処理能力の高い冷却塔13を適用可能である。
<第1巻上塔>
第1巻上塔15は、平面視で炉前軌条3の敷設方向に平行な方向に沿って、単一の冷却塔13の片側に並んで配置された第1巻上位置P1に設置され、単一の冷却塔13の頂部よりも高い位置までバケット7を巻き上げ可能に構成され、垂直方向に延びる一対のガイドレール41を備えている。
ここで、第1巻上位置P1とは、第1トラバーサ軌条33上におけるガイドレール41の下部位置であって、バケット7を吊り上げ可能に配置できる位置である。
なお、図1〜図3において、第1巻上塔15は塔頂部とガイドレール41以外は図示が省略されている。
<第2巻上塔>
第2巻上塔17は、平面視で炉前軌条3の敷設方向に平行な方向に沿って、単一の冷却塔13の片側に第1巻上位置P1と並んで配置された第2巻上位置P3に設置され、単一の冷却塔13の頂部よりも高い位置まで前記バケット7を巻き上げ可能に構成され、垂直方向に延びる一対のガイドレール41を備えている。
ここで、第2巻上位置P3とは、第2トラバーサ軌条35上におけるガイドレール41の下部位置であって、バケット7を吊り上げ可能に配置できる位置である。
なお、図1〜図3において、第2巻上塔17はガイドレール41以外の図示が省略されている。
<頂部走行軌条>
頂部走行軌条19は、第1巻上塔15の頂部と、第2巻上塔17の頂部と、単一の冷却塔13の頂部の直上に設定された装入位置と、を通して架設されており、巻上機21が備える後述の走行台車45が走行する軌条である。
<巻上機>
巻上機21は、特許第3233044号に記載されているようなロープトロリー式巻上機であり、バケット7を巻き上げる巻上装置43と、頂部走行軌条19上を走行する走行台車45を備えている。
《巻上装置》
巻上装置43は、バケット7を第1巻上塔15のガイドレール41に沿って単一の冷却塔13の頂部よりも高い位置まで巻き上げ可能に構成され、且つバケット7を第2巻上塔17のガイドレール41に沿って単一の冷却塔13の頂部よりも高い位置まで巻き上げ可能に構成されている。
上記の機能を有する巻上装置43は、バケット7を把持する吊金物47と、吊金物47の上部に取り付けられた動滑車49と、第1巻上塔15の下部近傍に設置された巻上駆動装置51と、第1巻上塔15の塔頂部と略同じ高さに取り付けられた複数の定滑車53と、各定滑車53に掛け回されて巻上駆動装置51によって巻き取りや繰り出しが行われるワイヤーロープ55を備えて構成されている。
吊金物47は、図4に示すように、バケット7の上方に位置する天井部57と、天井部57から下方に延出して設けられてバケット7を保持する一対のアーム部59とを有し、アーム部59の下端部にはバケット7の支持部37を支持することでバケット7を保持するフック部61が設けられている。
上述したように天井部57に一対の動滑車49が取り付けられているが、図4、図5に示すように、動滑車49の回転軸の軸方向と、一対のアーム部59を繋ぐ方向とが平面視において直交する配置になっている。このような配置にした理由は以下の通りである。
図2に示すように、炉前軌条3と平行に頂部走行軌条19が設けられており、走行台車45を炉前軌条3と平行に走行させるため、各動滑車49の回転軸の軸方向は炉前軌条3と直交する向きにする必要がある。
他方、第1トラバーサ軌条33、第2トラバーサ軌条35は炉前軌条3と直交して設けられ、バケット7をこの第1トラバーサ軌条33、第2トラバーサ軌条35に沿って移動させて2本のガイドレール41の間に配置された吊金物47の一対のアーム部59の間に滑り込ませる必要があることから、2本のガイドレール41は第1トラバーサ軌条33を跨ぐように配置され、アーム部59もガイドレール41と同じ配置となる。
したがって、動滑車49の回転軸の方向と、一対のアーム部59を繋ぐ方向とが直交する配置となる。
なお、吊金物47の天井部57にはバケット7の荷重がアーム部59を介して伝達され、動滑車49から吊り上げ方向の荷重が伝達されるため、上記のような配置にすると、天井部57の荷重支持点がほぼ90°ずれる。このため、動滑車49の回転軸の方向と一対のアーム部59を繋ぐ方向とが平行な場合、つまり各アーム部59の上方に動滑車49が配置される場合に比較して、吊金物47の天井部57に作用する(荷重)負荷が大きくなる。そこで、本実施の形態では、図4に示すように、天井部57に動滑車49の回転軸の向きと直交する方向に複数のリブ材65を設けることで剛性を高めている。
アーム部59と動滑車49の配置が上記のような吊金物47を用いることで、図1、図2に示すように、炉前軌条3と平行して、かつ冷却塔13の片側一方に延出する頂部走行軌条19を設け、第1トラバーサ23によって搬送されたバケット7を第1巻上機17を用いて第1巻上搭15の頂部まで巻き上げて、走行台車45で冷却塔13の上方まで搬送できる。
《走行台車》
走行台車45は、巻き上げられたバケット7を吊金物47によって吊った状態で頂部走行軌条19上を走行する台車であり、頂部走行軌条19上を走行するための電動機(不図示)が搭載されている。走行台車45が頂部走行軌条19上を走行しても、巻上駆動装置51によってワイヤーロープ55の巻き取りや繰り出しを行わなければ、バケット7(吊金物47)の高さ方向位置は変わらない。即ち、バケット7(吊金物47)の高さ方向(垂直方向)における移動は巻上駆動装置51を用いて行われ、頂部走行軌条19に沿った水平方向における移動は電動機を用いて行われる。
<第1トラバーサ>
第1トラバーサ23は、炉前軌条3と第1巻上位置P1との間に敷設された第1トラバーサ軌条33を備え、第1授受位置P2にて炉前軌条3上の炉前台車11との間でバケット7を載せた子台車9を授受するとともに、第1授受位置P2と第1巻上位置P1との間でバケット7を載せた子台車9を第1トラバーサ軌条33上で往復移動させることが可能に構成されている。
第1授受位置P2とは、図1に示すように、炉前軌条3上の炉前台車11の第1車両29が第1トラバーサ23との間でバケット7を載せた子台車9を授受する位置である。
第1トラバーサ23は、炉前台車11及び巻上機21の作動に影響しない位置でバケット7を載せた子台車9を待機させておくことが可能な待機スペースを有している。本実施の形態では、この待機スペースは、第1トラバーサ軌条33上であって第1巻上塔15と炉前軌条3との間の部分に設けられている。
<第2トラバーサ>
第2トラバーサ25は、炉前軌条3と第2巻上位置P3との間に敷設された第2トラバーサ軌条35を備え、第2授受位置P4にて炉前軌条3上の炉前台車11との間でバケット7を載せた子台車9を授受するとともに、第2授受位置P4と第2巻上位置P3との間でバケット7を載せた子台車9を第2トラバーサ軌条35上で往復移動させることが可能に構成されている。
第2授受位置P4とは、図1に示すように、炉前軌条3上の炉前台車11の第2車両31が第2トラバーサ25との間で子台車9を授受する位置である。
第2トラバーサ25は、第1トラバーサ23と同様に、炉前台車11及び巻上機21の作動に影響しない位置でバケット7を載せた子台車9を待機させておくことが可能な待機スペースを有している。本実施の形態では、この待機スペースは、第2トラバーサ軌条35上であって第2巻上塔17と炉前軌条3との間の部分に設けられている。
<待機スペース>
第1トラバーサ23と第2トラバーサ25とのそれぞれは、上記の通り、炉前台車11及び巻上機21の作動に影響しない位置でバケット7を載せた子台車9を待機させておくことが可能な待機スペースを有している。
そのため、一方の巻上位置(図6では第1巻上位置P1)で吊金物47から下した空のバケット7を待機スペースに移動させておくことで、吊金物47(巻上機21)を作動させても当該空のバケット7とそれを載せた子台車9の影響を受けず、他方の巻上位置(図6では第2巻上位置P3)に向けて吊金物47の移動を開始することができる。図6(a)は、空のバケット7を第1巻上位置P1で下した吊金物47を第2巻上位置P3まで移動させた(移動が完了した)状態を示している。
また、待機スペースで待機している空のバケット7を載せた子台車9は、炉前台車11の作動にも影響しないため、図6(b)のように、炉前台車11を所定位置に停止させ、待機スペースで待機している空のバケット7を載せた子台車9を炉前台車11に受け渡すとともに、赤熱コークスを収容したバケット7を炉前台車11から第2トラバーサ25(第2トラバーサ軌条35)に受け渡すことができる。
<第1授受位置と第2授受位置の配置>
図1に示すように、第1トラバーサ軌条33と第2トラバーサ軌条35は並行に敷設されており、炉前台車11は、炉前台車11が所定位置に停止した際に、第1車両29における子台車9の載置位置が第1授受位置P2に一致し、第2車両31における子台車9の載置位置が第2授受位置P4に一致するように構成されている。このことは、第1車両29における子台車9の載置位置と第2車両31における子台車9の載置位置との間の間隔が、第1トラバーサ軌条33と第2トラバーサ軌条35との間の間隔と一致しているとも言える。
上記のように構成されたコークス乾式消火設備1の動作について、図6に基づいて、装入サイクルタイムを中心に説明する。
炉前台車11の第2車両31に載置された子台車9に載せられたバケット7で赤熱コークスを受骸すると、炉前台車11は炉前軌条3を走行して第1授受位置P2及び第2授受位置P4に向かって移動する(図6(a)参照)。このとき、図6(a)に示すように、第1トラバーサ軌条33では、空のバケット7を載せた子台車9が待機している。
炉前台車11は、第1車両29に載置される子台車9の載置位置が第1授受位置P2と一致することになる所定位置に停止する。このとき、第2車両31に載置された子台車9の載置位置は、第2授受位置P4に一致することになる(図6(b)参照)。
炉前台車11が所定位置に停止すると、第1授受位置P2において、空のバケット7を載せた子台車9が炉前台車11の第1車両29に受け渡され、これが本発明における第1の受渡しに相当する。また、第2授受位置P4において、赤熱コークスを収容したバケット7を載せた子台車9が第2車両31から第2トラバーサ軌条35に受け渡され、これが本発明における第2の受渡しに相当する。
この空のバケット7を載せた子台車9と赤熱コークスを収容したバケット7を載せた子台車9の授受は、本発明の入れ替え工程に相当し、この入れ替え工程は、所定位置から炉前台車11を移動させることなく行われる。
このため、図8で説明した従来例とは異なり、バケット7の授受の際に炉前台車11の移動が不要であり、この動作に要する時間を短縮することができる。
第2トラバーサ軌条35に移された赤熱コークスを収容したバケット7を載せた子台車9は、第2巻上位置P3に移動する。第2巻上位置P3ではバケット7を吊金物47で保持してガイドレール41に沿って冷却塔13よりも高い所定の高さまで吊り上げる。バケット7が所定の高さまで吊り上げられると、走行台車45が、頂部走行軌条19上を走行して冷却塔13の直上に設定された赤熱コークスの装入位置まで移動し、この装入位置でバケット7内の赤熱コークスを冷却塔13に装入する。
赤熱コークスを冷却塔13に装入して空になったバケット7は、上記と逆のルートを移動して、第2トラバーサ軌条35で待機する。
一方、空のバケット7を載せた子台車9を第1車両29に載置するとともに第2車両31が空になった炉前台車11は、炉前軌条3を次に窯出しされるコークス炉5の前に移動して、空のバケット7に赤熱コークスを受骸し、炉前軌条3を走行して第1授受位置P2及び第2授受位置P4に向かって移動する。
その後は、上記と同様の動作を繰り返す。
以上のように、本実施の形態のコークス乾式消火設備1においては、炉前台車11は、所定位置に停止した際に、一方の車両(第1車両29)における子台車9の載置位置が第1授受位置P2と一致し、他方の車両(第2車両31)における子台車9の載置位置が第2授受位置P4と一致するように構成されているので、炉前台車11に空のバケット7を冷却塔13側から受け渡す第1の受渡しと、冷却塔13側に赤熱コークスを収容したバケット7を前記炉前台車11から受け渡す第2の受渡しとを、該所定位置から炉前台車11を移動させることなく行うことができる。
これによって、バケット7の授受を行う入れ替え工程において、炉前台車11の移動が不要となり、この入れ替え工程は従来の約半分の時間で行うことができ、サイクルタイムを短縮することができる。
また、本実施の形態では、単一の冷却塔13に対して第1巻上塔15、第2巻上塔17が設けられた側と反対側にボイラー39を配置するようにしたので、トラバーサ設備を2式設けた高頻度搬送システムを小さな設置面積で実現することができる。
また、第1巻上塔15、第2巻上塔17における巻上機21を共通化することができ、設備費用を抑えることができる。
上述したサイクルタイムが短縮できる効果について、図7に基づいて説明する。図7はサイクルタイムを模式的に示したものであり、図7(a)は、図8に示した従来例のサイクルタイムであり、図7(b)は本発明例のサイクルタイムである。図7において、縦軸には、サイクルタイムに関連する機器である、巻上機21(CDQ)、バケット7(台車)、ガイド車A・押出し機、ガイド車B・押出し機が記載され、横軸は各工程に要する時間を示している。
例えば、図7(a)の従来例では、巻上機21から空のバケット7を炉前台車11に受け渡し(図8(b)参照)、赤熱コークスを収容したバケット7を巻上機21側に受け渡すのに要する時間、すなわちバケット7の入れ替え工程に要する時間がAである。
これに対して、図7(b)の本発明例では、入れ替え工程において炉前台車11を移動させることなく、巻上機21側から空のバケット7の炉前台車11への受け渡しと、赤熱コークスを収容したバケット7の炉前台車11から巻上機21側への受け渡しを同時に行うことができるので、入れ替え工程に要する時間Bが時間Aの約半分になっている。
炉前台車11が次にコークスが押し出されるコークス炉5の前に移動して、ガイド車から赤熱コークスを受該して、再びトラバーサの授受位置まで戻るのに要する時間は、従来例及び本発明例共に変わらないものとしてCで示している。
したがって、1サイクルに要する時間は、従来例では、C+A=aであるのに対して、本発明例では、C+B=bとなっており、図7から明らかなようにb<aであり、サイクルタイムが短縮されている。
サイクルタイムが短縮されることで、図7に示す例では、図7(a)の従来例では7サイクルに要する時間よりも短い時間で8サイクルが実現されている。
以上、本発明を実施形態を用いて説明してきたが、本発明はこの実施形態の構成には限られない。本発明の範囲は添付の特許請求の範囲の記載に基づいて定まるものであり、その範囲内において構成要素の省略や変形、改良を施した構成の全てが本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態では、第1トラバーサ23の待機スペースは第1トラバーサ軌条33上であって第1巻上塔15と炉前軌条3との間の部分に設定され、第2トラバーサ25の待機スペースは第2トラバーサ軌条35上であって第2巻上塔17と炉前軌条3との間の部分に設定されている。しかし、冷却塔が炉前軌条に近い位置に配置されている場合には、炉前軌条に平行な方向に冷却塔と並んで配置された第1巻上位置及び第2巻上位置に設置された第1巻上塔及び第2巻上塔と炉前軌条との間に十分な間隔が取れず、ここに待機スペースを設定することが不可能な場合もあり得る。このような場合には、第1トラバーサ軌条及び第2トラバーサ軌条を、炉前軌条側から第1巻上位置、第2巻上位置の反対側まで延長し、この延長部分の長さを炉前台車及び巻上機の作動に影響しない位置でバケットを待機させておくことが可能なように設定することで待機スペースを設けてもよい。
また、入れ替え工程における第1の受渡しと第2の受渡しを同時に行うようにしているが、これらは同時に行う必要はなく、少なくとも第1の受渡しが完了する前に第2の受渡しを開始するようにすれば、従来例よりもサイクルタイムが短縮される。
また、本実施の形態ではバケット7を第1、第2巻上塔15、17の上部に吊り上げる巻上機21として、ロープトロリー式巻上機を用いているため、巻上装置43を構成する巻上駆動装置51を第1、第2巻上塔15、17の上部の頂部走行軌条19上を走行する走行台車45に搭載することなく、例えば地上に設けた固定床上に設置できる。そのため、炉頂クレーン方式に比べて、第1、第2巻上塔15、17の上部に配置される走行台車45を軽量化できる。しかし、本発明の巻上機21はロープトロリー式巻上機に限定されず、走行台車45に設けた炉頂クレーンでもよい。
1 コークス乾式消火設備
3 炉前軌条
5 コークス炉
7 バケット
9 子台車
11 炉前台車
13 冷却塔
15 第1巻上塔
17 第2巻上塔
19 頂部走行軌条
21 巻上機
23 第1トラバーサ
25 第2トラバーサ
27 機関車
29 第1車両
31 第2車両
33 第1トラバーサ軌条
35 第2トラバーサ軌条
37 支持部
39 ボイラー
41 ガイドレール
43 巻上装置
45 走行台車
47 吊金物
49 動滑車
51 巻上駆動装置
53 定滑車
55 ワイヤーロープ
57 天井部
59 アーム部
61 フック部
65 リブ材
71 巻上塔(従来例)
73 トラバーサ(従来例)
P1 第1巻上位置
P2 第1授受位置
P3 第2巻上位置
P4 第2授受位置

Claims (3)

  1. コークス取出側に炉前軌条が敷設されたコークス炉から取り出される赤熱コークスを消火及び冷却すると共に、排熱回収を行うコークス乾式消火設備であって、
    前記赤熱コークスを受けるバケットを載せる子台車を載置して前記炉前軌条上を走行する炉前台車と、
    単一の冷却塔と、
    平面視で前記炉前軌条の敷設方向に平行な方向に沿って、前記単一の冷却塔の片側に並んで配置された第1巻上位置及び第2巻上位置に設置され、前記単一の冷却塔の頂部よりも高い位置まで前記バケットを巻き上げ可能に構成された、垂直方向に延びるガイドレールをそれぞれ備える第1巻上塔及び第2巻上塔と、
    前記第1巻上塔の頂部と前記第2巻上塔の頂部と前記単一の冷却塔の前記頂部の直上に設定された装入位置とを通して架設された頂部走行軌条と、
    前記バケットを前記第1巻上塔の前記ガイドレールに沿って前記単一の冷却塔の頂部よりも高い位置まで巻き上げ可能に構成され、且つ前記バケットを前記第2巻上塔の前記ガイドレールに沿って前記単一の冷却塔の頂部よりも高い位置まで巻き上げ可能に構成された巻上装置、及び巻き上げられた前記バケットを吊った状態で前記頂部走行軌条上を走行するよう構成された走行台車を備える巻上機と、
    前記炉前軌条と前記第1巻上位置との間に敷設された第1トラバーサ軌条を備え、第1授受位置にて前記炉前軌条上の前記炉前台車との間で前記バケットを載せた前記子台車を授受するとともに、前記第1授受位置と前記第1巻上位置との間で前記バケットを載せた前記子台車を前記第1トラバーサ軌条上で往復移動させることが可能に構成された第1トラバーサと、
    前記炉前軌条と前記第2巻上位置との間に敷設された第2トラバーサ軌条を備え、第2授受位置にて前記炉前軌条上の前記炉前台車との間で前記バケットを載せた前記子台車を授受するとともに、前記第2授受位置と前記第2巻上位置との間で前記バケットを載せた前記子台車を前記第2トラバーサ軌条上で往復移動させることが可能に構成された第2トラバーサと、を備え、
    前記第1トラバーサと前記第2トラバーサとのそれぞれが、前記炉前台車及び前記巻上機の作動に影響しない位置で前記バケットを載せた子台車を待機させておくことが可能な待機スペースを有し、
    前記炉前台車は、連結された2両の車両であって各車両が前記子台車を載置可能に構成されているものを含み、前記炉前台車が所定位置に停止した際に、一方の車両における子台車の載置位置が前記第1授受位置と一致し、他方の車両における子台車の載置位置が前記第2授受位置と一致するように構成されていることを特徴とするコークス乾式消火設備。
  2. 請求項1に記載のコークス乾式消火設備の操業方法であって、
    前記炉前台車を前記所定位置に停止させることと、
    前記第1トラバーサと前記第2トラバーサとのうちの一方から空のバケットを前記2両の車両のうちの一方に受け渡す第1の受渡しと、前記2両の車両のうちの他方に載置された赤熱コークスを収容したバケットを前記第1トラバーサと前記第2トラバーサとのうちの他方に受け渡す第2の受渡しとを含む入れ替え工程とを含み、
    前記所定位置から前記炉前台車を移動させることなく前記入れ替え工程を行うことを特徴とするコークス乾式消火設備の操業方法。
  3. 請求項2に記載のコークス乾式消火設備の操業方法であって、
    前記入れ替え工程において、前記第1の受渡しが完了する前に前記第2の受渡しを開始することを特徴とするコークス乾式消火設備の操業方法。
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