JPS5913225Y2 - コ−クスバケット内の赤熱コ−クスの燃焼を抑制する装置 - Google Patents
コ−クスバケット内の赤熱コ−クスの燃焼を抑制する装置Info
- Publication number
- JPS5913225Y2 JPS5913225Y2 JP7690382U JP7690382U JPS5913225Y2 JP S5913225 Y2 JPS5913225 Y2 JP S5913225Y2 JP 7690382 U JP7690382 U JP 7690382U JP 7690382 U JP7690382 U JP 7690382U JP S5913225 Y2 JPS5913225 Y2 JP S5913225Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coke
- red
- packet
- inert gas
- hot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coke Industry (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコークス炉から窯出しされた赤熱コークスを運
搬するコークスパケット内の赤熱コークスの燃焼を制御
する装置に関するものである。
搬するコークスパケット内の赤熱コークスの燃焼を制御
する装置に関するものである。
コークス炉から搬出された赤熱コークスは最終にはコー
クス乾式消火装置において完全に消火されるようになる
が、このコークス乾式消火装置へコークスパケットによ
り送り込むまでには、パケット内に暫らくの間赤熱コー
クスを放置しなければならないような事故がしばしば発
生する。
クス乾式消火装置において完全に消火されるようになる
が、このコークス乾式消火装置へコークスパケットによ
り送り込むまでには、パケット内に暫らくの間赤熱コー
クスを放置しなければならないような事故がしばしば発
生する。
このような場合に燃焼を抑制するためにコークスに氷を
かけると急激な温度変化のためにパケットが変形するお
それがあり、また水分を含んだコークスをコークス乾式
消火装置に入れると水蒸気爆発の危険もある。
かけると急激な温度変化のためにパケットが変形するお
それがあり、また水分を含んだコークスをコークス乾式
消火装置に入れると水蒸気爆発の危険もある。
さらにコークスパケットはコークス乾式消火装置上でな
ければ開閉できないので他の場所に赤熱コークスを排出
することもできない。
ければ開閉できないので他の場所に赤熱コークスを排出
することもできない。
またコークスパケットはクレーンによってコークス乾式
消火装置の上に吊上げねばならないが、30〜40分間
も赤熱コークスを入れて赤くなったパケットを吊上げる
ことは甚しく危険である。
消火装置の上に吊上げねばならないが、30〜40分間
も赤熱コークスを入れて赤くなったパケットを吊上げる
ことは甚しく危険である。
本考案の目的は、上記のような危険を排除し、コークス
乾式消火装置へ安全に赤熱コークスを搬送するための赤
熱コークス燃焼抑制装置を提供することにある。
乾式消火装置へ安全に赤熱コークスを搬送するための赤
熱コークス燃焼抑制装置を提供することにある。
以下第1図〜第3図により本考案の実施例について説明
する。
する。
本考案による赤熱コークス燃焼抑制装置は、第1図の正
面図に示すように、赤熱コークス7を積載したコークス
パケット1を電車で引込むための搬送レール8を設けら
れている。
面図に示すように、赤熱コークス7を積載したコークス
パケット1を電車で引込むための搬送レール8を設けら
れている。
この搬送レール8に並行して不活性ガス供給管9,10
が設置されている。
が設置されている。
これらの不活性ガス供給管を介してコークスパケット1
の上部および下部にN2ガスのような不活性ガスを吹込
むための吹込管2,3が、不活性ガス供給を制御するた
めの制御弁6を有する主不活性ガス管11に接続されて
いる。
の上部および下部にN2ガスのような不活性ガスを吹込
むための吹込管2,3が、不活性ガス供給を制御するた
めの制御弁6を有する主不活性ガス管11に接続されて
いる。
上部ガス吹込管2は第2図の斜視図に示すように、モー
タと減速機とから戒る駆動装置4により不活性ガス供給
管9と同軸に回転できるようにされていて、使用時はコ
ークスパケット1の上部に実線で示すようにセットされ
、不使用時には点線で示すように上方に向けられている
。
タと減速機とから戒る駆動装置4により不活性ガス供給
管9と同軸に回転できるようにされていて、使用時はコ
ークスパケット1の上部に実線で示すようにセットされ
、不使用時には点線で示すように上方に向けられている
。
下部不活性ガス吹込管3は第3図の斜視図に示すように
、エヤシリンダ5およびリンク5′により不活性ガス供
給管10に対して水平方向に約80°回転できるように
なっていて、使用時にはコークスパケット1の下部に実
線で示すようにセットされ、不使用時には点線で示すよ
うに不活性ガス供給管に沿う方向に向けられている。
、エヤシリンダ5およびリンク5′により不活性ガス供
給管10に対して水平方向に約80°回転できるように
なっていて、使用時にはコークスパケット1の下部に実
線で示すようにセットされ、不使用時には点線で示すよ
うに不活性ガス供給管に沿う方向に向けられている。
赤熱コークス7を積荷したコークスパケット1が本装置
内に引込まれると、不活性ガス吹込管2゜3がコークス
パケット1の上部および下部にセットされ、コークスパ
ケット内のコークスの燃焼状況を見ながら制御弁6を操
作して不活性ガスが供給される。
内に引込まれると、不活性ガス吹込管2゜3がコークス
パケット1の上部および下部にセットされ、コークスパ
ケット内のコークスの燃焼状況を見ながら制御弁6を操
作して不活性ガスが供給される。
これによってコークスの燃焼は抑制され、パケット温度
の異常上昇が防止される。
の異常上昇が防止される。
待期の後事故復旧すれば赤熱コークスを安全にコークス
乾式消火装置へ搬送することができる。
乾式消火装置へ搬送することができる。
従って赤熱したコークスパケットを装入クレーンで地上
50mまでも巻上げるような危険な作業は無くなり、コ
ークス乾式消火装置を長期に亙って半減運転するような
事態を生じることがない。
50mまでも巻上げるような危険な作業は無くなり、コ
ークス乾式消火装置を長期に亙って半減運転するような
事態を生じることがない。
パケットの温度が異常に上昇することがないので、事故
復旧後直ちにパケットを使用でき、またパケットの異常
温度上昇によりパケット本体にクラックを発生すること
がないので、その補修に対する時間と費用とが節約され
る。
復旧後直ちにパケットを使用でき、またパケットの異常
温度上昇によりパケット本体にクラックを発生すること
がないので、その補修に対する時間と費用とが節約され
る。
赤熱コークスを有効にコークス乾式消火装置に装入でき
るので作業効率を落すことなく作業することができる。
るので作業効率を落すことなく作業することができる。
第1図は本考案による赤熱コークス燃焼抑制装置の正面
図、第2図は上部ガス吹込管部分の斜視図、および第3
図は下部ガス吹込管部分の斜視図である。 1・・・・・・パケット、2・・・・・・上部不活性ガ
ス吹込管、3・・・・・・下部不活性ガス吹込管、4・
・・・・・モータ減速装置、5・・・・・・エヤシリン
ダ、6・・・・・・制御弁、7・・・・・・赤熱コーク
ス、8・・・・・・搬送レール、9,10・・・・・・
不活性ガス供給管、11・・・・・・主不活性ガス管。
図、第2図は上部ガス吹込管部分の斜視図、および第3
図は下部ガス吹込管部分の斜視図である。 1・・・・・・パケット、2・・・・・・上部不活性ガ
ス吹込管、3・・・・・・下部不活性ガス吹込管、4・
・・・・・モータ減速装置、5・・・・・・エヤシリン
ダ、6・・・・・・制御弁、7・・・・・・赤熱コーク
ス、8・・・・・・搬送レール、9,10・・・・・・
不活性ガス供給管、11・・・・・・主不活性ガス管。
Claims (1)
- 赤熱コークスを搬送するコークスパケット用の引込レー
ル、この引込レールに対する所定位置に配置された不活
性ガス供給管、前記ガス供給管に回転可能に接続されて
前記コークスパケットのそれぞれ上部および下部から不
活性ガスを吹込む上部および下部ガス吹込管、および前
記上部および下部ガス吹込管をその作動位置に回転駆動
する駆動装置を設けたことを特徴とする、コークスパケ
ット内の赤熱コークスの燃焼を抑制する装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7690382U JPS5913225Y2 (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | コ−クスバケット内の赤熱コ−クスの燃焼を抑制する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7690382U JPS5913225Y2 (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | コ−クスバケット内の赤熱コ−クスの燃焼を抑制する装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58180261U JPS58180261U (ja) | 1983-12-02 |
JPS5913225Y2 true JPS5913225Y2 (ja) | 1984-04-19 |
Family
ID=30086186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7690382U Expired JPS5913225Y2 (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | コ−クスバケット内の赤熱コ−クスの燃焼を抑制する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913225Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-05-27 JP JP7690382U patent/JPS5913225Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58180261U (ja) | 1983-12-02 |
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